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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1446
性別 男性
自己紹介 初めてこちらのサイトに投稿させていただいたのが2004年の1月。間もなく15年目の節目を迎える事に。
何かきっかけだったのかなあ・・・と思い返してみると、モンゴメリー・クリフト&エリザベス・テイラー主演「愛情の花咲く樹」(1957)が、なんで作品登録されてないんだ!って義憤(?)に駆られ投稿を始めたことを思い出しました。
レビュー数、今日現在1337本。自分が投稿した作品のレビュー読み返してみると結構気恥ずかしいことをつらつらと、とりとめもなく書いてるなあと反省しきり。
でも「冷たい熱帯魚」(2点)と「パッセンジャーズ」(6点)「3時10分、決断の時」(8点)なんか我ながら良くこんな文章書けたなと感心。
これからも宜しゅうお願いいたします。

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361.  青い珊瑚礁(1980) なぜ突然こんな旧作にいきなりレビューが増えてるんだろ?最近テレビ放映でもされたんでしょうか?とりあえず便乗しとこw当時のファン雑誌『ロードショー』では、これとフィービー・ケイツのパクリ作品「パラダイス」のどっちが良いか、双方ファンの間でかしましい論争が繰り広げられていたモンです。私はといえば断然「青い珊瑚礁」派でした。実際「プリテイ・ベビー」から、少なくとも「エンドレス・ラブ」までのブルッキー嬢には神がリキ入れて造りたもうた美少女っていうオーラが漂ってましたね。お相手役のクリストファー・アドギンス君(←あってる?)も当時かなり人気があったけど、今はどうしてんのかなあ・・・。私も夏になるとこの映画の事を思い出します。碧い海、孤島での隔絶生活、携帯なんかどっかにほっぽり出してひと夏だけでも過ごしてみたい・・・。作品的にはしょーもないけど、個人的には突っ込みどころ満載ラジー賞候補、次作「エンドレス・ラブ」のレビュー数が殊のほか少ないのが寂しい。[地上波(吹替)] 6点(2007-07-15 11:02:10)

362.  アポカリプト 《ネタバレ》 すべては何の予備知識もなくこの映画を観てしまった自分がいけないんです。この映画が悪いわけじゃありません。なんか、居酒屋で湯豆腐を頼んだのに、グツグツ湯気を上げた臓物たっぷりのモツ鍋を目の前に置かれ、食べろ食べろって強要された気分。しかも悔しい事にこのモツ鍋、結構ダシが効いてておいしかったりする。ファーストシーンでの、豚の生金○わしづかみで頬張るシーンから始まり、先日観た「ラストキング・オブ・スコットランド」を遥かに上回る、全編イタタタタ、アチチチチ映画でしたね。よく金○が縮み上がるって言いまわしをするけど、自分、映画で視覚的感覚的にイタイシーンに出会ってしまうと、まさにそういう状態になってしまうんです。そのたんびに、股間をボトムの上から触れる(さする?)癖があるんですが、比較的空いてた劇場で鑑賞して良かった、満員の劇場だったら、係員に通報されてたかも。後半からの、主人公(←久保田利伸似)のわりかし予定調和的逃亡劇のほうが、かえってリラックスして鑑賞出来ましたね。森の奥の奥には思ってたとおり巨爆の滝やら、底なしの沼がちゃんと待ち構えているし。その辺で前半での、股間さすりまくり攻撃の緊張がようやくほぐれてきました。もう一回重ねて言いますが、点数が低いのはこの作品の出来が悪いのではなく、自分のそもそもの虚弱体質が原因です。(追記)映画の内容の評価はSIX-COINさんにほぼ同意です!『パッション』もこういう露悪趣味満載の映画なんですね、このまま未見にしておくべきかなあ・・・。[映画館(字幕)] 4点(2007-06-27 18:15:04)

363.  300 <スリーハンドレッド> 結構シリアスなダークアクション史劇なのに、つい最近『イン&アウト』を観たせいで、ズラッと大画面を占拠するように居並ぶ屈強の職業戦士たちを観ながら「♪マッチョ、マッチョマ~ン♪」の陽気な曲がエンドレスで自分の頭ン中を駆け巡ってました。困ったもんです。21世紀の我が日本国においては『スパルタ』っていう単語は、どっちかっつうと負の意味で利用されている事について、さぞかしレオニダス王は嘆かれている事でしょう・・・。『男たちよ、いよいよ闘争心をぶつける時が来た!』、これ80年代某駄作B級アクション映画の宣伝コピーですが(←うろ覚え『メガ★ォー☆』)この作品にこそ相応しいキャッチコピーではないかと。すぐ映画に影響される単細胞な自分は、鑑賞後早速プロテインなどを買い求めてしまいましたが。一体腹筋一日何百回、ベンチプレス何キロ上げたらあんなガタイになるんだろう・・・想像もつかん。[映画館(字幕)] 6点(2007-06-15 11:06:17)

364.  ママの遺したラヴソング 《ネタバレ》 当代きってのフェロモンビーム炸裂女優に台頭してきた、スカーレット・ヨハンソンとジョン・トラボルタとの興味深い顔合わせ。いきなりトラボルタが白髪の初老男で登場してきたのには驚き。いいお話なんだけどなぁ・・・なんだか展開が地味すぎです。彼ら二人が恋仲にならない以上、おそらく本当の○★じゃないのかと、ラストに至るまでに観客の9割方は中盤あたりで予想がついてしまうはず。それを何のサスペンスもサプライズもないまま引っ張って、最後は結局落ち着くところに落ち着いてしまうという展開には大疑問。作劇的にさっさとネタ晴らしして、そこから発展していく二人の関係をもっとじっくり描いたほうが絶対良かったと思います。川原の近所みんなの寄り合い?場で、トラボルタが下ネタ満載バカバナシをしスカーレットを怒らせるシーンが好きwでもはっきり言っちゃうと、ジョン・トラはこの枯れた役をやるにはまだ早すぎですね、ミスキャスト。ニューオーリンズ田舎の寂れた街のロケーション風景に味あり。女性監督だからか、他の監督作品よりはスカーレットのセクシー度指数はかなり抑えられてた印象(←それでもエロい事には変わりないが)[映画館(字幕)] 5点(2007-06-09 10:42:12)(良:1票)

365.  スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい 予告編を観た限りでは、コメディ色が強いアクション映画なのかと思ってたけど、より流血凄惨度が高かったですwここでの評価は高いけど、自分は途中眠ってしまった『スナッチ』同様、出来不出来以前に個人的苦手ジャンルの大人数全員集合バイオレンス映画。しっかし、よく殺しまくるなあ・・・って、誰にも感情移入出来ず、全編無感情のまんまスクリーンを眺めてました。邦題に偽りなく、暗殺者もいっぱいだけど、不快キャラもいっぱい。特にあのイっちゃってる胴着姿のクソガキは一体なんなんでしょう?ああいう突飛なのを点景で出すのは別段構わないけど、ガツンと懲らしめるなり何なりちゃんとオチ付けないといかんよ。女刺客二人組はあからさまにそういう間柄として描いてたけど、実はこの映画唯一の正常良心キャラ、レイ・リオッタ&ライアン・レイノルズの刑事コンビもかなり怪しい関係に自分には見えたんだが・・・。気のせい?[映画館(字幕)] 4点(2007-06-08 11:13:28)

366.  私は告白する 主役のローガン神父は、まさにモンゴメリー・クリフトに当てはめ、創造されたようなキャラクターですね。常に思索にふけり、懊悩している端正なマスクのこの神父役、当時全盛期を迎え内面的演技に磨きをかけていた、クリフトにはうってつけの役どころだったと思います。地味な題材ゆえに、ヒッチコックのフィルモグラフィーの中では特に黙殺されがちなこの映画、果たしてこの神父は教会の戒律をあくまで固守し、告白された罪を白日の下に晒す事はないのか?クリフトの一挙一動演技に真実味があるからこそ、クライマックスまで緊張感が保たれ心理的サスペンスの佳作として成り立った作品のような気がします。・・・ただクリフトファンのはしくれとしては、こういう陰性な役柄より陽性なクリフトの姿を映画でもっともっと観たかったっていうのが正直な気持ち。フレッド・ジンネマン監督『山河遥かなり』を観ると、コメディにも十分対応可能な役者だったような気がするんだけど・・・。[ビデオ(字幕)] 8点(2007-05-21 13:52:13)(良:1票)

367.  ヒッチコックの ファミリー・プロット 何といってもブルース・ダーン(山田康雄)バーバラ・ハリス(小原乃梨子)の吹き替えバージョン、『日曜洋画劇場』放映時のものがベスト。シャーリー・マクレーンはじめ、少々喜劇味かかった女優さんのアテレコをやらせたら小原さんに敵う人はいないと思います。ホントこの人のアテレコは凄い!小原さんの声質、自分昔っから大好きなんです。ガキの頃ドロンジョ様に感化されたせいもあるやも。この映画、ヒッチコックとしては既に枯淡の境地にいたのか、全盛期の頃の大技も使うつもりはハナっからなかったみたいですね。ユーモラスなカーチェイスシーンは「北北西」や「泥棒成金」の明らかなバリエーションだし、以前使ったテクニックを規模を縮小しつつ再利用してるって印象。でも他人の技ではなく、かつて駆使したご自身の技を使っている事に文句などつけれるはずもありません。やっぱりと名人と言われる方は亡くなるまで、唯一無二の存在なんだよなあ・・・。[地上波(吹替)] 8点(2007-05-19 11:10:25)

368.  G.I.ブルース 以前レビューしたエルヴィス映画の最高傑作、「ラスベガス万才!」で「エルヴィス映画はこれ一本押さえとけば大丈夫」なんて、生意気にも知ったかぶった事を書いてたんですが、いや~、この映画も楽しかったっす!「ラスベガス万才!」のアン・マーグレット然り、彼には性格のはっきりした勝気なヒロインが脇にいた方がぐっと映えます。この映画でのジュリエット・プラウスという金髪の女優さん、映画通のイラストレーター和田誠氏が好きと言ってたのを何かのインタビューで読んだ事が有りますが、彼女が生き生きしていて凄く良いです。タイトル同名の主題歌始め、「フランクフルトスペシャル」「マーチで行こう」「イカス買い物」etc全盛期のエルヴィス君、もう全編ノリまくってますね。実は珍しくもドイツの観光映画としての側面もあったりする。もしかしたら製作者連中は軍隊よいとこ、世界最強アメリカ軍隊万歳!みたいな事を何気に誇示したかったのかもしれないけど、ノーテンキなエルヴィス節がそんなキナ臭い匂いを全て蹴散らしてくれてますwエルヴィスやっぱカッコイイわ。[DVD(字幕)] 7点(2007-05-18 11:32:37)

369.  主人公は僕だった 《ネタバレ》 出来としてはごくごくフツーだと思うけど、主要キャスト5人の個性がうまく生かされていて退屈しませんでした。ウィル・ファレルの、まるで一筆書きしたマンガみたいなカクカクした容貌、マギーの一見蓮っ葉そうで実は心優しい女性、エマの神経質な小説家気質の人物造型が特に良かったです。演技派エマ&ダスティンのワンシーンのみの共演シーン、見ごたえ有り。「ネバーランド」、「ステイ」、そして本作と三作続けてこの監督の映画を観たけど、なんか脚本を無難にまとめよう無難にまとめようという意識がやけに強いような人だって印象を受けます。どの映画でもいい役者を揃えているんで、脚本以上のもっと観客のイマジネーションを喚起してくれるような演出を希望!↓既に皆さんも指摘されてますが、オチにもうひとひねり欲しかった。[試写会(字幕)] 6点(2007-05-13 10:41:24)

370.  スタア誕生(1954) 歴史と同じく、エンターテイメントの世界においても「もしもあの時・・・」が禁句なのはよく承知しているけど、やはり自分もこの作品を見返すたんびに、「もしもこの映画でジュディがアカデミー賞を下馬評通り獲っていたら・・・」と考えてしまう。グレース・ケリーは早々と引退なんかせず、もう何年かはハリウッドで頑張ってヒッチコックと傑作を連発したんじゃないか?ジュディはこれ以降、天与の才能を再び開花させ映画や舞台で大活躍する一流エンターテイナーとして大成したんじゃないか・・・?ヒロインを輝かす事にかけてはハリウッド屈指の職人、ジョージ・キューカー監督がこの映画でも、その腕前を遺憾なく発揮してます。ジュディの悲劇的な後半生を既に知っているのが原因かもしれないけれど、決して心がウキウキ弾むような種類のミュージカルではないですね、これは。映画ファンが「ミュージカル映画女優としてのジュディ・ガーランド」の、最後の光芒を目に焼き付けておく為の映画だと思います。[ビデオ(字幕)] 7点(2007-05-05 11:11:23)(良:2票)

371.  スプラッシュ マニッシュなスーツスタイルで高級デパートを見物していたマディソンが、店員に「お客様、『アニー・ホール・ルック』はもう時代遅れでございますよっ!」ってアドバイスされるシーンがあるんです。当時映画ファンになったばかりの自分は、意味が良く解らず、「ん?『アニー・ホール・ルック』って何や?」って思い、そこからダイアン・キートンやウディ・アレンの事とかを知るようになりました。何かベタな話ですが、こうやって映画ファンっていうのは、一つの映画から過去の作品とのつながり等を覚えてくんだなあって思って。これは自分の例です。今に至るまでの、自分のラブコメ評価大甘主義のおそらくルーツになった大切な映画。↓何人かの方も書かれてますが、テレビ吹き替え版も良かったですよね。自分が観たのはマディソン=美保純バージョン。今考えても、ダリルのアテレコを何故に美保純が?っていう疑念が消えないのですが、今でも美保純さんをテレビでお見掛けする度に、スプラッシュの吹き替えした人だってつい思ってしまいます。確か当時の配給会社のキャッチコピーは、「人魚版のE・T」(爆)だった筈。[映画館(字幕)] 9点(2007-05-04 10:25:40)

372.  トロイ(2004) ここ数年のオーリー君の役柄選択の基準が、何だか自分にはよく判らないですねえ。例によってこの映画でも、登場人物最強のへタレ王子役。マッチョコンビ、エリック・バナとブラピに喰われまくられ、単にラストまで生き残るってだけで報われない事極まりない。ただでさえ線が細いのに、この種の役どころを引き受けさせるっていうのは、役者としての彼の将来に何らかの益か戦略があっての事なんでしょうか?エージェントかマネージャーさん、そろそろ軌道修正してあげたら?まあ「パイレーツ」第三弾での成長ぶりを期待しましょう![地上波(吹替)] 6点(2007-04-30 10:11:03)

373.  バベル 《ネタバレ》 わかりやすいようでいて難解、難解なようで実はわかりやすい、二律相反かもしれませんが私はこの映画を観終わった瞬間、上記のような感想を持ちました。モロッコ篇、メキシコ篇、日本篇と、オムニバス的各エピソードは若干時間差を置きながらも、一応明快に描かれているにもかかわらず、さてさて肝心の、じゃあこの3つ(4つ?)を総括して、この映画の作者は一体何を我々に問い掛けたかったの?って考えると・・・何だかモヤモヤしてそれが明確によく見えてこない。ワールドワイド的罪の連鎖?異郷、あるいはハンディキャップを背負わざるを得ない立場に身を置いた人間の、コミュニケーションの不調和?にしては描写が猥雑過ぎるような気が。でもこの種の、鑑賞後観客の想像に解釈を委ねさせる映画は久々だったので自分とっては新鮮でしたね。これは評価分かれるでしょう。評論家連中には受けが良さそうな映画だけど。ラスト、役所広司の微笑みが自分にはちょっと意味不明で混乱。フツー、年頃の自分の娘がマッパでベランダにいたら、一瞬ギョッとし→とがめる表情をして→手をつながれて安堵しようやく微笑むというのがスムーズだと思うけど、途中のワンショットが何故か抜けてるので、私はこの父娘の関係にどこか不健全で病的なモノを感じてしまい、もしかしたらそれが母親の自殺した真の原因だったのかと勘繰ってしまいました。刑事役の役者は渡部篤郎そっくり。話題のリンコ・キクチ嬢は・・・、映画のポスターだけだとちょっと城戸真亜子さんに似てる(←それだけかい)[映画館(字幕)] 7点(2007-04-28 15:56:58)

374.  ロッキー4/炎の友情 《ネタバレ》 昨日の日曜洋画劇場、一晩限り(?)の復活、淀川長治さんの解説付きでの初鑑賞。現在公開中「ロッキー・ザ・ファイナル」全編に漂っていた寂寥感は、やっぱり常にロッキーの脇に寄り添っていた愛妻エイドリアンが亡くなってしまったからだったんだなあってつくづく思いましたね。ロシアの大雪原で「ずっと離れない、いつも一緒だ」って抱き合うシーン、ファイナルを観た後からかもしれないけど、何かしみじみして泣けてきました。当時これを観に行かなかったのは、ロッキーがソビエトにまで遠征して戦うっていうあらすじを読んだ時点で「国威に利用されるロッキーなんて・・・」っていう反撥があったんだと思います。いや、すでに「3」からもう興味は失ってたけど。初めて通ったスポーツジムで、この映画のサントラが毎日延々とガンガン流されてて、ああこの曲、この曲!って思い出して懐かしかったです。これを観た方だと、ファイナルのトレーニングから試合までの流れがあっさりし過ぎてるっていう不満が有るのは判りますね。意外に面白かったんでびっくり。「3以降は凡作、観る必要なし」という風評にだまくらかされてた自分に反省。やっぱり実際己の眼で観て確かめないといけないんだなあ。[地上波(吹替)] 6点(2007-04-23 11:22:59)

375.  ラブソングができるまで 《ネタバレ》 これまでありそうでなかったヒューとドリュー待望の共演作!しょっぱなの80年代テイスト満載の主題歌から、もう微苦笑シーン連発です。いや~、でも当時『ワム!』とか『プリンス』とか、徹マンしながらカセットテープ擦り切れるまでよく聴いてたなあって、懐かしく思い出しました。役者◎、設定◎、音楽特に◎、演出、脚本が若干生ぬるいというか、雑というか詰めが甘い印象。落ちぶれた過去のアーティストという設定のヒューを、更にジリ貧状態にまで追い詰めた方がラストのコンサートシーン、もっと盛り上がったのではという気がしますね。あと個人的に気になったのは、二人が初めて結ばれるシーン。真っ赤なドレスに変身した直前のシーンのレストランで、ドリューは「3日間シャワーも浴びてないのよっ♪」って言ってたけど・・・。いいのか?ヒュー、そのままシャワー浴びさせなくてH・・・う~ん・・・。別に潔癖症って訳じゃないけど、俺ならドリューなら、許せる・・・かな?どうだろ、どうかな・・・。その後ず~っとそれが気になって仕方なかったよお・・・。[映画館(字幕)] 7点(2007-04-22 11:00:59)

376.  サンシャイン 2057 《ネタバレ》 実は一度目、映画自体のテンションの低さと、登場人物たちの低血圧ぶりに眠気を催し、ついうっかりうとうとしてしまったんです・・・あうぅぅ・・・。これは続けて二回観ての評価点。入れ替え制のシネコンで観ていたら、多分評価出来なかったですねW何だか、ホラー映画なら真っ先に血祭りにあげられそうな、いかにも影が薄そうなメンツばかりだったので、よし、こりゃ真田キャプテン、最後まで生き残って地球を救い帰還するのは鉄板だいっ、日本代表万歳!と確信していた矢先、あれあれあれまあ・・・あえなく撃沈・・・。えっ?えっっ??えっっっ???これって誰が主人公なん?一体この中の誰に感情移入すればいいん?不明のまま次々と乗務員は影が薄いまんま壮絶な最期を迎え、こっちがまごまごしてる間にジ・エンド。クライマックスはなかなかの大迫力だったので、よっしゃ、もう一回観てみてやろうという気に。そしたら最初のナレーションで「僕(キャパ)を含めて乗務員は八人」とちゃんと主人公が自己紹介しているではないですか!何だかなあ・・・でもファーストシーンはヒスパニック系兄ちゃんが太陽の光線を浴びているトコだし・・・はなっから観客を混乱させ、突き放してるとしか思えない導入部。「情けは自分の為ならずSF版」って巧く出来たおハナシなのに、そのせいで自分のようなSF映画一見さんには良く理解できない映画になっちゃったんじゃないかい?これ。入れ替えなしの劇場で、おヒマなら二回続けて観た方が絶対楽しめます。よくよく観たらこれイギリス映画だったんだね、これ・・・、じゃあ許そう!一点追加!よく頑張った! (追記)↓鉄腕麗人さんや↑ザ・チャンバラさんのレビューを拝見させて頂いたら、なんだか実はこれ、凄く奥の深い面白い映画だったんじゃないかって思えてきました。このレビュー登録者の皆さんの鋭い洞察力に改めて感服です。ナルホド、みんなの低血圧ぶりは意図した事だったんすね~。[映画館(字幕)] 6点(2007-04-18 17:52:14)

377.  ラストキング・オブ・スコットランド 《ネタバレ》 「郷に入っても郷に従う必要はない」「子供の火遊びが大火事になる事もある」っていうのを、主役のスコットランド細身青年が身を持って体験してくれた、もう痛い痛い、アイタタタ映画でしたね。出演者がほとんど馴染みのない方々ばかりだったのが、却ってこの映画の荒々しくも異様なスリルと迫力を盛り立ててくれてました。ただ虚弱体質の自分には味付けが粗塩のみ、自然の素材をそのままサーヴされたみたいでちょっとキツかった部分もあったっすw観てる間ずっと「あの時カナダにしとけば良かったのに、カナダにしとけば良かったのに・・・」って夢にまで出てきそうな、アミン大統領の容貌に終始震えおののいてる自分がいました。巨漢フォレスト・ウィッテカーに迫力負けする事なく、「とにかく何でも見てやろう的ポシティブ思考の医師」役者もよく頑張ってたと思います。最近続けてアフリカが舞台の映画を二本観ました。「ブラッド・ダイヤモンド」がちょっとだけキャンディコーティングされたアフリカなら、こちらは生のままのアフリカ。どちらもアフリカの歴史の悲痛な現実を描いた力作。昔「食人大統領アミン」っていうキワモノ的映画があったと思うんだけどなんか急に観てみたくなったw[映画館(字幕)] 6点(2007-04-12 12:00:53)(良:1票)

378.  ブラッド・ダイヤモンド 《ネタバレ》 引っ張るなあ~、ディカプリオ!流石に2時間強は引っ張り過ぎだろ~w。うんうん、この監督はレオが「タイタニック」以来の、「自分を犠牲にして死地に赴く男」という十八番キャラが彼の魅力を一番際立たせる事をよ~く承知した上で演出してますね。「ディパーテッド」のスコセッシ監督とはそこが違う。実際しょっぱな登場するシーンから、いつ脳天に弾丸打ち込まれてもおかしくない、危機また危機のつるべ落ち状態のレオ氏、そりゃ眉間ジワがいつまで経っても取れないのは当たり前ですわ。キャンプでのジェニファーとの別れのシーンあたりからぐっとテンションは高まり、ラスト少年のような笑みを浮かべるレオの表情・・・映画がヒットすれば日本でのレオ人気再燃させる事必至。でも何故彼ら主役3人だけが銃撃戦をかいくぐり、殆ど痛手も負うことなく安全地帯に逃げのびられるのか?彼らが途中で死んだらハナシが進まないからという理由はあると思うけど、鑑賞中、何度も何度も観客にその疑問を差し挟ませてしまう所が唯一この映画の弱い部分だと思います。極力ロマンス色を排し、社会性とエンターテイメントをうまく両立させた佳作![映画館(字幕)] 7点(2007-04-07 14:34:57)(良:1票)

379.  ホリデイ 《ネタバレ》 「旅の恥を掻き捨てられなかった」恋愛適齢期女性お2人のオハナシ。演じるキャメロンとケイト・ウィンスレットの二女優が水を得たような好演ぶりでとにかく魅力的!脇をサポートするジュード・ロウもジャック・ブラックもいい味出しまくり、この4人のやり取りを観てるだけでも時間があっという間に過ぎていきます。監督兼脚本のナンシー・マイヤーズ女史の、ビリー・ワイルダー(←モデルが他に思いつかない)あたりの、ハリウッド黄金期偉大な脚本家へのリスペクトが伝わって来てくるのが嬉しくて、全編ニヤニヤしっぱなしで鑑賞しました。ノンクレジットで不意に出てくる大スターの扱いも遊び心があって好き。「三銃士」の台詞が効果的に使われていた、テントの中のシーンの雰囲気醸成が特に気に入ったので一点プラス。年が明けたら彼らカップルはどうなるんだろうっていう先行きへの危惧は残りますけどね。veryautumnさんと同じく、自分もこの手の映画「ラブ・アクチュアリー」以来の高評価にさせて頂きます。やっぱキャメロン、いいわ。歳取ったらローレン・バコールみたいになってくれないかなあ・・・。※ところでイギリスのタクシーの運ちゃん、到着した時は家の前までは行けないとか言ってたけど、帰りはちゃっかり家の前まで車着けてましたよねえ・・・、一体どういう事なんざんしょW[映画館(字幕)] 8点(2007-04-02 13:10:01)(良:1票)

380.  シティヒート(1984) 今となっちゃ信じられないかもしれないけど、当時の時点でイーストウッドとバート・レイノルズが同格共演するっていうのは、ファンにとっちゃ夢のようなニュースだったんです!70年代ならマックィーンとポール・ニューマン級、80年代後半ならシュワ&スタローン、さしずめ今なら、セガールとジェイソン・ステイサム(←これだけちょっと違う・・・)並の顔合わせ。それだけにこの程度の出来だったのは残念無念。セット撮影で40年代から50年代の犯罪映画のムードを極力出そうとしてた意欲は買いますけど。まあ御大お二人の肩の力を抜いたお遊びムーヴィーとして見る分には腹も立ちません。[映画館(字幕)] 5点(2007-03-30 16:15:47)

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