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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
21. サムシング・ワイルド すでにジョナサン・デミ印がしっかり刻印されてる。8点(2003-07-19 19:28:45) 22. ブルース・ブラザース ガソリンスタンドんところで出てくる目の大きなお姐ちゃん見て、お、タイプかもしんない、なんて思ってたら、あれツイッギーなのね。かの有名な。来日した時のギャラがビートルズ四人分より多かったとかいう話聞いたことあるけど、あれってマジ?10点(2003-07-19 19:13:12) 23. ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう 発射の瞬間を待つ精子たちのなかになぜかひとり紛れこんでしまった黒人の精子がキョロキョロしながら「なんでオレがここにいんの?」笑い過ぎて腸捻転おこすかと思った。9点(2003-07-13 23:48:39)(笑:2票) 24. ひとりぼっちの青春 (ネタバレ?)フラッシュフォワード、つまり未来の映像の断片ですね、それらが絶妙なタイミングで挿入されていて、観客のテンションを持続させることに成功している。最近だとメリル・ストリープの「母の眠り」でもほぼ同じ手法が用いられていたのだけれど、うっかりこの映画を観てしまっていたせいで、なるほど、レニーが思い余ってメリル母ちゃん殺しちゃったんだな、なんてあらかじめ決めつけてしまい、ラストで思いっきり肩透かしを食ってしまった。こういう弊害もあるんだなぁ・・・。9点(2003-07-12 05:28:55) 25. 國民の創生 「お勉強」のつもりで観たら、意外や意外、面白かった。ついでにKKKを賛美しているとは感じなかったけどなー。おれには、所詮世の中なんてこんなもんでしょ、っていう諦念が伝わってきた。9点(2003-07-09 22:33:17) 26. チャンス(1979) ピーター・セラーズの神髄はバカ映画にこそあると思うのですが、代表作を挙げるとなると、やはりこの作品ということになります。寓話的で難解っちゃ難解なんだけど、なんともいえない雰囲気があってね。9点(2003-07-07 02:07:38) 27. 暗くなるまで待って 《ネタバレ》 オードリー・ヘプバーンが亡くなった年に追悼上映で観たんだけど、ラスト近く、暗闇からいきなりアラン・アーキンが飛び掛かってくるところで館内じゅうから「ギャーッ!」の悲鳴。したら次の瞬間、館内大爆笑。観客の悲鳴に観客自身がウケてんの。あんまり楽しかったんで次の回も観ていたら、全く同じ現象が起こった。あれは可笑しかったなー。8点(2003-07-07 01:51:01)(笑:1票) 28. ワンダー・ボーイズ 心がささくれ立ってる時に効く映画。10点(2003-07-05 17:52:52) 29. シン・レッド・ライン なんか書こうと思って開いたんだけど、燎原の火のような「つまんねー」の声の前に言葉を失ってしまった。そういうことはゴダールの映画にでも向かって言ってくれ。お願いだから。10点(2003-07-05 17:31:03) 30. マンハッタン ↓そうそう。これほど美しいB&Wの映画って観たことない。テレビ画面でもこの美しさは十分堪能できますので是非観てみてください。10点(2003-07-05 16:52:59) 31. Mishima: A Life In Four Chapters カンヌで最優秀芸術貢献賞なる賞を受賞したものの、三島未亡人の許可がおりず(一説では当時の中曽根首相が圧力をかけたとも。三島由紀夫が市ヶ谷駐屯地で自決をした時、中曽根は防衛庁長官の立場にあり、野党から厳しく追求され責任をとらされた。ていうか、人を更迭して自分だけ責任逃れしたらしい・・・)未だ日本未公開のままになっている作品。でもレンタル屋にいけば輸入ビデオが置いてありますので、台詞も日本語ですし、興味ある方はどうぞ。映画の内容は1970年11月25日の自決当日の行動を追いながら、そこに「金閣寺」「鏡子の家」「奔馬」といった作品を三島の幼年期からのエピソードに絡めて描くという非常に凝ったもの。セットも演劇的だったりで、うっかりすると技巧倒れになってしまったところでしょうが、話の運びが巧みで、二時間はあっという間の印象。主演は緒形拳。肉体改造までして(ついでに胸毛まで貼りつけて。腹毛というか)役作りに励んだというものの、どう見てもミスキャストで、この作品の最大の欠点といえるでしょう。でもまぁ、三島由紀夫を演じられるのは三島自身だけという気もするので、というか、三島由紀夫というのは平岡公威(三島の本名)という俳優によって演じられたキャラクターのように思われるので、他のどの俳優が演じても違和感は残ったかもしれませんね。ついでに三上博史が楯の会のメンバーのひとりを演じています。7点(2003-07-05 16:45:44) 32. イヴの総て この作品がアカデミー賞を受賞した年に同時にノミネートされた「サンセット大通り」のほうが現在では評価が上になっていて、たとえば淀川長治さんなんかも生前「断然サンセット大通りよ」みたいなコメントをしていたような記憶があるのだけれど、自分はイヴ派。要するに芸能界の内幕モノなんだけど、個々のキャラクターの描き分けがとにかく鮮やかで、群像劇として超一級の出来。無名時代のマリリン・モンローが、まんま「スターを夢見る無名女優」役で出演してます。10点(2003-06-28 05:11:05) 33. めぐりあう時間たち 「ダロウェイ夫人」を読んでいないとちとツライかも。読むのが面倒くさかったら、まぁまぁの出来だけどヴァネッサ・レッドグレーヴが主演した映画のほうでもいいや、とにかく予習は必要。ていうか、観とかなきゃいけないっていう種類の映画じゃないし、今現在ハッピーな人がわざわざ観にいく必要はないでしょう。というわけで、今あんまりハッピーじゃない人&神経症気味の人限定でお薦め。ただフィリップ・グラスの音楽は説明過剰。うるさい。9点(2003-06-24 01:11:26) 34. 我等の生涯の最良の年 記憶違いだったらごめんなさいですけど、たしかフレデリック・マーチ演じる父親の息子が、アメリカが日本に原爆を二個も落としたことについて批判的なコメントをするシーンがあるんですよね。そしたら日本ではGHQの検閲でカットされたとか。ワイラーは当時すでに巨匠だったとはいえ、よく赤刈りに引っかからなかったもんだ。ってカタい話は抜きにして本当にいい映画ですよ、これは。日本では不当に忘れられてますけれども。世の中には「観なくてもいい映画」「観といたほうがいい映画」「観とかなきゃいけない映画」の三種類ありますが(「観ちゃいけない映画」ってのもあるかもしれない・・・)これは間違いなく「観とかなきゃいけない映画」の一本。しかしこの「桜の森の満開の下」みたいな邦題、どうにかならないかね?10点(2003-06-24 00:23:59) 35. 狼たちの午後 野次馬の描写がなんといっても。メディア時代の文明批評としても面白い。10点(2003-06-24 00:01:17) 36. ハスラー 両手広げて「ハウキャナイルース?」真似したくなる、あの仕種。9点(2003-06-23 23:47:07) 37. ロング・グッドバイ アルトマンの代表作といわれるぐらいの名作なんだけど、原作先に読んじゃってるとねぇ・・・。これがマーロウかぁ、うーん・・・って感じになっちゃう。10点というのはそういった先入観を無理矢理差し引いた評価です。但し「贅肉」こそがアルトマンの神髄だということを理解していないと二時間は拷問になってしまうかも。旅は移動中が一番楽しい、という人にのみお勧めします。10点(2003-06-21 15:23:40) 38. ヒート たしかに面白いんだけど、テレビ的なんですよね。画が。7点(2003-06-21 14:57:45) 39. ジャッキー・ブラウン ボビー・ウーマックの「110番街交差点」にのせてパム・グリアーが登場するオープニングのとにかく恰好いいこと! でも彼女に見せ場がないのが致命的。デ・ニーロとブリジット・フォンダ(未だにオスカーノミネートがないってのが不思議。伯母さんよりいいと思うんだけどなぁ)のシーンばっかり印象に残ってる。6点(2003-06-21 13:49:55) 40. マチネー/土曜の午後はキッスで始まる B級映画への愛情溢れる好篇。ある意味必見かも。ちなみに劇中ジョン・グッドマンが演じた映画監督って、B級映画の巨匠ウィリアム・キャッスルがモデルなんだそうな。製作者として「ローズマリーの赤ちゃん」なんかもつくってるんだけど、基本的には“見世物映画”の映画監督。「第三の犯罪」が一番有名なのかな?8点(2003-06-21 13:31:08)(良:1票)
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