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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
21. ショート・カッツ 「マグノリア」なんかと一緒にしないでほしい。作者は常に「冷静な観察者」の視点で世界を描かなきゃ。ま、アルトマンの場合、「シニカルな覗き魔」って感じだけれども・・・。というわけで、肌に合わないという人が多いのは理解できますが、私的には現時点でのベストワンです。早くDVD化してくれよ。10点(2003-06-01 18:33:14) 22. あなただけ今晩は 全篇笑えるシーンのつるべ打ちなんだけど、自分はジャック・レモンがイギリス紳士になりすますためにアクセントの練習をする場面が好きかな。「歯を見せろ!」ってところ。ところであの時のレモンの仕種って「ライムライト」ですよね?9点(2003-08-29 22:48:54) 23. コレクター(1965) やっぱり風呂場のシーンですね。あのサスペンスは凄い。じっさい心臓バクバクしたもん。9点(2003-08-29 18:51:12) 24. 顔のない天使 とても丁寧につくられていて好感がもてます。作り手の作品への愛着というのかな、そういうものがじわーっと伝わってくる。9点(2003-08-29 18:20:38) 25. アメリカン・ビューティー 「この国はあなたが思うほど悪くなってないよ」というリベラル派からのメッセージだったのかな、って気がする。911以降のアメリカでは絶対に作りえない映画。(以下ネタバレ)ついでにマジでお答えしますが、撃ったのは大佐です。9点(2003-07-22 22:08:00) 26. ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう 発射の瞬間を待つ精子たちのなかになぜかひとり紛れこんでしまった黒人の精子がキョロキョロしながら「なんでオレがここにいんの?」笑い過ぎて腸捻転おこすかと思った。9点(2003-07-13 23:48:39)(笑:2票) 27. ひとりぼっちの青春 (ネタバレ?)フラッシュフォワード、つまり未来の映像の断片ですね、それらが絶妙なタイミングで挿入されていて、観客のテンションを持続させることに成功している。最近だとメリル・ストリープの「母の眠り」でもほぼ同じ手法が用いられていたのだけれど、うっかりこの映画を観てしまっていたせいで、なるほど、レニーが思い余ってメリル母ちゃん殺しちゃったんだな、なんてあらかじめ決めつけてしまい、ラストで思いっきり肩透かしを食ってしまった。こういう弊害もあるんだなぁ・・・。9点(2003-07-12 05:28:55) 28. 國民の創生 「お勉強」のつもりで観たら、意外や意外、面白かった。ついでにKKKを賛美しているとは感じなかったけどなー。おれには、所詮世の中なんてこんなもんでしょ、っていう諦念が伝わってきた。9点(2003-07-09 22:33:17) 29. チャンス(1979) ピーター・セラーズの神髄はバカ映画にこそあると思うのですが、代表作を挙げるとなると、やはりこの作品ということになります。寓話的で難解っちゃ難解なんだけど、なんともいえない雰囲気があってね。9点(2003-07-07 02:07:38) 30. めぐりあう時間たち 「ダロウェイ夫人」を読んでいないとちとツライかも。読むのが面倒くさかったら、まぁまぁの出来だけどヴァネッサ・レッドグレーヴが主演した映画のほうでもいいや、とにかく予習は必要。ていうか、観とかなきゃいけないっていう種類の映画じゃないし、今現在ハッピーな人がわざわざ観にいく必要はないでしょう。というわけで、今あんまりハッピーじゃない人&神経症気味の人限定でお薦め。ただフィリップ・グラスの音楽は説明過剰。うるさい。9点(2003-06-24 01:11:26) 31. ハスラー 両手広げて「ハウキャナイルース?」真似したくなる、あの仕種。9点(2003-06-23 23:47:07) 32. メリーに首ったけ 「人生は祭りだ」っていうのが実はこの映画のモチーフなんじゃないかって気がするんだけど。エンディングもそんな感じでしょ? ま、下品で耐えられないとおっしゃる方がいらっしゃるのは承知しておりますが、数え切れないほどのグラビアページを糊付けしたかつての少年にはこの程度の下ネタなど、まったく気にならないのです。9点(2003-06-08 22:40:17) 33. 2001年宇宙の旅 ハルってのはつまり、“神”なんだと思うんですよ。そもそも人間がデッチあげたものなのに、いつしかそいつに支配されてしまっているという皮肉な図式。だからボーマン船長は「神殺し」を実行した末、「超人化」したんだ、と・・・そんな風にも解釈できるんじゃないですかね?9点(2003-06-01 18:19:50) 34. サンライズ とにかく「うわー。金かかってんなー」という印象。セットもモノホンの建築物としか思えない。とにかく豪華絢爛・贅沢三昧。だから「あんなド田舎にチンチン電車が走ってくるか!」などというつまらないツッコミは入れないように。8点(2003-08-29 19:54:57) 35. サイコ(1960) 主役だった筈のスターが劇中突然殺されるという展開に当時の観客は度肝を抜かれたわけですが、残念なことに現代の観客はジャネット・リーがバスルームで殺されることをあらかじめ知ってしまっているので、当時の観客が受けたようなショックは感じないわけです。で、「スクリーム」のドリュー・バリモアの惨殺シーンごときでビックリしているわけです。ヒッチ先生ごめんなさい m(__)m ・・・余談ですが、大学受験の時、解答用紙がまだ四分の一も余ってる状態で「あと10分です」の声がかかり、焦りに焦りまくっていたら突然脳内ステレオでこの映画のオープニングテーマが流れ出したということがありました。とうとう解答用紙は埋まらず、浪人生活に突入しましたけどね(泣)8点(2003-08-29 19:25:26)(笑:1票) 36. 明日に向って撃て! 監督ではなく名脚本家ウィリアム・ゴールドマン氏の功績でしょう、これは。あとバカラックね。8点(2003-08-02 18:39:49) 37. サムシング・ワイルド すでにジョナサン・デミ印がしっかり刻印されてる。8点(2003-07-19 19:28:45) 38. 暗くなるまで待って 《ネタバレ》 オードリー・ヘプバーンが亡くなった年に追悼上映で観たんだけど、ラスト近く、暗闇からいきなりアラン・アーキンが飛び掛かってくるところで館内じゅうから「ギャーッ!」の悲鳴。したら次の瞬間、館内大爆笑。観客の悲鳴に観客自身がウケてんの。あんまり楽しかったんで次の回も観ていたら、全く同じ現象が起こった。あれは可笑しかったなー。8点(2003-07-07 01:51:01)(笑:1票) 39. マチネー/土曜の午後はキッスで始まる B級映画への愛情溢れる好篇。ある意味必見かも。ちなみに劇中ジョン・グッドマンが演じた映画監督って、B級映画の巨匠ウィリアム・キャッスルがモデルなんだそうな。製作者として「ローズマリーの赤ちゃん」なんかもつくってるんだけど、基本的には“見世物映画”の映画監督。「第三の犯罪」が一番有名なのかな?8点(2003-06-21 13:31:08)(良:1票) 40. ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ 画面に奥行きがなさ過ぎるわ、スタンダードサイズで狭苦しいわで不満も多いのだけれど、ストーリーも、それから楽曲も良かった。ジギースターダストの頃のデヴィッド・ボウイの匂いを感じました。ってリアルタイムで体験してるわけじゃないんだけどね。ったく偉そうに(^^;8点(2003-06-17 00:18:24)
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