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プロフィール |
コメント数 |
377 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
映画業界で仕事している関東在住の独身です。 いつも楽しく皆様のレビューを拝見しております。
食わず嫌いはしません、オールジャンル見ます。 前評も気にしません。 常に新鮮な気持ちで作品と向き合います。
今後とも宜しくお願いします |
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1. ベイビー・ドライバー
エドガーライト監督の映画愛に溢れた良作。
評判通り、音楽センス良いね。舞台背景、セットにも
この作品のもつカラー独特の采配は流石だし、セリフ回しもよく考えられてる。
そして、要のカーチェイスにおけるシーン、カット割りもお見事です。
とりわけ、登場人物の個性付けは秀逸。名優ケヴィン・スペイシーの迫力は勿論ですが、
バックボーンは謎のまま、じわじわと良い味を出してたジョン・ハムも良かった。
アメリカンニューシネマの香りを漂わせた現代的なアクション映画でした。ブラボー![ブルーレイ(字幕)] 8点(2018-02-08 13:55:35)《改行有》
2. ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー
《ネタバレ》 CGに頼らないクリーチャーの造形や巨大なセットなど美術面は流石といった感じで一見の価値あり。特に“死の天使”はメッチャかっこいい。「パンズ・ラビリンス」が気に入った方は、ギレルモ監督の凝りぶりに目を見張ると同時にため息がでるでしょう。物語の部分でいうと、ヘルボーイと彼女のやりとりがよりクローズアップされて妙に人間らしさを感じる、派手なアクションよりもそっちがメインで、むしろこれといった盛り上がり場面が無いのが難。ヌアダ王子とやらも少々肩透かしだった。根幹のゴールデン・アーミーも恐れられた割には、井の中の蛙で終わってしまい消化不良。なので単純に映像は楽しめるのだが、脚本的には今一歩といった印象でした。
[DVD(字幕)] 5点(2009-05-21 20:52:21)(良:1票) 《改行有》
3. ベオウルフ/呪われし勇者
《ネタバレ》 まるでファンタジーゲームをプレイしているかのような感覚でした。通常では不可能なカメラアングルを駆使した特撮は見事でしたが、内容があまりに薄っぺらくて、見ごたえがあるのはそういった特撮を駆使した戦闘シーンのみ。“呪い”とやらも終盤になって態々明かさなくても、中盤あたりで推測できてしまう。肝心のベオウルフもキャラとしての厚みが無く、感情移入は愚か、主人公らしさが無いのが辛い。とここまで散々な評価ですが、終盤のドラゴンとの一騎打ちは手に汗握る展開で面白かった。さらに贅沢を言えば、怪物の母親(アンジェリーナ・ジョリー)の出番をもっと多くして欲しかったかな。[DVD(字幕)] 5点(2008-05-10 09:55:52)
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