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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
401. エデンの東(1955) 2006年の”映画はじめ”はこの作品。 ずっと観たいと思いつつ、縁がなかったものですから。 ジェームズ・ディーンさんの陰のある演技、セクシーな魅力にはさすが!とウルウル。 観覧車のシーンのやりとりには思わず釣り込まれ、私もキャルびいきになってしまいました。 アブラの微妙な心の揺れもよく分かりましたし、ケイトの存在の大きさもにも感心。 この作品を観て、スターウォーズのアナキン役にジェームズ・ディーンさんのような俳優を・・との監督の意図も頷けました。 ダークサイドであっても実に魅力的で、おまけに万能。 スタントさん顔負けのアクションも見応えありました。 気分良く新年をスタートさせてもらえた作品。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-01-04 21:05:54)《改行有》 402. 世紀の謎 空飛ぶ円盤地球を襲撃す シンプルと言いましょうか、円盤がかなりすっきりしています。 昔の焼き○ばの器ってこんなだったなぁ・・と回顧っぽくなっているところへあの宇宙人の登場でしょ(笑) 上手く出来てるとは言えない造詣ですが、私は好きです、ゴロンとしていて。 もったりした展開も時代を感じさせ、ほのぼのしたSFとはこのことです。 いまひとつの要素が多いものの、ハリーハウゼンさんのファンとしては捨てがたい一本。 [DVD(字幕)] 7点(2006-01-01 20:43:46)(笑:1票) 《改行有》 403. シンデレラマン ラッセル・クロウさんの演技も良かったし、ポール・ジアマッティさんの気迫も良かった。 しかしですね、この映画の”小奇麗さ”がどうも気になってしまって。 だって食べ物もよく買えないぐらいの貧乏なんでしょう? レネーさんの服は私の服より上等で、おまけにおろしたてなんですもの。 大金を使って貧乏を描くときはよっぽど気をつけないと、目についてしまいます。 些細なところに気をとられるのは勿体無いと思いつつ、作品に浸れなくて残念。[映画館(字幕)] 5点(2006-01-01 00:04:57)《改行有》 404. ラビリンス/魔王の迷宮 映画をたくさん観るようになる前からこの作品は大好きでした。 いい大人なのに、頭の中はいつまでも夢見る夢子ちゃん(私)。 主人公サラと私、性格が似ているからなのでしょう(笑) そしてその上、ジム・ヘンソンさんの魅力的なパペットたち。 デビッド・ボウイさんのアヤシイ魔王も好き好き♪ 魔王とパペット達の歌の場面にはもう!鳥肌です。 DVDになったと聞いたときは、小躍りしました。 特典のキャラクターのポストカードも、マニアックな私の好みにぴったりでした。[DVD(字幕)] 10点(2005-12-31 22:51:38)《改行有》 405. ティム・バートンのコープスブライド ジョニー・デップさんの声が聞きたくて、無理して字幕版の時間帯(夜)に行きました。 子供と観るのも楽しいですが、大人がひとりで観たいときもあります。 昼に字幕版があれば、もう一回観に行ったのに~(残念) ブライドのベールのゆらめきは、布の質感でしか出せないもの。 手をかけ心をかけて作られた本作には、カサカサしていた心を潤され、ほんわかした気持ちにさせてもらえました。 DVDで幾度も観たい作品です。[映画館(字幕)] 9点(2005-12-31 20:52:11)《改行有》 406. 猟奇島 《ネタバレ》 「キング・コング」の監督の作品なので興味を持ちました。 冒頭の船のシーンは迫力有りました! 遭難のシーンは数あれど、これはなかなかの見せ方だと思いました。 ストーリーはシンプルですし、短くてさっくり楽しめました。 鰐(もちろん本物)の脇を、あのフェイ・レイさんが駆け抜ける! けっこうドキドキしました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-12-30 23:03:36)《改行有》 407. キング・コング(2005) 思い入れの強い作品のリメイクは、得てして残念な感想が多い私です。 本作もそうでした。 私も1933年版「キングコング」のファンなので、ミスター・グレイさんのご意見、ごもっともと感じています。 「ロード・オブ・ザ・リング」は複雑なお話しなのであの長さが必要でしたが、本作は短くさっぱりとしたほうが向くお話しでは?と思います。 登場人物の背景などは雰囲気から、イマジネーションを働かせて推測する、思いを巡らす。 お話しに語られない部分も楽しむのは、私だけでしょうか? 2005年版はあまりにも微にいり細にいり語られるので、観客のほうは受け手になってしまう。 観たそのままではなく、自分の心を使って作品を消化し、うるうるとした気持ちになりたかったです。 しかし同時に、これだけの作品を作ったキャストやスタッフを高く評価しています。 裸足、薄物であれだけのアクションを見せたナオミ・ワッツさんに拍手! 日本の女優さんも綺麗ばかりに拘らないで、ナオミさんの女優根性を見習って欲しいと思いました。[映画館(字幕)] 7点(2005-12-20 16:24:46)(良:1票) 《改行有》 408. SAYURI 日本の美しさを大切にして下さっていると、とても嬉しくなりました。 ロブ・マーシャル監督のこだわりの映像が実に美しい。 そして女優さんたちの迫真の演技とも相まって、ぐいぐいと引き込まれました。 私はミッシェル・ヨーさんのファンですが、本作でも本領発揮です。カッコいい~! そしてコン・リーさんのキレっぷり、ここまでやれるのは流石です(尊敬) マーシャル監督は女の戦い、女の本性を描くのが実に上手い。 長年女をやっているので、「こういうことあるある~。」と頷くことしきりでした。 不満と言えば・・私の観た時間は字幕版しかなく、「どうして渡辺謙さんと日本の子が話すのを英語で聞かねばならんの?」とは思いました。 芸者のお話しなのですから、DVDが出たら日本語で聞きたい。[映画館(字幕)] 9点(2005-12-13 20:26:46)《改行有》 409. スペースボール 遊び心いっぱいのナンセンスなギャグ、私の笑いのツボでした。 圧巻は”ピザ・ザ・ハット”の気持ち悪~いお姿(笑) チーズの垂れぐあいがなんともリアルです。 宇宙戦艦や賢人?も良く出来ていて、ワクワク。 ほどよいお下品さで子供(小学生)と意気投合! 親子で安心して楽しめました。 鑑賞後は例の指輪で「スペースボール」ごっごをし、ひと粒で二度美味しい作品でありました。[DVD(字幕)] 8点(2005-12-13 19:56:20)《改行有》 410. 欲望という名の電車(1951) ビビアン・リーさんの狂気の演技も凄いけれど、マーロン・ブランドさんの迫力も凄い! 虚栄心とは人を美しくも醜くもするものですね。[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-12-11 20:25:32)《改行有》 411. 殺戮職人芝刈男 ウワサのアルバトロス作品、題名とはウラハラの大笑いの作品でした。 ゆる~くてバカバカしくて、とってもチープ。 けっこう楽しかったです♪ なにせ全然怖くないどころか、呆然とさせられる面白さなので(爆) 「おいおい、それは無理があるよ~。」と突っ込みながら笑えました。 [DVD(字幕)] 4点(2005-12-08 22:53:33)《改行有》 412. ルーニー・テューンズ:バック・イン・アクション アメリカ人の仲間同士、ウチウチの話しのノリですね(笑) 我が家は子供がカートゥンネットワークで「ルーニー・テューンズ」を見ていたので、かろうじてついていけました。 そうでなければ「どったの?先生。」で笑えないでしょう? そして私映画は字幕と決めていますが、この作品は「ルーニー・テューンズ」の声優さんたちにすっかり馴染んでいるので、もちろん吹き替えで。 トィーティーとグラニーの声、大好きです。 それから、B級映画好きのお友達から教えてもらったのが、本作鑑賞のきっかけ。 「禁断の惑星」の「ロビー」は分かりましたが「宇宙水爆戦」の「メタリノーム」、「地球SOS」の「トリフィド」は元ネタの作品に巡り会えてなく、残念です。 ホント、私好みのロボットとクリーチャーいっぱいでした(笑) おまけに、ロジャー・コーマン監督は監督役で出演してらっしゃるし(笑) 我が家は年中ルーニー・テューンズのごとく、五月蝿くあわただしいのです。 上の子がダフィー・ダック、下の子がバッグス・バニーに似てます。 休みない大騒ぎは少年の心そのもの。 ジョー・ダンテ監督はいつまでも純な心を失わない方なのでしょうね。 素晴らしい! [DVD(吹替)] 6点(2005-12-07 09:06:20)《改行有》 413. 失われた週末 ビリー・ワイルダー監督作品が観たい、と軽い気持ちでDVDを借りました。 いやはや、こんなに暗くて胸いっぱいになるお話しとは、予想外(苦笑) ドン役のレイ・ミランドさんの演技は凄かった! アル中そのもの、鬼気迫るものがありました。 そしてこちらのレビューでアカデミー賞受賞作と知り、この作品が?とビックリしました。 そんなほどの作品なのかしら?と疑問に思ったからです。 [DVD(字幕)] 5点(2005-12-03 14:21:16)《改行有》 414. ハリー・ポッターと炎のゴブレット 監督が決まらないなどと、危ぶむ声もあった本作。 観てみればけっこう面白かったですし、上手くまとめたと感じました。 私は中学生の男の子の母なので、「あら~!ハリーもロンもハーマイオニーも大きくなっちゃって!」と子供の成長だけでもう、うるうるしていました(笑) シリーズものって次第に尻下がりになったりするものですが。 「ハリーポッター」は監督が変わってもベースのイメージが統一されて、ハズレない・・というか外さないところが凄い。 しかし、ちょっと残念なところも・・ とまさんのおっしゃるように、エピソードの構成も一考の余地があると思いました。 それから一番気になった所は・・・ 私は「アズカバンの囚人」のディメンダー(列車でハリーを取り込もうとした布ひらひらのクリーチャー)が気に入っていました。 見ているだけで私の頬も触られてひやっとしたように感じたほど、臨場感がありました。 今回はどうでしょうか?久々に姿を表したヴォルデモート卿は? 確かにレイフ・ファインズさんの眼力、演技力は素晴らしかったです。 しかし・・あの顔の出来はどうでしょう? 私はふ~・・とため息をついてしまいました。 視覚効果の人にもう少し手直ししてもらえば、もっと恐ろしく、深みのあるヴォルデモート卿が出来たかもしれません。 ヴォルデモート卿はハリーポッターでは敵のボスキャラなのですから、誰よりも強い印象でこちらに迫って欲しかったのですが・・・ 残念! 話しは変わって、今回ははじめてのイギリス人監督だそうで確かにとってもイギリス映画していました(笑) ウィズリーの双子の兄弟が飄々と楽しそうにしていたところがお気に入り。 なんだかんだ言っておりますが、こんな”しばり”の多い作品をここまでまとめた監督やスタッフに敬意を表します。 他の”しばり”の多い映画を考えると・・・ SWは監督の思うように完結しました。 007はどのように出来てくるか、こちらも興味あるところです。 もちろん「ハリー・ポッター」の次回作も期待しています。 [映画館(字幕)] 6点(2005-12-02 20:40:06)(良:1票) 《改行有》 415. 大アマゾンの半魚人 なんか凄いものが出るかも(ワクワク) B級好みの題名に釣られた私ですが、なんと!思いのほか本格的な作り。 ジェニファー・コネリーさんのお母さん?と思える正統派美女(ケイ)に、ウロコもくっきりとぬめぬめした半魚人が襲い掛かる! これは本物!とワクワクさせられました。 そして水中シーンの見事さに息を呑む。 ディビッドのたくましい泳ぎ、ケイの水中バレーのごとき美しさ。 もちろん半魚人の巧みな泳ぎには、しごく感心。 3Dで楽しんだ公開当時の人は、さぞ怖くて楽しかったことでしょう。 レンタルDVDに特典映像も付いていて制作時の話しまで聞けるとは、とても得した気分です。 ケイ役のジュリー・アダムスさん、年を召した今でもお綺麗でした。 興味本位で観て、制作者の真剣さに自分を恥じた映画は本作と「蝿男の恐怖」です。 どちらも大好き。 [DVD(字幕)] 7点(2005-12-01 19:29:28)《改行有》 416. 魔人ドラキュラ ベラ・ルゴシさんの有名なドラキュラ伯爵、一度は観たいと思っていました。 年代もののモノクロの画面から、ドラキュラ伯爵の白いお顔がこちらに迫る! 作品の静かさとも相まって、ベラさんのオーラの大きさに圧倒されました。 今夜の夢に出そうで怖い{{ (>_<) }} ドラキュラのイメージはこの映画からだと実感。 クリストファー・リーさんのドラキュラも好きですが、こちらの迫力もかなりのもの。 そうそう忘れられない強さがありました。 もうひとつ、お城のセットの美しさや不気味さも凄い。 蜘蛛の巣が張る廃墟なのに、モノクロフィルムの技術もまだ初期なのに、この造形美、光と影の使いかたは秀逸だと思いました。 ところで私、映画館も無い田舎で育ったので幼児のころは「セサミストリート」のファン。 あ~そうか! キャラクターの”カウント”って”カウント・ドラキュラ”とかけているのだと、○○年後の今になって知る事実(笑) 「ワン・トゥー・トゥリー・ハハハハハハ」で雷ピカーのカウント、大好きでした。 カウントの鼻の高さはベラ・ルゴシさんからなのでしょうね。 ユニバーサルのこのシリーズ、「狼男」も「大アマゾンの半魚人」も楽しみです。[DVD(字幕)] 8点(2005-11-28 22:35:54)(笑:1票) 《改行有》 417. 情婦 この作品にはすっかり騙されました(笑) 皆さんのおっしゃるとおり、完成度も高くテンポも良い。 マレーネ・ディートリッヒさんを初めて見て、いっぺんにファンになりました。 魅力的な低い声で、何者か正体を掴ませない演技に魅了されました。 体に悪いことばっかりしている主人公が共感を得るのは、皆さん身に覚えがあるからかしら(笑) ビリー・ワイルダー監督作品は実に面白い! [CS・衛星(字幕)] 10点(2005-11-25 22:35:23)《改行有》 418. ダーク・ウォーター 《ネタバレ》 私はウォルター・サレス監督作品なので興味を持ちました。 ”怖くない”との評判どおり、ホラー苦手の私もじっくり観ることが出来ました。 母と娘の関係を丁寧に描き、ヒロインのピリピリした心情に、こちらも実に切ない・・ ダリアの子供を大切に思い頑張る姿は、同じ母の立場の私にも共感できるものでした。 主役ジェニファーさんの持つ、どこか暗いけれど美しい魅力はこの作品にぴったりですね。 強いけれど一見脆くも思える微妙なところが、こちらに良く伝わってきました。 そして私も目掛けて行った脇役のキャストの豪華さ。 しかし、作品の味はお出汁(だし)の効いた薄味なので・・ クセのある演技とか濃い内容は期待しないほうが良いかもしれません。 上品で丁寧な秀作。[映画館(字幕)] 7点(2005-11-15 16:02:36)(良:1票) 《改行有》 419. 恐竜グワンジ 《ネタバレ》 「恐竜グワンジ」はビデオで観て、いつかDVDで再会したいと思っていました。 今回念願叶って綺麗な画面、美しい青色のグワンジを見ることが出来ました。 ハリーハウゼンさん自身が良く出来た作品というとおり、恐竜たちの出来も動きも素晴らしい! ホレボレと見とれていました。 グワンジ走ると早いのですもの(うっとり) カウボーイの投げ縄と暴れるグワンジの合成も迫力ありましたし、ラストの大暴れも楽しかったです。 私の人生のベスト映画です。[DVD(字幕)] 10点(2005-11-13 20:14:16)(良:2票) 《改行有》 420. サンセット大通り DVDのパッケージの写真と題名から、もっと華やかなお話しかと思いました。 いやはや~!これほどまでにおどろおどろしいとは。 良い意味で裏切られ、ノーマとマックス(執事)の鬼気迫る演技に圧倒されました。 あちこちの映画評で読みましたが、グロリア・スワンソンさんの本当のデミル監督作品「男性と女性」を観てみたい。[CS・衛星(字幕)] 10点(2005-11-09 20:33:21)《改行有》
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