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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. リミッツ・オブ・コントロール アルチュール・ランボーの詩文。 そして依頼人の言葉。 物語冒頭のシーンで語られた事こそ ジム・ジャームッシュ監督が観客に送った最大級のメッセージだと悟りました。 それを踏まえた上で観ると、より一層この作品に対する印象は変わってきます。 これまでの監督作とは明かに違うものの、叙情的な風景を切り取る手腕は相変わらず上手いし、被写体の捉え方、フレーム内の収め方、そして音楽の使いどころは抜群のセンスである。 抽象的、感覚的な見方が苦手な方は退屈するかもしれませんが、 本作は直感で見るべき作品であるといえます。 終盤、厳重な要塞への侵入。カットの切り替わりのみでシーンはないものの、 相手「どうやって入り込んだ!?」殺し屋「想像力だ…」 殺す相手に放ったこの一言、かっこ良すぎてシビれました。[DVD(字幕)] 7点(2015-09-17 18:12:47)《改行有》 2. リディック 何年かぶりに観返したのですが面白かった。 ヴィン・ディーゼルの役所以外すっかり覚えてなかったんだけども 新鮮な気持ちで鑑賞できた。妙に得した気分♪ こういうSF映画って自分にとっては好みなんですよね。 ストーリー二の次というか映像陶酔してしまう口でして・・・。 「砂の惑星」「フィフスエレメント」然り、業界評価も低く、興行的に大失敗した作品に 限ってツボにはまるという自分。俗にいう愛くるしい作品なんですよね。 この作品もそのひとつ。ディーゼルのこの作品に対する情熱はひしひしと 伝わってきたよ。[DVD(字幕)] 6点(2014-04-15 09:30:42)《改行有》 3. [リミット] 1セットだけで展開されるドラマ故、棺桶はいったいどんな場所に埋められているか?電話の相手(容姿、主人公との関係)とその緊迫感や温度差の違いなど観客に色々と想像力を働かせる。そういう意味では、まるで短編小説を読んでいるかのようで面白かった。 アメリカ政府や大企業への皮肉めいた風刺をストーリーに絡めるあたりも現代的であり、ニュースや表に出さないだけで秘密裏に消されれしまう事実など実はかなりあるんじゃないかと思ってしまう。そういったあたりでリアリティもなかなかあり怖いと思った。 よく90分間もたせたなぁと思うが、本当に「もたせた」というニュアンス、時折退屈に感じてしまいました。。観客の想定外のアイデアが詰め込めれば違ったかもしれ [DVD(字幕)] 4点(2011-10-18 14:13:19)《改行有》 4. リベリオン 《ネタバレ》 ある一定の規律で統制された未来社会という舞台がSF映画ありきとしてみると自分はすごく好きなんですよね。大半がハズレだったりするんですが、この作品は素晴らしい。アクションや映像だけに注目されがちですが、人間の尊厳とは何か?を深く考えさせられ、それでいて主人公の心・行動の変化にも共感がもてる。クライマックスの「まだだ・・・」の一言から始まる復讐劇は鳥肌もんでした。ラストは、結局、人間は同じ過ちを今後も犯していくのか?というアンチテーゼもありながら、子供が心を開いていたあたりに思わず笑みがこぼれた。ガン・カタ最高!プレストン最強![DVD(字幕)] 8点(2008-06-06 09:36:28)
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