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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
341. ティアーズ・オブ・ザ・サン 決して悪い映画ではないとは思うんです。でもブルース・ウィリスの行動にはあっけにとられました。あんだけ任務遂行に拘る頑固者だったのに、突然マザー・テレサでも乗り移ったかのような行動をとるのはいくらなんでもスムーズとは言えません。感動するかもするかもというところでサッとすかされちゃいました。ラストに近づくにつれ、やらせ度は増すばかり。モニカ・ベルッチの役は良い所が無く、完全にブルース・ウィリスの引き立て役としての意味しかありません。ブルース・ウィリスが織田“踊る大捜査線”裕二とダブって見えてきて、エンディングでは頭の中にララララサンバディトゥナィ…と流れちゃいました。展開の膨らみが少なく、内容の薄い映画という印象が残りました。4点(2004-02-27 01:49:11) 342. シャンハイ・ナイト ストーリーはかなり軽いです。でもこういった映画はストーリーの綿密さがメインではなくエンターテイメント性が重視なので、そこを考えると、分かり易くまとまった内容だと思います。ジャッキー・チェンとファン・ウォンのアクションが良かったです。特にファン・ウォンは可愛いしアクションも良いし言うことないです。勿論ジャッキー・チェンのアクションも安心して楽しめました。登場人物にオマケの設定をするのはやり過ぎると興醒めするけど、このくらいなら許せる範囲です。6点(2004-02-26 18:35:22) 343. 恋愛小説家 とてもスマートな映画だなという印象を受けました。脚本は突飛な展開は無いものの退屈にはならず、カメラワークは特に凝ってはいないものの目が疲れないような撮り方。要らない物を足さず、また必要な物は決して引かないというスタンスを感じます。表情豊かなジャック・ニコルソンの演技は見ていて飽きないし、また役柄にピッタリとはまっています。コメディ映画になりすぎないように笑いのポイントは程よい量だし、かといって少女漫画のようなレトルト的恋愛話ではなく、大人な感覚と不器用でぎこちない子供のような感覚が混ざっていて、全体のバランスが上手い。というかバランスが綺麗です。8点(2004-02-25 20:55:18)(良:1票) 344. ヴァージン・スーサイズ この映画を知ったきっかけは、ソフィア・コッポラ監督の作品だからということではなく、エールが音楽の総指揮をやっていたことで知りました。公開当時、映画の内容は軽く知っていただけで興味が無く、当時モンドやラウンジ系の音楽に興味があって良く聞いていたので、エールのサントラを買って聞いていただけでした。でも正直このサントラはあんまり良い出来とは思っていませんでした。最近たまたまテレビ欄の深夜枠に載っていたので見てみたら、なんとコッポラの作品だと知って吃驚。しかも映画を見てみると、映像と音楽が実にマッチしていました。なんて気持ちがいいんだろう。感心しました。感想としては、少年を幼く見せているので少女達が大人びて色っぽく見えていて、甘美な雰囲気がかなり良いです。何の変哲も無いシーンでも巨匠のセンスが光ってます。隠れて飲酒喫煙したり男の子と遊んだりという甘酸っぱさは良かったのですが、そのギリギリの美味しいポジションから一歩越えてしまい大人な関係を結んでしまうのが余計に感じました。そこを越えずにラストを迎えたら、あの姉妹の美貌やカリスマ性見たいなもののインパクトが強く感じれたと思います。久しぶりにサントラひっぱりだして聞いてみようかな。6点(2004-02-24 21:41:24) 345. リーサル・ウェポン4 熟練の漫才芸人のようなドタバタコンビのやりとりが実に爽快。笑いと本気の部分のメリハリが効いてるし、何と言っても分かり易い。アクションはド派手だけど、CGに溺れ過ぎている昨今のアクション映画よりも緊張感があります。このシリーズは安心して見れて好きです。7点(2004-02-14 18:14:32) 346. インプラント 暗闇の撮り方が実に綺麗。イコール、光の撮り方も綺麗。主人公の女優さんがとっても綺麗で演技も上手。こういったメンタル面から発生される恐さとか得体の知れない未知の物を題材とした脚本は好きです。結局、暗闇に潜む魔物は何なんだろうと思わせてる所がこの映画の醍醐味。映画「エイリアン」のように、その存在が人間の目線から把握できている物体なら対処法を考えたり立ち向かったりできるけど、この映画にでてくる魔物(=暗闇)は、人間の頭じゃ理解できない範囲の物なので、それを具現化して恐怖そのものに表現するのはかなり難しい技だと思います。でもそこに重点を置きすぎちゃったのか、攻められてばかりで逃げる一方な展開なので内容が乏しい印象受けました。もっと色々あったほうが充実して面白いかな。6点(2004-02-13 23:07:46) 347. “アイデンティティー” ホラーに近い恐さがあるミステリです。夢オチのような話は大抵がっかりするのが多いのですが、この映画は例外です。どうなるんだろうというワクワクよりも、寒気や嫌悪感のようなものを感じました。悪いことが連鎖して起きると、やたら不吉に感じます。見ているこっちの身にも何か起きるんじゃないかと思わせる大量の雨と暗がりは、より一層の恐怖を煽っていて、演出が実に上手いです。脚本も秀逸。8点(2004-02-09 18:35:28) 348. ブルース・ブラザース これ、見る人が見たらとんでもなく豪華で夢のようなキャスティングなんだろうなーと思いました。とにかくあの兄弟のクールでいてHOTなところが格好良すぎです。殆どのシーンで音楽があって、ソウルやジャズに抵抗が無い人なら見てて面白いハズ。コメディ部分は、ドリフ落ちのように分かり易いズッコケ感覚で、好きです。孤児院を救うという大義名分はむしろどうでもよく、いかにドタバタにつっぱしってくれるのかを楽しみながら面白く見れました。8点(2004-02-05 15:50:06) 349. ジャイアンツ 序盤の急な展開に戸惑ったけど、こういうテンポなのかと納得し始めてるうちにトントンと話が進んで行きました。やけに淡々と長い映画だけども、夫婦・家族・名誉・人種など、色々な内容が詰まっていて退屈しませんでした。出てくる女性がみんな綺麗でした。勿論男優もかっこいいです。7点(2004-01-16 17:21:41) 350. スピーシーズ2 1を見てないのでストーリーの繋がりが分かりません。が、エログロをホラーの基本とすると、エイリアンの魅力が無さ過ぎてポルノ色が強く出過ぎちゃってます。中高生はこっそり見ましょう。強引で無茶な展開だけども、こういった映画をダラ~っと見るのがたまらなく好き。5点(2004-01-15 12:18:42) 351. セブン・イヤーズ・イン・チベット 決して雰囲気は悪くないのですが、面白くないです。味気なさすぎて退屈極まりないです。ブラッドピットの猿顔も演技もますます嫌いになりました。3点(2004-01-12 19:48:13) 352. ラブレター/誰かが私に恋してる? 和やかムードが良いです。所々茶目っ気があって楽しめました。アメリをカロリーオフして若干ライトにした感じがしました。途中に流れる音楽が、センスの良い雑貨屋で流れてるような音楽で、映画の雰囲気に合ってます。6点(2004-01-10 19:31:34) 353. スライディング・ドア 《ネタバレ》 二つの話が同時進行しているのでテンポは良い。でも内容はかなり陳腐。同棲中の彼氏が浮気・失恋して髪をショートに・盛り上げるシーンは雨を降らす・決定打は妊娠・・・安いTVドラマの主要シーンを凝縮しただけ。その時運が悪いと思っても、後々は良い結果になるかもしれないし、その逆もありえる。当たり前の話じゃん。唯一面白かったのが、浮気相手が窓の外に立ってたシーンでのダメ男のリアクション。爆笑。5点(2003-12-27 18:06:36) 354. エアフォース・ワン 大統領専用旅客機に簡単にテロリストが忍びこめれるということは、アメリカの防衛意識が低脳だということを自ら露呈しているようなもの。そんなに大統領をヒーローに祀り上げたいのか。死んで犠牲にでもなれば立派だと思えますが、こうも無敵パワー炸裂の映画は、展開をいくら劇的にしてもリアリティが全く無いです。でもまぁ、糞映画の貴公子ハリソン・フォード主演の作品の中では見れた方だと思います。5点(2003-12-20 18:19:33) 355. ダイ・ハード まずテロリストの用意周到さに敵ながらあっぱれ。前半はブルース・ウィルスな~に巻き込まれちゃってるんだよ、って感じでしたが後半じわじわ面白くなりました。でもツイてないな~この刑事って雰囲気は終始付きまとってます。これ系のアクション映画の中では結構良く出来てると思います。6点(2003-12-19 23:37:39) 356. ターミネーター2/特別編 この手の物は大抵派手なCGやアクションに溺れてストーリーが無茶苦茶だったりするんですが本作は展開がスムーズでラストは感動しました。よく出来たSFアクション大作だと思います。通常版と特別編はどっちでも面白いです。当時劇場で見た時は圧倒されました。8点(2003-12-19 21:21:26) 357. リーサル・ウェポン2/炎の約束 ドタバタなコメディ展開に突然燃え上がる濡れ場、脳みそ使わずに楽しめるエンターテイメントは好きです。ストーリーがちゃんとしてるので退屈にもなりません。でも、主役は撃たれても死なないって、そんな常套手段使っちゃダメです。5点(2003-12-15 18:12:34) 358. チャップリンの独裁者 所々クスっと笑える場面があったけど、全体を通しては大して面白くありませんでした。コメディに美徳が混じっていると気持ちよく笑えないのですっきりしません。前半はチャップリンには悪いが眠くなりました。3点(2003-12-14 20:27:42) 359. 十二人の怒れる男(1957) スピード感が良いですね。まるでミステリ小説の終盤に、探偵が犯人に詭弁でまくしたててるような、そんな勢いで全編美味しいシーンの連続で凝縮されてる感じがしました。話が逆転していく様は見ていて爽快。実に面白い。9点(2003-12-13 04:42:48) 360. 大脱走 話が長いのに淡々としているので途中で退屈になっちゃいました。登場人物が多すぎなのと、監視が甘すぎなのが重なり、肝心の脱出劇が面白く感じなかったです。4点(2003-12-13 02:46:44)
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