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プロフィール
コメント数 2290
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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321.  シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア 《ネタバレ》  一風変わったPOV方式のモキュメンタリー作品。手ブレは全然平気だし、個人的に好きな手法なので予想していたより楽しめました。『クローバーフィールド』やら『REC』やらのコメディバージョンですね。  がっつりフィクションなのにノンフィクションみたいなノリが好きなのかもしれないです。  あまり期待はしていなかったのですが、随所に妙な作りこみやこだわりが感じられる良作。しっかり人も殺しまくっているわけですが、徹底して陰惨なイメージにならないように工夫されています。大動脈を噛んじゃって慌てるシーンなんかは、ホラーというよりもはやコメディ。  こーゆーテイストの作品にしてはCGもよく出来ています。コウモリバトルや狼男の変身のクオリティはなかなか。  その一方で、『ヴァンパイア』『バンシー』『ゾンビ』の合同パーティーでの仮装大会みたいな手作り感。この安っぽい感じも好き。  これといった本筋にあたるストーリーはないんですが、1つ1つのエピソードはしっかりストーリー性があって面白い。  ヴァンパイアだけかと思ったら、ゾンビやら狼男なんかも出てきて、しかも狼男の生き方の断片も見せてくれる盛り沢山な内容。以前人間だった友人同士が、最後ヴァンパイアと狼男になっちゃって、両種族の架け橋みたいになっちゃう良い話的展開にセンスを感じます。  やたら良いように使われていた使い魔のおばさんも、しっかりヴァンパイアにしてもらえて嬉しそう。  こーゆー作品で、みんなハッピーになって幕を閉じるってのはなかなかないかも。  掘り出し物と言って良い作品。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-11-25 10:31:49)(良:1票) 《改行有》

322.  13日の金曜日PART8/ジェイソンN.Y.へ 《ネタバレ》  ジェイソン、N.Y.へ行く。  ジェイソン、チンピラを倒し、ヒロインを助ける。  ジェイソン、素顔を見せ、争いを回避する。  ジェイソン、地下鉄に乗る。  ジェイソン、慣性の法則には逆らえない。  ジェイソン、海は平気。  こーして見ると、ジェイソンすごい頑張ってます。とんでもない駄作だと思ったのですが、そんななかジェイソンは主役だけあって頑張ってますね。今作ではコメディにもチャレンジしちゃって、頭が下がります。  それにひきかえ他の人たちの体たらくときたら・・・  特にヒロイン。ヒロインを親身になって支えてくれた女教師が死んだのは、ヒロインのせいだからな。ジェイソンは関係ないからな。ヒロインの無謀な運転のせいで焼け死ぬ女教師。でもヒロインはその事実に対し、ノーコメント。それどころかその数分後には彼氏とイチャイチャしています。ジェイソンじゃなくても殺意を覚えます。  そしてなぜわざわざ人気の無いところにばかり逃げ込むのか。ここはニューヨークでっせ。  まあこの作品はつっこみだしたらきりがない。  でも最後にこれだけ言わせてほしい。  なぜか船の食堂に置き去りにされた生徒3人。  何がかわいそうって、扱いが雑すぎ。結局あの3人どうなったの?[DVD(字幕)] 5点(2020-11-24 03:01:33)《改行有》

323.  怪盗グルーの月泥棒 《ネタバレ》  ミニオンズが見たくて鑑賞。  ミニオンズは予想通りかわいくて面白いキャラクター。いつも前向きで細かいことは気にしない感じが良い。失敗もするけれど、一生懸命に仕事している姿が健気でかわいい。  ただそれに負けず劣らず、アニメ本編も大変良い出来でした。  主人公のグルーは大物ぶっているけれど性格は小悪党。そして嫌な奴。自分の事しか考えておらず、人の迷惑を顧みない。  そんなグルーが身寄りの無い3人の女の子との交流を通して、少しずつ優しい人間へと変わっていく。子供向けアニメならではの道徳心あふれるストーリー。3人の女の子がまたかわいくて癒されます。  何千と作られてきたであろうプロットやストーリーでも、調理の仕方やキャラクターの魅力で、いくらでも面白いものはできるという見本のような作品。アニメ、そして映画の新しい可能性を見せてくれる作品です。  10年も前の作品ですが、映像、アニメーションは素晴らしいの一言。とりわけジェット・コースターの迫力がやばい。  ヴェクターの基地、個性溢れる武器、重力を無視する薬、指人形つきの絵本など、作中に出てくるアイテムはどれもユニークなものばかり。  最後はハッピーエンドですっきり、と言いたいところですが、結局経済的利益は全く無かったようで、ただでさえ借金があるのにこれからの生活は大丈夫なのだろうかと考えてしまう自分は嫌な大人です。  そもそも月を手に入れることで、どんな利益が得られるのかという邪心がジャマをして、物語に入り込むまで少々時間がかかったのであります。はあ、大人になるとつい余計な事ばかり考えてしまいますね。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2020-11-16 04:08:32)《改行有》

324.  ウィッチマウンテン/地図から消された山 《ネタバレ》  こーゆー映画大好きです。  途中なぜかだれてしまったときがありましたが、全体的にテンポが良く、スピード感があります。  ストーリーも単純明快で◎。宇宙人の兄妹を二人の地球人が助ける話ですね。  兄妹二人は、両親が地球で行っていた植物再生の研究結果をGET。その後自分達の星に帰るだけ。ですが兄妹をつけねらう母星からの暗殺者。更にはアメリカの政府関係者も兄妹を狙っている。四面楚歌の中、暗殺者やアメリカ政府から逃げつつ、宇宙船を取り返し母星に帰れるのか。ってな感じの、平凡ストーリー。真新しいものは一切ありません。そこであえて言いたいのです。だから良い。動機やストーリーがはっきりしていると、余計なことごちゃごちゃ考えずに気楽に見られる良さがあります。  もちろん、つっこみどころは山ほどあります。ですが、こーゆー映画は、あえて矛盾をつっこまない。効率やら能率やらを考えない。ただ楽しむ。それこそ映像だったり、アクションだったり、コメディ劇だったり、楽しむ要素はいくらでもあるわけです。  ドウェイン・ジョンソンは『センター・オブ・ジ・アース2』でも似たような役柄でしたね。この人が子供とからむとやけに面白い。それに温かい気持ちにさせてくれます。  最後はディズニー映画らしく気持ちの良いハッピーエンド。休日に見るのにぴったりの作品でした。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-11-16 02:34:40)《改行有》

325.  2012(2009) 《ネタバレ》  その映像体験は一見の価値アリ。  私は当時映画館に行っていないので、今回ブルーレイでの鑑賞です。テレビは49インチ?  アバターと比較されることが多いようですが、私は3D比較ができませんので、2D比較で。  序盤に関して言えば、『2012』は衝撃的でした。地球の崩壊が始まってからリムジンで、そして小型機で脱出する一連のシークエンスは、もうすごい臨場感と迫力で圧倒されっぱなしでした。揶揄ではなく、もはや尊敬の念を込めて、これは極上のアトラクションムービーです。  ただ私は『終末もの』というのがどうも苦手でして。そりゃあいつかは起きることでしょうけど、今ではないでしょうし。どうにも現実感が湧きません。もちろんバリバリのフィクションなのは百も承知なのですが、モンスターやらヒーローやらゾンビやらロボットやらが出ない映画には、どうしてもリアルを求めてしまう自分がいます。  また、どう頑張ってもハッピーエンドにはなりようがありません。ひたすら崩壊し続けていく世界を2時間以上も見続けるってのは、なかなか辛いものがあります。  終盤ゲートが閉じなくて、ジャクソンが身の危険を顧みず決死のダイブ。ミッションは無事成功。箱舟は危機を脱し、人々は喜びに湧きます。それは良いです。ですがその直後ジャクソンが生還するのを、みんなが固唾を呑んで見守るそのシチュエーションの意味がわからないのです。そして無事戻ってきたときの大歓声。なんで?この人たちの強引な密航がすべての原因でしょう?そのせいで何万人という人の命が危険に晒されたわけですよね?感動ポイントがまるでずれていて、終盤はまるで気持ちがついていきませんでした。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-11-08 23:41:27)(良:2票) 《改行有》

326.  13日の金曜日PART6/ジェイソンは生きていた! 《ネタバレ》  いや、ジェイソンはしっかり死んでいたんですけどね。余計なことして生き返らせちゃったんですよね。まじでいらんことすんなよってストーリーです。  こちらはPART4からの正統な流れを汲む続編っぽい感じですね。  事の発端はトミー君の自己満足。土葬ではなく火葬にしたいと我儘を言うトミー君のせいで大勢が犠牲になります。なのにトミー君は『忠告してやっている』『助けてやっている』と口には出さずとも終始そんな上から目線の立ち振る舞いで、なんだか共感しづらい主人公。警察は警察であまりにも話を聞かないのでそこもイライラ。こーゆーB級ホラーで登場人物がアホだったり自業自得だったりするのはもはやお約束ではありますが、今作は特にひどい。  怯える子供を励ます善良なキャンプ指導員のお姉さま方。今作ではしっかり指導員としての仕事もこなしています。そんな好感の持てる若き指導員のみなさま、及び娘思いの父親であり保安官、次々と悲惨な殺され方をしちゃって本当にかわいそうです。  その一方で、静かに眠っていたジェイソンを叩き起こした一級戦犯のトミー君はヒーロー扱い。  そんな理不尽なところも含めて、うん、面白かったです。  どーでもいいですが、久しぶりにサービスカットはほぼ皆無となっております。[DVD(字幕)] 7点(2020-11-08 18:08:03)《改行有》

327.  新・13日の金曜日 《ネタバレ》  平均点が大変低かったので期待していなかったのですが、悪くなかったです。というか良かったです。  登場キャラが多く、そのほとんどが殺されちゃうのでスラッシャーシーンが豊富。更には女の子のサービスカットも豊富。完結しちゃった13金シリーズを新しい形で復活させようと意気込みが伝わってくる作品です。  ただ、息子を殺された父親が、殺した犯人を放置で、それ以外の人たちを血祭りにあげていくってのはどうにも腑に落ちません。息子殺しのヴィクターを真っ先に的にかければ動機がはっきりしちゃうので、それを避けたかったのかもしれませんが。だとしたら無差別に殺して回るはっきりとした動機をラストに明かしてほしかったです。  この作品は13日のスピンオフ的立ち位置になりそう。  初代13日の金曜日が、『息子を殺された母親の復讐劇』で幕を開けたことを考えれば、今作のプロットはまさにその流れを汲むものだと言えそうです。  だとすると、PART6でまた元のジェイソンに戻したのは、あの太っちょ君にホッケーマスクをかぶせても、あまりにもイロモノすぎてホラーにはなりえないことが一番の要因だったりして。[DVD(字幕)] 7点(2020-11-08 17:29:10)《改行有》

328.  ナイトクローラー 《ネタバレ》  終始居心地の悪さを感じる映画。  主人公のルイスは登場時から狂気をはらんでいて、目的のためには手段を選ばない人物であることが窺えます。頭は良い。クレバーなものの見方をする一方で、ここぞというところの勝負強さ、度胸もある。彼の一挙手一投足から目が離せません。  ストーリーだけをなぞれば、人生のどん底にいた男が、努力と頭脳と執着心だけで成功していくサクセスストーリー。  ですが、普通のサクセスストーリーを見た後の幸福感や満足感みたいなものは微塵も感じられません。見ている側まで悪事の片棒を担がされたような変な後味が残ります。  この映画を見始めて、ルイスが暴走し始めたとき、彼が取り返しのつかない失敗を犯し、破滅する未来しか予感できなかったのです。でもルイスは失敗しない。最後まで成功し続けます。そのストーリー展開が意外と言えば意外。こーゆータイプの人間は大抵ラスト破滅するのに。  最後に会社として成功し、新入社員たちと共に会社専用のバンに乗り込んで街へ走り去っていくシーン。ここまできて、やっと変な緊張感から解放されたという安堵感を感じます。[DVD(字幕)] 7点(2020-11-08 14:51:02)(良:1票) 《改行有》

329.  ダメ男に復讐する方法 《ネタバレ》  ストーリーは極めて単純。似たようなプロットの映画はきっと他にもある。ですがそれはそれで全然構わないのです。大事なのは、同じ料理を作るにしても、どう味付けをしていくか。まずいカレーもあれば、うまいカレーもある。同じカレーでも千差万別。この作品は間違いなく安心して楽しめる『上手いカレー』になるでしょう。  女性が主役です。女性向けの映画であることは否めません。ですが男性が見てもきっと楽しめる内容です。  3人の主演女性はそれぞれ違う魅力がある。  ケイトは典型的な夫依存型奥さん。そんなケイトが自立した女性へと少しずつ成長していく姿がかっこいい。前半のケイトは嫌いですが、後半のケイトは次第にかっこよく見えてきます。  カーリーはキャメロン・ディアスの本領発揮というキャラクター。さすがにお年を召したキャメロン・ディアスですが、彼女の魅力を存分に堪能できる人物です。劇中では一流のつっこみ役として、終始笑わせてくれます。  そしてアンバー。とにかくかわいい。ケイトとカーリーだけだとどうしても平均年齢が高すぎるのですが、アンバーが加わることでとても華やかな3人になります。相乗効果で3人の魅力がぐっと上がるし、3人で力を合わせて陥れてやろーぜってのがわくわくさせてくれます。  好き放題やっていたダメ男マークは最後にコテンパンにやられて、これ以上ないカタルシスを感じられます。3人のその後もクドくない程度に紹介され、すっきりとした余韻を残して物語は幕を閉じます。  明るい気持ちになれる良質なコメディムービー。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2020-11-07 10:53:07)《改行有》

330.  30デイズ・ナイト2:ダーク・デイズ<OV> 《ネタバレ》  続編は見る気なかったのですが予告が面白そうでしたのでやっぱ観ることに。  リベンジものっぽかったので、スカッとできるかなと思いまして。  導入部分はサイコー。前作の生き残りステラ。復讐かつ吸血鬼撲滅の第一歩としての地道な講演活動。その講演に紛れ込んでいる吸血鬼を太陽光で文字通り炙り出す演出がかなり良い。  吸血鬼へのレジスタンスみたいなグループと合流してからは次第に物語は失速。いや、このレジスタンスみたいな組織が思っていたより大分しょぼいんです。人数も少ない。計画性もあるんだかないんだかよくわからない。なんだか期待はずれの連続なんです。  もちろんホラーとしては及第点です。悪くないです。ただ今作には復讐に燃えるバンパイアハンター御一行様とバンパイアの熾烈な戦いを期待したのですが、防戦一方、敗戦濃厚でちょっと暗すぎ。地下襲撃にしろ、船襲撃にしろ、無計画かつ無謀な戦いばかり挑んで仲間を失うばかり。こーゆー閉塞感を期待して見たわけじゃないんですよねー。ホラー、サスペンスとしては面白かったのですが、期待していたストーリー展開ではなかったなー。  VSリリスに関してはご都合主義も良いとこです。あれだけいた吸血鬼たちが一人も出てこないで、なぜかリリスとタイマン形式に。ちょっと不自然が過ぎませんか。  前作の感動的なラストを台無しにするオチもいかがなものか。  とまあ面白かったのは認めますが、見た後の満足感は正直いまいちなものでした。[DVD(字幕)] 7点(2020-11-07 01:11:34)《改行有》

331.  13日の金曜日・完結編 《ネタバレ》  このシリーズは全部見ていたつもりだったのですが、完結編だけ見ていなかったみたいです。  さすが完結編だけあって、過去最多の犠牲者数。更に、前半のエロシーンで結構尺を取られちゃったせいで、ジェイソンがかなり忙しそうでしたね。『こりゃあてきぱきやらんと、終わらんぞ』とジェイソンの心の声が聞こえてくるかのようです。  とゆうことで、今作のジェイソンの働きっぷりといったらもはや職人芸。流れ作業のようにかたっぱしから標的を片付けていきます。どうやらジェイソンはまたまた少しレベルが上がったようですね。マッチョ度、タッパ、過去最高。パワーも申し分なし。  それにしてもこのシリーズ、『遊びに来た若者』だけでなく、現地の人々も結構犠牲になるのが不思議。じゃあそこに住んでいて今まで無事だったのはなぜ?という素朴な疑問が浮かんできます。まあ、いいか。  今作は魅力的なおねーちゃんもいっぱい出てきますし、子供も戦います。妹の敵討ちの人も登場します。キャラも豊富なら、殺し方のバリエーションも豊富。ここまでの4作品の中では一番エンターテイメント性があるかもしれませんね。  とは言え、やはりこのクオリティに8点はつけづらいので『3』と同じ7点。でも個人的にはこちらのほうが面白かったです。[DVD(字幕)] 7点(2020-11-06 23:07:03)《改行有》

332.  13日の金曜日PART3 《ネタバレ》  子供の頃見たときはトラウマになるほど怖かった作品。おそらく当時は『最後1人になってしまう』というシチュエーションがたまらなく苦手だったんだと思う。終盤にみんな殺されちゃって、クリスとリックが戻ってきたときにはすでに2人だけ。異変に気付くも頼りのリックは早々と殺されちゃって、ジェイソンとタイマン。これが凄く怖かったのです。  今となってはベタですが、『いくらアウトローでもこんなやつらいねーよ。』ってゆうバイカー達にからまれ、その人たちが腹いせに車のガソリンを抜いちゃうのが伏線に。もしかするとこーゆー『ホラーの定石』みたいなもんは昔からあったのかもしれませんが、それを世に広く浸透させたのはこのシリーズかもしれません。だとしたらとても偉大なシリーズですね。  ジェイソンは少しレベルが上がったようです。  ジェイソンはデブオタクを倒した。  ジェイソンはLv.2になった。  ムキムキ度が2上がった。  身長が3上がった。  デブオタクは何かを落としたようだ。  ジェイソンはホッケーマスクを手に入れた。  今見ると怖さより懐かしさのほうが先に感じられちゃうのですが、子供の頃に見たときの衝撃そのままにこの点数。  最後湖から現れたジェイソンに襲われるシーンは頭がおかしくなったクリスの妄想ってことで良いのかな?[DVD(字幕)] 7点(2020-11-06 09:07:00)《改行有》

333.  アバター(2009) 《ネタバレ》  前半9点。後半7点。間を取って8点。  映像が本当に凄い。前半はその映像と世界観に圧倒されっぱなし。身体の不自由な主人公が初めてアバターを扱う瞬間。見ているこっちの世界まで開ける感覚。ゾクゾクします。ジェイクの両足が不自由であるという設定が良かったと思います。それがなければただのいけ好かない奴で終わっていた可能性もあります。  ネイティリが凄く好き。見ているうちに、だんだん魅力的に見えてきます。ネイティリに惹かれていくジェイクの気持ちに共感できます。個人的にはラブストーリーとしても十分に楽しめる内容。  ドラクエ世代でありFF世代である自分にとって、想像しか出来なかった世界をここまで見事に映像化してくれたことに大満足。ジェイクがグレイス達の護衛として初めてパンドラの自然に足を踏み入れるシーンは本当にワクワクします。  初めて見る花や植物に興味津々のジェイク。ユニークな植物と触れ合っていたら、次々と現地の生物に襲われちゃって、この辺りが最高に好きです。  あえて単純化された善と悪の二極化ストーリーもこの作品には合っていたように思えます。単純明快なプロットにしたからこそ、終始映像世界を堪能できたとも言えます。また、これだけの映画が作られてくると、ストーリーが似通ってくるのはもはや自明の理なのかもしれません。面白いストーリーやプロットは、何度焼き直しされても全然構わないと思います。  最後にストーリーについて。  征服する側に征服される側の気持ちはわかりません。あえて征服される側の視点に立つ。そのうえで、大衆向けの娯楽作品でアメリカのメタファーであろう地球人類を徹底的に悪者に描くっていうのは凄い。エンターテイメントという体を成しながら、こういう客観的な視点を持たせてくれる作品は貴重だと思います。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2020-11-04 11:50:22)(良:1票) 《改行有》

334.  テラー トレイン(2008) 《ネタバレ》  幽霊系かと思ったらスラッシャー系。それもホステルタイプの理不尽サスペンス。旅人を誘っては列車に連れ込み、臓器を勝手に抜き取ってお客さんに移植しちゃう。怖い怖い。  とは言え、今作の主人公御一行様、ちょっと自業自得な側面があったりします。そもそも試合前に規則を破って夜遊びし、結果乗るはずだった電車に乗り遅れちゃったのが事の発端です。  一番かわいそうなのはコーチ。規則を破った人たちのために、乗るはずだった列車に乗れず、最初の犠牲者になっちゃうわけですから、この人だけマジでなにも悪くない。お悔やみ申し上げます。  この映画は『悪魔のいけにえ』や『ホステル』と同じで、9割はやられっぱなしバイオレンスなのでフラストレーションはたまります。ただし最後に復讐を遂げるので、一応のカタルシスが得られます。  ただ仲の良い女友達の一人がわけのわからん兵士たちに拉致られたままなのが後味が悪い。死んじゃった人たちはもう仕方がありませんが、生きている人は救ってほしいものです。  いっそ国際問題に発展させて、アメリカという国の力を使い、この違法な組織とどこぞの腐れ兵士達をまとめて粛清するくらいの面白さがあっても良かったかもしれません。[DVD(字幕)] 7点(2020-10-23 14:16:30)《改行有》

335.  地獄の変異 《ネタバレ》  クリーチャーやモンスター映画大好き。なので好きなジャンル。・・・のはずなのに、なぜかいまいち盛り上がらない。  一番の原因はわかっています。アップの多用とやたら細かいカットの連続。  更には洞窟なので仕方がありませんが、ずっと暗い。つまり、終始画面が見づらいのです。今、何が起っているのかがちっともわかりません。状況が把握できるから恐怖やハラハラを感じるのであって、そもそも状況がつかめないのであればそれ以前の問題なのです。  あまりに画が見辛すぎて、本来であればハラハラしそうなところで全然ハラハラできません。  寄生生物により姿かたちが変わり果てた元人類の皆様。ほとんどエイリアンと化してしまってお気の毒。そんな元人類のみなさまに襲われる恐怖。その一方で、寄生生物に寄生されて、人間でなくなっていく恐怖。2つの側面からの恐怖を描いたのは面白かったです。  ラストのオチもありきたりですが好きです。[DVD(字幕)] 5点(2020-10-22 03:19:34)(良:1票) 《改行有》

336.  13日の金曜日PART2 《ネタバレ》  ジェイソンLv.1って感じですね。  装備は『布の服』と『紙袋』。体はひょろひょろ。こいつなら勝てます。  特にジェイソンが姿を現してしまうと恐怖が半減しちゃいますね。姿が見えないときの緊張感はなかなかだと思います。  若者たちがキャンプ地に集まる。一人ずつジェイソンに殺される。これこそが13日の金曜日のストーリー。理由なんていらないんです。有無を言わさない殺人鬼のほうが恐怖を感じるものです。  『2』ではキャンプ地に集まってくる殺され要員が前作の倍以上に。ジェイソンがんばれって思っていたら、あれあれ、半数以上は街にくり出しちゃいました。そして惨劇を免れてしまいます。うーん、これは良くもあるし、悪くもあるなー。  ここで運命が分かれてしまう残酷さを感じられるのは良い。ですが多くの人が助かっちゃうので、肩透かし感は否めません。  それでも私はこの作品『1』より好きです。  ファイナルガールのジニーの登場シーン。車のエンジンがかかりません。この伏線に思わずニヤニヤ。これが『肝心なときにエンジンがかからない。』というホラー映画の常套手段の先駆けとなったのでしょうか。  このシーンを子供の頃見たときはいっしょになってめっちゃ焦ってハラハラした記憶があるんですが、今回はなんだか嬉しくなっちゃいました。[DVD(字幕)] 7点(2020-10-11 01:03:57)《改行有》

337.  13日の金曜日(1980) 《ネタバレ》  初期の作品だけあって刺激は少なめ。ホラーというよりサスペンス。  こーゆー映画でも十分怖かったのは自分が子供だったからか。だとしたら今の時代、ホラーやバイオレンスの類が軒並みR指定になるのもわかる気がしますね。子供には刺激が強すぎます。子供にホラー映画を見せたかったら、まずはこれくらいので慣らしたほうが良いかもしれませんね。だとしたら古きよき時代のホラー映画の需要ってのもまだまだありそうです。  まだ世界がこーゆーホラー映画に慣れていない時代、この作品が大ヒットして世界中の人がキャーキャー言っていたかと思うと感慨深いものがあります。  CGなんてものが無かった時代、全部手作りってのはさぞかし大変だったでしょう。恐怖を演出するのにもいろいろと工夫が必要だったと思います。殺される瞬間のシーンがほとんどなく、殺された後の死体ばかり映すのはそのためでしょうか。  ただスプラッタ描写が控えめでも、惨劇が起る前の雰囲気作りはなかなかです。殺人鬼がどこに潜んでいて、いつ襲い掛かってくるのか、そのハラハラがたまりません。  一方、殺人鬼が正体を現してしまうと怖さは半減。なにせおばちゃん。しかも今まで瞬殺だったのに、急に肉弾戦。ビンタは笑ってしまいます。本当にケビン・ベーコンの首を貫いた人ですか?同一人物とは思えないんですけど。  どっかに行ったと見せかけて、ゆっくり回るドアノブ。助かったと見せかけての驚愕のラスト。今見ても怖さを感じさせるシーンがあるのはさすがです。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-10-08 02:39:16)(良:1票) 《改行有》

338.  イングロリアス・バスターズ 《ネタバレ》  劇中劇でアメリカ兵を狙撃しまくる映画を見て喜ぶドイツの高官たち。でもこの映画を見て喜んでいるあなたたちも同じ穴のムジナですよ、みたいなメッセージがあったりするんでしょうか。  ゆるい音楽に過激なバイオレンス描写。駆け引き的会話シーンが多く、その1つ1つが長い。その結果、映画は長尺になりテンポが悪く感じます。  そしてストーリー。ナチス占領下のフランスで活動する部隊の痛快活劇と思っていただけに、2章以外は全然そんなストーリーじゃなく残念。1章でショシャナの悲劇を描き、2章でバスターズによる反撃の幕が上がる。この辺まではワクワクしながら見ていたのですけどね。  1章の悲劇のヒロインショシャナと仇敵ランダ大佐。その2人が再会するシーンがあるのなら、ショシャナがランダ大佐に復讐を遂げる結末を用意してほしいところです。ランダ大佐が生き残って亡命する結末なんて納得いかないです。  酒場のシーンやショシャナの最期のシーン。それまで友好的に会話が弾んでいた人間関係を、一瞬で崩壊させるのはタランティーノの十八番。この映画はその手法に頼りきっている感じ。  ストーリー的面白さが足りない。魅力ある人物も共感できる人物もいない。でもこーゆー極端なバイオレンスシーンをいれとけば、なんか『この映画すげー』って感じになるだろう、って浅はかな考えが見えてしまう。  期待していただけに、残念な出来でした。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2020-10-04 21:07:57)(良:1票) 《改行有》

339.  ザ・イースト 《ネタバレ》  映画に娯楽を求めちゃう私にとって、こーゆー作品はどうしても評価が低くなりがち。これは完全に好みの問題です。   薬害、公害を引き起こす企業に制裁を加えるザ・イースト。そこに潜入し、ザ・イーストの調査、監視をすることで企業を守る民間警備会社。主人公のジェーンはザ・イーストに潜入するも、彼らに感化され、その思想に一定の理解を示すようになってしまう。その一方で、『目には目を』というイーストの基本理念には強い抵抗感を露にします。『ミイラ取りがミイラになる』みたいな単純な話でもなさそうです。  それが証拠に、ザ・イーストに協力する一方で、自社にはしっかりイーストの情報を報告する。彼氏と仲良くする一方で、イーストのボスとねんごろになってしまう。そんな状況がずっと続くわけですから、ちょっと疲れてしまうのです。  メインストーリーと関係のないシークエンスで結構尺を取っちゃったり、その一方で説明不足な部分があったりと、決してバランスやテンポが良い映画とは言えません。  全員が拘束衣に身を包み、口でスプーンをくわえ、隣の人に食べさせてあげるシーン。このいかにもな思想集団的発想、自分達以外のものを否定する雰囲気がカンに障る時点で、自分とこの作品は合わないと思いました。[DVD(字幕)] 5点(2020-10-04 02:04:12)《改行有》

340.  スペル 《ネタバレ》  コメディタイプのホラーとしては及第点。しっかり怖がらせながらも、鼻血ブーや悪霊のダンスでちょっと休憩。びびらせすぎない、悪ふざけし過ぎない。シリアスとユーモアのバランスが良い。これが中途半端と受け取られる場合もあるでしょうが・・・。  個人的にはしっかりホラーとしてドキドキしながら鑑賞し、それなりに楽しい時間を過ごしました。  ただ、『怖がらせる』というよりは『びっくりさせる』ことでそれを怖さと錯覚させるちょっと卑怯な感じ。そもそもアメリカ製のホラーはお化け屋敷的演出が多いんですが、今作は特にその傾向が強いように感じられます。  それから、グロいのは平気なんですが、気持ち悪いのはちょっと苦手。おばあさんの登場シーンとか。ハエinノーズとか。ハエinマウスとか。生理的な嫌悪感が半端ない。  批判を並べちゃいましたが、そんなことを含めながらも見ている間はずっと面白い。理屈抜きで楽しめる感じ。あまりに理不尽すぎる逆恨みに、運が悪すぎる主人公をずっと応援できたのが良かった。  他の人に呪いを押し付けることもできない主人公。大口案件を潰したライバルにさえ情けをかける主人公。気は強くとも根は優しい。そんな主人公が『ブス』という批評がある中、私はちょっと好みのタイプだったりするわけで。うん、かわいい。そんな主人公が死の呪いをかけられちゃうあまりに理不尽すぎる導入。そしてあまりにひどい数々の仕打ち。ラストくらいはハッピーエンドで終わっても良かったんじゃないかと思うわけです。こんな心優しいチャーミングな女性を地獄に落としてバッドエンディングにするような映画かね。バッドエンドが受け入れられる映画とそうでない映画がありますが、これは完全に後者。  あとついでに言うと、ボタンの入った封筒が車の中に置き去りになっちゃっているのは容易に想像できるわけですが、てっきり彼氏にボタンをあげたことになって、彼氏が犠牲になっちゃうのかと思っていましたが、そうならなかったのは逆に驚きです。[DVD(字幕)] 7点(2020-10-01 12:08:38)(良:1票) 《改行有》

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