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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1456
性別 男性
自己紹介 初めてこちらのサイトに投稿させていただいたのが2004年の1月。間もなく15年目の節目を迎える事に。
何かきっかけだったのかなあ・・・と思い返してみると、モンゴメリー・クリフト&エリザベス・テイラー主演「愛情の花咲く樹」(1957)が、なんで作品登録されてないんだ!って義憤(?)に駆られ投稿を始めたことを思い出しました。
レビュー数、今日現在1337本。自分が投稿した作品のレビュー読み返してみると結構気恥ずかしいことをつらつらと、とりとめもなく書いてるなあと反省しきり。
でも「冷たい熱帯魚」(2点)と「パッセンジャーズ」(6点)「3時10分、決断の時」(8点)なんか我ながら良くこんな文章書けたなと感心。
これからも宜しゅうお願いいたします。

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421.  若草物語(1994) マーチ夫人がスーザン・サランドンという事で、これまでの目立たない淑女的イメージとは違う破天荒な母親像になるのかと思ったら・・・意外に普通のお母さんでしたねW。この最新版の功績は、↓皆さん既に指摘されてますがローリー役にクリスチャン・ベールを持ってきた事でしょう![ビデオ(字幕)] 6点(2006-09-25 11:28:25)

422.  若草物語(1933) 《ネタバレ》 さすがに昔の映画好きの自分としても、ここまで時代が下がってしまうとキャサリン・ヘプバーン以外の、姉妹役女優さんの区別が全くつきませんW。最新ウィノナ版をリアルタイムで観た方が、49年度版マーヴィン・ルロイ監督バージョンを観た時に持つ印象と同じかもしれません。そんだけキャサリンの役者としての個性が突出しているとも言えますが・・・。何回も繰り返しリメイクされるだけあって、やっぱりストーリーはしっかりしてますよね。でも自分としては、何度も読み返してみたくなる、豪華見開き絵本みたいな49年度版がやっぱ一番好きだなあ・・・。[ビデオ(字幕)] 6点(2006-09-25 11:16:13)

423.  プラダを着た悪魔 《ネタバレ》 「プラダを着た悪魔」っていうより「プラダを羽織った白雪姫の悪い魔法使い」っていうイメージでしたね、御大貫禄メリル女史は。ワンシーンのみ、ノーメイクで堂々と素顔をさらした勇気には感服。日本だとこの役は、三田佳子あたりがやればベストか。最先端ブランドモードや小物類で精一杯新しく装ってはいるものの、中身はなんだか古臭い女同士の争いでした。もっとアタマ使った、ドロドロネチネチ口撃合戦が繰り広げられるのかと思いきや、大人気ない小手先理不尽嫌がらせばかりでその点では失望。悪魔→結局はいいひとってオチも大女優メリルを起用する以上しょうがないのかな?自分は男だからかもしれないけど、この手の変身ものの元祖「麗しのサブリナ」でも、オードリーは変身前の方が断然魅力的だと思ったものですが、この映画のアン・ハサウェイも同様でしたね。安いパーカーとか無造作に着てるシーンとかのが何気にカワイイし。おそらくタイアップやらブランド大好き女性誌記事での大プッシュ的取りあげ等、公開前かなり話題になるような気がするんでそこそこヒットはするでしょ。でもこれ観る限りじゃ20年位前の「ワーキングガール」の頃から、アメリカ女性の意識ってあまり変わっていないような気が・・・。鑑賞後の後味はいいので一点プラス![試写会(字幕)] 6点(2006-09-23 16:01:31)(良:1票)

424.  スピード(1994) 自分、サンドラの声を吹き替えた松本梨香さんの声がとにかく好きなんです!少し鼻にかかったような、美人である事をちょっとばかり常に意識してる元気で活発な女の子の役柄がぴったり。この映画での免停女、サンドラのキャラクターにもうまくハマッてましたね。観るつもりじゃなかったけど、ブラウン管から彼女の声が流れてきたので、結局最後まで観てしまいました。どうせならキアヌの声もかつての名コンビ小杉十郎太さん(←このヒトの声も好き)に・・・、いや、それだとワイルディスティック・キアヌになっちゃうか・・・。[地上波(吹替)] 7点(2006-09-23 12:20:29)

425.  ステイ 《ネタバレ》 何がなんだか俺にはさっぱり理解できませんでした。結構食指をそそる、なかなか良さげなキャストなのに、ひっそりほとんど話題にもならず公開されちゃいましたよねえ。映画館もガラガラだったし。よくわかんなかったにもかかわらず、あえてもう一回DVDで見直したいとも思えない種類の映画。ユアン兄とナオミ嬢はともかく、肝心のキーパーソン、いつもいつでも泣きべそ顔ライアン君、俺やっぱこのヒトが出てる映画ってことごとく駄目みたいだぁ・・・。相性悪いんかなあ・・・?[映画館(字幕)] 2点(2006-09-16 15:13:40)

426.  イルマーレ(2006) 《ネタバレ》 「ラストのあの幕切れのセリフがない!(怒) 途中強引に二人を逢わせて、あれやこれやさせちゃいけないんだよお・・・(泣)え~?原題イルマーレをこんなこじつけにしちゃってええん?(惑)」etc・・・。チョン・ジヒョン主演のオリジナル版を偏愛してやまない自分としては、ショウビズで予告編を観た時点で、何かヤな予感は最初からしていたので、それなりの覚悟はしてたけど意外や意外、予想を下回るほどの酷い出来でもなかったです。でも大スターキアヌ&サンドラを出来る限り一つの画面に収めないと、商売にならないと言わんばかりのハリウッド式商魂の逞しさが、シンプルなオリジナルの良い箇所を削ぎ落としてしまったという感は否めません。美しく盛り付けられた韓定食にケチャップを振りかけちゃったって印象。サンドラは人生と生活に疲れた女医という設定にはピッタリだったと思います。主人公たちの年齢設定をおよそ15歳位引き上げた事で、また違う味わいの出来になった事は認めるけど、この題材はやっぱりもっとフレッシュなキャストで作ってもらいたかったなあ・・・。レイチェル・ポートマン(サイダーハウス・ルール)の音楽は相変わらずいいですね。大爆笑シーン、キアヌのクシャミ。[試写会(字幕)] 6点(2006-09-10 11:10:59)

427.  カサブランカ この映画で一番感動的な部分は、めでたく友情成立ラストシーンでも、顔デカボギーのキザったらしい科白でも、バーグマンの憂いに満ちた画面からこぼれ落ちそうな大きな瞳でもない。「ラ・マルセイエーズ」のイントロが流れた瞬間、ドイツ将校にしなだれかかっていた自堕落フランス女や、豊満な流しのギター弾きの女性ほか、酒場にいた連中が誇らしげな表情で歌声を張り上げるシーンだと思います。甘っちょろいメロメロドラマには弱い自分ですが、この映画についてはまあ悪くはないけど、神格化されるほどの名作にはどうしても思えません。[地上波(字幕)] 7点(2006-08-27 17:22:03)

428.  エデンの東(1955) 巷の評価と同じくジェームズ・ディーン三部作は、このレビューでもやっぱり本作→「ジャイアンツ」→「理由なき反抗」の順になっちゃうんですね。自分はエリザベス・テイラーとディミトリ・ティオムキンのテーマ曲の大ファンという事もあって「ジャイアンツ」を特別ヒイキにしてるんですが・・・。んでこの映画、内容云々よりテーマ曲のが印象的です。昔、NHKで一年に一度やってた「映画音楽大全集」で「風と共に去りぬ~タラのテーマ」と毎回トップ争いをしていたのを思い出します。今あの番組が製作されたら、「タイタニック」あたりが断然トップに来るのかな?カザン監督のシネマスコープを意識しての緻密に計算された鋭角的なカメラワークは、ブラウン管で観た場合効果は殆ど上がっていないような気がします。やはりこれは、大画面で見てこそより深い感銘を残す映画のひとつ。「サリナス」っていう地名や「キャル」「アブラ」といった登場人物の名前の語呂がやけに良く、レタス畑の風景とともに郷愁をそそるんですよ。[映画館(字幕)] 8点(2006-08-25 15:30:00)

429.  ROCK YOU! ロック・ユー! 昨日テレビでやってたんで久々に観ました。おハナシもかなりド忘れしてたんでかえって新鮮に楽しめましたね。何かどこかで観たような既視感・・・と思ったら脇で出ていたポール・ベタニーのコスチューム!確か「ビューティフル・マインド」でも最近の「ダ・ヴィンチ・コード」でも裾の長~い寝間着姿で画面を右往左往してた記憶が・・・。この映画でも同じようなシルエットのガウンで主役ヒースを喰う程の活躍。自分でこういう格好が似合うと自覚してるのなら、ある意味彼はすごい役者ですね。スーツ姿がイマイチ板についてなかった感のある「ファイヤーウォール」が不発だったのはそれが原因か?[地上波(吹替)] 7点(2006-08-19 10:40:43)

430.  Mr.インクレディブル 《ネタバレ》 一体何なんだろう、観終わった後のこのモヤモヤ感は・・・?面白かったっていやあまあそれなりに面白かったんだけど、なんかしっくりこない気分になったので、取り敢えず皆さんのレビューを拝見させて頂きました。そしたら既にno_the_warさんが自分の気持ちを代弁して下さってました。要するに自分は、シンドローム君はただ操られているだけのチンピラ小悪党で、背後にもっと巨悪が待ち構えてるとずっと思いながら観てしまったので、もともとヒーローに憧れてた少年をこんないびつな形で成長させ挙句の果て完膚なきまでにぶちのめされるっていう構図が納得いかなかったんだなあって。おそらくこの映画を高く評価されている方は「まっとうな人生」を歩まれている方が多いんではないかって気がします。寄り道ばかりのひねこびた生活を送っている自分のような欠落人間は、アニメーションとは言えストレート過ぎる「父の愛、母の愛、家族愛万歳!」映画には斜に構えて、ついつい余計な反撥を覚えてしまった訳です。[DVD(字幕)] 5点(2006-08-18 12:16:04)(良:1票)

431.  九月になれば 南イタリアの風光明媚なロケーションもメチャクチャ綺麗やし、大金持ちロック・ハドソンの別荘をオフシーズンのみちゃっかり高級ホテルとしてオープンさせてるっていう導入部もすこぶる面白くなりそうな設定。最初ワクワクしながら観てたんですが、何かうまくトントンと話が弾んでいかないのはどうしてなんだろう?ロック&ロロブリジータの大人(げない)カップルとボビー・ダーリン&サンドラ・ディーの若い世代との、プライド賭けた意地の張り合い合戦が繰り広げられるんですが、何かコメディとしては線が細いというかおっとりし過ぎてる展開なんですよね。「避暑地の出来事」以来のサンドラとの再会、この映画ではちょっとほっそりした感じで、プクプク「ペコちゃんほっぺ」から若干遠のいた感が有るのはちょい残念。同監督なら自分は二年後の「マンハッタン物語」の方が好きです。「元みかん」様、お先にすみません![DVD(字幕)] 6点(2006-08-13 11:37:42)

432.  打撃王 文部省推奨的、オーソドックスな作りのヤンキース打撃王ルー・ゲーリック伝記映画。野球選手というよりは、たまたまプロ野球選手という職業を選んだ一人の男の人生行路といった趣です。わかっていながらも、ラストの引退セレモニーシーンは目頭が熱くなってきました。クーパーは若い頃より、当時の実年齢に達して衰えの見え始めた頃からぐっと良くなりますね。そもそも彼は腰がデンと据わってないような感じなので野球選手にはまるで見えないのは辛いんですが・・・。晩年の、苦渋に満ちた表情や痛々しさが目立つ(「真昼の決闘」「昼下りの情事」あたり)彼しか知らなかった自分にとっては、颯爽とした姿が見られるだけでも嬉しかったです。妻役テレサ・ライトも好演。野球選手の映画で嫁姑問題が絡んでくるとはまさか予想も出来んかったがW。[DVD(字幕)] 7点(2006-08-12 11:17:53)

433.  森のリトル・ギャング ピクサーの「カーズ」も凄かったけど、ドリームワークス製作のこの映画も動物たちの質感とか立体的で超リアルで◎、どっちも丁寧な仕事してますねえ。ジャンクフードを人間たちから奪うっていう本筋ストーリーに、一匹狼的主人公が擬似家族に組み込まれていく様を巧く絡めた展開もなかなかです。懐かしの「トム&ジェリ」を思い起こさせる追跡シーンも自分好み。内容自体は小学生低学年向き、でも精神年齢がコドモな大人(←自分のような)なら見て後悔する事はないかなあと。けど、来年あたりに彼らが冬眠から目覚めたら、森はすでに破壊され彼らの住処は遅かれ早かれ失われてしまうんだろうなあ・・・という危惧を覚えるのが、映画の中ではハッピーエンドな結末だけに一寸悲しい。[映画館(字幕)] 6点(2006-08-06 10:24:45)

434.  インサイド・マン 《ネタバレ》 全体の構成が意外に単調で、前半しばらくはかなり退屈。襲撃された銀行内部→取調べシーンのインサート→警察車両内部シーンの反復。面白いキャラクターがあまり出て来ないのもその平坦展開に拍車が。ようやくジョディが登場し、クライヴ・オーウェンと対面するシーンあたりから画面に緊張感が漲ってくるけど、所詮彼女は今回、脇役に毛が生えた程度の扱いなのでそれ以上の活躍は望めず。クリストファー・プラマーって確か「サウンド・オブ・ミュージック」でトラップ大佐演じた役者さんですよねえ。ナルホド、あの映画で無事スイスに逃れた後、いつの間にやらちゃっかりナチス協力者になって(←マリアとは離婚?)巨額の富を得たのだね彼は・・・。なんてベタな後日談を映画観てる間に連想しちゃった程、正にこのレビューの「可もなく不可もない」5点という得点にふさわしい映画かと思いました。[映画館(字幕)] 5点(2006-08-04 11:20:33)

435.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち 《ネタバレ》 現在公開中、大ヒット中の続編「デッドマンチェスト」が、自分にとってはあまりに期待外れだった為、当時観た記憶をまさぐりつつ比較検討などを。①起承転結がはっきりしていてメリハリが利いていた(→中盤グダグダで無駄に長い)②ジョニー=スパロウ船長のキャラがとにかくキテレツ大百科で、全編を引っ張るだけの吸引力があった(→キャラ継続しているが新鮮味は薄れた)③骸骨の怪物海賊軍団との戦いが、終盤四分の一位からでその分集中白熱していた(→割りと初盤から登場するイカ軍団にはもう食傷の極地、もういりません、いい加減にして下さい状態)④ラスト、海上死刑台でのエピローグの処理が爽快感いっぱい(→あのラストはひどいよお・・・)というわけで、もともと7点でしたが、続編観たことで映画自体の印象悪くなったので▲1点引かせて頂きます。[映画館(字幕)] 6点(2006-07-30 10:52:48)

436.  M:i:III 《ネタバレ》 悪役に巧い役者を持ってくれば映画全体が面白くなるという方程式の、正に王道をゆくハリウッド娯楽大作の成功例。およそ得体の知れない風貌を生かしたフィリップ・シーモア・ホフマンが実に良い。組織内部に真の悪人がいるっていうパターンには、正直言ってま~たかいってゲンナリしたけど・・・まあいいでしょ。次回はロケ地日本?で汐留あたりのビル群使って、トムに大いに跳ね回ってもらいたいです。[映画館(字幕)] 7点(2006-07-29 10:53:47)

437.  ダンサー・イン・ザ・ダーク 《ネタバレ》 このヒロインをなにがなんでも、不幸のドン底に突き落とさなければ映画自体成立しないと言わんばかりの、作者の独善的開き直りっぷりがすごく不快です。「母性愛」って自分自身が犠牲にならない限りは発揮出来ないものなの?おぬし、テーマを描く為の手法を明らかに勘違いしてるぞなもし! [映画館(字幕)] 2点(2006-07-28 17:22:37)(良:1票) 《改行有》

438.  ユナイテッド93 《ネタバレ》 面白かった!とか、手に汗握るとかいう単純な言葉でくくる事は到底出来ない重い映画では有ります。セミドキュメンタリータッチの切れ先鋭い演出、ノンスターの強みがこれほど存分に効果を発揮した映画は近年稀かと。あくまで仮定に基づいての「あの時間の」機内の状況ではあるけれど、短時間にこれだけの反撃が出来たとしても決しておかしくないと、観客に納得させてしまう力技的描き方に脱帽です。テロリストたちを極めて客観的に描いていたのも印象的。ラストカットも過剰にセンチメンタルに陥る事を極力避けていたように思えます。もちろん何度も見返したくなるような種類の映画ではないけれど、21世紀初頭どんな形であれ、この事件を目撃し立ち会った人間ならば、記憶の片隅には残さなければならない映画だと思いましたね。衝撃を受けたという点では本年度NO1! [試写会(字幕)] 8点(2006-07-28 11:23:38)《改行有》

439.  パリで一緒に とりとめがなく全体的に盛りあがりもなく、コメディなのに演出にもセンスが欠けている、つまらなくはないけど正直あまり語る事がない映画。出演作品の選定にとりわけ慎重だったオードリーが、何でこの映画をチョイスしたのか非常に理解に苦しみます。名作「サブリナ」のホールデンとの再共演に興味を惹かれたのかなあ・・・?勢い一番印象に残ってしまうのは、エンドクレジットで流れる「ミス・ヘプバーン香水担当 ジバンシー」という、大雑把な作品なのに何故かそこだけ細心な表記だったりする。[ビデオ(字幕)] 5点(2006-07-24 10:54:29)(良:1票)

440.  バンドレロ! 《ネタバレ》 この監督の作品って、ブルック・シールズ主演の大凡作「サハラ」しか観た事がなくって、巷での「ジョン・フォードの直弟子」とかいう評価については、一体コイツのどこがやねんっ!って今までずっと思ってました。でも全盛期のこの正統派ウエスタンを観るとショットの鮮やかなつなぎ、大西部の風景の捉えかたにフォードの弟子としての片鱗をうかがい知る事が出来ます。珍しくも半悪人役、ジェイムズ・スチュアートは言わずもがな、ディーン・マーチンも大好きな役者なので(全然似てないこのお二人が兄弟という信じられない設定!)面白く最後まで観る事が出来ました。特に汗に手を握るような緊迫したシーンもないけれど、追う者追われる者それぞれが「パンドレロ」という先住民に付け狙われるという設定はまあまあイケます。↓へちょちょさんもおっしゃってますがラスト、バンドレロの退散の仕方があまりにあっけなさ過ぎるのが不満なのと、ジョージ・ケネディ扮する保安官に対する保安官助手青年の態度に、尊敬以上の微妙な感情が見え隠れしていたのが自分には何か印象深かったです。特に秀作でもないけれど、ウエスタン好きならそれなりに楽しめるはず。[DVD(字幕)] 6点(2006-07-21 13:56:38)

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