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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ミスティック・ピザ 片田舎の漁村に住む3人の女の子の恋愛模様を描いた青春ムービー。 若い頃からちょっとおバカで下品な役が良く似合うジュリア・ロバーツが思いっきりカワイイ。 “ミスティック・ピザ”に入ってるスパイス、知りたかったな~。[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-09-19 19:30:53)《改行有》 2. ミスティック・リバー 《ネタバレ》 これがこの世の不条理です、さぁいかがですか?皆さん。 と、一切の偽善や綺麗事を排し私たちに提示してみせた本作。 一人だけ正直に住所を告げたために、一生逃れられない程の心の傷を負うデイブは、ラストでは助かりたい一心でついた嘘が悲劇を招く。 夫を信じることができず最悪の決断を下し、結局は自分と息子を不幸に追いやったデイブの妻と、彼女を嘲笑するかのように見つめるジミーの妻、どちらも同じように愚かだが、二人の運命は決定的に違ってしまった。 そして、これをどう受け取るかはあなたの自由ですよ、と私たち観客に思考を委ねた曖昧な終わらせ方になっている。 もちろんスッキリしないけれど、だからこそいつまでも考え、頭に残すことができる、味わい深い作品ではないかと思う。 (本作を政治映画と捉える方も多く、なるほどなぁと、感心したりしている) 一見地味な作品だけれど、美術は細部にわたって完璧であり、シンプルだけれど大変美しく非常に重厚な映像にも感動した。[DVD(字幕)] 8点(2011-09-12 14:11:45)《改行有》 3. Mr.&Mrs. スミス 良くも悪くも、単純に頭をからっぽにして楽しめる「スター映画」です。 ファッションもインテリアもスタイリッシュだし、設定も楽しいし、何より主演の二人は、うっとりするほど美しい。 まあ粗を探せばきりがないが、中盤の激しい夫婦喧嘩までは、娯楽作品としては上出来だったと思う。 ただし、終盤以降は蛇足以外の何者でもない。 ショッピングセンターのシーンなんか、正直言って、退屈だった。 この話なら、もっと尺を短く、最後まで軽妙にまとめてくれたら、高評価できたんだけどなぁ。 [DVD(字幕)] 6点(2009-04-22 07:26:55)《改行有》 4. ミリオンダラー・ベイビー 《ネタバレ》 わたし個人は選択としての「自死」や「尊厳死」を全否定するつもりもないし、もちろん映画がいつも希望にあふれた夢物語であるべきだとも思わない。 本作は、大変上質な作品で、何度観てもすべての点で非常に完成されていると思う。 しかし、こうまで残酷な結末を与えるのなら、貧困や敗北のどん底で、それでも生きようともがく人々に対して、なんらかの光を示すべきではなかったかと、非常に残念に思う。 救いのない結末で、鑑賞後の後味の悪さがいつまでも残る。 [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2009-01-17 12:37:47)(良:1票) 《改行有》 5. ミセス・ダウト ロビン・ウィリアムズは、本当にいい役者だ。いつ観てもそう思う。こんな事態に、こんなことしか思いつかないおやぢのアホさ加減が絶妙に好き。7点(2003-05-31 14:43:47) 6. ミザリー 怖くて怖くて、もう正視に堪えませんでした。なんと言っても優しいときのキャシー・ベイツが一番恐ろしかった。一方的な思い込みと、偏執的な愛情。これほどではないものの、日常に存在し得る、普遍的な狂気を描いているからなのでしょうか、このわが身に迫る恐怖は。9点(2003-04-20 17:08:34)
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