みんなのシネマレビュー
ひのとさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 814
性別 女性

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1

1.  mute ミュート(2001) 《ネタバレ》 この作品は、老境という孤独への幽囚を描いたものではないだろうか。樹木がまばらに生えた森や一軒家などはとても象徴的で、それはまるで老境の心象風景のよう。絶望的な程には行き詰まってもいなく閉塞的ではないにしても、薄暗く寂然としていて、そこには漠然とした不安感と孤独感がある。そしてまた、老人が猫を探す為に外出し、忘れ去られ破裂していたゆで卵もまた一種の暗示。ある日 “森”というルーティーンの中で、恐ろしいものを目撃する老人。静謐な生活の中への闖入者。そこから彼の生活は乱されて行く。奇妙な一連の出来事をエサに、老人の中で良からぬものがどんどん涵養されて行く。明確な説明も明瞭な言葉もない。思えば無音というのは最も精神を刺激する。耳障りな無音。ゆで続けられている卵。老人の中で静かに涵養される狂気。そして最後の瞬間、卵は破裂してしまう。これはホラーと取ると陳腐な物語かも知れないけれど、視点を変えると途端に興味深くなる。これは静寂の中進行する、静謐な狂気の物語なのだ、と。[DVD(字幕)] 7点(2006-05-15 23:13:46)

2.  ミリオンダラー・ベイビー 《ネタバレ》 尊厳死の是非だとか問責だとか断罪だとか、そんなのは私の中では全く論点じゃない。そんなものはあくまでも、副次的なものなんじゃないだろうか。そんなものは本来の主題に従属する付随的なものでしかないんじゃないだろうか。物語の終章はいつだって、それまでの章に全て隠されている。終焉なんて、過程に追従する従属物でしかない。大切なのはいつだって過程じゃないか。これは、苛烈で凄絶で凛然たる、そして純然たる、至高のラブストーリーじゃないか。正直なところ、私は愕然としてしまった。記憶を総動員しても無理だった。私は多分、ここまで高みに達してしまったラブストーリーを他に知らない。[DVD(字幕)] 10点(2005-12-28 22:10:09)(良:2票)

3.  ミシシッピー・バーニング この映画がアメリカでどう物議を醸したのかは知らないけれど、“人間が閉鎖的な環境とそこから形成される凝り固まった価値観の下でいかに残虐になり得るか”ということを描いたということでは、的確な作品だとは思いますよ。悪意や負を2時間やそこらに無理に凝縮しているからアレっちゃアレなんですけど、おそらく扇情はあっても欺瞞はないと思う。人間はあんなもんだと思いますもん。ミシシッピーという土地には、時には曲解されつつも、多面的な真実が沢山あるんだと思う。そして良くも悪くも、それを語るに、あの土地は説得力を持っている。色々な業が土の奥深くにまで染み渡っていて、それを全くの部外者にさえ感じさせることが出来る。何とも因果を背負っている土地です。7点(2004-09-04 18:50:26)

4.  ミセス・ダウト 育児好きのマイホームパパというより、子供と同じ目線で一緒になって楽しんでいただけの主人公。奥さんにとって彼は大きな子供だったんだろうな。同じ目線の高さで話が出来る対等の立場の存在がいないのは辛いこと。主人公の奮闘よりも奥さんの孤独に同情した。彼が子供の世話や家事を覚えて成長して行ったことは救いだったけれど、ファミリ-ムービーなのに何気に下品で不快な下ネタが多く、最後まで旦那の幼稚さが引っ掛かった。6点(2004-08-03 20:46:10)

5.  未知との遭遇 13歳の時、友人と一緒に、明らかに尋常じゃない様相を呈す飛行物体を見たことがある。この作品を観た時、その時の感覚を妙に鮮明に思い出した。今まで見たこともないものを見た時の戸惑いと、それでいて心がどこか心地よくざわめく感じ。この作品を包む、充足感と喪失感。何かを得、同時に何かを失ったような。何かと遭遇するということは、それまでの何かと決定的に別れなければならないということなのだ。一段上のステージに行く為には、それまでいたステージを後にしなければならない。こういう作品は、何がどうと言う訳でもなく、その鑑賞後、なぜだか淋しく、切ない気分になってしまう。それは私だけなのかもしれないけれど。7点(2004-07-22 11:58:57)

6.  ミート・ザ・ペアレンツ ベン・スティラーはこんな映画に出なくても素晴らしい才能とセンスを持っているのに…。彼が演じる主人公のことを、何だか地味にムカつく奴だったな、と思ったのは私だけ?私は単純に彼のことを「気の毒に…」とは思えなかったけどなあ。こういう“主人公の受難”系の作品は主人公自体が好きになれないと結構きついものがあります。ずっと「いや、君にも何となく原因あると思うよ」とイライラしながら観てました。4点(2004-01-16 15:23:56)

7.  身代金 ハリウッド映画には、「子供を殺してはいけない」という暗黙の掟がある(もちろん例外も有るけれど)。だからこういう作品は例え緊迫感を随所で煽っても、「どうせ殺されやしない」と観客がどこかで高をくくって観てしまうものなので、前提的に損をすることになる。そういう意味で、私はこのような児童誘拐ものには限界を感じてしまう。6点(2004-01-09 22:57:09)

8.  ミクロキッズ わくわくする。冒頭のお洒落くさいアニメーションからして掴みがある。子供向けの作品だけれど、大人が観ても童心に戻れて充分楽しめる。大長編ドラえもんシリーズなんかを夢中になって観た世代は楽しめるんじゃないかな。自分の中の童心に語りかけてくれます。ディズニーはこういう映画だけ作っていて欲しいところ。リック・モラニスは、「ゴーストバスターズ」といいこの作品といい、お間抜けだけど憎めない、というような役がとてもよくハマる。8点(2004-01-03 17:38:01)

9.  ミザリー こういう人間、本当にいますよ。本当に始末に負えないヤバイ人というのは、普段は普通のテンションで常人ヅラして生きてるのに、突然に全く何の前触れもなくアレな感じになるんですよ。そして本人はそのおかしさを自分で分かっていないんですね。いましたよ。本当にいますよ。しかも結構うようよと。とにかく気を付けましょう。こういう人間に一旦深く関わってしまったら大変です。この作家の話は他人事ではないかも知れないですよ。5点(2003-12-23 17:59:29)

10.  魅せられて(1996) いやいやいや、単純にこの映画、おかしくないですか?変な映画です。主人公も周りの人間のキャラも変です。ジェレミー・アイアンズのキャラなんて、特に変ですよ。日本に置き換えてください。あんなに自分の性経験に関して周りの大人に心配されたり聞き耳立てられたりするなんて冗談じゃないです(笑)。何なんだ、あの人たち。記憶が正しければ、リブ・タイラーの大事なとこが修正なしに出ていたような…?びっくりしたような覚えがあるんですけど。違うかな。 4点(2003-12-14 19:29:25)(笑:2票)

11.  ミスティック・ピザ 今時の感覚で観ると、ファッションもすごくダサいし、全然洗練された映画でもないのだけど、なぜか私の中で、ちょっとしたお洒落映画という位置付けになってしまっている映画なのです。ミスティック・ピザ、食いてえ。7点(2003-12-07 19:36:12)(良:1票)

12.  ミリオンダラー・ホテル 美しい映画だとは思う。お洒落で現代的だとも。だけど映画自体に今までのヴィム・ヴェンダースの作品のような重厚感はあまり感じられなかった。何も知らずに観ていたら多分、期待の若手の監督の作品かな?と思っていたと思う。表層的な美しさと今どき感はあれど、深みはあまりない。でも世界観構築のセンスはやはり良い。「ミリオンダラー・ホテル」という名前でありながら、住むのは富などとは対極の所にある者たちばかり。この人生の皮肉と脱落者たちに見る人生の美学。その視線は相変わらず好きです。内容はずしんと来なかったけれど、やっぱりどうしてもこの世界観が好きなので、8点献上。8点(2003-12-02 21:35:11)

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS