|
21. マラソン マン
《ネタバレ》 兄の友達が助けに来てくれたと思ったら、自白させる為の演技だった。こんなの初めて観たよ。あと、カーテン越しに東洋系の顔が透けて見える最初の方のシーン。風呂に入っているという、一番、無防備な時に襲われるのも怖かった。とにかく演出のセンスが光っている。面白い作品だった。ただストーリーがうまく掴めなかった。お兄さんのロイシャイダーはあのサクマドロップのようなものの中に入っている宝石だけのために殺されたのか。ホントは貸し金庫にその何倍もの宝石があったんだし、金庫の鍵だって持っていたわけだから、殺す事無いだろう。まして、拷問など。「安全か」と確認するくらいなら、さっさと銀行に行って確かめろよ、と思うのだが。ユダヤ人街だから、簡単には近づけなかったのだろうか?
[ビデオ(字幕)] 6点(2009-05-01 00:45:58)《改行有》
22. 真夜中のパーティー
世間から冷たい目で見られている、マイノリティの、ゲイたちの話。監督はそれを茶化す事も、興味本位に見せる事もせず、同じ高さの視線で描いてる。その意味では「ブロークバックマウンテン」のアン・リー監督よりも、40年近くも前の、このフリードキン監督の方がすぐれてる、と思った。パーティーが終わった後、残ったのは、都会のどうしようもない孤独。演技がうまいなあ、と思ってたら、舞台と同じ役者を起用しての映画化で、そのほとんどは実生活でもホモの人たちらしい。なるほどなあ、と思ったよ。[ビデオ(字幕)] 6点(2008-01-30 19:52:19)
|