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プロフィール |
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34 |
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自己紹介 |
きまぐれポンコツでくのぼうの散漫映画批評です。 |
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1. 街の灯(1931)
《ネタバレ》 ラスト数分のパントマイムを何度見返したことだろう。
娘を見つけた時の一瞬の無音。
息が止まりそうな時間。
若い頃、好きな映画を聞かれるといつも「街の灯」と答えていた。
いつしか移り変わって行きはしたが、自分の中で殿堂入りしていただけだったのだ。
映画の要素の中でわたくしが思う頂点は笑い泣きである。
笑いながら涙が出る。
なんとも説明しずらい感情である。
それを教えてくれたのはやはりチャップリンだ。
最後の娘の表情は決して失望ではないと思う。
よく見て欲しい。
彼女は彼の手を自分の胸に引き寄せているのだ。[CS・衛星(字幕)] 10点(2021-05-15 18:20:54)《改行有》
2. マッドマックス 怒りのデス・ロード
《ネタバレ》 何度目かの視聴でしたが、やはり地上波ではあれやこれやカットされてますなぁ。しょうがないけど。
名前をなかなか言わないで最後の方の大事ななところで名乗る系の好きなわたくしとしては、おれの名はマックスってとこで震えました。
こういう映画が好きなことに理屈があるか!って思いながら今、理屈こいてますけど。(謝)
純粋な白塗り若造の洗脳下から解き放たれ、人の心を持って犠牲になってゆくシーンは毎回泣けます。
人生って長さじゃなくて中身だよね。
最後ありがちなチューとかせずに静かに去っていくマックスも素敵。[地上波(吹替)] 8点(2020-09-20 20:58:11)《改行有》
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