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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. マイ・ブラザー(2009) 《ネタバレ》 押し付け憲法だろうが何だろうが、第九条と日米同盟のおかげで戦争しなくて済んでるのが、いかに有り難いかってことが再認識される。一方でそれは、こういう戦争被害者を輸出していることになっていると言えるのかも知れない。 自らの意思で人を殺すのと、人に命じられて殺すのには、やはり大きな違いがある。正義感が強く、軍に理想を抱いて入隊した人間ほど、それが起こってしまってから 苦しむのだろう。アメリカ映画には こういう帰還軍人の苦悩を描く映画も多いが、それだけ苦しんでいる人が多く、社会問題となっているのが背景と思われる。日本は戦争が遠くなりすぎて、こういう映画は作りにくいよなあ。作ったとしても、反響にぶそう。 ギレンホールもマグワイヤも役に合っているし、いい演技だと思う。[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-10-07 11:34:15)《改行有》 2. マチネー/土曜の午後はキッスで始まる 内容はかなりくだらないし 目新しい内容でもないんだけど、組み合わせや見せ方が新しくて 楽しめた。 制作陣も俳優も結構楽しんで作っていたのではないか と感じられる映画だった。[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-03-29 22:46:02)《改行有》 3. マッドマックス 怒りのデス・ロード 「核戦争後の荒廃した世界での資源の奪い合い」ってバレバレの同じプロットで作って、ここまで面白がらせてくれるっていうのはすごい。 でもこの設定では 善悪を決める必要がなく、両方 悪でも成立する話で、しかも少数で多数を倒さなきゃいけない必然性がない。なので悪と悪との同じぐらいの勢力の戦いも描けたのではという疑問は残る。少数の善が多数の悪を倒すっていう陳腐な展開を崩せるチャンスはあった。 まあエンタメとして極上であることは間違いない。[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-01-15 14:06:39)《改行有》 4. マーティ 不細工同士のラブストーリーという、あまり見かけない内容でした。不細工な私は応援したかったのですが、いまいち乗り切れませんでした。美男美女の非現実的なラブストーリーは見飽きたでしょ、ほら君達のような不細工を主役に映画を作ってあげたよ、周りの声なんか気にせずに不細工同士気が合えば幸せになれますよ。みたいな製作者側の一方的な姿勢が感じられてしまいました。終わり方も唐突。こういうコメントをする私は心も不細工なんでしょうね。[CS・衛星(字幕)] 5点(2008-03-05 01:16:35)
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