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1. ファインディング・ニモ
いい作品でした。映像がとにかくきれいで、キャラクターも個性的、ストーリーも飽きる場面が1場面もない映画です。作品として、すごく質が高く、小さな子から大人まで楽しめるまさにファミリー映画です。ぜひご家族そろって鑑賞されることをお勧めします。
ただ・・。吹き替え版はちょっと・・・。確かに木梨憲武と室井滋は上手いですが、声に特徴がありすぎて、役者の顔が浮かんでしまって、キャラクターに感情移入できないんだよな・・。もっと役者の顔が浮かんでこない声優さんにやってもらいたかった。字幕でOKなご家族は、字幕版を観た方がいいと思います。8点(2003-12-22 07:07:23)《改行有》
2. マトリックス レボリューションズ
最後のスミスとの決闘シーンが笑えた。ありゃードラゴンボールだぜ。ジャパニメーションに影響された作品らしいけど、まさかドラゴンボールまで観ているとは・・・・・・。1では、銃弾をよける程度が、3ではビルを壊し爆発させる・・。ほんと少年漫画の手法ですね。「少年ジャンプ」かとも思いましたよ。5点(2003-12-08 10:03:57)
3. ラスト サムライ
けっこう面白かった。日本を敬意を持って描いてあって、何か少しこそばゆい気がしたね。
でも歴好きには、納得行かないな・・・。西南戦争がモチーフとなっているが、やっぱり西郷と大久保のドラマを思い出してしまうと、設定がちんけな感じだね。「大村」という人物があまりにも俗物で、「明治政府の高官は、あんな俗物ではなかったぞ」と思ってしまうわけで・・・。政府側の人間にもサムライスピリットがあって、その矛盾の中でリーダーとして悩む複雑さも欲しかったな。まあ、そこまで高望みするのは、無理か。ハリウッドの娯楽映画にははっきりとした悪役が必要だものね。
渡辺謙が、えらいさわぎになっていますが、そんなに良かったかな?確かにするどい目つきは印象的だったが、何か前屈みで姿勢が良くなかったような印象があるのだが・・・。気のせいでしょうか。やっぱりあの役は、高倉健でなくては・・。でも健さんは年とりすぎたからできませんが・・・。20年前にこの作品があれば・・。
でも映画としては、飽きることもなく、映像もきれいだし、殺陣もお見事(キルビルなんかよりぜったいいい)みる価値のある映画だと思いますよ。8点(2003-12-03 18:00:27)《改行有》
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