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1. ボヘミアン・ラプソディ
今の若い人たちの中には、「ありがちな話」と思う人もいるかもしれないが、あの時代に、商業的には成功を収めながらも本当の自分(の心)を理解してくれる人を不器用に求め続ける主人公の苦悩は、どれ程のものであっただろうか? 我々オッサン世代は、そんなことを考えるからこそ、ラストのパフォーマンスに心揺さぶられるのだ(もちろん、若い人の多くも)。 そういった意味では、今の時代だからこそ受け入れられた映画であり、鑑賞する側の熱量で、その価値が大きく変わる作品なんだろうなと思う。 観客のアップのシーンが、エキストラをケチった訳ではないと思うが、某アン○リバボーの再現ドラマ並に安っぽいことには目をつむり、是非とも劇場で体感すべし![映画館(字幕)] 7点(2018-12-29 12:57:33)(良:1票)
2. 僕のワンダフル・ライフ
《ネタバレ》 ちびっ子や犬好きの人たちにとってはウハウハな映画なんだろうなぁ、きっと。 けど、そうじゃない人にとっては、そこまでではないんじゃなかろうか? 各シーンの端々から「この子たち、お利口さんでかわいいでしょ?見て!見て!」っていう声が聞こえてきて素直に感動できないのは、自分の心が荒んでるからなんだろうなと、ちょっぴり凹んで帰ってきました…。 主人公イーサンとハンナの再会も、デニスクエイド(決して嫌いな俳優ではないよ!)では歳をとり過ぎてる感が強くて、若干痛々しい。 ハンナの旦那さんが亡くなっているっていう設定なら、お互いもう少し若くてもいいんじゃないって思えるんだけど、それは観る人の年代によるのかもね。 ま、いずれにしても犬好きなら+2~3点ということで、お願いします。[映画館(字幕)] 5点(2017-10-10 17:55:31)
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