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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ミスター・ロンリー 映画紹介のそっくりさんというところで場末の演芸場のようなイメージを感じて敬遠していましたが予想以上にはまってしまいました。 最初の方は温かい優しい人が多くてほんわかした雰囲気で入っていきますが、途中から毒がのぞき始めて、尼さんが飛行機から落ちるあたりで、この映画はどちらに向かって行こうとしてるんだろうと思いはじめ、そうしたら目が離せなくなりました。 いくつもの印象的な死が出てきます。人生なんて思う通りになんかいかない、それでも生きて行こうと思う。それも力強くではなく、なるように流されてみよう、そんな風に思える映画でした。[インターネット(吹替)] 9点(2017-07-02 12:38:17)《改行有》 2. ミュンヘン 《ネタバレ》 事件の上っ面を丁寧に追いかけた結果、深みの感じられない映画になってしまっています。パレスチナとイスラエルの関係を客観的に忠実に描くのは難しいと改めて思いました。テロの暗殺をたくらむ狩る側の人間が、狩られる側にもなっていくときがスリリングになっていくものと思っていたのですが、主役以外の人物が描き切れていないので、今ひとつ緊張感に欠けます。以前、女好きのサラメに工作員エリカ・チャンバースを接触させて殺害に成功したドキュメンタリーを見ましたが、このドキュメンタリーの方が面白かったです。[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-07-29 04:53:49) 3. Mr.インクレディブル 《ネタバレ》 キャラクターは苦手だし、ストーリーも取り立てて面白いと言うほどでもないけど、スピード感があって楽しめました。ただMr.インクレディブルには、これっぽちも魅力を感じられませんでした。全体を通して5点かなと思っていたけど、ラストに赤ちゃんが炎に変身するシーンが、とってもかわいくて+1を追加しました。続編があれば赤ちゃんが活躍するんだろうなと少し期待できますが、それほど続編を見たいとも思えないかな。同じ年に「シュレック2」とオスカーのアニメ部門を争って、こちらが受賞しましたが、個人的には「シュレック2」の方が遙かに好きです。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-11-06 01:32:07) 4. 未知との遭遇/特別編 《ネタバレ》 むかし好きだった映画を見直すのは勇気がいるなあと改めて感じてしまいました。オリジナルを見て映画館を出たあとには、思わず空を見上げてしまったけれど、特別編をTVで見たあとは、頬杖をついて斜め45度を見ながらため息をついていました。ストーリーが大きく変わった訳でもないし、余計な尾ひれがつきすぎた訳でもないのに・・。前半は今も魅力的だけど、ラストで宇宙人が出てくるシーンを見て、当時は感動していたんだなあと客観的に思ってしまい我に返った感じでした。がっかりした自分が悲しくなってしまいました。[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-06-18 15:38:20)(良:1票) 5. ミリオンダラー・ベイビー 《ネタバレ》 今までイーストウッドの映画は、なぜ余りにも自分勝手でアメリカンヒーロー的なんだろうと思ってうんざりしてましたが、この映画は見応えがあって面白かったです。イーストウッドが年をとったせいもあるのか、「許されざる者」などで見えていたストーリーの強引さや粗が影を潜めてました。ヒラリー・スワンクははまり役です。キャスティングの勝利。[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-03-21 18:22:50) 6. ミスティック・リバー ファンの人には申し訳ないけれどクリント・イーストウッドの映画って薄っぺらい感じでキャラクターに共感が持てることがほとんどない。人物像に厚みがないのでストーリーを追って見せているだけに思えてしまう。登場人物のトラウマが伝わってこないので事件そのものが作り物っぽく見えてしまう。こころに残る台詞もなく、そのまま終わってしまった。人間ドラマとしても犯罪ミステリーとしても平均以下だと思う。[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-06-12 02:17:49) 7. ミラーズ・クロッシング 森の中の映像に見とれてしまいました。DVDで見たので映像特典の撮影時の裏話が面白かったです。「ファーゴ」以降、ずっとコーエン兄弟を見ていて、どれもそれなりに楽しめるのだけれど、「ファーゴ」を見終ったあとの不思議な気持ちは再度味わうことがありません。「ファーゴ」は偶然だったのかと思うようになってきています。6点(2005-01-12 10:54:04) 8. 見知らぬ乗客 どうもTVのヒッチコック劇場ででもいい映画ではないかなと思いました。なんで?と引っかかってしまうところが多かったです。5点(2003-09-14 01:04:34) 9. ミッドナイトクロス 面白い映画なんですが、デ・パルマということで期待しすぎて見たので今ひとつでした。6点(2003-08-04 08:53:07) 10. 未知との遭遇 初めて見たときは、オープニングからどきどきワクワクで、映画館を出た後に空を見上げてしまいました。きれいな光のUFO、アメリカの田舎町の風景、真っ直ぐな道。スピルバーグは「Taken」でも同じことをやってますね。時間がたって評価すると宇宙人がどうしてもスーパージャーナル風でマイナスです。当時の印象がよかったので甘いけど8点。8点(2003-08-04 06:49:06) 11. ミザリー 小説がすごく面白かったので、映画は少し辛めで見てしまうだろうと思っていましたが、小説と甲乙つけがたいくらい面白かったです。やはりキャシー・ベイツのパワーでしょうね。押さえたときの演技がすごくかわいくもあり、怖くもありました。7点(2003-08-03 02:31:09) 12. 未来世紀ブラジル テリー・ギリアムのこういう映像感覚、大好きです。音楽も◎。デニーロも◎。7点(2003-07-27 04:37:12) 13. ミッドナイト・エクスプレス(1978) ジョルジオ・モローダーのテーマソングが心臓の音のようにドキドキさせます。ブラッド・デイビスはこの映画だけでも記憶に残ります。土埃色のイメージのやるせない映画です。病院での静かな狂気はすごいです。でも猫に対してのあの仕打ちは許せない。8点(2003-07-08 12:37:10) 14. ミリオンダラー・ホテル 音楽は好きなんですが・・・。ヴィム・ヴェンダースに「ベルリン・・」のような映画をもう一度期待するのは無理なのでしょうか?4点(2003-07-03 03:06:42) 15. ミスター・グッドバーを探して この映画と「さよならミスワイコフ」を同時期に見ました。両方とも違うようで似ています。ある程度の年齢をいった人間にはやるせない、けれど刹那の匂いも甘い、複雑さがにじんでます。5点(2003-06-17 03:51:56)
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