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プロフィール |
コメント数 |
79 |
性別 |
男性 |
ホームページ |
http://blog.livedoor.jp/uvoaa/ |
年齢 |
43歳 |
自己紹介 |
ついに社会人になりました。 しばらくはネット環境がない場所で過ごすので、 なかなか新規レビューを投稿できません。 メールの返事等も遅れることになりますがご容赦下さい。
kobayasi(a)ialab.is.tsukuba.ac.jp 迷惑メール対策に@マークを(a)にしてるので、 メールを送る場合はお手数ですが変換して下さい。 |
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1. Mr.インクレディブル
悪いことは言わん。まだ映画館でやってる内に見ておけ。この俺が保証する。もし見に行って面白くなかったら俺が金を返してやるよ。特にハウルを期待して見に行ったのに、どう評価していいか戸惑って「これはこれで好きだよ、僕は」とか中途半端に誉めるしかなかったのが残念なそこのアナタ。Mr.インクレディブルだけは絶対に期待を裏切らない。だってこれ本当に面白いぞ?もうここまで満足させてくれた上に手放しで他人にオススメしたくなる作品なんて滅多にねーだろ。ピクサーだしきっと面白いだろうなって期待してはいたんですよ俺も。だけどここまで想像を絶する面白さだとはさすがに思わなかった。12月に入ってからはよく「2004年の俺的映画ランキングBEST10はどんな感じになるかなぁ」なんて考えて楽しんでたんですが、年末ギリギリになっていともあっさりと1位をぶんどって行きやがりましたよ、この憎いヤツめ。こうしてまた一段とピクサーに対する信頼感が上がったのでした。おめでとうピクサーありがとうピクサー。もう一生ついていくぜ。最後にもう一度言わせて下さい。見ろ。10点(2004-12-25 05:39:02)(笑:1票) (良:2票)
2. ミッション:インポッシブル
宙吊りのシーンを見ている時、それはそれは不思議な体験でした。いつもだったら耳をつんざくほどの大音量を流し続ける映画館内が、一転してサイレントムービーの上映会場に。しん…と静まり返り、そこにいた観客までもが息を殺すようにしてスクリーンに見入っていたのです。あのシーンは俺が映画を見て最も緊張感を高めたシーンなんじゃないかな。一番好きなアクション映画と聞かれたら真っ先に挙げる映画です。脳髄溶け出すほど面白かった。体の芯から震えるような視聴効果、脚本的なギミック、ありあまる魅力を放つ主演陣、ダニー・エルフマンの爽快な音楽。それらが絡み合い調和した、エンターテイメント作品の一大傑作です。10点(2003-06-28 01:34:27)(良:1票)
3. ミッドナイト・エクスプレス(1978)
映画における「人殺し」の描写を考えてみる。人殺しには大きく分けて2パターンあると思う。ざっくばらんに言っちまうと、無感情に殺すか、そうでないか。前者としてはアクション映画で名前の無い人物がどんどん死んでいくようなシーンなどが当てはまる。この場合、「あぁ殺してるな~」とは思うがそれはまぁ本質的には人殺しじゃねーよな。なんつーか映画を盛り上げるための記号として用いられてるだけで、そこに人の命の重みを考えたりする余地はないし、そんなもん介在させるのは筋違いであります。それじゃぁ後者の場合――例えばサスペンス映画で殺意を持って一人の名前を持った登場人物を殺すようなシーン――では、我々観客がその殺人によってダイレクトに何らかの感情を揺り動かされるかと言えば、別にそうでもなかったりする。「あぁ殺しちゃったよ~」くらいで、結局俺は映画を見ている自分の目線の位置を忘れたりせんのです。さぁ、前置きが長くなりましたが、そこでこのミッドナイト・エクスプレスですよ。ビリーが虚偽の申告をしたトルコ人に襲い掛かって、そこらじゅうの物をブッ壊した挙句に、相手の舌を噛み切るシーン。すんげぇ。いわゆるマジギレってヤツだよ。怒りという感情をあらわにした人間が持つ果てしないエネルギーを、俺は初めて映画の中から感じ取ったんだ。恋人との面会時に脱衣を強要して自慰行為にふけるシーンなどでも、ヒトという名の動物の持つ衝動を見事に表現しているし、これだけ説得力のある壊れかけギリギリの人間性を描ききった本作品は秀逸と呼ぶに値するんじゃねーかな。8点(2004-03-30 07:22:44)(良:1票)
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