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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
341. バウンド(1996) 《ネタバレ》 ○なかなか先が読めずサスペンスとしては佳作。○映画における同性愛の要素は微妙だが、B級の雰囲気やスタイリッシュな演出はハマッていた。○にしても、ジーナ・ガーションにはもっとブレイクして欲しかった。[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-05-10 22:51:45) 342. 野のユリ 《ネタバレ》 ストーリー展開の中で説明不足は多少あるものの、なかなかの佳作。やはりシドニー・ポワチエの存在が大きい。黒人初のアカデミー賞を今作で取ったことも大きな意味がある。彼の歌は「手錠のままの脱獄」でもそうだったが、惹きつける力がある。[DVD(字幕)] 7点(2009-05-10 22:48:24) 343. キートンの警官騒動 《ネタバレ》 ○「セブン・チャンス」にも勝るとも劣らない数の警官。これほどの数に追われたら不通の人は降参します。しかし、キートンは逃げます。彼は追いかけられるのが好きですね。○エンディングは彼にしてはブラックでしたね。たまにはこんなのも良いかなって感じでした。[DVD(字幕)] 7点(2009-05-10 21:05:29) 344. 007/慰めの報酬 《ネタバレ》 ○今作はボンドの復讐がメインで、ボンドガールの復讐はちょっと取って付けた感あり。そしてボンドガール自体の出番がどうも少ない。あまりに助けすぎるのもどうかだが。○アクションシーンも序盤・中盤と良かったが、終盤はロケーションの割にあっさり。○でもまぁテンポも良かったのでそこそこ楽しめた。[映画館(字幕)] 7点(2009-05-10 20:50:29) 345. 評決 《ネタバレ》 法廷モノの醍醐味が詰まった映画。二転三転するストーリーが面白い。ポール・ニューマンも落ちぶれた弁護士を好演。ただ、なぜギャルヴィンがそこまでやろうと思ったかの心理描写が弱い。脇のジェームズ・メイソン、ジャック・ウォーデンがいい味出していますね。[DVD(字幕)] 7点(2009-05-10 20:43:23) 346. ローマの休日 《ネタバレ》 期待して観たからかそれほどでもなかった。オードリー・ヘプバーンの魅力は大したものだが、話自体がそれほど面白くない。ヒロインが王女様で、相手役が新聞記者という設定が活かせているのはほぼラストシーンのみ。ウィリアム・ワイラーならもっと面白い作品を作れたのではないかと思う。でもまあいわゆる名作として観る価値はあったかと思う。[DVD(字幕)] 7点(2009-01-04 19:20:03) 347. ザ・ビッグ・ワン 《ネタバレ》 多少は分からなくとも、笑える面白い作品。マイケル・ムーアの嫌がらせにたじたじの企業経営者たちはなかなかの見もの。構成としては、地方ツアーという区切りがあるから一見きれいだが、途中でえらくばっさり切ってるところは少し気になる。彼の個性がにじみ出た映画で、彼を愛する人がたくさんいるのが伝わってくる(もちろん嫌いな人もたくさんいるだろうが)。[DVD(字幕)] 7点(2008-12-26 10:45:00) 348. ミュンヘン 《ネタバレ》 重圧感はあるものの、所詮はエンターテイメント作品。こういう映画におけるエンターテイメント性は難しいが、テーマより勝ったような気がする。きれいな映像の中に映し出される無残な現実のコントラストは素晴らしい。やはり自分からすれば疎い話だったが、観て良かったとは思う。[DVD(字幕)] 7点(2008-10-18 19:37:20) 349. ワーキング・ガール 《ネタバレ》 取り上げるテーマもファッションも音楽も80年代そのもの。社会で地位を高めていく女性がまあまあ上手く描かれている。テスのファーストシーンも勉強の講座で忙しいと言うことを話すシーンだった。そして、男に振り回されても、くよくよ泣かずに仕事に新しい男。その新しい男ジャックとは結ばれるのが見えていたが、大した心理描写がないため強引。その他、テーマよりストーリーが少し先行してしまった感がある。しかし、よくあるサクセスストーリーと同様上手くまとめてあり、観て嫌な気分にはならない。とは言え、パーカーは少し可哀相過ぎるような気がするなぁ。主要キャストは手堅く固めてあり良かった。あと、ケビン・スペイシーの端役...なかなかおいしいです。[DVD(字幕)] 7点(2008-10-07 23:45:01) 350. 地球の静止する日 《ネタバレ》 描ききれないところは変に無理をせずバッサリ斬って作っているため、本当に脚本に無駄がないし、テンポも非常に良い。メッセージ性も分かりやす過ぎるぐらいに強調されている。まるでチャップリンの独裁者のように。ただ、そこまで響かなかったかな。まぁ当時観ていれば間違いなく違った感想を持っただろうが。それと、SFの割りに話がどこか小じんまりして終わってしまったのと、終盤のご都合主義は首を傾げてしまった。と言っても、古典のSFでは間違いなく傑作。[DVD(字幕)] 7点(2008-10-03 22:58:59) 351. 飛べ!フェニックス 《ネタバレ》 ハッピーエンドだとは予想がついていたが、全員が助かると言うような安易な作りでないのが良い。全員がバランスよく登場するわけではないが、それぞれのキャラにしっかり個性があるのが良い。約2時間半と言う長尺もそこまで気にならずに観られる。[DVD(字幕)] 7点(2008-09-27 22:10:50)(良:1票) 352. トッツィー 《ネタバレ》 時代を反映したドラマに仕上がっているが、軽快なコメディで皮肉もサラッとしている。歌い始めたおっさんには笑った。ただ、ジュリーとの話はうまく収集がついていない気がする。[DVD(字幕)] 7点(2008-09-22 12:27:11) 353. ふたりにクギづけ 普通に楽しめた。また気軽に観てみたいと思える作品。[DVD(字幕)] 7点(2008-09-21 12:51:24) 354. アルカトラズからの脱出 「今週の映画は何だろう?」「つまらん西部劇だろ」このくだりは笑えた。イーストウッドってこういうの多いなぁ。[DVD(字幕)] 7点(2008-09-12 22:30:39) 355. 夜の大捜査線 《ネタバレ》 おそらく安易なハッピーエンドにしなかったからだろうが、ラストでグッとくるものはなく、じわじわこみ上げてくる。別れ際の二人の笑顔はカタルシスとしては最高。大げさに描かないこそ得られる現実味ある二人の距離感は絶妙。ストーリーとしては、妊娠の辺りから少し詰まらなくなってしまった感があるのが残念だが、よく出来た脚本だと思う。レイ・チャールズの音楽も最高で、時代を感じさせる作品ながら、観る価値の多いにある作品。[DVD(字幕)] 7点(2008-09-06 15:16:40) 356. 欲望という名の電車(1951) 《ネタバレ》 生まれた世界とは違う世界があることと、どんな状況でも自助努力が必要だと言うことがよくわかる映画。どんな世界に生まれようと、どんな良い思いをしても、必ず訪れるどうしようもない状況。他のせいにしてもそれは虚無であり、自分のせいにもしたくない。その虚無を埋めるべく現れた男たちも虚無。結局行き着く先は精神病。救いのないラストかもしれないが、状況には適応しないといけないし、いろんなことに早く気付くべきだったのかもしれない。にしても、キャストが豪華。この演技合戦でマーロン・ブランドだけが敗れたのはかわいそう。[DVD(字幕)] 7点(2008-06-24 22:25:57) 357. シェーン 《ネタバレ》 西部劇としてはよくある話で、喧嘩で仲直りなどベタな演出も多いのだが、シェーンがやたらとカッコいい。よくある設定のキャラなのだが、ジョン・ウェインともイーストウッドとも違う雰囲気がものすごく良い。ただ、この主人公のシェーンについて言及するとすれば、中盤で出番が少なかった。でも、そんなことはラストで吹き飛んだからまぁ良い。あのラストは忘れられないな。[DVD(字幕)] 7点(2008-06-10 23:43:12) 358. ハーヴェイ この映画でのジェームズ・スチュワートはまさにはまり役。ほのぼのした雰囲気にぴったり。彼の演技を楽しむだけの価値あり。[DVD(字幕)] 7点(2008-06-08 23:14:12) 359. 第十七捕虜収容所 《ネタバレ》 本筋の話は見事な運びで素晴らしい。セフトンがスパイでないのはすぐにわかったのだが、その後の緊迫感ある展開は見事。ただ、この作品におけるコメディが微妙。アニマルはユーモアあるキャラであったが、何の象徴としての存在なのか。悪いとは言わないがこの一連のシーンは冗長に感じた。[DVD(字幕)] 7点(2008-05-26 23:47:44) 360. 新・猿の惑星 《ネタバレ》 これ以上の続編を出さないために地球が滅ぼされたはずだったのだが、経営難のFOXのために無理やり作られた続編。良くこんなアイデアがひねり出せたものだと思わせるストーリー展開は期待していなかった分、面白く感じられた。戦争にしか能がないゴリラ、ジーラとコーネリアスの間に生まれる小猿など予算がなかった分、台詞や描写で象徴的な表現がなされているのにはセンスを感じる。この際、脚本上の矛盾には目を瞑らないといけない。[DVD(字幕)] 7点(2008-05-25 13:51:13)
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