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241. キングダム/見えざる敵 中東版ブラックレインって感じですかね。ラストにビックリです。[DVD(字幕)] 7点(2009-11-03 10:43:07) 242. デイ・アフター・トゥモロー 《ネタバレ》 意外と(?)そこそこ楽しめる映画。もっと酷いんだろうと思ってた(笑)。ちょっとうまいこと話が進み過ぎではなかろうかとは思ったけど。印象的なのは「図書館に残るか、それとも外へ出て避難するか」というシーン。情報が全くないなかであの決断は難しいですよねー。「じっとしているより生き残る希望に賭けて行動するべき」なんてのが映画で多いパターンですけど。実際の災害、遭難とかでも、どちらが正しい、間違っているとは言えない選択で、生死が分かれてしまうんだろうなと思いました。[映画館(字幕)] 6点(2009-11-03 07:49:45) 243. 宇宙戦争(2005) 《ネタバレ》 相変わらずのスピルバーグ節!神懸かりの演出テクニックで、至ってシンプルなお話を超一級の娯楽大作に仕上げてくれました。ミクロな部分を徹底的に描く事でマクロを感じさせる物語になっていると思います。物語のテーマとスピルバーグの演出スタイルが見事に合致しているんでしょうね。前半はスペクタクルで、後半は象徴的な展開になっていき、前編後編で違った楽しみ方もできます。 逆に、リアリティを重視する人からは評価されずらいだろうなあと思います。 ティム・ロビンスは主人公の負の一面で、彼を殺すことで「一人で生きていく自分勝手な性格」と決別する、ということなんでしょう。「地下室」は深層心理の典型的な象徴だし(けどちょっと無理あるかな・・・)。息子が生きて帰ってくるのも、個人的にはご都合主義とは思いませんでした。「リアリティの都合」で死ぬほうがよっぽどご都合主義でしょう。ツッコミやすい映画だとは思いますが、それ以上に良いところがいっぱいある作品だと思います。 自分は映画全体を見て、「手を繋ぐ」っていうのは大事なことなんだなあ、と思わされました。この映画には、手を繋いだりスキンシップするシーンが沢山あります。つらい時、不安な時、危険な時。登場人物たちは直前までケンカしていても、そういう時にはしっかり手を繋ぎハグし合います。邦画ではあまりこういう演技ないですよね。国民性の違いもあるのかな。パニックに陥りかけた妹を励ますシーンも、ある意味では手を繋ぐ場面ですね。 自分が好きなのは、主人公親子がトライポッドに捕まり、鳥かごのようなモノに閉じ込められるシーン。ここをただのパニックシーンだと思ってはいけない!カゴに閉じ込められているのは、男女はもちろん、子供に老人、黒人白人アジア人、民間人に軍人たち。そして彼らが、たった一人のために手に手をとって助け合います。カゴの中が世界の縮図になっていて、人類が一致団結する場面になっているわけです。前半で散々人類の醜い一面を描いてきましたが、本当に絶望的な局面で初めて希望が見えるんです。このシーンは見て震えましたね。ここがクライマックスと言ってもいいんじゃないでしょうか。あとのシーンはオマケってことで(笑)。けれど、宇宙人が絶命するシーンも印象的でした。大殺戮を繰り広げた彼らでさえ、もがき苦しみ絶命する瞬間、助けを求めて「誰か」に手を伸ばすんだなあ・・・。[映画館(字幕)] 9点(2009-11-03 07:38:17)《改行有》 244. X-メン 《ネタバレ》 キャラクターがみんな凄い超能力を持ってるけど、なんかみんなマヌケなんだよなぁ。話や展開の都合で「私のミスだ」「それはわからない」「動きが早すぎる」「そんな難しいことはできない」などなど、なんだか情けないのばかり。悪役(とくに部下たち)も魅力がなく、戦ってても「超絶特殊能力をもった者たちの低レベルな争い」に見える。若干前の映画なのでVFXもしょっぱい感じはするけれど、この後のシリーズはもっと良くなって迫力満点になって欲しいな、と期待しつつ、次回作も見てみようとは思います。[DVD(吹替)] 5点(2009-11-03 07:24:33) 245. トランスフォーマー/リベンジ ストーリーはスゴイ単純なので、前作よりも面白かったと思います。キャラクターにも魅力が出てきたし、相変わらずロボットアニメの王道を踏襲しています。老ロボが魅力的でした。パパママもパワーアップしてるしね。けど、魅力的なのは新キャラばかりで、前作からのキャラクターたちは陰が薄くて残念(アイアンハイドとか)。まだまだ続編が出そうですが、メガトロンはだんだんバイキンマンキャラになってきました。[映画館(字幕)] 7点(2009-06-28 15:00:04)(笑:1票) 246. ハンコック 《ネタバレ》 「私だ」「お前だったのか」暇をもてあました、神々の、遊び。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2009-06-16 03:02:21) 247. デス・プルーフ in グラインドハウス 「ふざけてた?こっちは本気だよ!」[DVD(字幕)] 8点(2009-05-20 01:55:45) 248. 狼たちの午後 《ネタバレ》 森達也の『A』は、オウム側から社会を見た映画ですが、この映画はそれの銀行強盗版ですね。メディアは面白おかしく彼らを取り上げるけど、彼らから見れば「お前らもよっぽどおかしいぜ」という感じなんでしょうか。過剰な人間ドラマもなく(日本じゃこんなの作れないよね)、キャラクター紹介も必要最低限。映画が進むにつれて主人公の人物像がやっとこさ見えてくる。人質たちも、見た目と仕草以外は殆ど情報がないけれど、それでも人となりがわかるようになっていて潔いですね。結局誰とも理解しあえなかった主人公が悲しいです。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2009-05-11 20:31:01) 249. 世界最速のインディアン ハートフルだけど熱いスピリットもあって大満足の2時間でした。バイクで直線を走るだけでこんなにもハラハラ、ワクワクさせられるとは。「夢だけじゃ生きていけないんだよ」なんてしょうもないことを言い出すヤツがいないのでいいですね。確かに現実はいいことばかりじゃないし、未来がどうなるかなんてわからない(いい人そうな青年兵士も、この後ベトナムで枯葉作戦に参加することになる)。逆に、「結果がすべてじゃないわ」とやさしく言ってくれる婦人もいるけど、そんな時、このじいさんの目は笑っていない。夢でいっぱいだけど、自己満足の ぬるま湯には浸かってない主人公。なんとカッコイイ![DVD(字幕)] 8点(2008-11-12 01:35:29) 250. ベオウルフ/呪われし勇者 「どうせなら人間も全部CGにしちゃえよ」と言われてホントにやっちゃったというような。もっと破滅的な内容かと思ったら、意外とそうでもないですね。自分がベオウルフだったら、死ぬ瞬間には「これけっこうオイシイ役回りなんちゃうん」と思ってしまうかも。いやー怖いですねえ。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2008-11-10 00:20:53) 251. アイス・エイジ2 前作とくらべるとジェットコースタームービー色が強くなったアドベンチャー。マンモスが子供たちにお話を聞かせてる場面は、スタッフたちのストレス発散シーンなのでは(笑)[映画館(字幕)] 7点(2008-11-08 00:05:05) 252. ナイト ミュージアム こんな博物館があったら行ってみたいなあ。死ぬかもしれんけど。どうせCGが凄いだけの映画だろうと思ってたら、意外とストーリーも魅力的でした。どちらかというと合成のほうがチャちい(笑)。歴史を勉強することって、過去から教訓を得ることだと思うけど、それを説教臭くなく伝えていて良かったなあと思います。思わず胸がホッコリしたよ。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2008-11-07 23:54:26) 253. マンハッタン無宿 《ネタバレ》 犯人を追っている時間より女を口説いている時間のほうが長いような気がしなくもない刑事ドラマ。意味不明なシチュエーションの羅列が非常にシュールです。インディアンの目の前でタバコを揉み消す冒頭と、犯人にタバコを渡すラスト。主人公にどんな心境の変化があったのか、観客の想像にお任せされてるようなのですが、まだ想像してませんすいません。4点と低評価ですが、そんなに憎い作品でもないです。[DVD(字幕)] 4点(2008-11-07 00:10:07)(笑:1票) 254. 赤ちゃん教育 スクリューボールコメディ初挑戦。冒頭はイライラさせられるけど(というか最後までイライラさせられるけどw)、後半に行くにつれて素直に楽しめました。ウザイだけだったキャサリン・ヘップバーンが、中盤からガラッと魅力的に見えちゃうんだからずるいなこのやろう。恋愛だけじゃなくて一種の「宝探し映画」としての面でもよくできてます。予備知識無しでも十二分に楽しめますが、当時の時代背景(ヘイズ・コード)を知った上で見ると「うまいことやるなあ」と思っちゃいます。[DVD(字幕)] 8点(2008-11-05 01:19:40) 255. 300 <スリーハンドレッド> とにかく肉さえあればそれでええという焼肉映画。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2008-11-03 04:15:19)(良:1票) 256. スピード・レーサー 「レースがすべて」と信じて飛び込んだ世界が、なんと嘘八百の出来レースだらけ(嘘の世界を描くためにCGを使いまくっているのも、映画の世界観とマッチしてると思う)。そのなかでも主人公が必死に”本物”を掴もうとする姿に感動!映画の中の観客のように手に汗握りました。皆の期待を背負って突っ走るクッライマックスは思わず熱くなります。上手いこと煽るなこのやろう。レースシーンも大迫力ですが、こういう「観客の絶叫シーン」もバシバシ挿入され、荒唐無稽な映像に説得力を与えているような気がします。[映画館(字幕)] 8点(2008-10-22 23:19:54) 257. クローバーフィールド/HAKAISHA 《ネタバレ》 とにかく大迫力で、終始ビビリながらの鑑賞となりました。いい意味で「もうつらい、早く終わってくれ!」と思いました。「逃げ出したい」という気持ちは当然あるけど、それと同時に「見届けたい」という気持ちもあるので、最後まで登場人物たちについていけるんだと思います。そしてクライマックスのあの長い間は衝撃的。もう助からない人間だけが見る最後の光景。ヒェー! 手法やアイデア自体は斬新というわけではないけど、全編に細心の注意が払われているように思います(上映時間も、DVテープで撮影した時間とほぼ一緒)。撮影テクニックやら合成のマッチムーブ、役者たちの演技もトータルでバッチリ決まった快作です。[映画館(字幕)] 9点(2008-10-22 23:01:42)(良:1票) 258. 逃亡者(1993) これ以後の警察ドラマのお手本になったのでは?ところどころ強引なネタもあるけど、トミー・リー・ジョーンズの魅力の助けもあって楽しめました。自分もこういう働きマン(?)になりたいですね、憧れます。[ブルーレイ(吹替)] 8点(2008-10-21 01:48:37) 259. 硫黄島からの手紙 凄い良い映画でした。まずこの映画が出来たこと自体が凄い。wikiを見ると、監督は「資料を集める際に日本軍兵士もアメリカ軍兵士と変わらない事がわかった」ということが切っ掛けで、この映画を作ったのだとか。ここからがこの映画の凄いところで、最初に思った「日本兵もアメリカ兵も同じだ」というこの簡単な一言を伝えるためだけに、2時間超えの映画を完成させてしまうことです。「映画をテーマにそって作るなんて普通でしょ」っつたらまあそうなんですけど、多くの関係者の思惑や意見が(よくも悪くも)介入してくるであろう状態で、監督が最初に感じたインスピレーションを最後まで大事に守れているのはやはり凄いと思うんです。そして出来上がった映画は、そのインスピレーションを見事に描ききっていると思います。「アメリカ人が日本人側の戦争映画を作るのってどうなの?」とか、「戦闘の熾烈さ、悲惨さが描けていない」という意見も、分からなくはないんですが(日米共に映画以上のえげつない戦い方をしてますし)、そもそもそういう質の映画ではないと思えば個人的には腑に落ちます。今まで自分は戦争映画を見るとき、そもそも戦争を経験せず悲惨さすら知らないのに「評価」を下すことにひっかかりがありました。けれどこの映画は、そんなことは関係ない。どの国の人間だろうが、どの時代を生きていようが、自分自身の身近なものとして考えることができる映画でした(それも、難しい言葉じゃなくて、一言で言い表せるような、一見単純なテーマをです。)これが「反戦」や「悲惨な戦争を後世に伝える」というような漠然としたテーマであったなら、こういう作品は出来なかったんじゃないでしょうか。[DVD(字幕)] 10点(2008-08-13 00:42:46) 260. ブラック・レイン 昔見たときの松田優作のカッコよさをもう一度見たくてDVDを買ったけど、久々にみるとストーリーがつまらなさ過ぎる(泣)[DVD(字幕)] 4点(2008-07-21 14:49:24)
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