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421.  アンジェラの灰 そうそう、最大の謎はこのタイトル。一体どーゆー意味なんでしょうね? アイルランドの諺か何かにあるのかな? そして次の謎は作品のテーマ。この今更な物語から一体何を汲み取ればいいんでしょうか? 1930年代、アル中で甲斐性の無い父親は、アイルランド以外にも何処にでもいたし、神経症的な子沢山の母親も、幼い兄弟の面倒を見る兄や姉も同様。もう貧困そのもの、しかも「過去の」貧困を描くことは無意味。今この時、貧困に喘ぐ人達は、津波の被害地域以外にも無数に存在するのです。この物語は裕福になった人の懐古趣味というだけのことだと思う、4点献上。4点(2005-01-05 13:34:50)(良:1票)

422.  アンナ・カレーニナ(1997) 愛の前では理性は無力になるのが道理。従って、盲目的な愛の物語は嫌いではないのですけど、これは根本的に違う。最初にアンナはヴロンスキーを拒む→でも愛に身を任せる→が、子供の為に諦める→しかし子供をほっぽり出して駆け落ち→やっぱり子供に会いたい…って、どっちなんだよ! ヴロンスキーはヴロンスキーで、地位も家も捨ててアンナをストーキング→醜聞も気にしない→駆け落ちに成功→でもロシアが恋しい→そして家も地位もお金も恋しい…って、お前、これじゃ人の家庭を壊しただけだろが! 二人共ブレ過ぎ。それにドック・オクは、この物語で一体何の役割を担ってたんだ? これならいない方が良かったゾ。こんなつまらん話に、これだけのロシア・ロケや豪華なセットは全くの無駄です、3点献上。3点(2004-12-24 00:11:41)

423.  ゴジラ FINAL WARS 微妙…。確かにけなそうと思えば、いくらでもけなすことが出来る映画なのは間違いない。でも本作は【東京サンダ】さんご指摘の通り、昭和ゴジラ、更には東宝特撮映画の総集編。しかも、わざわざリメイクした上で繋いだ総集編です(「TOHO SCOPE」の入った東宝シンボルは最高のオマージュだったと思う)。そう思えば相応の作品だった様な気もします。また、パクリで言えば見た目以上に、「チャーリーズ・エンジェル:フルスロットル」と「ドラゴンボール」が一番近い雰囲気だったと思う。しかし世界規模の破壊や最終戦争(アルマゲドン)というモチーフ、そしてキース・エマーソンの音楽と、北村龍平の頭の中にあったのはゴジラやハリウッドではなく、何より「幻魔大戦」だったんじゃないでしょうか。てことで、微妙な点数5点献上。5点(2004-12-18 03:29:20)

424.  アレキサンダー 「トロイ」「キング・アーサー」に続くリアル伝説大作シリーズ第三弾(2004年は「アラモ」って番外編もあったか…。ところで、伝説系に詳しくない方は本作鑑賞前に、「トロイ」は観ておくことをお勧めします)。伝説をリアルに描くことが面白いかどうか以前に、本作は映画として全く面白くなかった。アレキサンダーが、なぜ東方遠征をこれほど執拗に推進したのか全然伝わってこないので、ストーリーにも乗れないし、アンソニー・ホプキンスが宣う回顧の意味も解らない。もしかしたら「アラビアのロレンス」ばりに、アレキサンダー大王の複雑な人間性に焦点を当てたかったのかもしれませんが、とても感情移入できる人物としては描けてません。序盤に登場する総勢約30万人の合戦シーンも、「ロード・オブ・ザ・リング」以降、すっかり珍しいものではなくなってしまったし…(少し「王の帰還」を彷彿とさせるものの、終盤の象に騎乗したインド軍との森林合戦の方がヴィジュアル的には目新しかった)。見所と言えば、少年時代のアレキサンダーを演じた子役がコリン・ファレルそっくりだったことと、アイドル系だと思ってたロザリオ・ドーソンのボリューム感あり過ぎるフル・ヌード。とにかく、2時間53分は長すぎるよ…、4点献上。4点(2004-12-15 00:20:32)

425.  カンフーハッスル まず、この「カンフーハッスル」ってタイトルが良く解らない。てっきりカンフーを取り入れたダンス映画かと思ってたら、中身は原題通り「功夫」の達人達のバトルのみ。もちろん「ドラゴンボール」そのままの馬鹿馬鹿しいバトル(緻密に計算されたユエン・ウーピンの殺陣は、これまでの最高の仕上がりだと思う)にお得意のギャグも満載で、故に「ありえねー。」というキャッチ・コピーですけど、映画ではとっくの昔からあり得る内容。これまで書画や食、そしてサッカーに+功夫という題材でしたが、本作はチャウ・シンチー初の本格(?)功夫映画って感じでしょうか。それにしても、今作の主人公は影が薄すぎる(ヒロインも取って付けただけ)。いくら馬鹿映画でも、もう少し主人公が話に絡まないとクライマックスにも乗り切れません、6点献上。6点(2004-12-15 00:20:08)

426.  ターミナル 「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」が、近年稀に見るほど映画監督の演出力を見せつけた作品だったので、JFK国際空港を一からこさえて撮影したという本作にも、当然の如く期待を持って臨みましたが、今回その点では、ほんの少し期待外れでした。「キャッチ・ミー~」と比べて話自体が地味だからしょうがないのかもしれませんけど、自由自在に撮影できる筈の、折角作った空港セットが今一つ生かされていない様に感じました(本作では、敢えてオールド・スクールな演出手法を目指したのかもしれない)。ところで、アメリカの空港に一人で降り立ち、英語も喋れないのに乗り継ぎ便に間に合わなかった経験を持つ私には、このシチュエーションは笑い事じゃなかった。この経験が鑑賞の妨げだったのかもしれません、6点献上。6点(2004-12-15 00:19:42)

427.  ダークネス(2002) 「ネイムレス/無名恐怖」で、日本を除いた世界中のファンタ系映画祭を熱狂させたスペインのジャウマ・バラゲロ監督が、米資本とハリウッド・スターを迎えて作ったオカルト映画(この辺は製作のブライアン・ユズナのノウハウ?)。サスペンスとオカルトという違いはありますが、子供達が失踪するミステリーというモチーフは前作と同じ。暗い映像や激しいカット割り、カメラの縦揺れ等も同じ。そして私にとって面白くない、若しくは怖くない映画というのも同じだった…。大体、この儀式が完了すると何が起こるの? それが分からないと怖がり様も無いと思うんですけど…、4点献上。4点(2004-12-15 00:18:32)(良:1票)

428.  ビロウ スパイ・サスペンスにクライム・ミステリー、そしてゴースト・ホラーをミックスさせて出来上がった海洋戦争映画(?)。中々一言では言い表せないノンジャンル・ムービーですけど、ダーレン・アロノフスキーの狙い自体は悪くなかったと思います。でも、欲張り過ぎて自滅してしまった感じ。それに、アクション指向のデヴィッド・トゥーヒーには向かない題材とも思えたので、ここはアロノフスキー自身が監督した方が良かったんじゃないでしょうか。欲を掻かずに、どれか一つの要素を抜けば、「イベント・ホライゾン」位は楽しめる作品に仕上がったと思うので、少し惜しい気がしました、4点献上。4点(2004-12-15 00:18:14)

429.  ラ・マンチャの男 ドン・キホーテとは、負け戦に挑む愚か者のことでも、現実から逃避した狂人のことでも、もちろんディスカウント・ストアの名前でもなく、高邁な理想に生きた誇り高きラ・マンチャの領主。彼の眼はまやかしの現実を見透かし、その向こうに潜む真実を見抜く。彼の折れた槍や曲がった剣は、腐った日常に首まで浸かった現実主義者(例えば私)の心を的確に貫く。現実、戯曲上の現実、そしてアロンソ・キハーナの妄想という多重構造的ストーリーが呼応し合う物語のダイナミズム、名曲と名台詞の数々、ソフィア・ローレンの大胆な演技と美貌、ピーター・オトゥールの「アラビアのロレンス」以上の名演と、見所満載の傑作ミュージカル。映画版の唯一のマイナスは、アーサー・ヒラーの凡庸な演出か。同じ舞台劇の映画化でも得意のライト・コメディではなく、大胆にもミュージカルに挑むとは、彼自身ももう一人のラ・マンチャの男だったのかもしれません、9点献上。9点(2004-12-15 00:17:28)

430.  狩人の夜 《ネタバレ》 そんなに面白いですか、これ? 中盤まではサスペンス映画らしい雰囲気だし、ロバート・ミッチャムのキャラクター設定と川底で揺れる死体の描写には感心しましたけど、後半はグダグダじゃないですか。あれだけ周囲を欺くのが得意だった男が、急に正面突破を図ろうとする馬鹿に変身。撃たれた後も捕まるまで納屋でじっとしてるって、どーゆーこと? ラストにしたって巧いエンディングが思いつかなくて、リリアン・ギッシュに説教臭いことを語らせて無理矢理締めてる様にしか見えません。有名な“LOVE”と“HATE”の刺青のインパクトも消え失せました、3点献上。3点(2004-12-15 00:17:03)(良:1票)

431.  トロイ(2004) 私は、本作のタイトルはストレートに「アキレス(2004)」で良かったような気がします。完全にアキレスが主役なので、コトの発端となる、もの凄く重大事である筈のパリスとヘレンの不倫、そして二人のエピソードはほとんど描かれない。また、男優にギャラを使い果たしてしまったのか、女優が余りにも小粒でバランスが悪い(特にヘレンには美の説得力が欠けてる)。大艦隊・大軍勢の映像に、既に驚きを感じなくなってしまった自分にも怖い気がします(つまり、もうそんなモノはハリウッド映画の売りにはならない)。そんな中で一番燃えたのは、やっぱりアキレスとヘクトルの一騎打ち。それぞれの戦闘スタイルに個性を持たせた殺陣の演出、迫力あるカメラワークと、ここは久々に「見せる戦い」のシーンでした。という訳で6点献上。6点(2004-11-26 00:25:05)

432.  聖なる嘘つき/その名はジェイコブ おっと、こんなトコにもあったか、ポーランドのユダヤ人迫害モノが。こちらはフランスのカソビッツ一家がアメリカ人のロビン・ウィリアムス主演で撮った、ヘンテコ発音の英語劇、しかも歴としたフランス映画(これもリック・ベッソンの悪しき影響?)。驚くべきことに「ライフ・イズ・ビューティフル」未見(!)の私に、それとの比較は出来ませんが、ロビン・ウィリアムスがいつものロビン・ウィリアムスだったので、どうにも物語に入り込めませんでした。確かに悲惨な状況を悲惨に描くことばかりが能じゃない。それにしたって、物語の主題と描き方が非常に中途半端だと感じました、5点献上。5点(2004-11-26 00:20:16)

433.  愚か者の船 これは不朽の名作等ではなく、正に朽ちた名作。粋なタイトル・バックと導入部からは想像もつかない程、物語の賞味期限切れが甚だしい(個人的には製作当時でも既に期限切れだったと思う)。その中では流石にリーディング・ロールだけあって、ヴィヴィアン・リーのエピソードだけが普遍性を携えていた。「欲望という名の電車」にだいぶ被りますけど、「犯されること」よりも「犯されないこと」に深く傷つく年増女は、相変わらず痛い役柄。「ユダヤ人なんて初めて見た」と言うリー・マービンに向かって、「黒人をリンチするのに忙しかったんでしょ」という台詞も決まってました。それにしても、ここでも非常に気になったのが、無理矢理なドイツ語訛りの英語。ヘンテコ発音にこだわる伝統は、一体いつ生まれたんでしょうか? 4点献上。4点(2004-11-26 00:16:34)(良:1票)

434.  トロイのヘレン もちろん基本ストーリーは「トロイ」と同じですけど、本作の主人公はパリス。彼とヘレンの出会い、深まる禁断の愛、強大な敵国の后を奪い取ったことへの国中の批判等、「トロイ」では描かれなかったことが過不足なく描かれていきます。大艦隊・大軍勢の映像、城壁攻め合戦シーン等も、半世紀後の作品に全く負けてません。もちろん当時CG等ある筈が無く、ほとんどがセットとエキストラ。これは見応えがあります。しかし、本作で最も見応えのあるものは、ロッサナ・ポデスタ嬢の飛び抜けた美貌。彼女のヘレンは、パリスじゃなくたって連れて帰りたくなるってもんです、6点献上。6点(2004-11-26 00:13:30)

435.  ぼくの神さま これもまた、一つの「禁じられた遊び」って感じでしょうか。行き過ぎたキリストごっこと父親の死の衝撃が、幼い少年とイエスを同化させてしまう。そして人間の罪が周囲に蔓延する時代の中で、汚れ無き少年は自然に贖罪を求め始める。ハーレイ・ジョエル・オスメントの向こう張ったリアム・ヘス君の無垢な瞳が、スクリーンを通して観客の心の中にある罪を射抜いてくる。しかしそのお陰で、本来のテーマだと思われるユダヤ人少年の心の葛藤が陰に隠れてしまったとも思います。それにしてもこの手の映画って、何でいつまでもヘンテコな発音での英語劇にこだわるんだろう? どんな発音でも英語は英語なんだから、普通の発音でいいじゃん。それがイヤなら、ちゃんとポーランド語とドイツ語で作ろうよ。そこに-1点の、5点献上。5点(2004-11-26 00:12:39)

436.  マッカーサー 一見、戦争映画的な感じもしますが、ジェリー・ゴールドスミスの名曲「マッカーサー・マーチ」ほど勇壮な物語ではなく、ダグラス・A.マッカーサー米陸軍元帥の後年を描いた、生真面目な伝記映画といった仕上がりになってます。従って映画の中に物語的ポイントは無く、有名なエピソードをさらっと流しただけで終わってしまったという印象です。特にGHQ時代なんか、ほんのちょっとしか描かれてません。ましてや、何事も単純化してしまうハリウッド映画の例に漏れず、平和憲法制定のシーンには目が点になってしまいました。余り戦争自体にスポットを当ててないのに、政界進出部分もカットしてあるのが解せませんね。ま、アメリカ近代史上最も優秀だと言われている軍人を知る為の入門編としては良いかもしれません、5点献上。5点(2004-11-26 00:11:17)

437.  スローターハウス5 レイ・ブラッドベリ同様、カート・ヴォネガットJr.の小説も私にはファンタジー過ぎる嫌いがあり、もちろんこの原作も未読。本作もSFと言うよりはファンタジーに近いですけど、本当はそのどちらでもなく、人の断末魔の走馬灯の形を借りた戦争映画というのが実像でしょう。この物語はヴォネガット自身が経験したドレスデン大空襲を描く為だけにあるのです。それにしても当時は、この構成と編集は相当革新的であったろうと思います。「メメント」さえ経験してしまった今から見ればどーってこと無い様にも見えますけど、この辺に当時の賛否両論の原因があるのだと思います、6点献上。6点(2004-11-26 00:10:54)

438.  武器よさらば(1957) これも「誰が為に鐘は鳴る」同様、反戦映画ではなく、美男美女スターによる往年のハリウッド製大作メロドラマ。しかも驚いたことに、2時間半の本作の大部分のシーンは、ロック・ハドソン(32歳の彼は惚れ惚れする程のルックスです)とジェニファー・ジョーンズ(恥ずかしながら「タワーリング・インフェルノ」以外で初めて見ました。ハリウッド・ビューティと言うよりはキュートな雰囲気ですネ)がベタベタしてるだけ。特に脱走してからが長い…。これによってラストの悲劇を際立たせようとしたのかもしれませんけど、私には逆効果としか思えませんでした。そんな訳で悪しからず、5点献上。5点(2004-11-26 00:10:03)

439.  Mr.インクレディブル あらゆる面に於いて、ピクサーがこれまで手掛けてきた作品の集大成と言って過言ではない完成度。映画全体は、演出やキャラ・デザイン、音楽等も徹底して、「X-メン」を始めとしたアメコミやカートゥーンの楽しいパロディになっている(「サイボーグ009」も意識してる?)。しかしそこで描かれるものは、「ファインディング・ニモ」から更に一歩進んだ、家族愛と家族の団結、そしてそこから生み出されるスーパー・パワー。一貫して人間社会をパロディにしてきた作風も、人間社会そのものを描くことで面白さが増している(いざという時は、実は「夫人」の方が「Mr.」より活躍するという所も、現実の味なパロディ)。個性を信じることの素晴らしさを謳い上げる、アメリカらしい楽天的テーマも気持ち良い。正月映画はこれで決まりですヨ、8点献上。8点(2004-11-18 00:08:11)

440.  砂と霧の家 《ネタバレ》 キャシーは酒にすがらなければ生きていけない弱い女(澱んだ瞳でキャシーの有無を言わせぬダメさを表現する、ジェニファー・コネリーの「ビューティフル・マインド」以上の名演!)。ベラーニも過去の栄光にすがらなければ生きていけない弱い男。レスターも今の生活から抜け出したがっている優柔不断な弱い男。三人の弱さが不幸にも絡み合い、ちょっとしたことで避けられた悲劇を呼んでしまう。私も弱い人間の一人ですけど、飲み会好きでも酒好きじゃないし、過去に(たぶん未来にも)栄光は無いし、決断力は人一倍なので、登場人物達の弱さには今一つ共感できなかった。ベラーニが心中に至る描写にも、少し説得力が欠けてると思う。しかしそれでも、十二分に見応えのある人間ドラマだと思います、7点献上。7点(2004-11-18 00:07:48)(良:1票)

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