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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. リトル★ニッキー アメリカ人の凄い所は、コメディ映画を1つのリスペクトすべき文化だと考えている所です。日本ではコメディ映画はちょっと低俗なもの扱いされるというか、シリアス映画よりもかなり下に見られてしまう。この作品には1億ドル以上の制作費がかかっているそうで。結局興行的には失敗したけれど、その豪快な無駄遣いと、馬鹿をとことん追及した姿勢は素晴らしい。突き抜けて面白いとは思わなかったけど、可愛い馬鹿映画でした。6点(2004-04-06 21:24:29) 2. 隣人は静かに笑う ハリウッド映画史上、本質的に最も後味の悪い作品ではないか、と個人的には思っているのだけれど、逆にあそこまであのテンションを貫かれると何だか爽快な気もするので、別に気分は悪くないです。こういう作品がほとんど作られず、観客が受け入れないというのはアメリカの国民性でしょうか。これも公開延期になったらしいですからね。まあ、今後数年こういう作品がアメリカで製作され、公開されることは1000%有り得ないでしょうね。6点(2004-04-06 20:59:20) 3. リプリー ジュード・ロウは美しかった…。マット・デイモンは…。うーん…やっぱりジミーちゃんにしか見えない。彼の徹底的にイモっぽいあの海水パンツ姿が目に焼きついて離れない。あれはかなりの衝撃映像ですよ。目に来ました。何でアメリカではあの人がハンサムと言われるのでしょうか。さっぱりです。監督が来日時、「日本人は『太陽がいっぱい』のことばかり聞く!私は『太陽がいっぱい』のリメイクではなく、小説『リプリー』の映画化をしたんだ!」とご機嫌斜めだったということだけれど、「太陽がいっぱい」を超絶高評価しているのは日本だけだという話はやっぱり本当なのかな。私は未見。6点(2004-03-19 15:33:58) 4. リバー・ランズ・スルー・イット この作品の時のブラッド・ピットは、「かっこいい」という言葉よりも「美しい」という言葉が似合う。兄=真面目・堅苦しい・親の期待を背負う・融通が利かない・優等生、弟=奔放・明朗・わがまま・自由人・不良系…という図式は映画でも現実世界でも結構類型化しているし、周りを見ても頷ける(まあ、十把一絡には言えないけれど、一応医学的根拠も心理学的根拠もあるらしい)。こういう作品は、自分達を重ね合わせながら観るような方も多いのでは。6点(2004-03-15 12:31:29) 5. リアリティ・バイツ 痛い。22歳の時に観たけれど、自分を見ているようだった。現実は厳しい。まだその現実と折り合いを付けて行ける程の器用さも老練さもないのに、「子供だから」と甘えられる年齢でもない。社会で大人としての見識を持って行動することを要求されながら、同時に子供扱いされる。厳しい。痛いです。こういうのは普遍的なテーマで、「セント・エルモス・ファイアー」でも描かれている。いつになっても淘汰されないメッセージ性というものはある。「ジェネレーションX」の映画、一種の時代もの、と言い切ってしまうのはとても惜しい。この作品のテーマには普遍性があり、今にも通じる。これはおそらく観る年齢によって感想が変わってくる作品なので、若い方は大学卒業後などの22、23の時に観て欲しい。7点(2004-02-09 20:37:04)(良:1票) 6. リッチー・リッチ 細分化されてない単純明快で子供だましな世界観が、意外にも楽しい。登場人物もストーリー展開も全てがステレオタイプで適当。そんなかなり幼稚な作品なのに、何だかとても楽しかった。何も考えずに楽しめる能天気で可愛い作品でした。この時点ですでにマイケル・ジャクソンの鼻ネタが出て来ているというのにはびっくらこきました。7点(2003-12-23 17:25:13)
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