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プロフィール
コメント数 161
性別 男性
自己紹介 兵庫県在住。
現在大学1年生。
小学6年の頃に地上波で見た「ダイ・ハード」がキッカケで映画好きになる。基本的に映画鑑賞は字幕もOKだけど、どちらかと言うと吹き替えの方に非常に強い興味を抱いています。
趣味 映画鑑賞。音楽鑑賞。
血液型 A型
星座 かに座

2月6日・・・
メッチャ久しぶりにレビュー書きました(笑)
随分長い間サボってましたが、これからまたちょくちょくレビュー書いていきたいと思いますので改めてよろしくお願いします!m(_ _)m

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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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21.  オープン・ウォーター 《ネタバレ》 観終わった後はとにかく後味が悪く、寒気すら感じました。人間が実際に広大な海のど真ん中に取り残されたらどうなるか。そこには果てしない孤独感と何が起こるかわからない恐怖感、そして幾度のミスや偶然が重なってこのような事態に陥った2人の姿に運命の恐ろしさをも感じ取れた気がします。サメは勿論、小魚やクラゲと言ったものまで脅威に思え、船やボートが見えても向こうからは全く気づかれない。いくら人間でもこんな海の上ではちっぽけで無力な存在であるという事実を改めて思い直しました。内容や演出では途中で一向に助けが見えず極限状態になって言い争いになり夫婦仲に大きな亀裂が生じる描写や長時間の漂流で体力が無くなっていく登場人物の表情は良かったと思いますが、脱水症状や体温低下をもう少し掘り下げて描写したほうがよりリアリティーが出ていたと思いますね。音楽の出し方も中途半端に感じましたが作品全体で見ると点数は6点です。[DVD(吹替)] 6点(2006-12-08 18:44:30)

22.  U2/魂の叫び 冒頭でビートルズのカバーである「Helter Skelter」から幕を開け、その後は怒涛の勢いで迫力あるライブパフォーマンスが展開されます。俺はこれまでU2はとても好きなアーティストだけどバラード曲が多くライブではそれほど盛り上がらないだろうなと勝手に思ってましたがそれは大きな間違いでした。劇中の彼らはまさに正真正銘のロックバンドそのもの。ボノがタイトルの「魂の叫び」の如く熱い歌声を聴かせ、誰も真似できないエッジのギターの鋭いギターサウンドもライブでは輝きを増している。ベースのアダムとドラムのラリーのリズム隊もU2サウンドの根幹をしっかり支える素晴らしい演奏。レッド・ツェッペリンの映画を観たときも感じましたが、U2もこの4人でなければU2の音楽は成立し得ないと言う法則がはっきりと感じ取れました。リハーサル形式で披露される「Desire」、エッジのリードボーカル曲「Van Diemen's Land」、ゴスペルグループとの掛け合いが美しくオリジナル版とはまた違った素晴らしさを感じた「I Still Haven't Found What I'm Looking For」、B.B.キングとの競演の「When Love Comes To Town」、ストーンズの名曲を織り交ぜた「Bad」、この映画のタイトルを1番象徴していたと感じれる最強の名曲「Sunday Bloody Sunday」、照明の演出が神々しく曲の世界観を見事に演出していた「With Or Without You」、ライブのラストを見事に飾った「Pride(In The Name Of Love)」。そしてモノクロのライブ映像が続いた後に雰囲気が一変して画面がカラーとなり「Where The Streets Have No Name」のイントロが鳴り始めたときは鳥肌が立ち、心の底から感動を覚えました。カバー曲もどれもオリジナルに負けないほどの完成度でこの映画の魅力の一端を担ってたと思います。見所がとても多くまだまだ書き足りないほどです。この映画を観て一生に一度でいいからU2のライブを生で体感したい衝動に駆られました。今(2006年12月現在)ちょうどメンバーが来日していて、さいたまスーパーアリーナで3日間ライブが展開されていますが、何故今回そこだけで関西には来てくれないの・・・(号泣)次の来日に期待します![DVD(字幕)] 8点(2006-12-03 13:39:36)

23.  ポセイドン(2006) 《ネタバレ》 オリジナルを数年前に初めて観て、とても深い感動を受けましたがこのリメイク版は残念なところが多くありましたね。他人を蹴落としてまで助かろうとする描写が出たところが最もそう感じた時でした。オリジナルであった登場人物同士の描写やドラマが本作では全然感じられない。次に誰が死ぬかあからさまに分かりやすい感じもどうかと思いました。確かに予告編であった津波直撃時の迫力、二次災害発生のリアルな様子や船の全景を写したCGとオリジナルを越えてる要素はそれなりにあります。ただ映像面でのクオリティーだけでは総合面で超えることは出来ないと改めて実感しました。登場人物の中にもオリジナルでのジーン・ハックマンに並べるほど圧倒的な存在感を持つ人がいなかったのはやはりキツいと思えたしオリジナルを知っている者としては寂しい感じもしました。新旧の比較が多いレビューとなってしまいましたが、やっぱりどうしても比べてしまうんですよねぇ・・・(苦笑) 最後にパニックシーンでのスタントの皆さん、ご苦労さまでしたm(_ _)m[DVD(吹替)] 4点(2006-12-02 15:39:08)(良:1票)

24.  ホステージ 《ネタバレ》 ただ車を奪うつもりが徐々に事件の規模がエスカレートし、やがて大きな犯罪組織の陰謀にまで関わり、2つの事件が主人公を取り巻いていくといった今まであまり観たことの無い展開で楽しめたと思います。緊張感はしっかりと感じれたし、俳優陣の演技もどの人も見事でした。だけど事件の舞台である豪邸が高性能の防犯設備で難攻不落の要塞である設定が全然活きてなかった気がしますね。最初に犯人3人組にあっさり進入されてるし最終的には簡単に強行突破しちゃったり。それと皆さんがおっしゃるとおりに様々なジャンルを詰め込みすぎた感じもありましたね。途中で「エイリアン2」になったり「ダイ・ハード」になったりで(笑)個人的にはもっとサスペンス調で最後までいってほしかった気がします。結局最後まで犯罪組織の実態が明らかにされなくて消化不良だったり、最後の戦いもご都合主義といった形で終わってしまいましたが、俺としてはブルースの久々の「ダイ・ハード」らしいアクションが見れたのでそういった面では良かったと思います(笑)ブルースの演技もこれまでの作品には無いほどに劇中通じて暗い雰囲気を醸しだしていて主人公の心情をよく表せていたと思います。来年には「ダイ・ハード4」が公開されますがブルースが10年余年ぶりにジョン・マクレーンとして、どんなアクションと円熟した演技を見せてくれるのかこの作品を観て大きな期待が湧きました。[DVD(吹替)] 6点(2006-12-02 15:04:54)

25.  ターミナル 《ネタバレ》 スピルバーグのこの前作である「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」の流れをそのまま継承したヒューマンドラマ、と言った感じでしょうか。観終わった後は全体的にスピルバーグが良い意味で力を抜いて作っているような印象がありました。誰もが魅力的である登場人物たちに空港の広大なセット、巨匠の手にかかればやはり全てがとても輝いているように思えます。細かい突っ込みも確かに多くありますが、この2時間素直な気持ちで観ることが出来たので、そう言った所も今回は見逃せてしまいます(笑)英語が全く喋れない時点から空港生活が始まったハンクス演じるビクター。その彼が様々な人と交流を続けるうちに徐々に英語に慣れ、物語の後半ではスラスラと喋れるほどに。この物語で成長したのは彼だけでなく、その彼を取り巻く人々にも心、価値観が変わっていく姿がハッキリと伝わってきてこの映画の感動を1番高めている要素だと感じました。近作でますます心温まるヒューマンドラマを磨き続けているスピルバーグ。そんな彼の最新作「ミュンヘン」鑑賞を楽しみにしたいと思います。[DVD(吹替)] 8点(2006-06-29 20:59:57)(良:1票)

26.  モーターサイクル・ダイアリーズ 《ネタバレ》 特に大きな盛り上がりは無く淡々と物語が進む映画でしたが、それでも2時間飽きることなく観れたのはやはり演出が巧かったからだと思います。観ている側も主人公2人とともに旅をしている3人目の旅人のような感覚になり、2人の喜怒哀楽を感じるのも難しくありませんでした。随所で南米大陸各所の自然絶景を堪能でき、何度も困難に直面しながらも旅を続ける2人の強い友情に強く魅かれ、とても充実した2時間が過ごせたと思います。物語の流れが常に一本調子だったのが少し残念ですが、50年代の街並みも時代背景もとてもよく描けていたしこのような純粋な冒険ドラマを観れたということで8点です。[DVD(吹替)] 8点(2006-05-28 18:46:19)

27.  ソウ2 《ネタバレ》 密室サスペンススリラーを重点としたストーリー展開に意外すぎるラストで初めて観たとき圧巻させられた前作。本作がそれを超えると言うのはあらかじめそれほど期待してませんでしたが、確かに前作には及ばないものの、今回もストーリー構成がかなり練られていてその点は良かったと思います。導入部分に終盤の怒涛の展開も前作に負けないぐらいの緊張感を醸しだしていました。ただ、個人個人の頭脳のぶつかり合いを終始絶え間なく展開していた前作と比べ、本作ではその表現が少なく、代わりにより強烈になった暴力描写で補いすぎた感じが否めません。登場人物にしても人数を増やしすぎだし、行動もバカな行動ばかりで感情移入も不可能でした。オチも大体読めてしまったのも少し残念でしたね。だってコピーが「ジクソウは最前(ry。前作を観ている人にとってはラストあたりでのあのバスルーム登場に唸った人も多いことでしょう(笑)俺も思わず「うぉ!!」と言ってしまいました(やっぱりあの人あの後死んでたな・・・/笑)総合的に見れば前作が無ければ満足度はもっと高かったと思いますが、それなりに頑張った出来だと思うので7点です。多分「3」も作るんだろうな。[DVD(吹替)] 7点(2006-04-07 00:28:07)

28.  クラッシュ(2004) 《ネタバレ》 久々にこれほど高い点数付けられる映画に出会いました。正直オスカー受賞するまで全く気にしてなかった作品でしたが、受賞したのをキッカケに一度観てみようと思い鑑賞しました。それぞれの職業や人種が全く違う登場人物たちの人種差別をベースにした群像劇ですが、まずこの手の映画は1つのエピソードに話が偏りすぎたりしがちですが、本作ではどのエピソードも過不足なくバランス良く纏められていて、同じくオスカーを受賞した編集の巧さを強く感じました。特に主役が居るわけでもなく、それぞれのエピソードで登場人物の間で炸裂する衝突に次ぐ衝突。そんな過酷な運命に人生を翻弄される登場人物たちを見事に演じた俳優陣も素晴らしいの一言に尽きます。ドン・チードルとマット・ディロン、この2人の演技が特に印象に残っています。物語を通して、まるで現代社会の縮図を見ているような感じになったり、家族愛、恐怖、怒り、敵対、不信感など様々な感情や表現を僅か113分間に全て描き出したポール・ハギス監督の驚くべき手腕に今後の作品に期待を抱かずにはいられません。こういった仕上がりになったのも世界有数の他民族都市であり存在そのものがまるで登場人物の1人みたいな舞台であるロサンゼルスの効果も大きかったと思います。ラストの雪の描写も美しく希望を繋いでいくみたいな形で感動的でした。最後に少し私事が入りますが、1年半ぶりに映画館で映画を鑑賞しましたがそれがこの作品で本当に嬉しく思います。[映画館(字幕)] 9点(2006-03-29 15:36:13)(良:1票)

29.  TAXI NY 《ネタバレ》 舞台をマルセイユからニューヨークへ移したことで、どんな仕上がりになっているか楽しみにしてましたが、ストーリーはいたって普通。オチもオリジナルと全く同じ。ちょっと残念な気はしましたがカーアクション時でのカメラアングルは良く、登場人物も個々それぞれにそれなりの魅力もありました。オリジナル版を気にしなかったら普通に楽しめる内容であると思います。しかし、俺の場合はオリジナルを3作とも全て観ているのでリメイクするならあのバカ署長も出してほしかったなぁと(笑)別にあの女性警部補も悪くはありませんが「TAXI」シリーズをある意味象徴するバカ署長が居なければちょっと違和感が感じられましたね。全体的に見れば人が死なないと言う展開も良かったし、最後まで飽きない観やすい雰囲気も良かったので7点です。もし次回作作るんだったら是非ともニンジャー!!を(略[DVD(吹替)] 7点(2006-03-28 10:13:11)

30.  レッド・ツェッペリン/狂熱のライブ 初めて2枚組みのベストを聴いた時に凄まじい衝撃を受け、とても30年前のバンドとは思えないと感じたレッド・ツェッペリン。その彼らのライブが観れる記録映画ということで本作を鑑賞しました。1曲目から俺の大好きな曲「Rock And Roll」から幕を開け、リフがとてつもなく印象的な「Black Dog」。熱狂的なイントロの「Since I've been Loving You」。幻想的な演出の「No Quarter」。前奏だけでも十分神的存在な「The Song Remains The Same」。曲の透明感が堪らない「The Rain Song」。テンションの高い演奏が聴ける「Dazed and Confused」。俺がZEPの中で最も好きで永遠の名曲と呼ぶに相応しいロックバラード「Stairway to Heaven」。両曲ともに完成度の高い「Heartbreaker」に「Whole Lotta Love」。収録曲はどれも素晴らしく彼らのライブバンドとしてのレベルの高さを強く感じさせるものでしたね。ボーカルのロバート・プラントは1曲目の時点で声がかなりきつそうで心配でしたが、ライブが進むにつれて声に表現力やパワーが加わっていき、彼のボーカルの資質を再認識しました。ジョンジーのしっかりと曲を支える力強いベースにボンゾの強力なドラム(特に彼のドラムソロはマジでヤバいです)。そして最強ギタリスト、ジミー・ペイジ。CDを聴いた時からずっと思ってましたがどうしたらこんなリフや演奏法が思いつくのか、彼の創造性と演奏力の高さには脱帽です。バイオリンの弦を使ってギターを弾き、12弦ギターの扱いも見事。このようなバンド4人全員が1つになれば劇中であったように観る者を強く引き寄せる最強のハードロックバンドになると実際に自分の目ではっきりと確認できました。個人的には既に何人か他の方も書かれてますが「Immigrant Song」「Communication Breakdown」この頃はまだ発売してませんが「Achilles Last Stand」も演ってほしかったなぁと(笑)途中、いくつか貴重なドキュメンタリー映像やメンバーの演技が見れたりするのでその点も良かったと思います。画像は悪くて既に「LED ZEPPELIN DVD」も発売していて希少価値は薄れていますが、ツェッペリンが好きな人なら観て損はない1作だと思います。あと、余談ですが俺と同じ世代にもっとツェッペリンを知ってほしいなぁと思いますね。俺の通ってる高校でツェッペリン聴いたことあるのは少なくとも俺と友人のNぐらいしかいないので・・・(苦笑)[DVD(字幕)] 8点(2006-03-15 16:24:48)(良:2票)

31.  ゴジラ FINAL WARS 俺は小学校2年ぐらいの時、ゴジラ1作目を観て衝撃を受けて以来当時は親とレンタル店へ行くたびにゴジラ映画のビデオも借りてくれるように頼んでいたほどゴジラ映画が大好きでした。中学生になってからは洋画などいろんな映画を観るようになりゴジラへの関心も薄れていきましたが、本作が公開される時にゴジラシリーズの最終作と名が打たれたのに久々にゴジラへの関心が沸き、楽しみにしていましたが予告編を観た瞬間、唖然としました。あからさまなCGが目立ち何か戦隊もののようなシーンも見られて観る気が一気に失せてしまい、レンタル開始しても借りる気も起こりませんでした。でも、去年の年末に地上波初放送とのことで「一応最後の作品なんだから観ておこう」と思い観てみました。そして観終わった後、愕然としました。これまで輝かしいほどの魅力を放ち、世界にも誇れるあのゴジラがこんな形で幕を下ろしていいのかと。予告編で感じた嫌な予感が次々と的中し、マジで落ち込みました。適当に書いたとしか思えない脚本に質の低いCGの多用。訳の分からない戦隊もののようなアクションも明らかに不必要(←これを削っただけでもまだ十分にマシな映画になったはず)。CGを多用せずに生の迫力を重視し続けた従来のゴジラ作品の基本構造を完全に忘れているような怪獣のアクションシーンにも苛立ちしか頭にありませんでした。一応多くの怪獣が久々に見れたので、それに免じて1点にしておきます。本来ならお遊び映画だと何とか区別して観れますが、初期のゴジラから強い思い入れのある俺にとってはシリーズがこんな形で終わってしまうのは納得できません。。東宝さん、デストロイア~2000ミレニアムの時みたいにまたゴジラを復活させて下さい。お願いします(泣)[地上波(字幕)] 1点(2006-01-04 18:23:54)(良:2票)

32.  宇宙戦争(2005) オリジナル版は既に鑑賞済みでどういう結末かは分かっていました。俺がこのリメイク版を鑑賞前に期待したのはスピルバーグがどこまでオリジナルを現代風に昇華させることが出来たかと言うことです。まず前半は正にパニック映画の最高峰と言うぐらい迫力があり、圧倒されました。街が果てしなく破壊され、その中を一気に逃げる主人公たち。オリジナル版よりも強く引き込まれました。後半は前半には及ばないものの登場人物の心情の描写を中心に物語が展開され、オリジナルでもあったシーンがチラホラ。全体的にスピルバーグらしくテンポ良い形で良かったと思います。マイナス点を挙げるとすればちょっとグロ描写を取り入れすぎたと言うことですね(食事中に観るんじゃなかった)。本作でのトムはいつもの強くひたすらかっこいいトムとは違い、宇宙人から必死で逃げまくるといった今までにないような姿が殆どだったものの家族を命がけで守ろうとする姿にはやはり従来のトムも垣間見えた気もします。ちょっと都合の良すぎる点も多くありますが、オリジナルに新たな要素や迫力を多く加えた本作はなかなかなものだと思うので7点です。[DVD(吹替)] 7点(2005-12-27 22:19:13)(良:2票)

33.  史上最大の作戦 今ちょうど、学校の世界史の授業で第二次世界大戦時の世界動向について学んでいてその中でも俺が最も興味を持ったのがノルマンディー上陸作戦でした。何年か前にあの「プライベート・ライアン」でその上陸作戦の様子を観ましたが、その戦争があった時代により近い年に製作された本作ではノルマンディー上陸作戦をどのように描いているか非常に興味が沸いて鑑賞しました。 まず、今から半世紀近くも前の作品なのにも関わらず個人的に観ていて全く飽きませんでした。確かに上陸時の描写やその他の戦闘シーンでの迫力は他の方も多く言われていますが、「プライベート・ライアン」の方が圧倒的に上です。しかしその作戦に行き着くまでの流れ、将軍や兵士たちの人物描写も当時にしては非常に秀逸だったと思いました。あの聞き覚えのある主題歌も映画にとても馴染んでいた気もしました。「短く深く」の「プライベート・ライアン」、「長く広く」の「史上最大の作戦」、あの最も長い日のノルマンディーを描いたこの2作を全体的に見比べることによってあの作戦をよく知ることが出来ました。[DVD(吹替)] 8点(2005-12-13 22:35:50)(良:1票) 《改行有》

34.  パニッシャー(2004) DVDのパッケージの裏表を見て何となく「フェイス・オフ」の匂いがプンプンしたので(←意味不明)借りてみました。確かにアクションが凄いのは認めますが、脚本がかなり生ぬるく感じましたね。「これは復讐ではない。戒めだ」とか奇麗事言ってますが、どう見てもただ妻子殺した相手を猛烈に痛めつけて結局は復讐してるとしか思えないのですが。冒頭から30分辺りまではよくある流れで進みますが、後はクライマックスまでひたすら復讐に固執した形で大した工夫が無くダラダラ感が常に感じられました。全体的にトーマス・ジェーン側に描写の視点を置き過ぎているためかトラボルタの存在感が凄まじく薄い気がしました(出番も貫禄も結構少なかった気が・・・)。けど、ご近所ネタや襲い来る刺客にも個性が感じられたため(特にあのマッチョ男)退屈はしなかったので6点です。[DVD(吹替)] 6点(2005-09-18 16:51:58)

35.  ボーン・スプレマシー 《ネタバレ》 続編は当たらないと言うジンクスはこの映画には皆無でしたね。前作以上に自発的に行動を起こすボーン、目にも止まらぬ格闘技の素早さも健在。主人公ボーンの人物描写もより深みを増し、アクションもより凄みを増していて満足できる内容でした。ボーンの恋人を開始わずか30分ほどで退場させる展開にも驚きでしたが、1番驚いたのはやはり一般車巻き込みまくりのカーチェイスでした。CGに頼らずに生の迫力に徹した事でとても見応えのあるシーンになっていると思うし、リアルなカメラワークも秀逸です。ただカット割りが細かすぎて少し観辛く感じたのが唯一残念でした。劇中あれだけ国を移動しているのに観客を混乱させないように見せる製作者側の実力も素晴らしいです。マット・デイモン=ジェイソン・ボーンももはや完璧なハマリ役となっていると思うし、次回作も本作と同じくらい高い水準を目指して完成度の高い3部作を作り上げてほしいですね。[DVD(吹替)] 8点(2005-08-19 16:12:11)

36.  THE JUON/呪怨 大まかなストーリーは日本の劇場版とほぼ同じでメインキャラクターの殆どをアメリカ人に置き換えているだけの話。同じリメイクの「ザ・リング」と比べて始まり方や終わり方、キャラクターの位置関係などに変更を加えた点は良かったと思いますが、映画全体の音のバランスが悪すぎです。会話のシーンでは話し声が小さくて聞き取りづらいし、幽霊登場に至っては爆音並の効果音を出すから音量の調整が大変でした。アメリカ人が異国の地で戸惑いを感じる「ロスト・イン・トランスレーション」と同じようなシーンがありましたが、何となくこの映画にはこの要素はミスマッチな感じがしました。それと本作でカヤコは新たに幻覚を使っていましたが、それは個人的にはあまり「呪怨」らしくなく感じ、もっと登場人物の周りにコソコソ姿を現して恐怖感を煽ってほしかった気がします。それでも最近のホラー映画にしては結構観やすい形になっているのでオリジナルを観ていない方も普通に観れる映画だと思います。[DVD(吹替)] 5点(2005-08-07 13:39:53)

37.  マイ・ボディガード(2004) 《ネタバレ》 この映画映像悪すぎです。最初だけかと思いきや全編に渡って無駄に映像に変な演出を施すから観終った後は目に激しく疲労感が残りました。正直、演出無しの普通の映像で改めて観直したいと思ったぐらいです。観る前からストーリーは頭に入れておいたものの、デンゼル演じるクリーシーの過去が全く描かれていないことには納得がいきません。何故彼が心を閉ざしているのか、ダコタ演じるピタとの交流を通じて次第に心を開いていく姿を見ても、彼の過去がどれほど凄惨な事態から今になるまで立ち直っていくかが全く分からないので共感しづらかったです。クリーシーとピタとの交流は細かい所までとても丁寧に描けていると思うのですが、肝心な彼の過去を描いていなかったことはとても惜しい事だと感じました。クリーシー自体の描写は前半は素で「ボディガード」らしい人物描写でしたが、後半からはピタが死んだと思ってからは、正に「コマンドー」並に大暴れしていましたね(苦笑)確かにあの時のクリーシーの心情は理解できなくもないけど、あそこまでやられると唖然としました。デンゼル、ダコタ共に演技力も表現力も素晴らしかったのですが、この映画を全体的に捉えると個人的には6点止まりです。[DVD(吹替)] 6点(2005-08-03 17:43:52)(良:1票)

38.  シークレット ウインドウ 《ネタバレ》 前半で散々期待させといて結局オチは「多重人格でした」ですか?確かにジョニー・デップの小汚い役柄は物凄く似合っていますよ(←良い意味で)湖畔の美しい自然風景も素晴らしいですよ。ラストで主人公が盗作問題の窮地をどう切り返すかマジで楽しみでしたよ。んであのオチ見せられたら「は?」って感じです。この程度ならば驚きも何もありませんよ。狂気に満ちたデップの終盤の演技は良かったものの、何度も言いますがこういうオチはマジで勘弁です。(それにしても「アイデンティティー」といい本作といい、最近のソニー配給のサスペンス映画のオチは「妄想」とか「多重人格」って相場が決まってるんですかね?)[DVD(吹替)] 3点(2005-07-22 19:04:00)

39.  バンディッツ(2001) ウィリス、ソーントン、ブランシェットと豪華3人の共演・・・の割には結構影が薄いこの作品。レンタル店でふと目に止まり「あぁ~そう言えばこんな映画あったなぁ。」と思って興味本位で鑑賞しました。まずコメディとラブロマンスとアクション、どれもバランス良く作られているとは思いましたが、どのジャンルもあと一押し何か印象に残るような要素が欲しかった気がします。冒頭とラストの繋がりも上手くまとまっていましたが、2時間を越える上映時間の割には内容は普通って感じでした。地上波でよくループして放送されていそうな映画ですね(っていうかこの前金曜ロードショーでやってたな。この映画(笑)[DVD(吹替)] 5点(2005-07-17 18:01:33)

40.  エイリアンVS. プレデター 《ネタバレ》 「フレディVSジェイソン」と比べると満足度はやや落ちるものの、それなりに楽しめる映画だと思います。アンダーソン監督は相当エイリアンとプレデターの両者が好きなのか、随所に両者の過去作のオマージュとも取れるシーンが表れ、両シリーズを全作観たことのある俺にとっては「あ~、ここは○○であったシーンだな」と思いながら観れました。100分と言った比較的短い時間で飽きがなく、テンポも良くてなかなかの出来でした。ただ本作の欠点を言っておくとエイリアンの火に弱い点が全く描かれていなかったり、登場人物の人物像も今ひとつ掘り下げが甘く感じられました。これは個人的な意見ですが、俺はやっぱりプレデターは悪の方がかっこよく思えるのでなるべく本編のように人間側の味方などせずにエイリアン、人間ともにクールに退治しまくってほしかったなぁと思いましたね(それでも本編は面白かったですが/笑)。ラストも続きがありそうな終わり方で何となく楽しみになってきます。最後に、唯一生き残った主人公はこの状況をどう周りの人に説明するんでしょうね?(苦笑)[DVD(吹替)] 7点(2005-06-04 14:20:48)(良:1票)

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