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21. ダンス・ウィズ・ウルブズ 《ネタバレ》 普遍的な人間と人間、人間と狼との交流が途中までは描けていた。それで十分だった。軍と戦う展開はしょうがないとして、ダンパーがインディアンに成りきったような演出は馬鹿げていた。結局は時間も予算もなかったのだろう。それまでの質からいえば中途半端な出来だった。後半ダンパーの浮かない表情はそのまま監督としてのケビン・コスナーの表情のようにみえた。[DVD(字幕)] 8点(2013-08-28 14:00:04) 22. パブリック・エネミーズ 巨匠になったマイケル・マンがやりたいことやってんなぁというのが率直な感想。映像のこだわりはすごい割りに、エンターテイメントは置いてけぼりというのがいかにも「巨匠」らしい。マイケル・マンの作品で期待するのは銀行強盗であれ警察であれ隙のないプロフェッショナルな仕事であり、ストイックであるがゆえに生まれる緊迫感が醍醐味だった。ところが実話とはいえ追われる方も追う方もしょーもないミスが多すぎるから間のびしてしまう。まぁドキュメント作品としてみればいいのだろう。ジョン・デリンジャーという男の予備知識がないと彼の行動パターンはなんのこっちゃとなるが、監督のコメンタリーを補足にして観るとあぁ納得となる。しかし輸送用飛行機も蒸気機関車もCGじゃなくて実写というのだからさすがだ。署内で捜査資料を眺め、刑事に野球のスコアを聞くジョニー・デップはよかった。[DVD(字幕)] 7点(2013-06-07 15:47:49) 23. ザ・タウン ベン・アフレックは「ヒート」に影響を受けたというが、かすかな物音を聞いて仕事を辞めるデニーロの何を見ていたのか。「美学」も「漢」も「プロフェッショナル」も感じられない。世を憂れるベン・アフレックが腐女子の歓心を誘うだけ。ただそれでも一定水準の作品に仕上がっているのは編集の力だ。編集者を調べれば「マグノリア」や「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」を担当していて納得。映画は引き算の芸術というがさもありなん。[地上波(字幕)] 6点(2013-05-25 01:53:50) 24. レスラー 《ネタバレ》 この手の映画は復活劇のカタルシスがないと自業自得という身も蓋もない教訓しか残らない。現実にはありえそうもないハッピーエンドか、身も蓋もないリアリティか、ハリウッドかヨーロッパか。もちろん前者でしょ。[DVD(字幕)] 6点(2013-04-29 19:37:07) 25. クレイジー・ハート 《ネタバレ》 ファビュラスベイカーボーイズで最高の男前を演じたジェフ・ブリッジスのパンツいっちょのあられもない姿だけで満足。そして相棒の車が印象的だった。[地上波(字幕)] 7点(2013-03-02 02:10:09) 26. 生きるべきか死ぬべきか 笑いのエッセンスは緊張と緩和とよく言われるが、当時、ナチスほどの笑いの材料はなかっただろう。[DVD(字幕)] 7点(2012-12-11 20:46:39) 27. のるかそるか 《ネタバレ》 酸いも甘いも肌身で知っているオッサンが主人公だからこそ味のある映画。そしてあるある満載。・確信の本命馬にたどりついたとき景色が変わること。・他人の商売を日割り計算すること。・当たれば鼻歌まじりに足取りが軽くなること。・正体不明のオッサンがラッキーナンバーを唱えていること。最後に、他人が触ったカニは無効です。[DVD(字幕)] 8点(2012-09-13 18:40:21) 28. ブラック・スワン 《ネタバレ》 まさにワンクールより1回の伝説! [DVD(字幕)] 7点(2012-08-29 22:13:09)《改行有》 29. ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー 監督は何かしら映画の見過ぎ。[DVD(字幕)] 7点(2012-06-24 23:36:07)(笑:1票) (良:1票) 30. 閉ざされた森 一言で言うと「ちょ、ちょ待てよ」[DVD(字幕)] 6点(2012-05-06 22:04:04) 31. ロング・グッドバイ 松田優作も惚れてまうわ。[DVD(字幕)] 8点(2012-02-25 22:12:41) 32. ボビー・フィッシャーを探して 《ネタバレ》 羽生喜治は言う。「ある次元を越すと技術や経験だけではなく 個性と個性とのぶつかり合いの勝負になる」 ジョショの場合、良き家庭、良き師匠たち、そして 良き友人に恵まれて個性を育める。そう信じている。[DVD(字幕)] 8点(2011-09-24 22:01:59)《改行有》 33. カールじいさんの空飛ぶ家 ラピュタ、ロードランナー、ついでにわんこ好きにとってはたまりません。[DVD(吹替)] 9点(2011-05-09 21:40:47) 34. ハート・ロッカー 主人公は度胸のよさで戦場を渡り歩いてきた。死と隣り合わせの状況でしか生を実感できないほど、彼は戦場に長くいすぎた。そんな彼も人間味あふれる部分があって、あまり優秀とはいえない同僚たちや現地の子供たちに優しい。戦場という極限の状況のなかで彼なりのバランスの取り方だと思えば親しみがわいてくる。しかし、戦地が泥沼化すればするほど、彼の人間味が空回りする姿は痛々しい。[DVD(字幕)] 7点(2011-03-13 22:12:52) 35. キック・アス ヒットガールがビッチ・アスにならんことを。[DVD(字幕)] 7点(2011-03-13 14:03:28) 36. バンド・オブ・ブラザース<TVM> クセのある上官を真似をして盛り上がる兵士の目線で、戦争を描いている。 戦争に対する賛美も反戦も皮肉すらもない。ただ仲間のために戦う兵士の物語。[DVD(字幕)] 9点(2011-02-01 22:46:28)《改行有》 37. ヒックとドラゴン 《ネタバレ》 よくできた吹き替えもあって期待どおりの内容。ただ違和感もある。ヒックの前に獣使いがいなかったことがひとつ。ドラゴンの生態に詳しい描写から不自然。けど「対ドラゴン」というバイキングの存在理由から、過度に敵対心を抱いてるとも読める。そうなら、ふたつはボスドラゴンを倒したかにみえる結末はモヤモヤする。「ボスドラゴンはいなくなりそれからバイキングとドラゴンは仲良く暮らしましたとさ」もいいけど、この作品の名場面であるヒックとドラゴンが近づく過程のレベルには適さない。ヒックのドラゴンを殺したくないんだと言うこととも矛盾する。ボスドラゴンもドラゴンだろう。手なずけろともまでは言わない、それじゃアバターだ。ヒックとドラゴンの軸がしっかりしてるから、お決まりのアメリカ的周辺キャラの安易さはOK。ただ、敵は倒さねばならないというお約束はNG。[DVD(吹替)] 8点(2011-01-09 14:03:16)(良:1票) 38. アイアンマン アイアンマン。なんて最低で最高なタイトルだろう。[DVD(字幕)] 9点(2010-12-09 22:36:17) 39. 第9地区 エビのインパクトが、SF作品としてまた社会作品して、同時に2つのジャンルの質を上げている。基本はSFで結果的に人種差別を深く考えさせられる内容になっている。エビ。見た目の抵抗感がなくならないのに、だんだん親しみが湧いてくる。家族愛や器用にコンピューターを操作する擬人的な部分の影響もあるけど、猫缶が好きなところが不可解でいい。[DVD(字幕)] 8点(2010-09-11 12:55:14) 40. ノートルダムの鐘 ラストでフロローが剣でとどめをさそうとする場面は、ミュージカルだったらもっと怖かったのに。[DVD(字幕)] 5点(2010-07-17 21:49:06)
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