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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ヘル・ドライブ<OV> とりあえず、冒頭で主人公がクルマの中で歌いまくるシーンが長い(しかも何も起こらない!) 被害者がゾンビではないかという疑念が今も晴れない(笑)[CS・衛星(字幕)] 4点(2011-09-27 09:25:33)《改行有》 2. ベスト・キッド(2010) オリジナルはずいぶん昔に観た記憶があるが、今回はあのジャッキーが師匠役だという時点ですでに成功が約束されているハズ。 しかも、ジェイデン君の泣き顔は「幸せのちから」で心に沁みついている。 想像する限り、こんなにぴったりのキャスティングはないだろう。 そして、そんな上がりきったハードルを軽々と飛び越えるくらい良くできた映画だった。 なんといっても非常に丁寧な演出で、この手の映画にしては長すぎると思える尺をちっとも感じさせない。 ストーリーの本筋と無関係であっても、決して不要なシーンはなくて、彼女とのデートやシーンやジャッキーとジェイデンくんの影絵のシーン、どれをとっても作品を華やかに彩る名シーンばかり。 初めはちょっとおブスに見えた子役の女の子が、だんだん可愛く見えてくる…なんてのも演出のチカラだろうなぁ。 「笑顔がクセになっちゃった」ジェイデン君の顔を何度も見て笑うためにDVD買っちゃおうかな~ってくらい、楽しめました。 《追記》早速翌日購入して、10歳の甥っ子にプレゼント。一緒に観たら10倍楽しめました! 大人も子供も一緒に楽しめる作品って貴重ですね。[CS・衛星(吹替)] 9点(2011-08-13 23:31:05)(良:3票) 《改行有》 3. ベンジャミン・バトン/数奇な人生 荒唐無稽な設定の主人公の人生を淡々と描いた、ありきたりともいえる3時間近い物語を飽きさせないフィンチャーの演出力に、まず拍手。 決して派手ではないが、絵画的なフィンチャーの映像は、この長くて静かな作品に非常に合っていたように思う。 主演ふたりの幅広い年齢の変化を、違和感無く見せたCG技術にも驚嘆したし、背中のシミやたるみで老いていくヒロインの姿を描くなんてのは、残酷だけど、うまいなぁと感じ入った。 お互いの人生の中で外見上最も自然にいられるほんの数年間を一緒に暮らし、今の自分たちの姿を目に焼き付けておきたいと鏡の前で寄り添うふたりの姿は、哀しいけれど「愛であれ、モノであれ、永遠はナイのだ」ということを知っている世代のわたしには、胸に迫るものがあった。 それにしても、ブラッド・ピットの若く美しい姿が少なすぎ。 無残な老人姿のブラピを眺めながら「ああ、早く若くなって~」と切望したのはわたしだけじゃなかったハズ(笑) [映画館(字幕)] 8点(2009-03-16 07:20:03)(良:1票) 《改行有》 4. ペット・セメタリー(1989) 万が一娘にもしものことがあったなら…。 たとえ、どんな報いが待っていようとも、私はきっと、たったひと目、動いているその子に会うためだけに、主人公と同じ愚を犯すに違いない。 これは、この世で一番悲しいホラー映画だ。8点(2004-04-30 17:44:31)《改行有》
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