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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順123
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21.  ザ・ウォーク 《ネタバレ》  テンポも良く楽しめた作品です。主人公のことはTEDというプレゼン番組で知っていました。なので最初WTCを綱渡りするまで無理やり物語を引っ張ってる映画じゃないのかな、という先入主観がありました。しかし導入部分から最後までどんどん引き込まれ感動までするとは思ってもいませんでした。  なぜ綱渡りを・・・誰しもそう感じるのでは。でも主人公はアートティストとして綱渡りをしている。このポリシーにぶれることなく挑んでいくいく姿に感動しました。自己表現の一つとして極めた姿がWTCでの綱渡りなのだと観終わった後感じたことでした。これはしてやらせました。まさか綱渡りでここまで感動や勇気や元気をもらうとは思いませんでした。いい意味で裏切られましたね。  他人から見て馬鹿げていることでも情熱を持って努力して極めていくその姿は人の心打ち感動させる力があるんですね。見事にアーティストとして綱渡りを芸術の域まで高めたフィリップ氏に私も乾杯したくなりました。[DVD(吹替)] 7点(2016-12-19 21:05:29)《改行有》

22.  ズートピア 《ネタバレ》  主題歌が大好きでマラソンの時にいつも聞いてました。あまりにも軽快で心地いい楽曲なので映画も是非観たいと思い観ました。この主題歌に勝るとも劣らない素晴らしい映画でした。  ジュディがズートピアに向かう時、iPodでトライ・エヴリシングを聞きながら向かうシーンがとても好きです。ジュディが心を躍らせて希望に満ちた未来に向けて旅たつ印象的なシーンですがズートピアでは数々の試練が待っているというメッセージも感じました。  もしこれが人間社会で描いたら結構過激でシュールな映画になっていたように感じますが、動物社会での物語りにしたことで軽減されていいますね。  様々な現代社会が抱えている問題を提唱し、共存共栄の時代になったというメッセージを感じました。自分が少年時代だった時は競争社会でした。強いもの、金を持っているものが勝つそんな社会でしたが、今は共存共栄の道を選ばなければ銀行すら倒産してしまうような時代です。これは何かの宇宙意思が転換したのか分からないが正に今の時代に必要なテーマであり生き方だと思う。  気に入らないものを排撃したり、弱いものを虐げたりするような生き方は現代には合わないと思う。どうか現代の国家間、企業、人種などそれに気付いて欲しいと願います。  自分だけ抜け駆けしたり得しようとすると共滅のミチを辿ると思う。競争原理から共存原理へ転換したということを実感させられます。  動物たちの個性も面白く生かしてますね。ウサギの兄妹が多いのはそのウサギの性質から来ている。そうバニーガールのキャルクターになったのもその特性ゆえになったものだが何故兄妹が多いのか分かる方には分かるだろう。  ニックは裏社会に精通しているが故に犯罪心理をよく心得ており、事件解決に重要な位置におりますがそのニックを上手く利用したのはジュディの知恵でありさすが成績一番で警察学校を卒業した逸材だけあります。  田舎から出てきたジュディが都会で擦れているニックと触り合うことで垢抜けて行く、そしてニックは純粋なジュディと触れ合い段々純粋さを取り戻して行くすごくいい関わり合いをしている所もこぎ見良く物語りをいいものにしています。  またディズニー映画はなんとなく先の読める映画が多い印象ですがこちらの作品はなかなか作り込まれておりディズニーにしては面白い展開をしておりました。  図らずも楽曲に惹かれて観た映画でしたが数あるディズニー映画の中でベスト入りするいいものでした。[DVD(吹替)] 8点(2016-09-03 22:09:52)《改行有》

23.  ジャングル・ブック(2016) 《ネタバレ》  CGに圧巻という感じです。実写とCGの境目が解らない本当に凄い技術だと実感しました。しかし話の内容としてはディズニーらしい王道なんですがもう少しありえない設定が欲しかったと感じます。  もう動物たちが言葉をしゃべる時点でありえないんだからその他を忠実に描くよりも、狼に育てられたモーグリが人離れした嗅覚や聴覚を持つとか。風を感じて何かが迫ってくるのが分かるとか、空を見て天気が分かるとかもっと人の知恵が研ぎ澄まされていくとか何かなかったのかなと感じました。  狼と人では人の方が遥かに知恵がある。狼が何年で大人の狼になるか分からないがあの少年が狼を仕切ってもいい年齢なんじゃないかとも思う。とにかくもう一捻り欲しかったと感じる。  それに狼たちが一致団結すればシア・カーン一匹ぐらい何とかならなかったのかなと感じる。それこそ掟で「群れの結束はオオカミの力、オオカミの結束は群れの力」と言っているのを自ら踏み外しているように感じた。そして案の定、長老アキーラが殺されてしまう掟どうりのセオリーになってしまう。  巨大ニシキヘビ、カーが登場した時、もっと物語り関与して面白くなるのではという期待もあっされ裏切られましたね。  モーグリが一旦人里を目指すが、話の展開として人の中に入り更なる知恵を付けてまたジャングルに戻るのではと期待もしましたが火を手に入れただけでした。  シア・カーンに戦いをモーグリが挑み、そして動物達が結束していくが本当にクマよりもトラの方が強いのか?!あそこで負けないと話がつまらなくなるから仕方ないのかとかそういうリアル突っ込みをしたくなるシーンが多々ある。重ねて記載してしまうがやはり有り得ない設定の突っ込みどころがあった方が良かったように最後まで感じました。  そして結論としてやはりCGの凄さ、バーチャルリアリティの凄さに圧巻ということです。やはり映画はどれだけリアルでどれだけ綺麗でということ以前に脚本の面白さありきだと実感します。映像美はその物語りそのものを描くツールであり、その情を圧巻させるには脚本がとても重要なんだと再認識しました。  ジャングル・ブック自体が原作有りきの作品だからこのようにまとまるのも分かりますが時を経て、現代によみがえるジャグル・ブックとしてもす一捻りといった所でしょうか。  とてもレビューとしては辛口ですがここまでやったんだからという欲を綴った感じで映画としては、大人から子供までとても楽しめたので7点です。[映画館(吹替)] 7点(2016-08-31 22:17:05)《改行有》

24.  マッドマックス 怒りのデス・ロード 《ネタバレ》  核による破壊がもたらしたその代償の大きさを感じる。  最悪の独裁者による悪政や悪業からの脱出劇だが、現代にも多々当てはまる国々があるようでオーバーラップしてしまいます。 人に必要不可欠なものを握ってしまえば民衆をコントロール出来てしまう。独裁者イモータン・ジョー自ら「水に心を奪われるな、禁断症状で生ける屍になるぞ」という言葉に監督の意図を感じる。  法もなくモラルもなにもなく正しさや正義が通用しない世界で何が通用するのか?!信念なのか勇気なのか決断なのか。しかしもっと大きな何かが動くようにも感じる。それは運なのか宿命なのか分からないが、時に人は何かに駆り立てられ無謀とも思われる行動する時がある。  普通に考えたらとても無理と感じられることも、根拠の無い自信を持って何故か無理だと思わない時が自分も生きてて何度か経験した。そしてそれはほぼ間違いなく実現している。  誰か忘れたがある歴史家が「正しさや正義は国を滅ぼし、怠惰は国を衰退させる。そして愛は国を育て救う」と言うようなことを言ってたのを思い出す。  信念や勇気や決断に愛が乗ればそれは奇跡を起こすのだろう。  イモー タンジョーの砦に戻る決心をした時、逃避ではなく現実に立ち向かう覚悟を感じた。信念や勇気、決断これらに必要不可欠なものは「覚悟」なんだと実感します。  正しさや正義の延長上に極端な現れとして「テロ」が存在するように感じる。それぞれがそれぞれの立場や価値観で「良くするため」に行動している。それぞれの正義がぶつかりそれぞれの正しさの衝突が戦争やテロだろう。  そんな思いでこの映画を観てみるととてもリアルな世界に感じてきます。  今、世界情勢は局面に来ているという見方もあるが、物も豊かになり食べ物も美味いしあと何が欲しいんだろう。分からない未来の不安に怯えているより今をより良くする生き方も見直す必要があるのでは。  今、この時にどれだけ感謝や満たされた思いを持っているだろう。  人は満たされると次が欲しくなり、達成すると次を目指し、思い描いた幸せに届くともっと違う幸せを欲しがってしまう。そんな今に生きることを忘れた現代の人びとへの警鐘とも受け取れました。  映画事態は荒涼たる果てしない砂漠の舞台でどれだけ飽きさせず、面白いものに挑戦したようにも感じる。人とマシンとバトルというシンプルな中でその世界観は正しくマッドマックスでした。それにしてもこの映画の主人公はフュリオサ大隊長でよかったのかな。マックスの存在感は役者のせいなのかあまり存在感を感じなかった。シャーリーズ セロンに完全に喰われてしまっている。[DVD(字幕)] 7点(2016-08-28 21:05:58)《改行有》

25.  ターミネーター:新起動/ジェニシス 《ネタバレ》  映画として観た時に分かり辛い感じを受けました。ターミネーターはファンでもなく何となくシリーズ見ているのですが、その中でファンもそうでない人も楽しめるように作っているシリーズものって続くし面白いと思う。おそらく他のシリーズも見直して、この映画も見ればまた楽しさも出るのでしょうが、そこまで何度も見たくなるような映画でもないです。  何かある種の深みがあればもっと面白いのではとも感じました。例えばSFでの名作と言えばスターウオーズが挙げられますが、スターウォーズの面白さの一つとしてフォースの存在があります。いくら技術が進み革新的になってきても神秘的な要素がありそれを操るところに深みが出ているように感じます。  このターミネーターシリーズの中でも何かそのような要素があればもう一つ深みが出てくるのではと感じます。この映画を見た感じは物理的な破壊の繰り返しのように感じます。例えばカイルが時空を行き来する中で特殊な能力を身に付けていくとかかな。二重の記憶を持つところまでは良かったのですが、そこから本人にも気付かない能力に目覚めていくとかして、デジタルVSアナログ的な感じになるとかいいな!そしてやはりいくら技術やテクノロジーが進んでも結局は人の叡智が勝って行くというのが見ててもスッキリするように思う。少し妄想が入りましたがせっかく何でもありのSFっぽくなってきてるんだからもう一捻りすると、おっ次も見てみようかな。となるのでは思います。[DVD(吹替)] 5点(2016-06-29 20:46:04)《改行有》

26.  PAN/ネバーランド、夢のはじまり 《ネタバレ》  ピーターパンについてはネバーランドに住んでいてずーーっと少年でいるということ、フック船長が宿敵ということこぐらいしか知識はない状態で観ました。それとティンカーベルが可愛くてファンです。  今回ピーターパンがピーターパンになるまでの物語ということで大変興味があり観てみました。  両親がどういう存在なのか、フック船長との出会い、ティンカーベルの登場等々、物語の展開のテンポもよく飽きさせない見せ方や結構意外な展開があったりとファンタジーの良さを盛り込んだ作品だと感じました。  その後フック船長がなぜピーターパンの宿敵になるんだう・・・単純に思いました。[DVD(吹替)] 7点(2016-05-08 18:07:48)《改行有》

27.  スター・ウォーズ/フォースの覚醒 《ネタバレ》  先ず感じることはもうスターウォーズはジョージ・ルーカスから離れ一人歩きしている巨大な作品になっているというのが実感です。またディズニーに売却した後は宣伝もうまく伝統的なファン層の他、今の多くの子供達にもメチャメチャ人気があります。かつてのスターウォーズを知る者よりやはり新しいファン層を作ろうとしているような感じもする。  本人でしか判らないことではあるがジョージ・ルーカスが監督を辞退したのを察することが少し出来るような気がします。これだけの巨大なシリーズ作成にビートルズメンバーが一人一人ソロになったときビートルズを超えられなかったようにルーカス氏ももうスターウォーズをハンドリングしきれなくなってしまったのでは・・・と感じます。  内容からいうと見終わった率直な感想ですが「軽い」「安っぽい」「浅い」です。そもそもディズニー映画がそうなので当然のことだとは思うが何か全てにおいてなんか「軽い」「安っぽい」「浅い」が随所にある。  まずフォースの扱われ方が全般的に「軽い」。神聖で特別なものなのにホイホイと扱えるようになりルークに鍛えられたカイロレンと対等に戦うレイ。またその中でもライトセーバーはジェダイの騎士が持てる聖なる剣のはずがストームトルーパーだったフィンが軽々しく扱う。これは今後このフィンにも実はフォースが備わっていたという展開なのかなとも取れるがどうも安易すぎる。しかも伝説の騎士「ルーク」のライトセーバーを使っている。最後にあれだけ恭しくルークに渡すライトセーバーをあんな扱いしちゃだめ!  ライトセーバーはフォースによる未来予知能力があればこそ生きるジェダイの騎士しかその威力を充分に発揮できる武器ではない。しかもジェダイになる為の課題として自分のフォースの導きによってライトセーバーを組上げるという課題もある。そのルークが作った伝説のライトセーバーをなんと思っているのか?ジェダイの騎士が伝説となっている設定の中でそのようなことも語り継がれてないことになる。  そしてその伝説の騎士ルークを探すのを易々と断るレイ。これも「軽い」。人よりも「ミディクロリアン」の濃度が濃いんだからそんな精神じゃないはず。フォースが覚醒する前に予兆としてフォースの予兆のようなものがあってもいいのでは。アナキンがポットレースで勝ったようになんか覚醒する前に人とはチョット違う何かが欲しかった。何か未知の未来を感じルークを探すことに使命を感じるとか。  カイロレンに対して一番「軽い」「安っぽい」「浅い」が当てはまる。安直にマスクを外しそして外したらあれ普通に顔じゃん!マスクかぶる理由が判らない。あれ必要だからかぶってるんじゃないの?もうちょっと謎があってもいいなと感じた。顔にキズがあるわけでもなく色白な青年が出てきて「あれ、あれ、なんで」って正直思いました。  そしてあっさり親父を殺すというやっぱり「軽い」「安っぽい」「浅い」の象徴的なシーンに感じる。カイロレンが尊敬するダースベーダーも息子ルークをダークサイドに引き込み一緒に活動することを提案した。そんなやり取りがないのか・・・・その辺の親子の葛藤を超えてスノークの言う「最後の仕上げ」完了なのでは。  あれではただの親殺しのおバカにしか見えない。まぁそんなおバカだからソロの「お前の力が欲しいだけだ」という言葉も届かなかったんだね。その後の戦いではレイに負けるし。全然仕上がった感がない。  なんかツッコンでばかりで本当になんなんですがR2D2が唐突に蘇ったりするのもね。復活するのに何かきっかけがあるならいいがあれなら最初からBB-8が呼び掛けた時に復活すりゃ良いじゃんと思った。  またかつてのジェダイたちが登場しない。ヨーダやオビワオなどの「声」とかあのオーラみたいな感じで出で欲しかったな・・・それこそアナキンがカイロレンに話しかけたりしたら本当に面白いと思う。というかあるべきだと思う。そこにも不自然さを感じる。尊敬する祖父が死に際には改心してるんだからね。なので親父を殺したシーンは本当に残念。その血縁関係の複雑な絡みがスターウォーズの一つの面白みでもある。それをなんか「軽い」「安っぽい」「浅い」の三拍子を揃えちゃいましたね。  その他往年のキャスト達が出場したのはそれは思わず出て来る度「ファルコン号だ!」とか「おっハン・ソロとチャーバッカ!」とか「レイア姫登場」とか思わず声を出してしまうほど興奮してしまいました。  次回作はジェームス・キャメロン監督で観たい。これが正直な感想です。しかし面白かったのは事実です。長年のスターウォーズファンなのでやはり全般の物語の流れの中で評価した結果上記のようなレビューになったということです。[映画館(吹替)] 7点(2015-12-29 22:18:19)(良:2票) 《改行有》

28.  セッション 《ネタバレ》  当方あまりジャズは知りません。雰囲気が好きな程度で音楽の知識もないのであくまで映画を見たレビューになります。  ジャズの名演奏が誕生した秘話など興味深かったです。決して美しい生まれ方ではないんだな・・・と率直に感じました。屈辱や挫折感の中で良いものは生まれる!そんな信念を持ったフレッチャー教授がジャズを指導するんだから教え方もそれに準じていくのは必然!  でも何か良いものを生み出す時のセオリーは共通的にそうなのかもと認識させられもした。過労による鬱になりメンタルトレーナーになった方や、少年時代にいじめられた経験から格闘家になった方や、被災して色々なものを失いボランティアに目覚めた方など一般的には不条理で嫌な経験はその人を大きくし、自分自身も知らなかった能力のスイッチがONになり開花して行く!  そうそうかのジョージ・ルーカスもデビュー作「アメリカン・グラフィティ」をハリウッドを通し世に出した時にもハリウッド側が勝手に20分ぐらいのシーンをカットされそれに腹を立てたルーカスはそんじゃぁ自分でやっちゃえということで「ルーカスフィルム」を設立した。もしあの時ハリウッドがそんな理不尽なことをしなければ「スターウォーズ」は生まれてないかもしれない・・・ルーカスフィルムは世界最大の自主制作映画会社として世界に君臨することになった。  この世は時空の縛りを必ず受ける。その中で必ず起こる矛盾や不条理。実はそれそのものを経験することこそこの世に生まれ出た理由の一つなのではということまで考えが及んでしまいました。嫌ことや不条理、理不尽は避けるべきもの、または起こってはいけない事という価値を付けてしまいがちだが、実はそうではなくそれこそがその人の価値を上げ育てるものではと思わせられました。でもやはり嫌ですけどね・・・(笑)  そのような点からこの映画の結末は最高の終わり方をしたのではないかと思う。ヒューマンドラマとしてはあの演奏の後の事を描いても良いが決していい終わり方をしないだろう・・・だからあの空間、あのジャズセッションのアブノーマルな空間で意思疎通をし共感を得たフレッチャーとニーマン!さすがアーティスト!ジャズセッションの中ではあらゆるものを超越したのである![DVD(字幕)] 7点(2015-11-23 11:14:10)《改行有》

29.  ジュラシック・ワールド 《ネタバレ》 ジュラシックパークを観た時、あまりの映像の凄さに心から感動したのを覚えている。現在映像の世界ではこれ以上進化するのかというぐらい極みに至っているのではと感じる。しかし更なる進化を遂げまさにバーチャルなのか現実なのか分からないような世界に入っていく予感もします。  さて本題に入りますがこの作品も更なる映像の進化の中で今まで描きたくても描けなかった世界を描いていると実感しました。逆説的に言えば今の映像技術を最大生かすための脚本はどうあるべきなのかと考え脚本が造られたとも取れます。  今まで私の持論だけど映画はやはり脚本ありきで映像がチープなものでも脚本がシッカリしていれば人を感動、感涙の世界に誘えると思っている。今でもこの持論は勿論変わってはいない。しかし昨今の映画は映像技術ありき的な少し事情が変わって来ている・・・これは時代と共にそうあるべきだし当然の進化だと思う。  しかしこの映像技術に依存する映画があまりにも多いように感じる。映像ありきで脚本が二の次、特に日本の映画にこれを感じる。映像とキャスティングにモノを言わせて興行成績ありきの作品が残念ながら多く感じる。  しかしこのジュラシックワールドはこの脚本と映像がマッチし、観た後に感動した。脚本の感動と映像の感動が共存しまさか最後今までになかった感動を味わうとは思わなかった!!  脚本はこれぞスピルバーグというスピルバーグ監督の王道を行っている!!このようなパニックものを描かせたらホント天才的だと感じます。なので内容的には正直チョット読めました!あのハイブリッド恐竜が脱出した時、このパークがグチャグチャになって沢山の人が喰われて、人が死んで、最後はこのおっちゃんか少年か意外な人が活躍する!ってホント読めました(^_^)  恐竜ナメてる兵器にしようとしているおっちゃんはどこかで喰われるんだろうな・・・と思ってたらホント襲われたしね!多分みんなそう思ってたと思うし襲われた時、鑑賞している方々も「やっぱりな、ざまぁ見ろ!!」って思ったはず。あたりでしょ\(^o^)/そんな期待もちゃんと裏切らなかったですね!  ジュラシックパークではTレックスは恐怖の存在でしたが今回は正統派恐竜として最後貫禄の登場と活躍!トドメは猛者(モサ)サウルス!ってことはモササウルスが恐竜最強なのか!!  いずれにしても単純に楽しめたし感動もした良作でした\(^o^)/[映画館(吹替)] 8点(2015-08-17 10:49:18)(良:2票) 《改行有》

30.  ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション 《ネタバレ》  今映画観て来たばっかりの興奮覚めやらぬ状態で書いてます!後から見たらら恥ずかしくなってしまうだろうな・・・でもいいのだ今の感想を書きたいから!  ゴースト・プロトコルを観た時、トム・クルーズが年取ったなぁって感じでもうイーサン・ハント役チョット難しいのでは・・・と正直感じましたが撤回します!まだまだ行けるし充分カッコいい!むしろお願いだから続けて!と願ってしまった!  1996年の一作目は物語が作り込まれており、またイメージ的に夜や暗めのシーンが多く分かりずらかったのを覚えている。今回の作品も物語的には結構入り組んでで一作目に負けず脚本的には分かりずらくなってもいいような内容だか、観せ方が上手いのか観る側が目が肥えて来たのか軽妙にかつ深みを持たせながら引き込まれていく!  毎回最初に印象的な1シーンから導火線に火が着いてお決まりのテーマソングが流れる!今回どんなシーンで始まるのかワクワクしながら観ていたらハントがヒラリと現れあの「ヒコーキしがみ付きシーン!」イーサン・ハントが出て来た時思わず歓声を上げそうになった!いやーやられましたね!そして導火線に点火!andテーマソング!これぞ映画だから出来る魅せ方、演出の素晴らしさだろう!その後はどんどん物語に引き込まれるだけ!  ルーサーがちゃんとしたセリフ忘れましたが「イーサンは友人だ裏切ったら・・・」的なこと言うシーンに泣きそうなりました!ルーサーだけでなくみんなイーサンの人柄に付いてきてる盟友達!組織を超えた素晴らしい絆で結ばれているのを実感するシーンが散りばめられ、身命を賭しても仕える価値あるリーダーを持てる素晴らしさと、身命を賭して仲間を守ろうとするリーダー、そのようなリーダーに巡り会えるなんていいなぁとまた入り込んじゃいました!  今回もそんなチーム・イーサン・ハントが最後まで本当に感動の物語を作ってくれました。  最後の駆け引きは想像を絶する頭脳戦とズバ抜けた度胸がなせる賭け!仲間が相手の手に落ちた時・・・自分はあらゆる叡智を振り絞り対応出来るのか・・・考えさせられました。出来ない理由とダメな理由ばかり言ってるどこぞの政治家や経営者やリーダー、こんな批判的なことは活字にしたくないが本気で叡智を振り絞れば活路がある・・・そんなメッセージすら感じました!そして自分もそうでありたいという思いが湧き上がり勇気を頂きました!  今回の作品も少年時代に映画を観終わった後、思わず主人公に成り切って崖から飛んだり、マントを羽織ったりしたあの少年時代の感覚を呼び覚ますのに充分な映画で、観終わった後、なんかイーサン・ハントに成り切って腕立て伏せとかしちゃいました(^^)  この5作目というハードルを見事ミッションコンプリート!また私の少年時代の感覚を呼び覚ますミッションにコンプリートしました!  ホントにホントに楽しめました!![映画館(字幕)] 10点(2015-08-12 22:51:06)《改行有》

31.  インターステラー 《ネタバレ》 これは凄い映画!観賞後しばし放心状態!未知の世界の映像化、助けられた博士が裏切る・・・そんな果ての世界で選択肢があまりないのにしかも頭のいい博士がそんなことする!!と突っ込みたくもなりここだけチョットと思いましたが、この行為があったから新しい領域へ行けるという重要な要素となる。これも必然か!!現界という3次元界は「必然の場」というちょっと変わった視点で私は見てました。これは古来より「アガスティアの葉」を初め色々な視点で証明され現在受け入れざるを得ないところまで来ているようにも思う。マーフィーが父の暗号を解読する、これも必然、そしてそう思わせた存在もあるのでは・・・と考えれば切りがない。このような映画がこの時に出たのも必然か!!とにかく主観、固定観念を捨て私たちの知識には「知っていること」「知らないこと」の他に「知っていることすら知らないこと」があることを忘れてはならない。むしろこの「知らないことすら知らないこと」の方が膨大な宇宙を相手にすればほぼ99,9999・・・%ではないかとすら思う。異次元へのアプローチが見事にしかも変な宗教観やオカルト的でなく描かれていることも凄い!!アインシュタイン曰く「宗教なき科学は不具であり、科学なき宗教は盲目である。」この領域にはいりつつあるというか今やっとそれを受け入れることの出来る人類に成長したのか・・・私たちの「命」を考える時もっともっと深い部分で理解を深める事が出来るのであれば日々SFではないのかとすら感じた。「知らないことすらしらない・・・」これをキモに銘じ知ったような顔をしないで謙虚に慎ましく好奇心を持って生きればもっともっと豊かにそして面白く、しかも平和に生きれるのではとすら感じさせた映画でした。素晴らしい映画に乾杯\(^o^)/ [映画館(字幕)] 9点(2014-12-25 10:20:52)《改行有》

32.  エージェント:ライアン 《ネタバレ》 レビューで「可も無く不可も無く」的なレビューが多い。自分なりに何でこうなるのか分析してみた。スパイものと言えば「007」や「ミッション イン ポッシブル」が代表格だろう。それが何故ロングヒットし今でも愛されているのか?考えてみた。それぞれ定番的な存在やアイテムなどある。このエージェントライアンではそのような印象的なものがあったか・・・何も残ってない。007では今でこそ現れないがあの鉄の歯を持ってるジョーズ、ボンドガール、アストンマーチン、Mの存在、秘密兵器等お決まりのパターンがあった。またそれがスパイスとなり面白さを倍増させていた。ミッション・イン・ポッシブルではイケてるシチューエーション、凄腕のハッカー、小洒落た女性、コメディタッチな仲間、スパイならではの秘密兵器等やはりそのシリーズごとに登場する。ライアンの彼女もそもそも男の仕事を邪魔するうざい感じが最初からしてた。いちいち浮気と決めて疑っている彼女をライアンは本当に愛すべき存在なのか?・・・その時点でなんかスパイっぽくない。またスカウトされる形でCIAになって行くがハーパーが最初からCIAを名乗っている。またハーパーの存在をもう少しコントラストをハッキリさせるべきではと感じる。本物のCIAなのか違うのか、本物なら本物でもっと本物という印象を観ているものにも印象付けるべきではとも感じる。ハッキングするシーンも侵入もライアンがやってのけてるがそのシステムに入るのにそんなに容易なのか、もっと困難さを出したりしてもいいのでは・・・一つ一つが丁寧さがないというか残念。盛り込み過ぎなのか結論として中途半端ということになる。[DVD(字幕)] 5点(2014-08-28 21:41:09)

33.  アナと雪の女王 《ネタバレ》  必ずハッピーエンドで終わるディズニー映画のお約束。ということで基本的にディズニー映画は安心してというかこれをどうハッピーエンドで終わらせるんだろう・・・と思いながらディズニー映画を私は観てしまう。ある意味期待というかそのスタンスを裏切らないのでいいのだが、今回の終わり方もチョットだけ捻りがあった。この映画のテーマは「姉妹愛」と言っていいと思う。恋愛でもない友情でもない親子愛でもない「姉妹愛」で終わっている。また全く別な視点だけどこの映画で描きたかったのは「氷の世界」だと感じた。その為にこの脚本が出来たのではと思うほどだ。冒頭に流れる氷の世界は本当に見事だと思う。このアニメは「Pixer」ではなくディズニーアニメが作成している。ある意味で消極的になっているPixerに対しての布石ではないかと感じる。ファインディングニモで見事に「水の世界」を描い観せた。その他トイストーリーでおもちゃの世界、カーズでクルマの世界等あり得ない世界を次々と描き続けたPixerに対して氷の世界を描くことによってしてやったりと思わせたのでは・・・いずれにしてもこれらのハイクオリティな映像が無ければ面白さも半減だと思う。多少内容が繁雑でも映像の力で「魅せる」ことが出来る。しかし内容は薄い。この単純明解な内容と長さ約1時間40分、これは子供にもミーハーお姉さんにも優しい長さ。この映画は単純に子供や女性など大衆を取り込んだところに社会現象にまで発展したのだろう。それにしても「ありの、ままで~♪」と歌いながらエルサ女王が化粧も濃くケバくなっていくのはどうなんだろう・・・歌ってることとやってることが違う。それに引き込んでた女王がさらに奥深く氷の世界に引き込んでいく・・・・ん~っある意味今のニーズにあってるのかも。 [映画館(吹替)] 6点(2014-06-16 13:51:03)《改行有》

34.  クロニクル  ちょっと期待して観たので厳しく評価してます。多くの方々が書き込んでいるように大友克洋氏の影響大ですね・・・アンドリューがダークサイドに落ちていく・・・でもあの子とHできなかったからってあそこまで落ちなくていいでしょ!!そんなに可愛くなかったし凄く無理を感じた。  もう一捻りあってダースベーダー誕生のようなのあっても良かったと思う。  最終捕食者になれるのは武器を持ち強いから・・・んーーーっなんとも短絡的な考え方。ホント、アンドリューはガキって感じました。人は「智恵」があるから最終捕食者になれている。少し考えれば分かるでしょ!  この当たりの設定だから最後、ただのぶっ壊し屋になってブスッと一突きでThe Endというなんとも薄っぺらいものになったんだと思う。  もう少し頭脳戦になるとかあれば面白かったと思う。  またマットがチベットで暮らして行く道を選んだのですがそこで本当の聖者に会うとかなんか欲しかったな・・・・  この映画はスパイダーマンとかマーベル系の漫画の実写映画というスタンスで見ればいいと思う。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2014-03-22 14:12:44)《改行有》

35.  エージェント・マロリー 《ネタバレ》 予備知識なしで観ました。えっ終わったの・・・って感じで終わりました。地味~っなスパイ映画。マロリーってさぞかし凄いエージェントなんだろうなと思いつつ観たのですがこれと言って盛り上がりもなく、ド派でなアクションもなく・・・っていう感じの映画です。予備知識なしで観たけどミッションインポッシブルとか、OO7とかのイメージで観てしまっていたかも・・・[ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-08-17 00:21:09)

36.  ワールド・ウォー Z 《ネタバレ》 何年かに一度は出てくるゾンビ映画。今までのゾンビ映画のセオリーはもう判ってるでしょと言わんばかりに無駄を省いている感じがした。今回のも感染者が世界規模。切り札と思っていたウィルス博士があっけなく死亡・・・えっどうなるのと展開も2転3転して良かった。最後はブラピが博士やイスラエルで得た情報を元にゾンビを負かす方法を発見。この映画にブラピの新天地を観た感じがした。カッコ良かったです。ゾンビ映画ファンは元よりブラピファンにも勧めたい一作です。[映画館(字幕)] 7点(2013-08-17 00:11:17)

37.  ワイルド・スピード/EURO MISSION 《ネタバレ》 かっこいいですね!!イケてる男女の格好いい物語。アクションは半端ないです。カーアクション映画の域をブッチ切ってます。前作よりその傾向はあったのですが今回はホント凄い!このシリーズ何処かチープ感がありましたが回を重ねる度に豪華にいろんなのぶっ壊します。でも「おまえらの掟は仲間は家族、それが弱点」って言われた時、相手の行動読めたと思う。ちゃんと手を打てよ・・・って思った。次回作も期待しちゃいます。[映画館(字幕)] 8点(2013-08-09 01:03:34)

38.  アマデウス 《ネタバレ》 モーツァルトって凄い!全く予備知識も無く観たのを覚えてます。メッチャ「おばか天才」凄いですね~っ!サリエリは勝手に嫉妬し勝手にひがんでなんか命まで取っちゃってもう~っ。って感じです。私のチャラけた親友に学生時代ずーっと一番を取っていたのがいたが、いつも2番手を追っ手た奴が「ちゃらんぽらんにやってるお前には負けたくねぇっ」って息巻いてた奴がいましたが当の彼は「抜きたきゃ抜け」と全く相手にしてなかったのを思い出した。才能があっても色々な要素があってバランスが取れるんだと思う。逆に才能が無くても周りの引き立てによって成功する人もいる。でもモーツァルトはそんな域ではない。間違いなく「ブッチ切りの天才」だ。このような人が実在していたというだけでなんか感動する。私はこの映画ではなんかサリエリは殆ど視界に無かった・・・。モーツァルトに魅了されました。かといってサリエルが命を取ったということに対しても攻める気持ちにもなれなかった。何かに翻弄されてしまうのが人生の性。これを「カルマ」というものではないかとも感じた。[映画館(字幕)] 8点(2013-07-30 23:06:52)

39.  マンマ・ミーア! 《ネタバレ》 評価8はガイドラインの「見た後、率直に面白かったぁ・・って言える作品。出来としては良い。」に添って評価しました。私のミュージカル映画の悪しきイメージを払拭してくれた映画でした。単純にシチュエーションもいいし、音楽もいいし、そしてダンスも良かったし、メリハリを感じました。劇団四季の「マンマ・ミーア!」も観たくなりました。行ってないですけどね・・・。こういうミュージカルなら大歓迎です。[DVD(字幕)] 8点(2013-07-30 22:35:04)

40.  メン・イン・ブラック3 ここでの評価が良かったのでレンタルして来ました。多くの方々が思いの外良かったと評価しておりますが、私もその一人になりました。このSFの中にちゃんとヒューマンドラマも盛り込んだあたりが評価に値します。色々な宇宙人が出てくるのも楽しいです。それにしてもボリスなかなか存在感ありました。あんないたら怖いですね~っ!あまりイケてなさそうに見えるグリフィンがキーワードで一言一言がストーリーのワクワク感を出すのに一役買ってました。グリフィンが任務が終わったら直ぐ元に戻るよう促すが戻れずにいるとJが思わぬ所で自分の少年時代に遭遇し謎が解ける・・・そしてKの黙りの理由を知る。後味も良く楽しめました。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2013-07-25 00:11:44)(良:1票)

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