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1. 黙秘
心理サスペンス。地味な作品だけれど、華やかさやスター性を武器にせずに真剣勝負な演技力で魅せる俳優たちや、各々の丁寧な心理描写で最後まで楽しめる。著作の映画化はほとんど失敗するキングが、「スタンド・バイ・ミー」や「ショーシャンクの空に」などと並んで映画化が成功した、と自信満々に言い切る作品。原作は、キングが元々キャシー・ベイツの為に書いたという、「ドロレス・クレイボーン」。あ、既出。6点(2004-06-21 14:20:06)
2. モンキーボーン
ダークな持ち味のクリーチャーの造形は良いと思ったけれど、ストーリーはとにかく最後までだるかった。ティム・バートンの「ナイトメア~」と似たような雰囲気だけれども、レベルはその域にはとても達していない。2点(2003-12-30 19:27:43)
3. モンスターズ・インク
《ネタバレ》 「モンスターズ・インク」という会社は、ハリウッド映画産業の隠喩であり皮肉でしょう。世界中の子供達をギャーギャー騒がせてなんぼ、それで稼いでるんだ、という。ディズニーがそういうものを作るのは珍しいですね。それはちょっと捻くれた見方でしょうか。この映画は子供の頃に観たかった。純粋な目で楽しみたかった。今はついつい穿った見方をしてしまう。それでもやっぱり、あのディズニー的なオチは良かった。8点(2003-12-22 15:31:59)(良:1票)
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