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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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21.  スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 《ネタバレ》 異次元から来たというミステリオ。予告編ではものすごく親身にスパイダーマンのヒーローとしての悩みを聞いており、「異次元から来た良き先輩」という風に見えていた。 が、ミステリオというキャラクターを知ってる人間からしたら、「いやこいつ絶対裏切るだろ!」と思ってたら・・・案の定・・・ しかもお前、「異次元から来た」って言ってたのも嘘かーい!あ、今は「お前」って言ったら問題になるんだっけ?w いやー、マーブルの設定に詳しいまたは調べた人間であれば、異次元設定すなわちマルチバースが原作にもたくさんあるのはご存じで、この間のスパイダーマンのアニメでもやっていたため、てっきり「フェーズ3のラストでマルチバースの開幕が宣言されて、フェーズ4からはマルチバース路線になるんだ!これでX-MENの合流もやりやすくなるぞ」と思ってたら、そこを騙すかー!ある意味「マーブルファン向けの騙し」として、してやられたとニヤニヤしてましたわ。 しかし、あの万能メガネをミステリオが受け取って、ピーターが出て行ったときのジェイク・ギレンホールの顔、いいねぇ!やっぱこの人ええ俳優や。思わず「この野郎!」と心の中で叫んでましたよ。やりやがったなー。ええ顔するなー! ミステリオが一人のヴィランではなくチームというのもよかったですね。企業の成功の陰には没になったプロジェクトもそりゃたくさんあり、そうしたものに携わった人は自分の努力が認められないわけですよ。不満をもつものなのですよ。ホワイトカラーの中の負け組がヴィランになったという、前作とは違うヴィランになった経緯のキャラでしたね。 しかし能力は全てフェイクてのは意外でしたね。ただ特殊能力を持たない分現代的なもので補っている見せ方はうまかったなぁ。この辺の改変がほんと上手いですよね、MCUは。アイアンマン3の事は忘れてやろう。 しかし最後にスパイダーマンの正体をばらしてしまって、その後の展開が大丈夫なのか不安になりますよね。その辺もうまく乗せられてしまってるのかな?スパイダーマンは原作ではあまりにも酷い不幸体質で、正体を公に公表した結果悲惨な結果が起こるという話もあるのでその辺が不安になりますよね。でもまあ今のMCUの路線的に、そういう「悲劇・鬱モノ」にはならないと思いますが。 アクションも終盤の決戦は見ごたえがあり、全般的に不満点もなく、フェーズ3を締めくくるにふさわしい作品だったと思います。 さて、おまけシーンから察するに、宇宙基地が登場ですかね?本格的に宇宙でのでかい物語が始まるんでしょうかね? 今後の展開に期待させられる、ほんと良いシリーズですね。[映画館(字幕)] 8点(2019-07-03 11:28:46)《改行有》

22.  ゴジラ キング・オブ・モンスターズ 《ネタバレ》 やっと見れましたよこの映画。 シンゴジラが「俺たちが見たかった初ゴジの現代版リメイク」であるとするならば、こちらは「俺たちが見たかった怪獣大戦争の現代版リメイク」だな。 メンツは地球最大の決戦だけど、やってることはむしろ怪獣大戦争寄りの内容かな? キングギドラをモンスターゼロと呼んでたのもまさにそれだね。 人間ドラマが結構邪魔するのがうっとおしいのがマイナスなんだけど、そこさえなければ9点はあったかな。 しかしまだ武藤(ムートー)居たのかw世界各地で出現した怪獣にクモンガ、マンモス?ときてまさか武藤が出てくるとは思わなかった。じゃあ前作なんで君ら王に逆らってたんや?というツッコミは無しか。 ラドンの大活躍、とりあえずいつもタイミングを見計らったようにいいところでやってくるゴジラ、VSメカゴジラのラドンの立ち回りをやってるバトラっぽいモスラ、そして圧倒的な威圧感をだしていたキングギドラ等、怪獣がきちっと暴れているのがとてもよかったね。ギャレゴジはそこらへんの時間が圧倒的に足りてなかったし、アニメゴジラはこの映画の足元にも及ばない。君たち、焼いた鉄板の上で正座しながらこの映画を鑑賞してなさい。 チャンツイイーの双子設定が何も話に生きていないとか、人間ドラマが適当すぎるのが残念。 母親が超自然派ママで、地球のためにテロをするんだというありきたりな環境テロリストなのはずっこけた。まあグリーンピース、シーシェパードなどの環境テロリストに加えて、近年では「ヴィーガン」という新たな環境テロリストが生まれてきており、海外ではすでに「動物を守る」という主義の連中が家畜を殺害する事件も発生してますからね。ある意味ホットな話題なのかもしれませんね。 あと製作がレジェンダリーなので、中国要素強いですね。 まあ芹澤博士の活躍も悪くなかった。初ゴジのラストみたいで。核の扱いがテキトーなのはもうトゥルーライズで慣れた。今更ここに突っ込むのは野暮ですわな。 字幕派の私ですが、今回は諸事情により吹き替えでみたんだけど、吹き替えだと小さいお子さんも結構見に来てたね。 ゴジラがオキシジェンデストロイヤーで倒れた時に「ゴジラがんばれ・・・」って小さい声で応援してた男の子、そのままぐれたりせずまっすぐ成長していってほしいね。良いゴジラオタクになろうぜ![映画館(吹替)] 8点(2019-07-03 09:23:31)(良:1票) 《改行有》

23.  ランペイジ 巨獣大乱闘 《ネタバレ》 MIBインターナショナルの話の雑さを指摘したばっかりで、もっと雑なこちらのレビュー投稿。しかしこちらのほうが満足度は上。 そもそも話は雑も雑、怪獣好きの小学生が考えたのか!?というようなお話ですが、雑の質が違うんですよね。こちらは笑って許せる雑さ。真面目に突っ込んだら負けな雑さです。あちらはちょっと真面目に突っ込まざるを得ない雑さでしたが。 巨大ゴリラをゴリラのようなマッチョメンがなだめながら、巨大な狼やワニと戦う。破壊、怪物、筋肉!B級テイスト満載ですね。うん、最高。 まあもうちょいと軍隊VS怪物の戦いをがっつりと見たかった気がする。もう10分ほど増やしてドンパチやってもいいのよ? 悪いやつはさっさとやられていくのが潔い。最初の傭兵がもっと最後まで生き残ってて、ビルで対決とかするんかと思ったらもうやられるかー!っていい意味で裏切られました。悪役の姉・弟もあっさり。最後捕まるものだと思ってた。こちらも意外な展開。 そして生きていたゴリラ。おまえ死んだふりすんのかーい! 思い返せば予想を裏切る展開が多かったな。意外と良い脚本だったのか!?ホンマか!?!? グロシーンもありません、ホラー演出もほぼありません。よってお子様にも安心して見せられます。小学生男子に超おすすめです。いや、今の時代男子って書くと怒られますよね!女子だって怪獣好きな子いますもんね![インターネット(字幕)] 6点(2019-06-24 17:07:21)《改行有》

24.  メン・イン・ブラック:インターナショナル 《ネタバレ》 話が雑すぎてちょっと残念。1作目はもっと丁寧に描かれていた気がするんだが。 クリスヘムズワースのチャラチャラしたキャラはコメディとしては良かったんだけど、それまでかなぁ。 マイティ・ソーに出ていた二人ということで、それを意識した演出(どこかで出会ったかな?とか、ハンマーを投げるクリスヘムズワースとか)がMCUファンには面白いとは思うんだけど、MIBシリーズとしてどうなのかという微妙な気がする。いや面白かったんだけど。 思いのほかチビの宇宙人キャラがいい味を出してたけど、話が雑なところが不満ありありで残念。なんでHは宇宙人に乗っ取られなかったの?とか、二人組のエイリアンがこれからというときに退場して盛り上がりに欠ける、またなんであの兵器があることを知っていたのか、ハイTは元々どうやってあの兵器を手に入れる気だったのか、そもそもヴァンガスはなぜあの兵器を手に入れたのか、とか。色々と「なぜ?」があり、その辺がちゃんと消化されずに終わってしまった、つながっているようにはみえないのが非常に残念。 まあHとM、それぞれいいキャラしてて、恋愛に関する話題を出しててもそれほど良い仲にならないままさっぱりとして終わったのが良かったかな。ちょっとその気はあるような節はあるけど、あれくらいのさっぱり感が良い。 アクションもまあ悪くはない。 あくまで話の雑さにうーんという感じになるのであって、トータル的には古き良き頭空っぽアクションとして楽しめます。MIBに話の完成度を求めるなと言われればそれまでなんだけど。[映画館(字幕)] 5点(2019-06-24 16:55:23)(良:1票) 《改行有》

25.  X-MEN:ダーク・フェニックス 《ネタバレ》 ハードルを思いっきりさげてみれば、そんなに不満は出ないかもしれません。 X-MENのラストということもあり、また直近でアベンジャーズの華やかな終わりを見て、あそこまでは求めずともそれに近い感動を求めてしまったのが良くなかった。 結果的には「普通のアメコミ映画」としての内容でした。 MCUのように各キャラのエピソードを積み上げるでもなく、その場その場で物語を構築していくため、新シリーズのジーンの物語の積み上げが足りず、「あのジーンが!」というテンションにもならんのですよね。大体世間の大不評であったファイナルデシジョンでダークフェニックスの話をやってるし。 アクションの見せ場も序盤にクイックシルバーが退場になったせいで、一番見せられるキャラがいなくなり、マグニート頼みになっちゃいましたね。 今回のマグニートも前作同様見せ場では大活躍します。そこだけは良かった。マグニートはかっこいい。これ、重要です。鉄道を呼び出して、その後別シーンでは鉄道を破壊する。脚本家は鉄道オタクなのか? ヴィランの宇宙人はキャプテンマーベルの都合により当初予定してた宇宙人とは違うものになったとか。スクラル星人だっけ?まああの能力だとオリジナルな宇宙人方が良かったのかもね。しかしX-MENシリーズ初の宇宙人が相手という、これまでのテーマである「ミュータントVSミュータント」とは違う流れになったのに、そこの掘り下げが無かったね。ジーンの掘り下げ不足同様、こちらも掘り下げが無さ過ぎた。 やりようよってはいくらでもあったじゃないですか、人類の進化の過程で生み出されたミュータントはいわば人類の中でのマイノリティ問題の象徴だったのに、そこに宇宙規模の話が出てきたとなると、人類の中でいがみ合う意味はどれだけちっぽけなものなのか、とかさぁ。そういう社会問題的なものを扱うのがX-MENじゃないのかなぁ。もったいない。 他の感想ブログで見かけた話ですが、映画化すべき順序が間違っていたんじゃないか?って話、僕も賛成ですね。未来のことはわからなかったとはいえ、MCUに統合されるというのであれば、シリーズの終わりはローガンで締めくくり、その前段階としてフューチャー&パスト、んでそこまでのニュージェネレーションシリーズを描くために、ダークフェニックス→アポカリプスの順が良かったのではないかと。もちろんジーンを描く話がもう一つ必要ではありますが。というか、X-MENファンは「ローガン」で燃え尽きた感があるんじゃないですかね?その後にファイナルデシジョンの焼き直しを見せられても、うーんとなる。 ほめるところといえば、上記のマグニートと、調子に乗っているプロフェッサー。マイノリティが認められるためにヒーローとして活躍すべきというのはそれはそれで手っ取り早い手法ですが、それにより人格者と言われたプロフェッサーが段々と欲にまみれていくというのも人間臭くてよかった。この辺、「もとは同じ人間なんだよ」という点が「マイノリティ=善」として一方的な扱いをすることに対する警鐘としてのメッセージが込められている。本当に込めたかどうかは知らんけど。 結果的に大赤字で終わりそうな本作、もうちょい一貫性のあるシリーズとしてつくられていればよかったなぁという残念な気持ちのまま終わってしまった。ラストのチェスをしながらのお空にフェニックスの画だけはよかった。最後のシーンだけは救い。[映画館(字幕)] 5点(2019-06-24 16:34:04)《改行有》

26.  ヴェノム 《ネタバレ》 ヴェノムと融合してからが本番。それまでは非常にだるい。しかも長いと苦痛だった。 本番後はとにかく楽しかった。自宅への襲撃者を一網打尽にしていくアクションや、その後のバイクチェイスとかね。 まあヴェノムと理解を深める演出が少なすぎて、えらくあっさりと仲良くなってるなぁとか、ラストバトルがあっさりしすぎだなぁとか色々思うところはありますがね。 ワンコヴェノムかわいかった。 最終的にヴェノムめっちゃかわいいやつやん!ってなった。 粗は多いけど、次回以降はかわいいヴェノムとノリノリな感じで暴れまわってほしいね。変な葛藤とか別にいらないから[映画館(字幕)] 7点(2018-11-27 17:18:28)《改行有》

27.  グランド・イリュージョン 見破られたトリック 《ネタバレ》 前作の良かった「華やかな舞台での大胆なマジック」があまり見られないのが残念なところ。何せ冒頭から逃亡の身となってしまう。 冒頭の潜入アクションは中々面白かったんだけど、別にオーシャンズシリーズでもミッションインポッシブルでもいいじゃないかという話になっちゃうしね。 しかも最初にやりたいマジックって何だったのだろうか?社長を催眠術という魔法で洗脳してしゃべらせたいことを喋らせるだけじゃないよね?だとしたら地味だなぁ。 今回は「再現可能なトリックにこだわった」という。ストロボの視覚効果で雨粒を自在に操るように見せるというのは実際にあるらしいのだが、劇中は本当にやってるんだろうか?「どうせCGでしょ?」と思われたらマジックである必要が無いが、映画でそれは厳しいよなぁ。画は良いんだけどね。 この映画らしさといえば、中盤のカードのパスリレー。だけどこれをわざわざやる理由もあんまりない。「なんでわざわざ調べられるやつにカードを送るんだよ、普通は調べられないやつに渡すだろ」というもっともなツッコミも見受けられましたね。そりゃまあそうなんだけどね、それを言っちゃぁおしまいだよw あと「再現可能なトリック」に「催眠効果など存在しない」催眠術がガンガン使われているのは・・・もうツッこんじゃ負けなんかな。予備催眠?ソンナモノナイヨ・・・ 相変わらず展開が爆速で進むので、なんで彼らがこんなことをいちいちやらなきゃならんのか?というのが理解できない時がたまにあり、その勢いでチップの偽物騒動の真相を見逃したー!・・・って思ったら、あそこ、劇中ではちゃんと説明はないのね。まあいいや。 ご都合主義ばかりで展開が爆速を繰り返されると、細かいところがどうでもよくなる半面、何が起こるのかというワクワク感も薄れてきて、「早くすごいことなんかやれよー」とヤジを飛ばしているような感じでぼーっと見てしまっていた。やりすぎるとよくないよね。 前作の設定を超絶後付けでひっくり返す今作のストーリーは、どうなのよ?って思いました。強引だなぁ。 まあ結局はなんだかよくわからんけど強引なテンポでなんだか難題そうなものがスマートに終わっていく様をボケーっと眺めているだけの映画でした。前作と同様なんだけどね、前作の方がまあ見ている側が「騙されている側」として見れるので、見ていて楽しかったね。今作はその逆の立場で見続けることになるから、このシリーズの良さというのがかなり薄れてしまった。 終盤のマジックもなんともしょぼいものが多くて・・・ あとどこかのレビューサイトでも見たけど、無駄なアクションシーンが多くてしかもそれぞれのレベルが低かったという。そこも残念。 続編決定らしいけど・・・中国マネーでまた作るのかね?[インターネット(吹替)] 3点(2018-11-27 17:14:12)《改行有》

28.  スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団 《ネタバレ》 おバカムービー。 みなさんの言ってるように、最初のインド系の彼氏戦がピークだった気が。 主人公のイタさとか、異様にハイテンションなノリなどを含めて楽しむものなんでしょうけど、わりとどっちもきつかったかな・・・ 同じゲーマーなのでゲーム的な演出も嫌いじゃないとは思うんだけど、その演出の必然性が提示されないので、いまいち入り込めなかったのかもしれない。 ゲーマーといっても、リアル路線なゲームが割と好みだし(大作オープンワールドの洋ゲー等) あと格闘シーンはどうしても格闘技オタクなので、リアルな格闘好き。 そういうのもあり、はっちゃけすぎてるものは、それなりに理由があってこういうはっちゃけ演出になってます!みたいな理由付けがほしかったのでした。 ゲームのキャラが現実にあふれたから、じゃあゲーム的に攻略しましょう!っていうピクセルなんかはよかったよ。 主人公がひたすらイタいやつなのにモテまくるとか、オタクちゃうやろ!ってところもね。 みんな散々書いてるけど、彼氏を全員撃退したらキスできるぐらいの展開でもよかったんじゃないかなぁ。 そしたらイタいオタクがめっちゃがんばるってのに動機づけが生まれるし。実写ドラゴンボールのゴクウのカメハメハみたいに。 でもしょっぱなからキスしてるし、じゃあ逃げるだけでもOKじゃないかなぁとか、そういう考えがよぎっちゃってね。 とまあ、あんまちゃんと考えてもしょうがない映画なんで、ただその勢いとノリだけを堪能すればよい映画ですね。 友人らと一緒に見たので、ツッコミいれて笑いながらみれたからよかったですが。 そういう意味では、これは一人で見るのはしんどいけど、誰かと家でツッコミながら見るにはいい映画なのかな[DVD(吹替)] 5点(2018-05-07 15:59:08)《改行有》

29.  アナイアレイション -全滅領域- 《ネタバレ》 某映画ブログで紹介されていて、気になったので鑑賞。 もっとこうDNAが変質した異形の生物がじゃんじゃか出てくるのかと思ったが、ちょっと雰囲気の変わったジャングル探索が多い。 ワニも見た目は違いがわからんし、人間の声を取り込んだ熊も、そんなにインパクトのある見た目でもないし・・・ もっとこう、主人公が尋問されてる時に語った、「全く同一の生物」や、「奥に行くたびに顕著になった変化」というのを見せていってほしかった。 通常のジャングルとほとんど変わんないんだもん。 廃墟と化した町の雰囲気は良かっただけに、もう少し廃墟感のある場所ももっとほしかったかなぁ。 あと暗いシーンが多く、暗さでごまかされている感が。 こうなった原因がわからないなど、ぼかされた脚本は嫌いじゃない。 色々推測できるしね。考察サイトをめぐる楽しみも生まれるし。 ただ、色々印象的なシーンが多いが、予算がなかったのかな?と思わせる絵面があんまりよくなかったかなぁ。特に最後の灯台付近と灯台内での宇宙人?のビジュアル。 で、まあネットフリックス限定映画だから、ネトフリが作成した映画だと勘違いしてて、ネトフリ作成映画だから俳優で予算が尽きたんじゃぁしょうがないかぁと、一緒に見た友人らと笑って終わったんですが、この映画は元々劇場公開用(アメリカでは劇場公開している)だったのね。 後から知りました。 んー、劇場用で作成されてたのか・・・うーん。 金のかかったドラマの劇場版みたいな印象の映画でしたよ。 チャプター仕立てだったのもあり、元々章ごとに公開予定のものを、1本にまとめたものにも思えたし。 なんか、期待しすぎた反動で、ちょっとがっかりしました。 悪くはなかったんですけどね。[インターネット(吹替)] 6点(2018-05-07 15:32:38)《改行有》

30.  ジャック・リーチャー NEVER GO BACK 《ネタバレ》 娘かもしれない女の子の行動が浅はかで、そこから墓穴を掘ってるだけという「馬鹿がピンチを招く」行動にイラッとした。 そりゃああいう女の子にジャックのような思考で動けというのも無理はあるので妥当といえば妥当なんだけど、賢く動いている大人二人に馬鹿が混じったら、不純物すぎてなんだかねぇ。 まあ渋さが減った感じ。前作の「武器を捨てて素手で殴り合う」という激渋なジャックはどこに行ったのか。 普通のアクションで、前作の独特さが消えちゃったのが残念だね。 MMA的な要素でもあまり語るところがなく、個人的にしょんぼり。[映画館(字幕)] 5点(2018-01-18 14:01:23)《改行有》

31.  スター・ウォーズ/最後のジェダイ 《ネタバレ》 逃亡途中のレジスタンスは燃料切れからか不幸にも白塗りの高級宇宙戦艦に追突してしまう。後輩をかばい皆の前に立ったルークに対し、戦艦の主、ファーストオーダー団員カイロ・レンに言い渡された示談の条件とは・・・ とまあ、みんなが大体言いたい事言ってくれてるから茶化すことしか書きようがないんだが、不満点は概ねみんなが思ってることと同意。 ファーストオーダーより速度が出るはずなのに距離が離れないレジスタンス艦隊と、そのレジスタンスとの距離が詰められないファーストオーダー艦隊がレジスタンス艦隊のお尻をツンツンビームでつっつくだけの、緊張感あるのかないのかよくわからん追いかけっこが延々続き、その間に魅力が伝わらない新キャラらの無意味なカジノ星でのバカ騒ぎと、結果の出ない肩透かしもいいところの奇襲作戦。 確かにメッセージ性として「誰でもヒーローになれるんだよ」や、「世の中良い奴と悪いやつという単純な区分けができるわけじゃなく、またなんでもかんでも都合のいい方向に転がるわけじゃない」というメッセージが込められてるのだろうが、しかしなぁ・・・ まあテンポというか勢いの良さであまり長く感じなかったのは救いか。 次回作で最終作。 エピソード5の時は「どうなってしまうのか!?↑」だったのに、今回は「どうなってしまうのか!?↓」だよ。大丈夫か? 個人的にはレイがダークサイドに落ちて、カイロ・レンがレジスタンス側につくという、善悪逆転劇とかそういうのが見たかったな。「誰も見たことがない」と謳うなら、それぐらいは・・・[映画館(字幕)] 5点(2018-01-18 13:54:03)(良:1票) 《改行有》

32.  ジャスティス・リーグ(2017) 《ネタバレ》 この間鋼の錬金術師を見てきたのでどうしても比較してしまうのですが、鋼の錬金術師よりは面白かったです。当然とか言うな。 原因はわかりやすさを捨ててでも、テンポを爆速にし、軽いノリで雰囲気を明るくしたから。 詰め込んでいる割に行間が長くてスローテンポで、終始眉間にしわを寄せているあちらさんとはえらい違いです。 おまけに各ヒーローの能力を説明するのに、言葉で説明をしないで、行動で見せているのがよい。特にサイボーグの能力説明が言葉抜きで行動のみで行われているので、どんどんバージョンアップしていく様を見ているのが楽しい。 が、説明不足なのはかなり同様。 いろんな理由がありますが、元々3時間程あったというザックスナイダー版をざっくりカットしているからなのと、前作で重要なシーンがカットされているため。 特に前作でルーサーがステッペンウルフに交信をしていて、そのため彼らがやってきたという件があったらしいじゃないですか。ルーサーよくステッペンウルフの連絡先を入手できたなとかいろいろツッコミがあるところですが、そもそもそのエピソードがないとなんでステッペンウルフがなんで今のタイミングで現れたのかわからんじゃないですか。せめてスタッフロール後に入れとけよ・・・と思わざるを得ない。 ステッペンウルフの背後に大ボスが控えてるというのも見せておいてほしかったな。組織構成がわからないから、今後の期待も薄れるし。 それと部下のハエ人間どもの設定もよくわからなかったというか。後々ネットで調べたからわかりましたけどさぁ。恐怖を抱いたやつを襲うって設定をうまくどこかで表現してないと、最後なんで斧を破壊されたステッペンウルフが部下に襲われたのかわからんですよね。俺見てて意味不明だったよ。じゃあ恐怖を抱いていないヒーロー達を襲わないんじゃないか?とか。 そこらへんがハガレンと被っちゃって、不安。ワーナー配給というてんもかぶってる。大丈夫かワーナー。 アクションとしてはフラッシュとスーパーマンの組み合わせが良いね。 寝起きの悪すぎるスーパーマンが復活して、ヒーローと喧嘩している際、一番彼とやりあえてたのがフラッシュだったからね。特にフラッシュが「俺のスピードにはついてこれまい」と余裕で回り込んだら、スーパーマンの目が彼を追いかけて、思わずフラッシュが「ええええ!!!???」みたいな表情してるのとか。 今回の映画はほんとフラッシュがいい味出してますね。 最終決戦での人命救助のシーンも楽しい。 エンドロール中のかけっことか、原作にもあるらしいけど、そういうの好きですよ。 なんでこういうのがあるって知らずにみんなエンドロールになると先に帰っちゃうのかなぁ~。 原作ではヒーローとしての性能はチート級のスーパーマン、ワンダーウーマン、アクアマンだけど、映画内では明らかにスーパーマンが突出しすぎてた。あまりにも強すぎて、緊張感がないのが残念。 ただ、予告では徹底して彼の登場シーンが削られていたので、割と中盤に復活した時は驚きましたよ。よく隠してたなぁ。最後の最後に復活して駆けつけるとか、そんな感じだと思ってたよ。 まあそんな感じで、あまりにも爆速な映画だったので、消化しきる前に終わった感じが。 面白いけど、2回以上見たいか?と言われれば・・・うーん。 マーベルと違って、単体の紹介映画を挟まずにお祭り映画を作ったので、すごい慌ただしかった。これ、良かったのかよくなかったのかわからんな。 ま、次のお祭り映画まで、しばらくはDCはレンタルでいいかな・・・[映画館(字幕)] 5点(2017-12-13 10:52:30)《改行有》

33.  マイティ・ソー/バトルロイヤル 《ネタバレ》 お隣にカップルが居る状態で鑑賞。男はまじめに映画を見に来た感じだったが、お隣の女性がまじめそうな見た目に反して典型的なバカップル女で、ちょっとうざかったぞ。 でも「笑ってください」的な場面ではキャッキャ喜んでいたのはかわいかったぞ。数年前ならめっちゃ悔しがってたんだな、俺。 さて、陽気なノリのガーディアンヒーローズがヒットし、元々アズガルドと地球でのカルチャーギャップで笑いを取っていたソーなので、じゃあ徹底的に笑いに振り切りましょうかという感じになった本作。 音楽の使い方といい、ガーディアンヒーローズでのノウハウが使われている?感じが色々する(グランドマスター関連でのテクノ調の曲といい。 とはいえ、あまりにコメディ路線に寄せすぎたために、ソーが歴代もっともIQが低い状態に。そこまで馬鹿じゃないだろwww ていうか、主要登場人物ほとんどが馬鹿。そういう設定のハルク人格、いつも悪ふざけばかりしてるロキはまあともかく、ヴァルキリーも馬鹿である。 馬鹿ばっかりなので、ツッコミ役のいない漫才をみているようで、ちょっとしんどかったぞ。特にバトルロイヤルことサカールパート。 んで、お隣に座ってたバカ女が「ながーい!」と文句垂れてたサカールの場面が長い長い。 はよ脱出してアズガルド救いに行けよって思ってしまう。 ハルクとの戦いをもうちょっと短くしたり、ハルクとのやり取りをもうちょっと短くしたりとかさぁ。 アクションに関しては元々神様なのもあって能力が双方チートなんだけど、音楽の使い方といい、ぶっ飛んでいくスピード感といい、DC映画っぽさはあったな。 冒頭のハンマーを使ったアクションは面白かったんだけど、雷能力に目覚めるまでの中だるみ感と、雷能力に目覚めてからのヘラとのバトルの少なさ(雑魚とのバトルは面白かったけど)がちょっと残念。 色々見すぎて目が慣れてしまったのかな・・・ ヘラとの決着はあれでいいのかな?俺はちょっと残念だったかなぁ。せめてあの化け物と戦って疲弊したところを襲うとかw あの化け物が冒頭であっさり倒されてたので、そんなに強くなるって感覚もなかったからねぇ・・・ 浅野が忘れ去られず出てきたことは日本人としてちょっとうれしいが、ここで終わりなんだなぁというのは寂しいところ。一応根性は見せた。 あ、マットデイモンは気づきませんでした。冒頭の演劇、やけに長いなぁと思ってたら、そういうことだったのね・・・[映画館(字幕)] 5点(2017-11-16 11:53:31)(良:1票) 《改行有》

34.  ダンケルク(2017) 《ネタバレ》 この映画が良い映画かどうかは人によるんだろう。 映画に何を求めているのか、そこの違いが如実に出る。 ノーラン監督というのは僕はどちらかというと演出や映像の「手法」の監督であり、ドラマ・脚本といった部分でもやはり「手法のすごさ」的なものが光監督だと思っている。 どなたかが書かれているが、「時間の魔術師」というの例えはいいたとえだなと思う。 この映画の手法的なすごさは、映画の最初から最後までの時間の感覚が、陸・海・空のそれぞれの主人公たちで違うというところだ。 そのため、なぜこの男がここにいるのか、彼は何者なのかなどの状態が後追いでわかったり、その逆もある。 なんか船があるな~とか思ってたら、後々その船が襲われるのが陸の主人公だったり。 そういう演出の面白さに、「うまいなぁ」と感心する次第であった。 それが詰まらないという人ももちろんいるんだろうけど、僕はとても楽しめた。 そりゃわかりやすいドラマチックな脚本のほうが万人受けするのはよくわかる。 格闘技でも同じだ。派手なKOシーンがないと一般人には見向きもされない。先日のRIZINでもレスラーやグラップラーが只管相手を漬けるだけの試合が前半に放送され、その後の派手な試合の放送前にチャンネルを変えたり寝た一般視聴者がいかに多かったか。グランドテクニックで相手を漬けるときの技術をみて、「いまの抑え込み、いいねぇ~」なんて言ってるのは俺みたいなオタクだけなのだ。 ただ、戦争映画というものにどこまでそういうものを求めるのか。僕はただこういう「名もなき兵士」が生き延びるために悪戦苦闘するだけの、戦場において兵士というものはちっぽけなものだというのを描いている演出も好きなんですよね。 だからプライベートライアンでは冒頭の上陸作戦での「1兵士にしかすぎない」状況が好きで、その後の「ヒーロー的な兵士」という話になって来たら、上陸作戦ほどのテンションでは見れなかった。 そういう意味ではこの映画はまさに僕向きだったんだろう。まさにオタク向け。通ぶったうっとおしい僕のような人間向けなのだろう。[映画館(字幕)] 7点(2017-10-17 15:53:10)《改行有》

35.  ワンダーウーマン 《ネタバレ》 高評価が並ぶこの映画だが、個人的には脚本がいまいちと感じてしまった。 ただ、ワンダーウーマンが活躍するアクションについては概ね楽しめた。特に村を占拠しているドイツ兵との戦いが。 脚本の不満点はいろいろあり、まず冒頭の外界から人間がやってくるその状況。そこに行けば入れるという、非常に緩い環境でよくその時代まで外界から人が立ち入らなかったな。 神話の力によって守られている種族かと思いきや、単に身体能力の高い女性たちという設定もなんだかなぁと。神話的な設定で女性だけの島になっている話の説得力が弱く感じる。 さらに不満点は真実の縄の使い方について。もう縛られてしまった状態でクリスパインがペラペラと自分のミッションを語りだす。それまで頑なに極秘任務だからと言わなかったのに、急に何お前しゃべり始めてるの?ってなる。 しゃべり始める前に、縄で縛られてうそを言うことにより縄がきつく締まり、「わかったわかった、ほんとのことを言うよ!」的なものがほしかった。そのほうが、そのあとにもちょいちょいでてくるコミカルな展開にもかみ合ってよかったのでは? 特に真実の縄は、原作者がうそ発見器の発明者というのもあり、重要なアイテムなので、もうちょいその嘘発見部分を強めてもよかったきもするなぁ。 そして不満なのは戦場に一緒についていった仲間達。特にスナイパー。 色々心が弱くて撃てないというのはあるんだろうけど、最後までスナイパーらしい活躍の場がなかったのが悔やまれる。 村での宴会では個々が色々やってはいたものの、戦場で発揮できなきゃだめでしょー。 とはいえ、アクションはさすがで、前にも書いたように村を占拠しているドイツ兵との戦いは、見事なカット割り、適度なスローモーションで抜群の見せ場を与えられている。ここらへんはうまい。というかここら辺しか考えてないのでは?と思えてしまう。 ただ、最後の神VS神のバトルはBVSの時にも感じた「スピードやパワーがすごすぎて、それまでのテンションと落差がありすぎて胃もたれしてしまう」という印象をまた受けた。 確かにそりゃ神同士の対決なんだからそうなるんだろうけど、それまでのアクションからスピード感が変わりすぎて、なんかなぁという感じがどうしても受ける。緩急付けるって難しいね。 そんな感じで、絶賛するほどのものではないなぁという印象に落ち着いた。んー、まあキャプテンアメリカ1よりはよかったよ[映画館(字幕)] 6点(2017-10-17 14:28:39)(良:1票) 《改行有》

36.  パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊 《ネタバレ》 出るごとに評価が落ちていくこのシリーズ。 なんだかんだいって全部映画館で見てるけど、公開日が映画の日だったので今回も割と惰性で映画館で見てきました。 2~4作目に比べると出てくる勢力の構図が割とすっきりしている今作。ジャックや今作のヒロインを追いかける英国軍をさっさと破壊して退場させたのは英断だといえるでしょう。なんせこれまでは無駄に勢力の数が多く、大した話でもないのにごちゃごちゃ複雑化してて、混乱はすれども興奮はしないという筋書きでしたからね。さっさと英国軍が退場してくれたおかげで、ジャック一味&バルボッサ一味VS亡霊軍団の対決とシンプルになって、見やすくなった。 バルボッサの退場も、「娘」の存在が出てきた時点で「あ~なんか自分が親父だと明かして、そのあとで自己犠牲で死にそうだなぁ」と思ったらほんまにそうなって、あまりに読めすぎてて、サプライズ感が薄かった。とりあえず自己犠牲でサプライズ感と感動を生もうという安直な展開に思えたな~。同じ自己犠牲というのであれば、ガーディアンヒーローズ2の方がなんぼかよかった。なんだろうね。後付けで作った設定で、しかもその伏線張りとか掘り下げとかなんもないまま唐突に始まって唐突に終わった感が強いからかな。 とはいえ敵のすごさがいまいちよくわからないのがこのシリーズの難点。1作目で死なない海賊ってのをやってるので、そいつらと比べると今作の敵がどうすごいのか、わからんてのがね。牢屋をすり抜けられるのはすごいけど、陸地に上がれないやん。安全地帯を設けてしまうと、怖さ半減なのよね。だから敵の脅威さもいまいちないなぁと。あと、1作目は「人間に戻る」瞬間に決着がつくけど、今作は「人間に戻っても」戦いが続く(ほぼ終わりだけど)ので、呪いを解くことの効果が体感的に弱くなってる気がする。 まあ脚本は「それでいいのか」的なものが多くて。 お宝のために仲間が戻ってきたのにお宝はぶっ壊してるし、コンパスはジャックに裏切られてるんだけどまた手元に戻ってきたら普通に使えてるし、呪いを解くというのもどこまでの範囲なのかよくわからん(海の呪い全部?そうしたら今後の作品では呪われた~~って定番ネタが使えなくなるが・・・)。 おまけにこの映画を見終わったあと、地上波でやってる過去シリーズを見たら、過去シリーズとの矛盾点とかちらほらあったよ。特に今作でも鍵となる「コンパス」についてだが、2では「占い師があげたもの」となっている。しかし、この映画では、ジャックが若いころに乗っていた船長がもっていたもの。無理やり繋げるのであれば、ジャックがもらったものを自分の上司に渡した・・・と好意的に解釈できなくもないが、さすがに無理があるでしょー。 あと、4以降は1~3作から独立した新シリーズとなると思ってたら、まーた戻っちゃったねぇ。 アメコミ映画同様、シリーズ全て見てないとしんどいシリーズになりそうだ。4の黒ひげの剣とか覚えてねーし。4は印象に残ってなかったんだなぁ・・・ 恒例のエンドロール後の映像だけど、4を見たときは「なんだっけこのハサミ」と思ったけど、デイヴィット・ジョーンズのハサミなのね。またこいつも復活?まあ死んでも復活するジャンプみたいな世界だし、気にするなってことか。[映画館(字幕)] 6点(2017-07-07 13:25:50)(良:1票) 《改行有》

37.  ゴースト・イン・ザ・シェル 《ネタバレ》 7点ですが、押井守版を見てない人が見たら多分5点以下かなぁと。 基本的に押井守版見てる人にしかお勧めできない。 脚本が荒いのよね。 なんでこの場面に少佐が移動してるの?とか、そういう細かい説明が不足しすぎてて。 攻殻は基本的に情報量が多すぎて、細かい説明が画面の中になされてなくて、画面外で読んだり見てる方がつなぎ合わせなければならないのは原作漫画も各種アニメも同じなんですが、本映画はそういう「情報量が多すぎるがための省略」ではなく、「次の場面への展開の間の説明が不足している」だけなんですよね。 だから見てる人はあんま釈然とはしないだろうね。 あとで書く押井守版にオリジナル要素を入れたのはいいんだけど、無理やり展開を繋げるためのつなぎ目が雑すぎた。初見の人はなんで指名手配状態の少佐がのんきに海潜ってたのかわかんないでしょ。脚本的に無理があるよありゃw でも、攻殻機動隊愛が過剰じゃねぇ?ってぐらいてんこ盛りだったのはよかった。 押井守版のネタ満載、犬まで(イノセンスのあの押井守が大好きな犬種も)きちっと出てきて。 ゲイシャロボットにダイブする際の科学者?エンジニア?も、あーいたいた、このタバコ吸いまくってる人!ってなったしね。 アライズの少佐を連想させる赤い服等、押井守版だけでなくいろんな要素も盛り込んでる。 残念ながら押井守版ベースなので、フチコマやタチコマが出てこない。 あと少佐とバトー以外の9課の他のメンツの活躍シーンが少なすぎるのはしょうがないか。そこは押井守版もそうだしな。 街中のデザインはなんか洗練されてなくて、ごちゃごちゃしすぎててダメだったなぁ。 へんなゲイシャ風のCGを街中に浮かべまくってればそれっぽく見えるでしょ?って魂胆丸出しで。 そこはほんと残念。 アクション多めでそれぞれ悪くなかったが、攻殻機動隊にもあった水場での格闘は、それに至るまでの追いかけっこがあってこそって俺は思ってたんだけど、そこがすごい省略されてて残念。水をぶっかけて敵の光学迷彩を壊すとか、そういう細かいやり取りがよかったんだけどね。 あと清掃員が意識をハッキングされて戦うあの展開なら「偽の娘の記憶」を植え付ける必要性もなかったよね。 あの記憶はあくまで清掃員はテロリストをサポートするために動機づけを起こすための記憶操作であって、意識を乗っ取ったわけじゃないしね。 意識を乗っ取られたのであれば、記憶改ざんの話しな無くてもいいしなー。そこを突っ込むのは野暮なものなのかな? んで、最後に、荒巻が荒巻じゃないw ひたすら北野武だなー。北野武に銃をぶっ放させたかったのはわかるが・・・最後のキメシーンで「ナンダコノヤロウ!」と叫んだり、「コマネチ!」ってやらないかひやひやしてましたよ。 全般的に原作・押井守版未見の人にとっては、「イーオンフラックス」や「ウルトラヴァイオレット」的な出来栄えだったんだろうね~[映画館(字幕)] 7点(2017-04-10 11:48:24)(良:1票) 《改行有》

38.  トリプルX 再起動 《ネタバレ》 オープニングのクレジットをぼーっと眺めてたら・・・ え?2017年3月時点でUFCミドル級王者のマイケルビスピン!?ビスピン出てるの!? ということで、おそらくその場にいたすべての人の中で唯一ビスピンの名前でドキドキしてたであろうこの格闘技オタク。 冒頭のみんなのスタイリッシュな登場の中、ただ一人のっそりとエレベーターから現れて、誰と戦ってるのかよくわからんけどとりあえずよくわからんところで組み付いて殴ってるよくわからんバトルを繰り広げるビスピンの姿が。 おおおお、まぎれもない、マイケル・ビスピンじゃないですか! ま、こりゃーすぐ退場だろうなぁと思ってたら・・・ あれ?前半のよくわからない軍隊の襲撃の時にも平然と生き残ってるぞ? あれ?中盤のやる意味がよく分からない高速道路でのバトルでどこを走ってるのかよくわからないけどなんか車を運転して事故らされてるぞ? などなど、思った以上に登場していた(活躍していたとは言わない)、マイケル・ビスピン。 最後はトニー・ジャーのおぜん立てして、ちょろっとしゃべって終わりかー。 パワータイプということで、ヴィンディーゼルとパワー対決をやるのかなぁと思ってたんですが、ヴィンディーゼル兄貴はドニーイエンとの力VS技対決だったね。 ビスピンはモブ倒した以外は主力メンバーと戦っていなかったのが残念。 俺の中では映画に出たMMAファイターは落ち目になるかすでに引退しているかのどちらかってイメージが強いので、ビスピンの次の防衛戦は負けるだろうなぁ。 (ロンダ・ラウジー:エクスペンダブルズ3、ワイルドスピードと出てその後連敗、引退の危機。 カン・リー:鉄拳に出てその後中堅止まり ロジャー・フエルタ:鉄拳に出てその後GSPへのチャンピオンシップで敗退、その後ぱっとせずリリース 等) あ、映画の話(ストーリー)はもうよく思い出せませんw 理解させる気ゼロの展開(なんで序盤に出てきた美人ハッカーがあんなにドニーイエンらのことをビビったの?とか、なんで前半で軍隊が攻めてきたのー?とか、なんで長官がいる場所わかったのー?とか、電波妨害システムの有効範囲がよくわからんとかとか) 小難しいことをオタク系女子が早口に述べてハッタリかますとか、この手の映画にはよくありがちな演出というか。 いいから黙ってみろってことですね。 オープニングでのネイマールの「アベンジャーズへの勧誘への勘違い」ってのには少し笑ったり、アイスキューブが出来るのには驚かされましたが、基本大きな驚きもない、ゆっくりアクションを楽しみましょうという話になってましたね。 アクションについてはハッタリかましまくったジャンクフルード気味のアクションてんこ盛りでとてもよかった。久々に女ガンマンコンビが中央に陣取って2丁拳銃水平撃ちという、一昔前のスタイリッシュアクションを見れてほっこりしたね。 トニー・ジャーはあんまり活躍なくて寂しかったな。また何かの映画で出てきてほしいね、トニー・ジャー。 ほとんどマイケル・ビスピンの話ばかりしてましたが、ビスピン本人のUFCでのファイトスタイルと同様に、勢いとハッタリだけの「車が出てこないワイルドスピード」、嫌いじゃないです。[映画館(字幕)] 6点(2017-03-16 15:16:13)《改行有》

39.  X-MEN:アポカリプス 《ネタバレ》 遂に出てきたチート級ヴィランの一人、アポカリプス。 何でもアリ級のこいつを、どう映画でうまく料理するのか、とても興味がありましたが・・・ なんだかよくわからん凄さで、すごいんだろうけどこの人結局何ができるの?って感じで終わったなぁという感想です。 いやほんと、土や壁に人を埋めた、プロフェッサーのテレパスに割り込んだ、ワープホール作った、他の者の能力を強化した、ぐらい? こうみても、なんだかすごいのかすごくないのか、すごくなさそうでやっぱすごい・・・っぽい???みたいな感じがするんですよねぇ。 だいたい、破壊活動頑張ってたのはマグニートだしね。 人をそそのかすのがうまいってのは伝わったけど、まあそれってアポカリプスらしいのか?って言われると・・・うーん。 どちらかというと、この次に作られるX-MEN映画のボスの役割だよなぁ。 ということで、期待した分肩すかし食らった感じが。 結局X-MEN VS アポカリプス軍の対決が一番盛り上がるポイントだったけど、短い、ここまで長い!ってところが不満だったかなぁ。 ラストバトルはいまいちなんか盛り上がらなかったというか、ゴリ押しで終わったなぁという感じで。 てかねー、ウルヴァリンの件はいらんだろー。ウルヴァリン出したかっただけだろーw あと、「三部作は最後が一番微妙なんだ」て感じのセリフが途中であったけど、お前、それファイナルデシジョンをコケにしたいんだろうけど、お前人の事いえんの?って感じですわな。 旧三部作、俺はファイナルデシジョンが一番だと支持するわ~。 新三部作も一番評価いいのはあなたが監督したやつじゃない1作目だしな~。 てことで、デッドプールが自虐ネタで大笑いできたのに対し、こちらの自虐?ネタは笑えんかったです、はい。 まあ派手だし楽しめたしでそんなに不満は無いんだけど、満足って感じでもないです。 大体、三部作完結とか言ってるけど、次回予告ちゃんとやってるじゃないですか。完結もくそもないやろこれwいや、なんだかんだいって次回作楽しみなんでいいんですけどね[映画館(字幕)] 6点(2016-09-14 17:04:26)(良:1票) 《改行有》

40.  シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ 《ネタバレ》 BVSが「ヒーロー活動による街の破壊は見逃してもよいものなのか?」というテーマでやってたけど、全くと言っていいほど同じテーマを扱っている。 そのテーマでの比較でいうと、こちらの映画の方が優れていると言わざるを得ない。 いったいなぜウィンターソルジャーがハメられたのか、ヴィランの目的はなんなのか、その正体は? そういった謎が物語を引っ張るので、重苦しいテーマだけにとらわれず物語が進む。 また途中で挟まるジョークなどが、映画の雰囲気を重くなり過ぎないようコントロールしている。これがまたいい感じで効いている。 空港のバトルがやはり最大の目玉であり、各ヒーローの持ち味が出された良いバトル。話が合わなくてもここだけは盛り上がったという人もいるのではないだろうか。 原作ではまさに「ウォー」という規模での大バトルだったが、ウォーというにはこじんまりとした人数でのバトルとなったが、逆に原作並に人を増やし過ぎると見る方も収拾がつかなくなるし、これでいいのではないだろうかな。 ヴィラン側の目的達成のためのやり方に疑問があるが、それを勢いで乗り切る最後のバトル。ここは割と予告で流れ過ぎたため、また空港のバトルが盛り上がりすぎたため消化試合なのは否めないが、各人の思いがぶつかり合う熱い戦いだったと思う。 トータル的に見て割と満足いく内容。決して10点満点で10がつくような完成度の高い映画ではないし、前作のウィンターソルジャーに比べれば落ちるが、それでも十分クオリティが高い映画ではないだろうか。[映画館(字幕)] 7点(2016-05-18 15:00:25)(良:1票) 《改行有》

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