みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
21. マーティ 「地上より永遠に」の軍曹役とは信じられないくらいのやさしい男性を演じています。容姿もさる事ながら、家系(イタリア系)とのしがらみにも悩む姿は多民族国家の実情も物語っているような。7点(2003-12-15 22:49:03) 22. 北北西に進路を取れ 主役の二人以外にも味があります。特にジェームズ・メイソン、マーティン・ランドー(目が怖い!)のミステリアスぶり。ジェシー・ロイス・ランディスの屈託のない母親。グラントとランディスは「泥棒成金」でも共演していますね。 8点(2003-12-15 22:38:40) 23. ペーパー・チェイス 性と学園生活、いわゆるアイビー・リーグの東部名門大のキャンパスに焦点を当てた映画。A.ガーファンクルの演技はやはり素人臭い。アイビー・ファッションに興味のある人にはお手本となるかも。4点(2003-12-15 20:12:38) 24. ヒズ・ガール・フライデー ケーリー・グラントの二枚目半的なスタイルが好きな方にはオススメ。ロザリンド・ラッセルと組んでのマシンガン・トークはお見事です。グラントの策略できりきり舞いさせられるラルフ・ベラミーの姿も面白い。6点(2003-12-15 18:06:55) 25. 引き裂かれたカーテン スパイの脱出劇としてみれば面白いかも。ライプチヒからベルリンまでの路線バスの偽装はヒッチらしい展開。でもせっかくの名優二人は作品と同様輝きませんでした。5点(2003-12-15 18:03:27) 26. ニュールンベルグ裁判 第一次大戦、その他でも戦争の愚かさには充分認識しているはずなのに...人間はいつまで経っても懲りないのですね。ヘイウッドの気骨ある判事ぶりには拍手を贈りたい。7点(2003-12-15 17:10:03) 27. 日曜はダメよ 劇中のテーマ曲を聞いているだけで楽しくなってきてしまう作品。「これがギリシア人気質さ」と冒頭で船長が言うシーンがありますが、まさにその通りの映画。 6点(2003-12-15 17:01:12) 28. ロープ 各俳優の会話を中心にした密室劇の好編だと思います。アトウォーター夫人が占いをしてきたというシーンのセリフがいかにもヒッチ的で皮肉ですね。「とてもいいの、結婚は早いわ」7点(2003-12-15 16:49:05) 29. 何がジェーンに起ったか? 下手なホラーやスリラーよりも怖い作品。仕掛けで騙そうとしない、人間が演じる恐怖劇の名作ですね。8点(2003-12-15 16:32:27) 30. ナイアガラ 舞台設定は本当に見ものですね。モンローとジョゼフ・コットンの心理的葛藤がもう少し描かれていると良かったかも。5点(2003-12-15 16:15:47) 31. めまい(1958) ヒッチコックはお気に入りのヴェラ・マイルズを起用したかったとの事ですが、キム・ノヴァクの妖艶な雰囲気は大正解だったと思います。9点(2003-12-15 16:12:13) 32. 泥棒成金 ”To Catch A Thief”には泥棒を捕まえるのに合わせて、グレース・ケリーがケーリー・グラントの心をキャッチするという意味もあるのてすね。ホテルの部屋に送ったグラントにいきなりキスをするのは「あなたを捕まえるわよ」という意思表示。また終盤、グラントの別荘で「お母さんも気に入るわ」はしてやったり。美女・ロマンス・巻き込まれ型のサスペンス・美しい南仏ロケと、もっと高評価されてもいい作品だと思います。 7点(2003-12-15 16:04:32) 33. 鳥(1963) 母親の心理状況(息子に対する盲目的な愛情)の変化が鳥の襲撃のタイミングにリンクしていたような気が...そんな怖さを感じました。 9点(2003-12-15 15:55:45) 34. トプカピ 色々とクセのある人物が揃っての強奪劇。特にピーター・ユスティノフのボケぶりが最高でしょうね。イスタンブールのエキゾチックな情景と合わせて、強奪に至るまでの描写が素晴らしい。 5点(2003-12-15 15:51:03) 35. 毒薬と老嬢 えっ、何でレビュー入ってないの?と不思議な思い...F.キャプラの味のあるコメディ・サスペンスです。殺し屋に扮するピーター・ローレが登場してからのドタバタが可笑しい。また二枚目半ケーリー・グラントのあたふたぶりには彼の芸風がよく出ていると思います。 7点(2003-12-15 15:39:57)《改行有》 36. ドゥ・ザ・ライト・シング 主人公はピザ屋の店員に扮するスパイク・リー自身。NYハーレムでの黒人たちとイタリア系白人のピザ屋がからんでの騒々しい日常ぶり。ごく市井の人々の姿を坦々と描いた所が秀逸な作品だと思います。また切り売りのピザがアメリカ人の国民食的存在である事をこの作品を観て初めて知りました。8点(2003-12-15 15:32:40) 37. チャイナ・シンドローム ジャック・レモンのシリアスな演技に期待して観た作品。オスカーを取った「セイヴ・ザ・タイガー」の弱々しい経営者の姿から一転して一徹な技術者ぶりが素晴らしい。この作品の前には「フロント・ページ」のようなコメディにも出演しているわけですから、まさに円熟期間の頃なのですね。 7点(2003-12-15 15:20:36) 38. 第十七捕虜収容所 物語が捕虜連中のコミカルな姿を描く前半、犯人捜しと脱走に至るまでのサスペンスな後半という展開は素晴らしい。収容所所長役のオットー・プレミンジャーが効いていました。9点(2003-12-15 15:05:00) 39. 旅情(1955) 若い頃より爽やかなお色気を感じるK.ヘプバーンが好き。「ステーキが食べたくとも、ない時はラビオリを食べるべきだ」というロッサノ・ブラッツィのセリフが好き。 10点(2003-12-15 00:52:34) 40. 新・刑事コロンボ/だまされたコロンボ<TVM> 新シリーズの中では「かみさんよ、安らかに」と並んでプロットに味のある作品。ただラストは旧作から失敬という感じも。 6点(2003-12-14 21:47:26)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS