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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. モネ・ゲーム 《ネタバレ》 自分は未見ですが、若き日のシャーリー・マクレーンとマイケル・ケインが出てた「泥棒貴族」のリメイクとの事。モネの名画が絡むドロボー映画つう事で、イメージ的にはオードリーの「おしゃれ泥棒」(8点)みたいな洒落た楽しい映画だったら嬉しいな~てことで、公開初日ワクワクしながら劇場へ。コリン・ファースもキャメロンも、僕の大好きなご贔屓役者。コーエン兄弟の脚本と二人の魅力で、映画の出来が一プラス一が三くらいになってる、小品コメディを期待してました。冒頭のアニメーションはまず秀逸です。本編開始。なんだろう・・・リメイクって事もあり、クラシックな味も狙っていたのかもしれないけど、何もかもが新味もなく、やたら「アナログ」な作品でした。そもそも大富豪が名画の贋作調査を自分のお抱え鑑定人、たった二人だけにやらせるっていうのも無理な設定だし。ドロボー映画に最も肝心なセキュリティシステム突破に、なぜかラ○オ○を出してくるあたり、全く納得できません。「おしゃれ泥棒」の美術館の方が、まだセキュリティ管理がちゃんとなされていたような。でも、それ以上に僕が一番ガックリしたのは「ブラックレイン」や「ラストサムライ」以後でも、アメリカ映画が平然と出してくる、一向に変わり映えしない紋切り型「ニッポン人」のキャラ設定。「仕掛け」のひとつだったとしても、50年前の「ティファニーで朝食を」のミスター・ユニヨシ氏と比べても50歩100歩。これがイライラして引っ掛かるのでマイナス一。出てくるたんびに笑えたのは、高級ホテルサヴォイの、フロント担当ホテルマンおっちゃん二人組。このお二人、お顔の造形がとにかく傑作。堅物コリンとキャメロンの相性はまずまず。キャメロン、いい加減手遅れになる前に路線シフト変更した方がいいと思うぞ。[映画館(字幕)] 6点(2013-05-17 22:41:22)(良:1票) 2. モガンボ 《ネタバレ》 男性を描くのが巧みだとばかり思っていた、ウエスタンの巨匠ジョン・フォード監督ですが、なかなかどうして。この映画ではエヴァ・ガードナー、グレース・ケリーという、タイプがまるで異なる天下の美女お二人の性格をかなり強く、しかも露骨に押し出していて感心しました。いや、逆に「キング」クラーク・ゲイブルの描き方の方があいまいで喰い足りないくらい。50年代初期のハリウッド映画に数多い、蛮地を舞台にした三角関係のメロドラマ。この直後からヒッチコック三部作に主演するグレース・ケリー、一見カマトトぶって取り澄ましているのに、その実パッションが秘められている「昼は貴婦人、夜は娼婦」的彼女独自のキャラクターの萌芽が、既にこの映画から顕著だった事を確信。明らかにセットとロケーションを合成で誤魔化したショットが多いのは興醒めだけど、大スター三人の魅力が絶大なので最後まで面白く鑑賞出来ます。私も豹がテントの中を「ただ」素通りしていくシーンのユーモアには大爆笑しました。個人的には「二兎を追う者一兎をも得ず」結末にしてもらいたかったかなあ・・・。まあこれはただのやっかみですが(笑)[DVD(字幕)] 7点(2009-01-04 09:53:23) 3. もしも昨日が選べたら 《ネタバレ》 「もしもドラえもんがいたら」一番最初に出してもらいたい機械、史上ナンバーワンじゃないすか?これって。でも日本語タイトルに大いに異議有り!どう考えてもこれは、「もしも未来が選べたら」OR「もしも明日が選べたら」になってしかるべき内容かと。アダム・サンドラー氏が家具寝具センターのベッドに横たわるシーンの処理が拙いので、最後のオチまで見通せてしまうのが残念。麗しき家族愛夫婦愛万歳!と言いたいトコロだけれど、どこか醒めた視線で彼らを見つめてしまうつむじ曲がりな自分がいました。何で俺って素直にこういうものに感動出来ないんだろ・・・。[DVD(字幕)] 6点(2008-01-26 11:26:06) 4. 森のリトル・ギャング ピクサーの「カーズ」も凄かったけど、ドリームワークス製作のこの映画も動物たちの質感とか立体的で超リアルで◎、どっちも丁寧な仕事してますねえ。ジャンクフードを人間たちから奪うっていう本筋ストーリーに、一匹狼的主人公が擬似家族に組み込まれていく様を巧く絡めた展開もなかなかです。懐かしの「トム&ジェリ」を思い起こさせる追跡シーンも自分好み。内容自体は小学生低学年向き、でも精神年齢がコドモな大人(←自分のような)なら見て後悔する事はないかなあと。けど、来年あたりに彼らが冬眠から目覚めたら、森はすでに破壊され彼らの住処は遅かれ早かれ失われてしまうんだろうなあ・・・という危惧を覚えるのが、映画の中ではハッピーエンドな結末だけに一寸悲しい。[映画館(字幕)] 6点(2006-08-06 10:24:45) 5. モンキー・ビジネス 揃いも揃ってやる事が大人げないなあ・・・と思いつつも結構楽しめました。しかしこの頃のモリリン・マンローってどこを突っついても、突き指どころか大怪我しそうな弾力性ですね。[ビデオ(字幕)] 6点(2005-10-15 15:07:35) 6. モーターサイクル・ダイアリーズ いい映画でした。ロードムーヴィーとしても青春映画としても。ただ自分は映画を観て感動したというより、「世界ウルルン滞在記」を見てて、不覚にも泣いてしまった時の気持ちと似てるんですよね。これはどういう事なのか、まだ自分の中で咀嚼しきれずにいます。7点(2004-12-10 19:17:03)
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