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プロフィール
コメント数 2102
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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221.  おかしなおかしな大追跡 《ネタバレ》 これは面白かった!同じ色と型のかばんを持った4人の男女と、そのかばんを付け狙う怪しい輩が入り乱れる前半から中盤。ホテルの1715号室前後の部屋をコソコソと行ったり来たり。ついでにかばんも行ったり来たり。もはやどれが誰のかばんか分らなくなってしまう。 ここまではそれほど動きは無いんですが、行ったり来たりするかばんと、人間関係の見せ方がとても面白いです。 動きの少なかった作品が後半は一変!作品はホテルを出て、サンフランシスコの街を舞台に大カーチェイスを繰り広げます。自転車を使ったり、街の人々をうまく巻き込みながら、スリリングな中に笑いドコロも十分。 ライアン・オニールの代表作の1つである「ある愛の詩」。その2年後の本作。あの名台詞をこんな映画でこういう使い方しちゃうんですね。でも、こういう茶目っ気は大好きです。そして本作で特筆すべきはバーブラですよ。ちゃんと歌も歌ってくれるし、彼女を見て「可愛い」と思ったのは初めてかもしれません。[DVD(字幕)] 8点(2013-11-28 23:41:08)《改行有》

222.  シンデレラ・リバティー/かぎりなき愛 器用に生きることができない、不器用な2人のロマンス。まずは主演2人のキャスティングがいい。本作はスッとした美男美女が主演ではダメだったと思います。 ジェームズ・カーンに、そして何といってもマーシャ・メイスンが素晴らしい。彼女がオスカー獲ったっておかしくなかったと思うのですが、ノミネート止まりだったんですね。この2人だけじゃなく、息子役の男の子も良かったし、イーライ・ウォラックもいぶし銀のいい味を出しています。 ニューシネマ全盛の時代にあって、(終盤はちょっとニューシネマの空気も感じましたが…)「かぎりなき愛」という邦題が示すとおり、ジェームズ・カーンが演じる水兵の人間的な温かさ、男らしい優しさが心に響く。 小難しくしたり捻ることも無く、ベタに人間の優しさを前面に出した佳作。忘れ去られた作品のようになってしまっているのが勿体ない、いい映画です。[DVD(字幕)] 8点(2013-11-16 15:39:27)(良:1票) 《改行有》

223.  人生はビギナーズ 《ネタバレ》 妻に先立たれた75歳の父親がゲイをカミングアウト。人生の終盤を迎えても新たに“恋”をして人生を謳歌している。そしてそれは余命わずかであることが分かっても。 重さのある展開ですが、それを感じさせない、かと言って軽くなっている訳でもないクリストファー・プラマーがあまりにも素晴らしい。重さを感じさせないということでは、愛犬も見事に重要な役割を果たしています。 一方の息子は、人生に対しあと一歩をなかなか踏み出せず消極的。こういうナイーヴな人物像はユアン・マクレガーの得意とするところであり、抜群の安定感を見せてくれます。お相手のメラニー・ロランも抑えた好演を見せています。 新たな人生のスタートをきるのに年齢なんて関係ない。父の死を機に新たな人生のスタートラインに立とうとしている、晩年の父の姿を傍で見てきた息子の姿で終わるラスト。その横には彼女がいる。切なくほろ苦くも、優しさのある人生賛歌でした。[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-10-18 22:10:05)《改行有》

224.  スモーキング・ハイ いやいや、よく笑わせてもらいました。ジェームズ・フランコも良かったけど、本作は何と言ってもセス・ローゲンの魅力が炸裂しています!最後まで葉っぱでラリッたまんまのようなユルさやアホな空気を出しまくりつつ、組織から命を狙われ逃避行を続けるという男2人のバディムービーとしてもサスペンスとしての面白さもしっかりしている。この絶妙のバランス感覚がお見事! これは思わぬ掘り出し物でした。[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-08-29 21:29:14)

225.  ロンゲスト・ヤード(1974) 《ネタバレ》 男臭い反骨の巨匠アルドリッチ+主演バート・レイノルズがタッグを組む。もうそれだけでもう熱くなってくるじゃありませんか。 刑務所映画のお約束ですが、ヒール役として登場する看守長と所長に、序盤から続く沼地作業、看守の囚人いじめ。これら全てが後半の試合での熱い意地と意地のぶつかり合いにつながっていく。 何度も何度も挿入される、囚人チームが円陣を組むシーン。互いに喝を入れ、励ましあい、作戦を練る。まるで見ている者もチームの一員になって円陣の中にいるかのような気持ちになってくる。試合に出ている者にとどまらず、ベンチで声を張り上げる者も、試合で傷つき病院送りになった者も一つ一つの顔が実にいい。 そしてこの映画、試合後がいいんですよ。試合後に銃を構える看守長、しかし…。彼のとった行動とその表情の挿入が見事!試合中は意地のぶつかり合いがラフプレーを生みますが、スポーツマンシップを感じさせる試合後の看守長の描写が効いています。これが鑑賞後に実に爽やかな余韻を与えてくれます。[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-06-23 21:20:50)《改行有》

226.  史上最大の作戦 第2次世界大戦における最大規模の作戦を、その決行前夜からの各国の動きをドキュメンタリータッチで再現した作品。ビッグネームがズラリと顔を揃えたオールスターキャストで上映時間は3時間に迫る長尺。しかし意外なほど派手さは無い。 声高に反戦を訴える訳でもないし、派手な、あるいは感傷的な音楽や演出もありません。アメリカを中心にした連合国の作戦であり、アメリカ映画なので当然アメリカ軍の動きをとらえる時間が長くなっていますが、連合国側、独軍、フランスの市民(戦時中にフランスがその誇りを示した「天井桟敷の人々」の主要キャストが名前を連ねているのが感慨深い)の視点を交えながら、上陸作戦が時系列に沿って局面ごとに淡々と描かれていきます。 本作には特定の主人公や英雄は存在せず、主人公は時に皮肉やユーモアのある言動を交え描かれる人間臭さにあふれた全ての兵士たち。作品の大きなウェイトを占める戦闘シーンの中で、そんな一人一人が愛すべき人間である彼らの命が一発の砲弾や銃撃で次々と失われていく。人々の営みがあった街が破壊されていく。そこからは嫌になるほど戦争の悲惨さが伝わってきます。[DVD(字幕)] 8点(2013-06-02 00:27:50)《改行有》

227.  我輩はカモである 最初から最後までテンションを落とさず、そこにミュージカルシーンや屋台コント(特に帽子コントが秀逸!)などを挿入しながら1時間ちょっとによく収めましたよね。 正直、毒舌グルーチョの面白さがどれ程理解できているのか・・・?という疑問はあります。日本語字幕が結構スベっていて、字幕に相当苦労されているような箇所も見受けられましたしね。 一方、ハーポ&チコのコンビには理屈抜きで笑わせてもらいました。そして兄弟が同じ寝巻の恰好で揃って以降、鏡コントまでは本当に面白い! それにしてもこんなことで戦争が始まってこんなことで戦争がおわりますか!?今でこそ戦争の愚かさを笑い飛ばす戦争コメディは珍しくありませんが、あの時代に、戦争を始める当事国と戦争そのものをハチャメチャ・ナンセンスギャグの応酬で徹底的に笑い飛ばす、こんな映画を作ってしまったことに敬意を表したいと思います。[DVD(字幕)] 8点(2013-03-25 21:35:18)《改行有》

228.  星の旅人たち 《ネタバレ》 監督はエミリオ・エステヴェス。監督しての前作「ボビー」もいい映画でしたが、本作も素晴らしい映画でした。 本作では自らも出演し主演に父を起用。フランス映画「サンジャックへの道」と同じく、主人公が今は亡き家族の遺志に導かれるように巡礼の旅に出る、ひたすら徒歩で行くロードムービー。 そりが合わず疎遠になっていた息子の死をきっかけに、父が息子の遺灰と遺品のバックパックを背中に、息子が果たせなかった巡礼の旅に出る。その父を演じるマーティン・シーンの寡黙だが味わいのある演技が胸を打ちます。 ダイエットが目的のオランダ人の男、禁煙が目標のカナダ人の女、売れない作家のアイルランド人の男。何となく共に旅をすることになる彼らとマーティン演じるアメリカ人トムとのギクシャクした、それでいてコメディタッチでのんびりと可笑しな旅の風景が実にいい。 大きな山場も無く、旅の仲間と溶け込もうとしないトムと彼らが次第に心を通わす過程もあっさりとしているけど、旅の風景をとらえる台詞の無いシーンで挿入される曲の歌詞が彼らの心の声を表しているかのようです。 淡々と抑揚も少なく2時間を超える作品ですが、全く飽きがこない。それどころかいつまでも彼らの旅を見ていたい、いや、彼らと共に旅をしているような気分にさせられる心地良さがある。旅の目的地である聖地サンティアゴの寺院の厳かな雰囲気も素晴らしかった。そんな雰囲気を見事に創り上げた、自らが脚本も手がけた監督エミリオの力量を感じる作品です。[映画館(字幕)] 8点(2013-03-21 18:32:57)(良:1票) 《改行有》

229.  世界にひとつのプレイブック 《ネタバレ》 それぞれに結婚歴がある、心に傷を抱える男と女。人生の辛い一時期を生きるこの2が人生を再生すべく奮闘する様を描くラブストーリー。 人間の強さもちょっぴりダメなところも含めて両親や兄といった彼らの周りにいる登場人物が気持ちをぶつけ合う人間模様は、ラッセル監督の前作「ザ・ファイター」と共通する部分を感じますが、この監督さんのこういう人間の描き方、好きです。 危うさを感じさせながらも今を懸命に生きる2人を演じるローレンスとクーパーの好演は勿論のこと、「ザ・ファイター」でも本作でも主要キャストにオスカーをもたらしたラッセル監督の確かな手腕を感じます。 ラストのダンス大会は、居並ぶプロのダンサーのような出演者たちと比較するとちょっと不安げな2人と、2人を見つめる家族。その姿は同じく問題を抱える家族の奮闘記である「リトル・ミス・サンシャイン」のコンテストにも似てちょっと心配な気持ちにもなりましたが、「5点で何であんなに喜ぶんだ?」というユーモアも交え、その後の展開もベタですが気持ちのいいハッピーエンドでした。[映画館(字幕)] 8点(2013-03-06 17:22:28)《改行有》

230.  メイド・イン・アメリカ(1993) 《ネタバレ》 ウーピー主演のコメディですが、その中に人工授精のことや「黒人と白人」などの難しいテーマを陽気に描いて見せた、アメリカ映画らしい良さを感じる作品です。 テッド・ダンソンも好演でした。最初登場した時はとんでもない男かと思いましたが、娘の幼い頃の写真やエピソードに触れたりしながら、少しずつ父であり夫のようになっていく過程もとても自然で良かったです。特に娘に世界地図をプレゼントし、その余白に添えたメッセージが素敵でした。 このシーンあたりを境に騒動勃発でドタバタの前半から登場人物が落ち着きを取り戻し、ハートウォーミングなコメディへのシフトチェンジもなされ、笑いあり感動ありの作品に巧く仕立て上げられています。 やはりウーピーのコメディは楽しくっていいですね。「天使にラブソングを」などもそうですが、この人には鑑賞後に見た人を元気づけてくれる独特のパワーがありますね。[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-02-21 21:05:35)(良:1票) 《改行有》

231.  ラブ・アゲイン 《ネタバレ》 DVDのパッケージからはゲイリー・マーシャルなどが得意とするようなラブコメ群像劇をイメージしていたのですが・・・。実際そうなんですけど、1つの家族を軸にした相関図が実に面白いし良く出来ています。 軽くサラリとした作風の中にいい人間臭さがあって、主要登場人物のつながりと利害関係の組み合わせ方が巧いですよ。笑いドコロも十分に挿入されています。 もつれにもつれた人間関係の糸がほどけていくような、息子の卒業式の校庭に点在する、主人公一家の幸せの風景の見せ方も良かった。いささかうまく行きすぎではありますが、雨降って地固まる。皆が笑顔になって、ラストは素敵な家族の姿がありました。[DVD(字幕)] 8点(2013-01-12 17:23:15)《改行有》

232.  タクシードライバー(1976) 様々な映画の舞台となってきたニューヨーク。夢と希望に溢れた街でもあり、お洒落な恋が芽生える街でもあります。 しかし、本作のニューヨークは何とも孤独で病んだ街に映ります。これはまさにトラヴィスの目に映るNYの風景。 デ・ニーロ演じるベトナム帰りの不眠症に悩む社会に溶け込めない孤独なタクシードライバー、トラヴィス。小さな出来事の積み重ねとデ・ニーロの危うさをはらんだ演技で、社会への不満感や孤独感が次第にエスカレートしていく様を追っていく。 冒頭に「雨は人間のクズどもを洗い流してくれる」という台詞がありますが、自身がその雨になろうとしたのか・・・。彼のそんな行動を新聞は英雄扱いしますが、「新聞は大げさだからな」と言いながら、以前と変わらずタクシーで夜の街を流す孤独なトラヴィス=デ・ニーロの目が印象に残るラストでした。 このラストもそうですが、全編に渡りデ・ニーロの目が強烈に印象に残るとともに、バーナード・ハーマンの憂いを帯びた音楽も効いている作品です。[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-12-08 20:09:37)《改行有》

233.  恋する宇宙 《ネタバレ》 たまに「いい映画なのに何でこれが日本未公開なんだよ・・・」って映画に出会うことがあります。本作もそんな映画でした。 父を失ったばかりのアスペルガー症候群の青年アダムと、心に傷を抱えた絵本作家になることを夢見るべスの純愛ラブストーリー。地味な映画です。しかし大した出来事は起こらない2人の日常の風景の中に、何となくこの2人が惹かれあうのが分かるような気がするいい映画でした。 一緒にカリフォルニアに行けなかったのは残念だったけど、1年後のラストからは、2人のこれからの人生に確かな希望が感じられました。「やっとここまで来ました」のメッセージと共に、“セントラルパークのアライグマ、アダム”。ユーモアと優しさのある、納得が出来るいいラストでした。 「恋する宇宙」という邦題もいいと思います。[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-11-21 21:41:36)《改行有》

234.  スペース・カウボーイ 無茶苦茶な映画かもしれませんが、確実に高齢化社会に向う現代。何歳になっても夢にトライする、タフで愛すべき爺さん達があり得ない大活躍をする、こんなあり得ない映画があってもいいじゃないか。こういう男のロマンものって好きなんです。 みんな本当に楽しそうでしたね。そんな彼らを見ているだけでも(特に宇宙に行くまでの前半!)楽しかったです。悲しくもホークが夢を実現したことをそっと見せてくれるラストも良かった。そこに流れるシナトラの歌もいい。 イーストウッド、スペースシャトルに乗って宇宙へ行く。そして宇宙に行ってもやっぱりイーストウッド・イズ・イーストウッド。いくつになっても何をやってもカッコいい人です。[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-11-12 21:41:37)《改行有》

235.  イージー・ライダー 60年代末から70年代が幕を開ける頃のアメリカ。ベトナム戦争の泥沼に陥ってた頃。 アメリカン・ロードムービーの定番、夜のたき火を囲んでの語らい。その中のジャック・ニコルソン演じる一風変わった弁護士の台詞。「アメリカは自由を証明するためなら殺人だって平気だ」が強烈。この頃のアメリカと、今のアメリカ。何が変わったのか? 見る前は“born to be wild”が鳴り響く中、バイク野郎どもが中西部を行く豪快なロードムービーというイメージがあった本作ですが、公開当時のアメリカでは物議を醸した作品だったのではないでしょうか。デニス・ホッパーの本当の自由とは何か?そしてアメリカを憂う彼の思いが吐き出されているような作品でした。[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-11-11 00:15:33)《改行有》

236.  ロック・オブ・エイジズ LAに向かうバスの車中、ナイト・レンジャーの“シスター・クリスチャン”を車中の皆で歌う冒頭からラストまで全編にわたりロック愛がみなぎる。バスの車中のヒロインの女の子の名前はシェリー・クリスチャン。となると締めか一番の盛り上がりドコロは当然スティーブ・ペリーの”Ohシェリー”を期待してしまうのですが、なんであんな扱いになったんだろ・・・。ここだけが謎であり不満ではあるのですが、(欲を言えばきりがありませんしね。ナイト・レンジャー出すならノリノリのシーンで“ロック・イン・アメリカ”もやってくれよ!とか)そこ以外は大満足でした。 近年では「パイレーツ・ロック」も同じでしたが、権力vsロックの構図ってやっぱりしっくりきますね。ミュージカルシーンも序盤のタワーレコードに、意表を突いた教会でのゼタさんを先頭に反ロックのご婦人方が歌い踊るシーンなど、見どころも満載です。 ボン・ジョヴィにガンズにフォリナーに(フォリナー率が高かったですが、監督さん、フォリナーがお好きなのかな?)REOにスターシップなどなど。何度も一緒に歌い出しそうになりましたよ。そしてエンドロールはクワイエット・ライオットに始まりスコーピオンズで締める! このバンド名で「おっ!」と思われた方、80‘Sロックを聞きまくった方なら、まず楽しんでいただけるロック・ミュージカルです。[映画館(字幕)] 8点(2012-10-04 18:39:07)《改行有》

237.  ハイスクール・ミュージカル<TVM> 《ネタバレ》 ストーリーはまさに王道!!のハイスクールを舞台にした実に爽やかで気持ちのいい青春ミュージカルです。 紅白をベースにしたチアリーダーやバスケ部のユニフォームといった衣装と学校を彩る美術、さらに生徒たちの色とりどりの衣装も華やかで見る者の気持ちまでも盛り上げてくれるかのようです。 主演の2人のラブストーリーを軸に、部活、父と息子、友情のドラマなどを絡めていますが、それらがストーリーの中で浮くことなく上手く機能しています。バスケでミュージカルしちゃう所も楽しいですね。 やはりミュージカルのラストはこれがいい!ちょっと意地悪なライバルも最後は笑顔、登場人物がみんな顔を揃えて大団円のラストもとても楽しい盛り上がりで、鑑賞後の気分も爽快です。 本作はTV用の作品なんですね。先日も本作と同じくTV用に撮られたミュージカルである「クリスマス・キャロル」のミュージカルを見ましたが、どちらもTV用であるのが勿体無いほどに良く出来ており、アメリカのTVの力のあるところを感じます。[DVD(字幕)] 8点(2012-09-01 17:51:11)《改行有》

238.  ブラッド・ダイヤモンド 紛争ダイヤモンドをはじめ、豊富な天然資源を持つアフリカ諸国にある現実を時には情け容赦ない描写を含みながら告発しつつも人間ドラマ、アクション映画としてのレベルも高い作品でした。 その実力を過小評価されているきらいがありますが、俳優レオナルド・ディカプリオの素晴らしさを改めて感じる作品でもあります。 アジアやアフリカ諸国の紛争と先進国の関係を描いた作品は少なくない。ディカプリオ演じるアーチャーは勿論白人。主役の人間が、変にその作品の中の先進国代表になっているようなケースも見られますが、本作のアーチャーは白人でありながらアフリカ人である点も考えられた展開になっています。 ジェニファー・コネリー演じるジャーナリスト。作中の控え目な立ち位置も良かったし、こうしたテーマの作品にとっては難しい役どころだと思いますが、ジェニファーの静かな熱演もまた素晴らしかった。[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-07-10 22:15:54)《改行有》

239.  ソウル・サーファー プロサーファーを目指す、片腕を失った女の子べサニーの感動の実話。 しかし彼女の強さ、彼女を支える親友や家族や周りの大人達の描き方など、感動をあおる味付けは控え目にされており、音楽も大袈裟で感動的なスコアではなく、海やサーフィンのシーンに似合う爽やかな挿入曲が多用されています。それでいていくつものべサニーと彼女の傍にいる人達の感動的な姿があります。嫌に感じる部分と言えば度々登場する、いかにもという彼女に群がるマスコミの姿くらいでしょうか。 長くなりすぎず、まだ津波の傷痕が残るプーケットのエピソードの挿入も良かったです。彼女の笑顔に導かれるように人々が海へ歩を進める様が感動的でした。 エンドロールで挿入される今のべサニーと家族のドキュメンタリーもまた感動的かつ効果的でした。作品に描かれている通りのべサニーの強さや家族の絆の深さが伝わってきました。[映画館(字幕)] 8点(2012-07-04 21:15:12)(良:1票) 《改行有》

240.  ホリデイ 《ネタバレ》 程よいベタさと温かみがある。時にはダサくもあるけど、それでいて洒落ている。ナンシー・マイヤーズらしい作品。イギリスパートもLAパートも好きです。 イギリスはサリー州の田舎の一軒家に突然夜中にジュード・ロウが訪ねてきちゃうのも映画らしくていいじゃないですか。キャメロンは相変わらず見ているだけで飽きないコミカルな可愛らしさがある。そこにジュードの子ども達が登場しますが、この辺もナンシー・マイヤーズらしいあたたかさを感じます。 LAは脚本家アーサーとの出会いの挿入もいいし、ジャック・ブラックも持ち味がよく出ていました。LAで出会った元脚本家と映画音楽を手掛ける男。それぞれが語る脚本と映画音楽談義も、チラッとダスティン・ホフマンが登場するユーモアも、ナンシー・マイヤーズの映画愛をあざとくなりすぎず、少~しずつ披露してくれているようでとても楽しかったです。特に終盤の元脚本家アーサーを囲む会は、ナンシーのハリウッドの歴史と先人達への敬意が感じられるようでした。 本作の2つのラブコメの4人が顔を揃えるラストも、クリスマス映画らしい幸せに満ちていました。こういう映画は細かい事は気にせず登場人物が幸せになる様子を気分よく楽しめるのがいいですね。[DVD(吹替)] 8点(2012-07-01 15:21:59)(良:3票) 《改行有》

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