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プロフィール
コメント数 2290
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
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1.  ベイマックス 《ネタバレ》  感動しました。  実はこれより先にリメンバー・ミーを見まして。  リメンバー・ミーより平均点が低かったので、どーかなーって思っていたのですが、すごく良かったです。  妻はこちらのほうが良かったと。私も同意見です。  ヒロとベイマックスだけが活躍するアニメかと思っていたのですが、実は戦隊ヒーローものみたいなノリ。原題を見てなるほどと思いました。他の方もおっしゃっているように、Mr.インクレディブルにテイストが近いかなー。  ベイマックスのキャラは最高です。こんなケアロボット、我が家にもほしい…。いてくれるだけで癒されます。  中盤からはゴリゴリのアクションものになってしまいましたが、ベイマックスが世のため人のために活躍するほのぼのストーリーでも良かったかもしれません。それぐらい、ベイマックスのキャラクターは魅力にあふれています。  とはいえ、アクションはアクションでとても楽しい。それぞれ個性的な技やギミックの数々。それを多彩で立体的でスピーディーなアニメーションで観せる魅せる。  最初のうちは上手く連携が取れない、そんなシーンもあります。じゃあ終盤の戦いでは、個人技だけでなくチームとして連携のとれたアクションがあっても良かったかもしれない。  質の高いアニメーションとベイマックスのキャラにおんぶにだっこというわけでもなく、シンプルながらストーリーもしっかりしているのは高評価。  ただねぇ、お兄さんは殺してほしくなかったかな・・・。最近のディズニーはやたら「陰謀」でサプライズを演出し、「尊い犠牲」で涙をさそう。  いや、そーゆー作品があってももちろん良いのですが、せっかくDisneyが作り出した世界に浸りたいのに、「陰謀」が雑味になっちゃうこともありまして・・・。ディズニー映画に求めているのはそこじゃないっていうか・・・。ねえ・・・。[ブルーレイ(吹替)] 9点(2023-05-15 04:04:50)《改行有》

2.  ヘンリー/ある連続殺人鬼の記録 《ネタバレ》  動機のない殺人というものがいかに恐ろしいかがよくわかります。  いらいらしているときにタバコを吸ったり、美味しいものを食べたり、人は自分の好きなことをすることで気分転換し、リフレッシュします。ヘンリーにとってはそれが殺人にあたります。ただの心理的な欲求に、本能の部分で従っているだけです。  かたやオーティスは、もともとそういった欲求はありません。しかし、成り行きでヘンリーの殺害に立ち会ってしまい、次第に殺人の魅力にとりつかれていきます。ですが、オーティスにとっての殺害は趣味の範疇を出ておらず、娯楽のひとつにすぎません。そこがヘンリーとは決定的に異なります。(オーティスは殺害を記録し、それを何度も見ては楽しんでいます。ヘンリーは過去に起こした殺害にはまったく興味はありません。自分がタバコを吸うシーンを見て楽しむ人はいないので、当たり前と言えば当たり前です。)  二人の間に次第に確執が生まれますが、それも当然かもしれません。なぜなら、精神的に異常で、未熟なのはオーティスのほうで、ヘンリーは殺人の生理的欲求以外は、いたって普通の真面目な人間だからです。そして、ベッキーが来たことで、その確執は最悪の形を迎えます。  そしてそのベッキーは・・・  もしベッキーの視点でこの映画を見ると、最悪の残酷映画になるでしょう。幼いときに父親から性的虐待を受け、母は見てみぬふり。兄も筋金入りの変態かつだめ人間。ようやく手に入れた結婚という幸せももろくも崩れ去り、最愛の娘は置き去りに。やっと見つけた、紳士で真面目な人間がヘンリーだったという、ここまで不幸せな人間がいるとは・・・  映画の完成度としては10点以上なのですが、実話ということもあり、不謹慎なので9点にします。[DVD(字幕)] 9点(2011-12-25 21:33:38)《改行有》

3.  ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書 《ネタバレ》  人多い~。情報多い~。相関図わからん~。今何が起こってんの~。  これが冒頭30分の感想。  正直難しすぎて、見るのやめようかと迷うレベルです。  ですが見続けて正解。あれよあれよという間に話が整理され始めて、急に見やすく、そして面白くなっていきます。  具体的にはNYT紙に機密文書が掲載されはじめたあたりから。  最初は『NYT紙 VS Wポスト紙』の構図。そして大統領側がNYT紙を告発したあたりから、『メディアVS国家権力』へと対立構図が変化していきます。  もし国が裁判に勝っちゃったらどーなるのか。まずWポスト紙と株主、投資家たちとの契約事項『緊急事態』に該当し、投資家たちはWポストから手を引いてしまう=会社経営破綻→会社の消滅。更に掲載に携わった経営陣及び現場責任者は、法廷侮辱罪に問われ投獄されてしまうらしい・・・。ひゃあー、人生終わりじゃないですか~。命がけじゃないですか~。  今まで何かと主義主張を異にしてきたベンとケイ、ここに来て初めて手を取り合います。そして、遂に決断。  いったい、ど~なっちゃうの~。  って、現在NYTもWポストも健在ですから。結果は火を見るより明らかなわけで・・・。  それでも最後までハラハラドキドキ。目が離せません。  国民の利益を第一に考えて情報を発信するって、命がけだったんですねぇ・・・。  昨今のSNSとかYahooニュースとか、ほんと良くないですよねぇ。  全部が全部とは言いませんが・・。結局見ちゃうし・・・。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2023-05-30 02:25:39)《改行有》

4.  ベスト・キッド(2010) 《ネタバレ》  思っていたよりかなり面白かったです。  まず主役のドレ君(ジェイデン・スミス)が良い。ジャッキーは言わずもがな。ヒロインも良かった。美人ではないけれど、いつもにこにこしていてチャーミング。ドレ君が彼女を好きになるのもよくわかります。ドレ君のライバルたちも良い感じに憎たらしくて良い。  大人数で一人をボコるのは良くない。そういう構図を作ることで『男の子達=悪者』というイメージを植え付けることには成功しています。ですが汚水をぶっかけるなどドレ君はドレ君でやり返しちゃうタイプ。そりゃあ報復されます。  だからまさに子供の喧嘩を見せられるわけですが、ジャッキーと特訓が始まってからはそーゆー雑味がなくなります。純粋にカンフーもの、スポコンものとして見ごたえがあります。ユニークな特訓の数々は見ていて楽しいものばかりで退屈することがありません。  最初は上着を脱ぐ。落とす。かける。の動作をひたすら繰り返すだけ。ドレ君じゃなくても嫌になっちゃいます。ですがそっから先が面白い。今までやらされていたことは罰ではなくカンフーの特訓だった。突然その成果が姿を現すシーンは否が応にも盛り上がります。そっから先は細かいカット割りで矢継ぎ早に映し出される特訓の数々。ドレ君が強くなっていく様子にテンションが上がります。そして待ちに待った天下一武闘会。ドラゴンボール世代にとって、この展開は最高に熱い。  唯一の不満点は相手のクソコーチへの制裁がないこと。せめてクソコーチを見限った少年たちが、最後にジャッキーのもとでドレ君といっしょに修業する様子なんかがあればより良かったかと。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2021-09-25 12:23:48)《改行有》

5.  ベガスの恋に勝つルール 《ネタバレ》  王道ラブコメ。出会って、意気投合して、いがみ合って、そんでまた仲良くなっちゃうっていう、何千回と繰り返されてきたストーリー。期待を裏切らないハッピーエンドなんで、安心して見られる心地良さがあります。サプライズ的展開を期待する類ではなく、お約束を楽しむタイプのラブコメですね。  どちらかと言えばドタバタ系。本来は苦手なジャンルなんですが、この作品は起承転結がしっかりしているし、キャストも良いので面白かったです。  後半、二人が再びお互いの良いところに目を向けはじめる過程は、見ていて心地よい。まあでもやっぱ面白いのは、二人がいがみ合っているときでしょう。お互いに出し抜こうとしたり、つまんない嫌がらせしたり、これが凄く楽しい。見ている人たちが不快にならない程度の絶妙なバランス。また、2人の明るくて憎めないキャラクター。いがみ合って反発しあっても、それを楽しく見られてしまうのは、アシュトンとキャメロン・ディアスが作り出すキャラクターと、脚本が良いのでしょう。  妻から暴力を受けているように見せかけるエピソードなど、コメディのセンスも抜群。ドタバタになり過ぎない程度のドタバタ。けんかしているのに相性が良さそうに見えてしまう不思議。  『私はいつも人を楽しませるように生きてきた。あなたにはそれをしなかったから、自分を取り戻せたの。』のセリフには不覚にも感動。B級ラブコメには違いないんだけど、ただのB級で終わらない味わいがあります。  最後に、キャメロン・ディアスは大分歳をくってきましたが、それでもこの作品のキャメロンは大変可愛く撮れていると思います。『若さ』より、『仕草』や『表情』、『声』や『台詞』で可愛く見せられるってのが素晴らしいと思います。[DVD(字幕)] 8点(2018-04-26 11:58:17)(良:2票) 《改行有》

6.  北京のふたり 《ネタバレ》 中国の司法や警察、バックグラウンドなどに詳しい方が見れば、もしかするとありえない内容が多すぎて、物語にうまく入り込めないのかもしれません。それに14年前と現在との違いもあるかもしれません。中国は広いですから地域の差もあると思います。ですので、僕は最初からすべてを空想上のフィクションとして楽しみました。SFやファンタジーを見る感覚に近いですね。そうすると、サスペンスとしてとても楽しめます。罠にはめられる。周りはみんな敵。と、思いきや、一人女弁護士だけが次第に自分のことを信じ始めてくれる。わかりやすくて大好きです。女弁護士以外の中国人を思いっきり悪いやつや、嫌なやつにしてしまったのも、個人的には「こいつらむかつく!頑張れリチャード!ユイリン弁護士ファイト!」って思えることになってので、良かったのではないかな。そんなスタンスで鑑賞していただければ、誰にでも楽しめる逸品だと思います。[DVD(字幕)] 8点(2011-07-09 09:25:11)

7.  ヘンゼル&グレーテル 《ネタバレ》  おとぎ話とヒーローものの融合。こーゆーの大好きです。  ヘンゼルとグレーテル、ビジュアルもアクションも良かったと思います。  ヘンゼルとグレーテルには魔女の直接的な魔法が効かない、謎のバフがかかっていました。それは、白の魔女である母親がかけてくれた守りでした。地味なんですが、この特別感がなかなか良い。その守りの効果もあってか、ふたりは立派な魔女ハンターになってました。二人が今売り出し中の魔女ハンターとして颯爽と登場するシーンなんて、かっこいいじゃないですか。  そして何よりこの映画、アクションがすばらしく良い。スピード感があるのに、とても見やすい。テンポが良いのに、とても見やすい。アクションの撮り方がとってもいい。適度にグロイのも悪くない。  これはなかなか掘り出し物のB級グルメだ~。  ・・・と思ったのですが、グレーテルがザコ保安官ごときに遅れをとるのがちょっと興醒め。  それから白い魔女のミーナでしたっけ?彼女を最後殺しちゃったのが許せん。かなり好きなキャラだったのにもったいない。  ってゆーか、ミーナはきっとそんな気なかったのに、黒い魔女軍団との戦いに駆り出されて、殺されちゃって、かわいそうに・・・。  最後の戦いは誰にも死んでほしくなかったな~。  トロールのエドワードは良かった。クソ保安官どもをぐちゃぐちゃにしてくれたのはスッキリしましたよ。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2023-05-09 02:44:42)《改行有》

8.  ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ 《ネタバレ》  仕事で成功するドラマは好きです。もちろんこの映画も例外ではありません。  才能があり、努力もしてきた作家の作品がベストセラーになる。そしてその才能を見出し協力した編集者がいる。歳の離れた二人ではあるが、お互いを信頼し、友情のようなものまで芽生える。こーゆーの本当良いです。好きです。  ただ、実話をベースにしているので致し方ないのかもしれませんが、中盤くらいからのトマス・ウルフの傲慢ぶりが目に余ります。その人間性がどうしても好きになれません。  また、そのトマスの彼女アリーンが何をしたいのかがよくわかりません。旦那や子供を捨ててまでトマス・ウルフを選んだアリーン。そのトマスを見出したマックスに感謝して当然なのになぜ目の敵にするのか。トマスを取られた?映画を見ている限りではトマスとマックスは良きビジネス・パートナーにしか見えず、アリーンがご乱心に至るのがいささか過剰で不自然に見えてしまいます。もう少し自然な流れで説得力のある破局にできなかったものだろうか。  後半から終盤にかけてはもはや人間ドラマ、伝記もの。個人的にはベストセラーを出すまでの中盤のノリで最後までいってほしかったのですが、実話ですから仕方ありませんね。[DVD(字幕)] 7点(2021-11-07 03:21:52)《改行有》

9.  ヘルプ 心がつなぐストーリー 《ネタバレ》  人種差別がテーマとは知らず鑑賞。そうと知っていたら手に取らなかったかもしれないです。苦手なジャンル。評価もしづらい。  で、実際見てみるとなかなかどうして、素直に映画として面白い。重いテーマをライトに描き、コメディタッチに仕上げる手法。映画というエンターテイメントとして成り立っています。 その一方で描かれる多種多様な差別。道徳的価値観を問いかけるエピソード。この映画では、『差別する側』『差別される側』『中間で揺れ動く人々』が描かれています。現代の『いじめ』に構図がそっくりです。『人』はやさしいが『人々』は残酷である、という誰かの名言を思い出します。  そんななか、スキーターやシーリアのような差別意識のない人間がいることに、この映画が人間に込めている希望のようなものが感じられます。ただし辛らつなものの見方をすれば、彼女達、特にシーリアは白人でありながら黒人達と同じ差別される側の人間であり、マイノリティ。差別される理由が違うだけ。こうなると『人種差別』とは『いじめ』を国家レベルで正当化したものであり、本当に恐ろしいなと。これが発展すると戦争、虐殺へとつながっていくわけですね。それが人間の『業』であるならば、それを俯瞰して見ることができる映画という媒体は、『人種差別』『いじめ』『戦争』といったものを少しでも減らしていくことに、少しは役に立っているのかもしれません。  話が横道にそれちゃいましたが、それぞれのクライマックスについて感想を。  ミニーはヒリー夫妻という理想的な雇用主と出会います。スキーターは本を出版し、念願のジャーナリズムの世界へと足を一歩踏み出します。出版された本の印税は、協力者へ分配され、みんながハッピーで幸せな気持ちに。  その一方で、息子二人の学費のため盗みで捕まる家政婦。濡れ衣をきせられてエイビリーンがクビにされて終わるラスト。これを一つのハッピーエンドととらえることもできるかもしれません。ですが私には、希望を描きながらも根深い差別意識を痛感させるほろ苦いラストでしめくくられちゃったことに、なんとなくすっきりしない余韻が残っちゃいました。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-10-06 17:24:01)(良:2票) 《改行有》

10.  ベッカムに恋して 《ネタバレ》  友情あり、恋愛あり、家族ドラマありと、思っていたよりドラマ性のある飽きさせないストーリー。  個人的にはもっとサッカー主体のサクセスストーリーを期待していたんですけどね。  家族との確執、恋愛エピソードはもう少し控えめに、味付け程度に。そんでサッカーでライバルがいたり、挫折があったりして、それを乗り越えていくまっすぐなサクセスストーリー。まあ見る前から勝手な想像をするのは自分の悪い癖だとしても、サッカーやトレーニングの描写が思っていたより遥かに少ないのは物足りないです。  ただ、これはこれで楽しい作品。あくまでエンタメ作品の様相を保ちながら、これだけ異文化の障害が非常にわかりやすく描かれているのはポイントが高いです。  正直インドって、『何でもOK!』みたいな朗らかでおおらかな国民性をイメージしていたんですが、これを見る限りでは全然違いますね。むしろ閉鎖的で伝統、格式、世間体を重んじる、昭和の日本みたいです。  その昔ながらの文化、伝統が、まさに異文化交流を通して少しずつ変わっていくその様子が自然な形で見てとれます。グローバル化ってこういうことなんでしょうか。  主人公の父親のキャラがぶれているのが気になるのと、コーチとの恋愛が不自然すぎるのを除けば、全体通して爽やかな青春異文化ストーリー。  なかなか良いんじゃないでしょうか。[DVD(字幕)] 7点(2015-12-28 12:49:22)(良:1票) 《改行有》

11.  ペット・セメタリー(1989) 《ネタバレ》  小学生~中学生くらいの頃に、父がやたらとホラー映画ばかりを借りてきて、しきりと僕らと一緒に見ようとしました。気が小さい自分にとってはほとんど虐待に近かった・・・  ただあんまり見すぎて、少し耐性がついてきて、割りとホラー映画が平気になってきた頃、父が借りてきたのがこのビデオ。  あまりの衝撃に数日落ち込みました。  今まで見てきたホラー映画とは一線を画していました。  一番衝撃的だったのは、子供がトラックにはねられる瞬間。  一回目は寸前で助けられたのですが、そのときに「この子はいずれ、トラックにはねられてしまうのでは。」という予感がはしりました。結果、二回目でその予感の通りになったわけですが・・・  ペットセメタリーで、人を生き返らせることだけは今だに共感できません。確か、外見は自分の家族ですが、中に宿る魂は悪霊かなんかでしたよね?  つまり、器が同じなだけで中身はもはや自分の愛する家族ではないのに、その選択をしてしまうのはどうなのだろうと、ずっと考えていました。  それからしばらくして、「世にも奇妙な物語」で、この映画がまるパクリされていました。それもショックでした。  稲垣吾郎が主演で、愛する彼女を生き返らせるも、違う魂が宿って襲われていました。  なんか、嫌な気分にさせられました。 [ビデオ(字幕)] 7点(2012-05-15 23:22:21)《改行有》

12.  ペテン師とサギ師/だまされてリビエラ 《ネタバレ》 何かとあいつが「ジャッカルが・・・ジャッカルが・・・」と、勝手に勘違いしていたから、観ているこちらまで騙されてしまったじゃないですか。はっ!そうかっ!最初から3人グルになって視聴者をだましていたのか。やられた(ー_ー)!![DVD(字幕)] 7点(2011-07-05 18:12:29)

13.  ベッドタイム・ストーリー 《ネタバレ》  ディズニー映画が好きなので見ました。期待値を超えるものではありませんでした。ですがそこそこに面白い作品です。  ベン・スティラーやアダム・サンドラーといった役者さん好きです。少し前ならジム・キャリーみたいなポジションでしょうか。こーゆー人たちは貴重です。でも今作のスキータは好きになれません。『良いところ』もあるのですが、『自分本位なちょっとクズ』な部分がどうにも受け入れられない。  『子供たちがつむいだお話が現実のものとなっていく』といくファンタジックなプロットは良かったです。好きです。ですが、そのアイデアが活かしきれていない感じがします。  スキータの作る物語はどれも中途半端で幕を閉じます。彼の『お話し』自体に面白さは感じません。まさに子供だまし。だからこそ、彼と子供たちが作り出したベッドタイム・ストーリーが現実とどう絡むかが大事です。  個人的には、こーゆープロットなら『お話』をするたびに、状況が良くなってほしいわけです。そこで、『2こめ』の『フェラーリ』、あれはだめでしょう。現実世界、なんも変わってないじゃないですか。  そして肝心のラストは、ベッドタイム・ストーリーなしで、『天の声』から後押しされちゃう。おいおい。そこはやっぱベッドタイム・ストーリーで子供たちから最後のアイデア出してもらわなきゃ。  そんでそのラストのご都合主義の強引さ。ご都合主義そのものは嫌いじゃございません。ハッピーエンドなら、爽快な気分になれるなら、何でも良いんです。  ですが今作の無理矢理すぎるハッピーエンドはあまりにもご都合主義すぎて、志村ロスでぽっかり空いた私の心の穴を埋めるには至りませんでした。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-04-06 04:50:48)《改行有》

14.  ペネロピ 《ネタバレ》  おとぎ話半分、リアル半分といった絶妙なテイスト。時代考証もいつ頃なのかよくわかりません。まあ、それがこの作品の味と言えば味ですね。  ストーリーはハッピーエンドだし、悪くありません。  ですが事の発端になるエピソードはいかがでしょう。  『5代前のウィルハーン家の一人が、使用人に手を出し、妊娠。使用人と結婚すると言ったら笑われ中止。別の金持ちお嬢様と結婚。使用人はショックで自殺。使用人の母怒る。ウィルハーン家に呪いをかける。』  作品全体のテイストは軽いのに、その引き金になったエピソードだけやたら重い。おとぎ話としてしまうには、ちょっと重いかも。  また、この作品のもう一人の主人公であるはずのマックス(本当はジョニー)。中盤から影薄すぎ。『ペネロピを閉ざされた世界から救う王子様』かと思いきや、何か違う。『ジョニーはペネロピの内面に惹かれていた』『ジョニーはペネロピの外見を気にしていなかった』この最大の利点が、劇中で上手く機能していません。とゆーか、前半でしか描かれない。中盤以降はあまりにも疎遠。ペネロピは自分で自分の呪いを解いちゃうし。そこはジョニーの出番じゃないんかーい、と激しくつっこんでいました。そんな関係のまま、最後だけくっついても、感動はできないわけです。惜しいなー。  それにしてもクリスティーナ・リッチ。かわいすぎますね。両親に見つかったときの逃げ出しかたなんて、マジでキュートすぎます。この作品のコンセプトを根底から覆してしまう可愛さです。  だってそうでしょう。ブタの鼻してたって、かわいいもんはかわいい。あの顔を見て全員が逃げ出すっていうのは過剰演出。私だったら、あのペネロピから『私と結婚して』と言われたら、即答でイエス。そんで迷わずあんなことやこんなことまでしちゃいますね。  (あんなことやこんなことっていうのは、チェスやポーカーのことです。)[DVD(字幕)] 6点(2017-06-15 11:42:08)《改行有》

15.  ベスト・フレンズ・ウェディング 《ネタバレ》  オープニングの歌で観るのやめようかと思った(笑)  オープニングを男一人で見ているのを、もし誰かに見られていたらと思うとぞっとします(笑)  いきなりどうでもいい話をしてしまいすいません。  では感想です。  ジュリアン・ポッター(ジュリア・ロバーツ)、途中までは良かったのですが、中盤から後半にかけてさすがにしつこい。辟易します。非常に主観的な感想を述べるなら、彼女はやりすぎです。(もちろん脚本のせいですけど)  私はストーリーを先読みする悪い癖がありまして、今回もキミー(キャメロン・ディアス)とマイケルの婚約が破談しそうになったら、結局親友の幸せのために、二人の仲が修復するように、ジュリアンが奮闘し始めるんじゃないかと、勝手な予測をたててしまったのです。だってタイトル、『ベスト・フレンズ・ウェディング』ですよ?どこがベスト・フレンズやねん。本当の親友であれば、親友の幸せぶち壊すようなことするんじゃねーと思います。  キミーがダメ人間であれば、ジュリアンの行動も理解できたのですが、キミーと結婚すれば高い確率で幸せになれるんだから、もう少し早いタイミングで応援してほしかったです。  ですから、普通だったら、1点とか、2点とか・・・  ただ今回は、映画の出来が個人的な好みを上回ってしまい、観ているときも観たあとも、それなりに面白かったんです。それに、ジョージの存在は、この作品の嫌な面を緩和するのに、非常に良いアクセントになっていると思います。  で、最終的には6点くらいかと。このストーリー、脚本に共感できる人であれば、この映画はその人にとって最高の1本になるかと思われます。[DVD(字幕)] 6点(2014-05-04 14:48:04)《改行有》

16.  ベイブ 《ネタバレ》  「牧羊豚」というアイデアって、浮かびそうで浮かばない気がします。ましてや、そのアイデアをを映画にしちゃうってのはすごいです。そして更には、映画の完成度がお子様向けホームビデオにしては極めて高い。  それにしても、こういう映画って、子供のときに見たら「ベイブ可愛いー」「楽しいー」で終わる気がするんですけど、大人になって見ると、なんかいろいろ考えさせられちゃいますね。特に、猫が意地悪するシーン。「犬は牧羊犬」「猫はペットとして可愛い」「・・・じゃあ豚は・・?」っていうシーンが強烈に印象に残っています。豚のアイデンティティーを考えさせられるんです。そんで、そんなシーンを見てしまうと、ベイブが頑張るのも、ベイブには生きるために必要な行為であって(何もできない豚は食べられる運命だから)、なんか感動しきれません。それにベイブの本当のお母さんは現実に人間に食べられちゃっているわけですからね。  でも僕は、そんな現実から目をそらしてはいけないと思うんです。だから今日も泣きながら豚を食すんです。なぜなら豚が好きだから。  ベイブはめっちゃ可愛いです。コンテストが成功してスタンディングオベーションが起こったときは感動します。だけど、それでもやっぱり!・・・豚は見たときより食べたときのほうが感動が大きいです。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-02-19 01:59:47)(良:1票) 《改行有》

17.  ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー 《ネタバレ》  ヘルボーイが思っていたより全然強くない。闘い方がパンチと銃じゃ人間と変わらない。それじゃあつまらない。ファイアーマンのリズのほうがよほどかっこいい。  ガス男もいい。黄金軍団とのバトルではその特殊能力を活かして大活躍。そーゆーのが見たい。ヘルボーイは主人公なんだから、ヘルボーイならではの必殺技とか、特別な力とか、そんなのがあるのかと期待しちゃってました。腕力と銃のみ。そればっかりのアクション。そりゃ飽きます。  そんで友達の半漁人。エイブラハムでしたっけ?こいつも見た目のインパクトはかなり良い。こーゆー脇キャラ好きなんで、どーゆー活躍すんのか期待しちゃうんです。『普段おとなしい、そして最初はやられそうになる、でもそっからどんな反撃を見せるんだ?』ってね。なにも反撃しない。いや、まじで彼のバトルにおける見せ場ってひとつもないんです。だったら半漁人である必要なし。  見せ場の順番もなにか違いませんか。  例えば終盤の『VS黄金軍団』。いや、面白いんですよ。でもなんか盛り上がりに欠けるんです。でそっからの、クライマックス『ヘルボーイVSヌアダ王子』の一騎打ち。これが本来一番の見せ場であり、一番盛り上がるべきところなんですが、なんとも地味。なんとも普通すぎるアクション。闇の住人である必要がまったくない。  一番迫力あったのが、中盤の『VS木の精霊』、序盤の『VS歯の妖精』。どちらも違う種類の脅威を見せてくれて大変素晴らしかった。ただ劇中一番盛り上がるところが序盤と中盤でいいのかって話です。  1つ1つのバトルは大変面白いんですが、なんか盛り上がるような構成になっていません。  ついでに言うとストーリーはかなりつまらないですね。  こーゆーのって、悪魔みたいな容姿なのに人間を助けるってのがかっこいいのに、そーゆーシーンが少ない。唯一赤ちゃんを助けるところは個人的にテンション上がるシークエンスだったんですが、賞賛どころか非難を浴びる始末。あの状況で非難する?あまりに一般人が馬鹿すぎて肝心なところでノレない、じれったい作品でした。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2020-05-01 02:48:01)《改行有》

18.  ペントハウス 《ネタバレ》  導入部分がやや苦手。仕事が出来る人間で、しかも仲間思い。そんな人が仲間のために熱くなっちゃったせいで不利益を被るってのが好きになれません。  ジョシュは仕事にプライドを持っていて、従業員、客、全員を大事にしています。そんなジョシュを簡単にクビにしてしまう経営者にも腹が立つが、簡単に犯罪に手を染めようとするジョシュにも共感できません。  もちろんそーゆー作品なわけですから、腹を立てても仕方がない。でも腹が立っちゃったものは仕方がない。それだけオープニングのジョシュという人物に魅力があったわけです。なんかちょっと幻滅しちゃった感じでしょうか。  正直ずっと気持ちがノリきれないまま、もやもや見ていたのですが、最後に皆で力を合わせるのはちょっと良かったです。こーゆーの好きです。で、あっという間にみんな捕まっていくエンディングも良い。護送車の中でショウがもちかけた取引に、『タワーでチップは禁止です。』なんて切り返すのもお洒落じゃないですか。  従業員たちに年金代わりに純金を送り、ショウは遂に刑務所へ。勧善懲悪なのでラストはすっきり。ですが、その過程において、どーしてもこの人たちを応援しようという気持ちになれなかったので、点数は厳しめです。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2019-12-06 01:16:25)(良:2票) 《改行有》

19.  ペリカン文書 《ネタバレ》  ややこしいストーリーをわかりやすく面白く、万人にも愛されるように見せられることは映画の大きな魅力のひとつと思っている私には、この映画は正直そういった配慮が足りないところに不満を感じます。  人物相関がわかりにくい上に、グレイ(デンゼル・ワシントン)とダービー・ショウ(ジュリア)以外の登場人物の描写が一人ひとり薄いので、それぞれの思惑がかなり先まで進まないと全然見えてこない。いや、見えてこなくても良いのですが、せめてこちらが推理して楽しめるくらいのヒントやわかりやすさは欲しい。ミステリーという要素を含んだサスペンスを楽しむ醍醐味があんまり感じられないのです。なんか作っている側の自己満足感が漂う映画でした。  ただそれでも、要所要所で緊迫感のある演出は楽しむことができました。  見る前にかなり期待していたせいもありますが、残念ながら真相も含め、あまりぱっとしないまま映画が終わっちゃいました。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-10-17 14:28:48)(良:1票) 《改行有》

20.  ヘルレイザー3 《ネタバレ》  導入~序盤の雰囲気と演出は相変わらず素晴らしく、これから起きるであろう惨劇を予感させるのに十分な効果を発揮しています。正統な続編にも関わらず、1作目、2作目とは違う切り口で始めているため、最初の悲劇はどのような形で訪れるのか、期待せずにはいられません。まさに怖いもの見たさの欲求を満足させてくれる演出になっています。  ですが、前半の雰囲気や丁寧な作りが嘘のように、中盤から後半になるにつれ雑になっていく感じに、正直興ざめです。被害のスケール自体は大きくなったのですが、その分俗っぽさが増し、一番の見所であるはずの終盤がただのモンスターパニック映画と変わらない仕様に。これにはヘルレイザーのファンはがっかりでしょう。  セノバイト(魔導士)達は、ピンヘッドと同列の、神に近いような存在だったからこそ魅力があったわけで、ピンヘッドがお手軽に作り出して子分みたいに従えるのは、前2作への冒涜にすら感じられるわけです。  また、テリーやドクといった魅力的なサブキャラを出しておきながら、二人のラストは見せずに気づいたらピンヘッドの子分にされているってあんまりでしょう。  一番残念だったのは、パズルボックス。パズルボックスで扉を開けた瞬間、壁の隙間から光が差し込むあの緊張感こそ、ヘルレイザーの一番の見所なのに、それを無くしてしまうなんて・・・。  3作目だけを独立した映画として見れば、素直に面白い作品と言えなくもないですが、これはあくまでも1、2作目の続編。だとしたら、ヘルレイザーの魅力となっていた部分は素直に踏襲してほしかったと思います。[DVD(字幕)] 5点(2013-05-01 14:34:00)(良:1票) 《改行有》

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