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401. トランジット B級の当たり映画かと思いきや4人家族が自分たちの荷物から犯人の隠した金を見つけるあたりから説得力がどんどん希薄になってくる。ワニの絡むシーンがなかったのは意外だが、せっかくのエスカレートしていくサスペンスアクションがわざわざ危機を招くような家族の行動でダレてしまう。[地上波(吹替)] 5点(2015-10-09 22:48:41) 402. ナイト&デイ あり得ない設定の荒唐無稽な映画もハイテンポな展開と見応えあるアクションシーンに爽快感は十分。中身のバカバカしさもコメディにはぴったりマッチ。[地上波(吹替)] 6点(2015-10-06 23:32:54) 403. オブセッション 歪んだ愛の果て 《ネタバレ》 作りがテレビドラマのようなサイコサスペンスだが、先を暗示させるようなBGMと思わせぶりな演出が意外性を削いでしまっている。序盤の展開には引き込まれるが、派遣秘書の偏執愛の動機がイマイチ伝わってこない。物語が進むにつれB級臭がプンプンしてくる。ビヨンセが主役らしいのはのは最後だけで、女性二人のアクションシーンは見応えはあるが、シャンデリアから落ちたストーカー女が目をむくシーンは思わず吹きだしてしまった。[地上波(吹替)] 5点(2015-10-05 22:18:29) 404. 第九軍団のワシ 《ネタバレ》 ローマ帝国第九軍団五千人の兵士が消えたしまったミステリーかと思ったらそうではなかった。ローマ人兵士である主人公と彼に命を救われた蛮族の奴隷との強い絆の物語だが、突然現れたかつての生き残り兵士たちとの関係も含めて、シナリオが大雑把なためかイマイチ伝わってこない。ローマ人を襲う蛮族に西部劇のインディアンや第二次世界大戦のドイツ兵をダブらせてしまうのは英米価値観を意識し過ぎか。アングロサクソンも元をたどれば蛮族なんだろうけど。[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-10-05 22:14:05) 405. ブラック・レイン 久しぶりの観賞。日本が舞台だけにそのデフォルメされた描写にたまらなく違和感を抱いた記憶が蘇る。ところが意外にもこれが面白かった。年を重ねて寛容になったのか感性が鈍ったのか、環境によって評価が変わるのを実感した作品のひとつ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-10-01 16:42:47) 406. プラダを着た悪魔 《ネタバレ》 ストリープ演ずる編集長はまさにタイトル通りのとてもついていけるようなボスではないが、男女問わずどんな世界にもこの種の価値観の人をよく見かける。共感はできないがやりたい放題が許される環境におかれると誰しも適応どころかもっと追い求めてしまうような気がしないでもない。この悪魔のようなボスのアシスタントとして、ジャーナリスト志望のアン・ハサウェイが奮闘しながら理不尽をやりがいに変えていくが、結局背信行為にまみれた人間関係が許せなくなってやめてしまう。彼女たちの自分のために何かを犠牲にして頑張っている姿にそれほど心を打つものは感じないが、ファッショナブルでコミカルなサクセスストーリーは見応えがあった。[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-09-25 19:59:11) 407. エンド・オブ・ザ・ワールド(2012) 人類すべてが死を覚悟するという異様な局面で、こんな人たちも中にはいるだろうが、映画としては退屈極まりない。[CS・衛星(字幕)] 4点(2015-09-14 22:34:43) 408. 48時間 《ネタバレ》 野外作業中の囚人が仲間の手助けで脱走する出だしから彼らの潜伏先のホテルでの銃撃戦まではハードボイルドな緊張感で見応え十分。追い詰めた脱走犯に簡単に銃を渡してしまうあたりからあれれ~となり、リアリティを追及してはいけない映画と理解する。凶悪犯を追跡する気質の違う白人デカと黒人犯罪者の異色コンビのコミカルな雰囲気が当時としては刺激的だったのか。[地上波(吹替)] 5点(2015-09-11 23:29:36) 409. 恋人はゴースト 《ネタバレ》 ゴーストのラブコメはよくお目にかかるが脳死の女医と失意の庭師のちょっぴりひねったファンタジー。延命治療を拒否していたエリザベスが生命維持装置を外されることを後悔したり、彼女が脳死から目覚めた時にデヴィッドを全く覚えていなかったり、実に皮肉っぽい展開だが奇跡が起きるクライマックスはグッとくる。最後に記憶が蘇ってのメデタシメデタシも予定調和だが癒されてしまう。たかがラブコメだけどオキシトシン効果なのかとてもいい気持にさせてくれる映画。[地上波(字幕)] 9点(2015-09-09 18:05:31) 410. 小さな巨人 有名な史実を含め西部劇を従来の勝者目線でなく描いているところが当時は斬新だったのだろうが、コメディ仕立てと虐殺シーンのアンバランス感はちょっと鬱陶しい。淘汰が避けられない時代背景や宗教やモラルよりも深い人間の本性のようなものは伝わってくるが、技術的にも数の上でも圧倒的な強者が異なる民族を無差別に殲滅していく様子は茶化していても目を覆いたくなる。[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-09-07 16:51:39) 411. アンドロメダ・・・ 《ネタバレ》 人類の存亡をコンピューターと4人の博士だけの判断力に委ねてしまっていいのかよといいたくなるが、病原体が酸とアルカリに弱かったり突然変異で無害になってしまったり、とりあえずは都合良過ぎる展開にめでたしめでたし。研究施設の自爆システムを解除できるのが一人だけというのも随分リスキーな危機管理だと思うけど、ハラハラドキドキさせてくれたので文句は言わない。結局人類滅亡の危機を救ってくれたのは汚染された町の核消滅を躊躇した将軍(or大統領?)だったのか。40年以上も前の作品だけど今見ても十分面白い。[地上波(吹替)] 8点(2015-09-06 00:36:24) 412. 仮面の男(1998/ランドール・ウォレス監督) 寓話のようなストーリーだが登場人物が魅力的に描かれていてなかなか面白かった。四銃士の渋さが何ともいえない。[CS・衛星(吹替)] 7点(2015-09-03 22:55:19) 413. ディア・ハンター 《ネタバレ》 この作品の高評価がU・Aの倒産を招いてしまったという関わりに興味をそそられて観賞。冒頭の溶鉱炉から結婚式までがやたらと長い。「天国の門」もそうだったが導入部をしっかりというかダラダラと見せる監督というのが第一印象。随所に出てくるロシアンルーレットの緊張感はすごい。戦争が抱えている狂気が正常な肉体や精神を蝕んでいく怖さや別人に成り果ててしまった友人を命がけで救い出そうとする熱いものは伝わってくる。しかし体験しないと分からない深み、価値観の違い、はたまた違和感を感じてしまうストーリーからか、いまいち心に響いてこない。[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-09-03 19:00:43) 414. 白鯨 QUDZILLAといった方がいいような怪獣に手漕ぎ船で挑むのもどうかと思うが、古い映画で特撮がショボい割には迫力十分。原作未読で文学臭は感じなかったが人間の狩猟本能と船乗り魂は伝わってくる。[CS・衛星(吹替)] 6点(2015-09-01 22:25:37) 415. いまを生きる 生徒の学年がいまいちよく分からないが、彼らが一風変わった転任教師の教えを理解していく様子が感じ取れない。退屈な物語だが一人の生徒の死からちょっぴり感動のラストまでは眠気も覚めた。[CS・衛星(吹替)] 5点(2015-08-23 21:01:46) 416. 戦うパンチョ・ビラ 戦闘や処刑で敵も味方も村人もやたらと殺されるシーンの多い映画。コミカル調の演出でストーリーもかなり色付けされていそうだが、メキシコ革命とヒスパニック文化の雰囲気は伝わってくる。[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-08-19 22:51:49) 417. アイアンマン3 スーツアクションの連続に食傷気味、印象に残ったのはスカイダイビングのような空中救助シーンと最後のアーマー花火。[地上波(吹替)] 5点(2015-08-09 23:54:05) 418. アパートの鍵貸します 観終わって先ず邦題の巧さに感心、ラブホテルのないアメリカならではの発想か。細かいところまで行き届いたシナリオに哀愁が漂うさりげない演出、ユーモアたっぷりの古き良きラブコメだった。[CS・衛星(字幕)] 8点(2015-08-09 23:52:38) 419. アニー・ホール 今見ると時代を感じてしまう技法で撮影されたシーンが随所に出てくる。セリフや心情表現は面白いものの中身が響かないのはウディ・アレンの偏狭さを感じるからか。プライドとコンプレックスが入り混ざったような斜に構えた主人公と屈託のないアニー、二人の別れは必然だろう。[CS・衛星(吹替)] 6点(2015-08-04 21:44:34) 420. ベスト・フレンズ・ウェディング そこそこ笑えるラブコメだがいくら薄っぺらさで覆ってもジュリアンの陰湿さは不快になる。類は友を呼ぶ感でマイケル、キム、ジョージらの人間性まで軽薄そうに見えてくる。20代だったヒロイン二人の魅力だけは伝わってくるが。[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-08-02 22:34:59)
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