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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ラースと、その彼女 《ネタバレ》 現実だったら、家族や身内が泣き崩れたくなるほど深刻な心の病をテーマにしながらも、周りの人たちのやさしさに守られて、前半はコメディ要素も交えながら、ほのぼのとした心温まる雰囲気に仕上げています。特に、初めてビアンカを紹介した時の兄夫婦の「えっ?どうしたらいいの、これ・・・」という表情、最高でした。 ラースの心の病の原因は、出産による母の死。兄嫁の妊娠をきっかけに、心の奥に潜んでいた恐怖が心を支配しそうになったため、自己防衛本能が「人に触られると痛みを感じる」体を作り、「死への恐れを感じずに済む存在(=ビアンカ)」を求めてしまいます。 そんな彼の救いとなるマーゴ。彼女のやさしさと人間らしい魅力が、ラースの心に「ビアンカの死」という概念を芽生えさせ、「死」に対する恐怖心の克服、つまり彼の「心の修復の大きな一歩」へとつなげてくれます。 この映画の素晴らしいところは、彼の心の闇を必要以上に説明的にしなかったことで、ハートフルな雰囲気を保ち続けたこと。そして、こういう展開の映画ではお約束の、彼の心を傷つけるキャラクターを極力排除したこと。ボウリングのシーンで「コイツら、何かやらかすんじゃ・・・」という雰囲気満々で登場した彼らも、いい意味での肩すかしを食わしてくれましたね。 何気なく見始めたこの映画、思ってた以上に良質だったので、もう一度じっくりと見ようと思います。[CS・衛星(字幕)] 9点(2020-07-25 11:37:33)(良:1票) 《改行有》 2. ラスト、コーション 《ネタバレ》 スパイが敵を愛する、というのはよくある設定ですが、いわゆる「スパイもの」ではなく、哀しく切ない恋愛映画でした。「逃げて」のあとはもう・・・・・ 他にも見どころはいろいろあるのでしょうが、こういう映画、ちょっと苦手で、この映画の奥深いところにまで目が届いてないかもしれません。でも、見終わったあとに気持ちがどよ~んとしてしまうので、もう一度観ようという気にはならないと思います。[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-06-22 23:15:39) 3. ラウンダーズ この頃のアメリカ映画で主演がマット・デイモン、ギャンブラーの映画となれば、だいたい話の展開は予想の範疇。でも変に捏ね繰り回さず、ど真ん中ストレート勝負だったのが良かったと思います。心理戦となると、個人的には「アカギ」のようなコテコテ感の方が好きですが、一般的にはこういう感じの方が受け入れられやすいんでしょうね。[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-03-07 21:58:13) 4. ラスベガスをぶっつぶせ 天才的頭脳を駆使してラスベガスで大もうけ、という話だと聞いていたので、さぞかし痛快なストーリーかと期待していましたが、それほどでもありませんでした。カウントする、という意味もよくわからないし、話の内容そのものにあまり魅力を感じなかったので、仮にカウントの意味がわかっても、大して印象に差はないかも・・・。[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-12-02 19:29:34)
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