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1. ミスト
《ネタバレ》 霧の中に何かがいる、というのは怖いですね。
序盤で触手が見えたときはそのチープな感じが気になりましたが、
直後にスーパーの正面は全面ガラスだという台詞もあり、
何がおきるかわからないという緊張感が持続しました。
それに日常なら変人として孤立しているはずのミセス・カーモディが、
徐々に賛同者を増やし多勢になっていくのが怖かったですね。
ただ薬局のところでは薬を手に入れたのだから
さっさと逃げればよいのにと思いました(お約束ですかね)。
ラストシーンに関しては晴れない霧に世界の終わりをを感じての
行動だったのだろうと推測しています。
あと5分待てば、銃さえ取らなければ、あるいは…、
と様々な選択場面が思い浮かびましたが。[DVD(吹替)] 7点(2009-01-04 06:53:38)(良:1票) 《改行有》
2. ミラーズ(2008)
《ネタバレ》 鏡って平面のはずなのに見ると奥行きを感じられるし、
もう一つの世界を映しているのではないかと想像してしまいます。
さらに言えば姿が同じはずの違う自分自身。
鏡には神秘性と恐怖を感じる何かがあるような気がします。
しかし映画のラスト付近では鏡から手や顔が浮き出るは描写はなんか違うなという印象、
子供が水(鏡)の中に引きずり込まれるのも演出過剰ぎみな気も。
あげくは悪魔が具現化で、鏡は関係ないの?状態に。
せっかく修道院が出てきたので、聖水とか神の力の宿ったアイテムで、
大元の鏡を破壊するという展開のほうがしっくりくるなあなどと思いながら見てました。
できれば最後まで鏡にこだわって欲しかった(ラストの鏡の世界?は悪くはありませんでしたが)。
まあでも主人公の奥さんや妹が綺麗で適度なエロスもありそこそこ楽しめました(結局はそれか?)。[DVD(吹替)] 6点(2009-12-07 09:17:57)《改行有》
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