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プロフィール
コメント数 2290
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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481.  ゾンビーバー 《ネタバレ》  もっとダメダメな映画かと思っていたのですが、意外にイケる作品。  テンポ良し、リアクション良し。おバカ映画のノリと、ホラーとコメディのバランスが程良い感じです。  確かにゾンビーバーのクオリティはひどい。ですがこれはもしかすると確信犯的なものかもしれません。こんな低クオリティの人形劇のようなビーバーを、ちょっとでも怖いと思ってしまったのは私だけでしょうか。『音』の使い方が効果的で、恐怖演出、バカにしたものじゃないと思います。  更にはビーバーに噛まれた人もゾンビーバーになってしまう王道展開。こんなありきたりムービー大好きです。  てっきり主人公かと思っていたジェンは、あっさりゾンビーバーに。  一番偏差値低そうな、明らかに殺され要員兼お色気要員の女の子がまさかのファイナルガール。セオリーの外し方が何気にうまいです。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-12-08 11:59:51)(良:1票) 《改行有》

482.  メン・イン・ブラック3 《ネタバレ》  タイムパラドックスってなにー?整合性ってなにー?みたいな細かいことは全部抜き。このノリを楽しみましょうってスタンスは好き。ここまで適当な設定だったら逆に清々しいです。おかげさまでお気楽に楽しむことができました。  ノリ良し。テンポ良し。ギミック良し。キャラ良し。トーク良し。ヴィジュアル良し。どれをとってもエンターテイメントになっていて楽しい。  1作目は衝撃的な面白さで、それには敵いませんが、これはこれで全然イケてます。  最後の最後でまさかの感動エピソード。これは嬉しいサプライズ。まさかこのシリーズでほろりとさせられるとは思いませんでした。なんというか、ギャップにしてやられた感じです。KとOがJに真相を話せなかった理由。それはJを思いやってのことだったのですね。ですがKとOがくっつかなかった理由にはなっていない気がするのですが。なんか見落としてんのかな?  アニマル・ボリスは良いキャラでしたが、ちょっと引き出しが少なかったですね。  登場シーンはインパクトあって良かったのですが、そこで全部の引き出し出しちゃって、他になんかほしかったかもです。個人的にはやや期待はずれキャラでした。  でもそんなとこも含めて、総合的に見ても良くできたエンターテイメントムービーだと思います。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-11-29 18:46:20)《改行有》

483.  シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア 《ネタバレ》  一風変わったPOV方式のモキュメンタリー作品。手ブレは全然平気だし、個人的に好きな手法なので予想していたより楽しめました。『クローバーフィールド』やら『REC』やらのコメディバージョンですね。  がっつりフィクションなのにノンフィクションみたいなノリが好きなのかもしれないです。  あまり期待はしていなかったのですが、随所に妙な作りこみやこだわりが感じられる良作。しっかり人も殺しまくっているわけですが、徹底して陰惨なイメージにならないように工夫されています。大動脈を噛んじゃって慌てるシーンなんかは、ホラーというよりもはやコメディ。  こーゆーテイストの作品にしてはCGもよく出来ています。コウモリバトルや狼男の変身のクオリティはなかなか。  その一方で、『ヴァンパイア』『バンシー』『ゾンビ』の合同パーティーでの仮装大会みたいな手作り感。この安っぽい感じも好き。  これといった本筋にあたるストーリーはないんですが、1つ1つのエピソードはしっかりストーリー性があって面白い。  ヴァンパイアだけかと思ったら、ゾンビやら狼男なんかも出てきて、しかも狼男の生き方の断片も見せてくれる盛り沢山な内容。以前人間だった友人同士が、最後ヴァンパイアと狼男になっちゃって、両種族の架け橋みたいになっちゃう良い話的展開にセンスを感じます。  やたら良いように使われていた使い魔のおばさんも、しっかりヴァンパイアにしてもらえて嬉しそう。  こーゆー作品で、みんなハッピーになって幕を閉じるってのはなかなかないかも。  掘り出し物と言って良い作品。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-11-25 10:31:49)(良:1票) 《改行有》

484.  怪盗グルーの月泥棒 《ネタバレ》  ミニオンズが見たくて鑑賞。  ミニオンズは予想通りかわいくて面白いキャラクター。いつも前向きで細かいことは気にしない感じが良い。失敗もするけれど、一生懸命に仕事している姿が健気でかわいい。  ただそれに負けず劣らず、アニメ本編も大変良い出来でした。  主人公のグルーは大物ぶっているけれど性格は小悪党。そして嫌な奴。自分の事しか考えておらず、人の迷惑を顧みない。  そんなグルーが身寄りの無い3人の女の子との交流を通して、少しずつ優しい人間へと変わっていく。子供向けアニメならではの道徳心あふれるストーリー。3人の女の子がまたかわいくて癒されます。  何千と作られてきたであろうプロットやストーリーでも、調理の仕方やキャラクターの魅力で、いくらでも面白いものはできるという見本のような作品。アニメ、そして映画の新しい可能性を見せてくれる作品です。  10年も前の作品ですが、映像、アニメーションは素晴らしいの一言。とりわけジェット・コースターの迫力がやばい。  ヴェクターの基地、個性溢れる武器、重力を無視する薬、指人形つきの絵本など、作中に出てくるアイテムはどれもユニークなものばかり。  最後はハッピーエンドですっきり、と言いたいところですが、結局経済的利益は全く無かったようで、ただでさえ借金があるのにこれからの生活は大丈夫なのだろうかと考えてしまう自分は嫌な大人です。  そもそも月を手に入れることで、どんな利益が得られるのかという邪心がジャマをして、物語に入り込むまで少々時間がかかったのであります。はあ、大人になるとつい余計な事ばかり考えてしまいますね。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2020-11-16 04:08:32)《改行有》

485.  ウィッチマウンテン/地図から消された山 《ネタバレ》  こーゆー映画大好きです。  途中なぜかだれてしまったときがありましたが、全体的にテンポが良く、スピード感があります。  ストーリーも単純明快で◎。宇宙人の兄妹を二人の地球人が助ける話ですね。  兄妹二人は、両親が地球で行っていた植物再生の研究結果をGET。その後自分達の星に帰るだけ。ですが兄妹をつけねらう母星からの暗殺者。更にはアメリカの政府関係者も兄妹を狙っている。四面楚歌の中、暗殺者やアメリカ政府から逃げつつ、宇宙船を取り返し母星に帰れるのか。ってな感じの、平凡ストーリー。真新しいものは一切ありません。そこであえて言いたいのです。だから良い。動機やストーリーがはっきりしていると、余計なことごちゃごちゃ考えずに気楽に見られる良さがあります。  もちろん、つっこみどころは山ほどあります。ですが、こーゆー映画は、あえて矛盾をつっこまない。効率やら能率やらを考えない。ただ楽しむ。それこそ映像だったり、アクションだったり、コメディ劇だったり、楽しむ要素はいくらでもあるわけです。  ドウェイン・ジョンソンは『センター・オブ・ジ・アース2』でも似たような役柄でしたね。この人が子供とからむとやけに面白い。それに温かい気持ちにさせてくれます。  最後はディズニー映画らしく気持ちの良いハッピーエンド。休日に見るのにぴったりの作品でした。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-11-16 02:34:40)《改行有》

486.  2012(2009) 《ネタバレ》  その映像体験は一見の価値アリ。  私は当時映画館に行っていないので、今回ブルーレイでの鑑賞です。テレビは49インチ?  アバターと比較されることが多いようですが、私は3D比較ができませんので、2D比較で。  序盤に関して言えば、『2012』は衝撃的でした。地球の崩壊が始まってからリムジンで、そして小型機で脱出する一連のシークエンスは、もうすごい臨場感と迫力で圧倒されっぱなしでした。揶揄ではなく、もはや尊敬の念を込めて、これは極上のアトラクションムービーです。  ただ私は『終末もの』というのがどうも苦手でして。そりゃあいつかは起きることでしょうけど、今ではないでしょうし。どうにも現実感が湧きません。もちろんバリバリのフィクションなのは百も承知なのですが、モンスターやらヒーローやらゾンビやらロボットやらが出ない映画には、どうしてもリアルを求めてしまう自分がいます。  また、どう頑張ってもハッピーエンドにはなりようがありません。ひたすら崩壊し続けていく世界を2時間以上も見続けるってのは、なかなか辛いものがあります。  終盤ゲートが閉じなくて、ジャクソンが身の危険を顧みず決死のダイブ。ミッションは無事成功。箱舟は危機を脱し、人々は喜びに湧きます。それは良いです。ですがその直後ジャクソンが生還するのを、みんなが固唾を呑んで見守るそのシチュエーションの意味がわからないのです。そして無事戻ってきたときの大歓声。なんで?この人たちの強引な密航がすべての原因でしょう?そのせいで何万人という人の命が危険に晒されたわけですよね?感動ポイントがまるでずれていて、終盤はまるで気持ちがついていきませんでした。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-11-08 23:41:27)(良:2票) 《改行有》

487.  13日の金曜日PART6/ジェイソンは生きていた! 《ネタバレ》  いや、ジェイソンはしっかり死んでいたんですけどね。余計なことして生き返らせちゃったんですよね。まじでいらんことすんなよってストーリーです。  こちらはPART4からの正統な流れを汲む続編っぽい感じですね。  事の発端はトミー君の自己満足。土葬ではなく火葬にしたいと我儘を言うトミー君のせいで大勢が犠牲になります。なのにトミー君は『忠告してやっている』『助けてやっている』と口には出さずとも終始そんな上から目線の立ち振る舞いで、なんだか共感しづらい主人公。警察は警察であまりにも話を聞かないのでそこもイライラ。こーゆーB級ホラーで登場人物がアホだったり自業自得だったりするのはもはやお約束ではありますが、今作は特にひどい。  怯える子供を励ます善良なキャンプ指導員のお姉さま方。今作ではしっかり指導員としての仕事もこなしています。そんな好感の持てる若き指導員のみなさま、及び娘思いの父親であり保安官、次々と悲惨な殺され方をしちゃって本当にかわいそうです。  その一方で、静かに眠っていたジェイソンを叩き起こした一級戦犯のトミー君はヒーロー扱い。  そんな理不尽なところも含めて、うん、面白かったです。  どーでもいいですが、久しぶりにサービスカットはほぼ皆無となっております。[DVD(字幕)] 7点(2020-11-08 18:08:03)《改行有》

488.  新・13日の金曜日 《ネタバレ》  平均点が大変低かったので期待していなかったのですが、悪くなかったです。というか良かったです。  登場キャラが多く、そのほとんどが殺されちゃうのでスラッシャーシーンが豊富。更には女の子のサービスカットも豊富。完結しちゃった13金シリーズを新しい形で復活させようと意気込みが伝わってくる作品です。  ただ、息子を殺された父親が、殺した犯人を放置で、それ以外の人たちを血祭りにあげていくってのはどうにも腑に落ちません。息子殺しのヴィクターを真っ先に的にかければ動機がはっきりしちゃうので、それを避けたかったのかもしれませんが。だとしたら無差別に殺して回るはっきりとした動機をラストに明かしてほしかったです。  この作品は13日のスピンオフ的立ち位置になりそう。  初代13日の金曜日が、『息子を殺された母親の復讐劇』で幕を開けたことを考えれば、今作のプロットはまさにその流れを汲むものだと言えそうです。  だとすると、PART6でまた元のジェイソンに戻したのは、あの太っちょ君にホッケーマスクをかぶせても、あまりにもイロモノすぎてホラーにはなりえないことが一番の要因だったりして。[DVD(字幕)] 7点(2020-11-08 17:29:10)《改行有》

489.  ナイトクローラー 《ネタバレ》  終始居心地の悪さを感じる映画。  主人公のルイスは登場時から狂気をはらんでいて、目的のためには手段を選ばない人物であることが窺えます。頭は良い。クレバーなものの見方をする一方で、ここぞというところの勝負強さ、度胸もある。彼の一挙手一投足から目が離せません。  ストーリーだけをなぞれば、人生のどん底にいた男が、努力と頭脳と執着心だけで成功していくサクセスストーリー。  ですが、普通のサクセスストーリーを見た後の幸福感や満足感みたいなものは微塵も感じられません。見ている側まで悪事の片棒を担がされたような変な後味が残ります。  この映画を見始めて、ルイスが暴走し始めたとき、彼が取り返しのつかない失敗を犯し、破滅する未来しか予感できなかったのです。でもルイスは失敗しない。最後まで成功し続けます。そのストーリー展開が意外と言えば意外。こーゆータイプの人間は大抵ラスト破滅するのに。  最後に会社として成功し、新入社員たちと共に会社専用のバンに乗り込んで街へ走り去っていくシーン。ここまできて、やっと変な緊張感から解放されたという安堵感を感じます。[DVD(字幕)] 7点(2020-11-08 14:51:02)(良:1票) 《改行有》

490.  30デイズ・ナイト2:ダーク・デイズ<OV> 《ネタバレ》  続編は見る気なかったのですが予告が面白そうでしたのでやっぱ観ることに。  リベンジものっぽかったので、スカッとできるかなと思いまして。  導入部分はサイコー。前作の生き残りステラ。復讐かつ吸血鬼撲滅の第一歩としての地道な講演活動。その講演に紛れ込んでいる吸血鬼を太陽光で文字通り炙り出す演出がかなり良い。  吸血鬼へのレジスタンスみたいなグループと合流してからは次第に物語は失速。いや、このレジスタンスみたいな組織が思っていたより大分しょぼいんです。人数も少ない。計画性もあるんだかないんだかよくわからない。なんだか期待はずれの連続なんです。  もちろんホラーとしては及第点です。悪くないです。ただ今作には復讐に燃えるバンパイアハンター御一行様とバンパイアの熾烈な戦いを期待したのですが、防戦一方、敗戦濃厚でちょっと暗すぎ。地下襲撃にしろ、船襲撃にしろ、無計画かつ無謀な戦いばかり挑んで仲間を失うばかり。こーゆー閉塞感を期待して見たわけじゃないんですよねー。ホラー、サスペンスとしては面白かったのですが、期待していたストーリー展開ではなかったなー。  VSリリスに関してはご都合主義も良いとこです。あれだけいた吸血鬼たちが一人も出てこないで、なぜかリリスとタイマン形式に。ちょっと不自然が過ぎませんか。  前作の感動的なラストを台無しにするオチもいかがなものか。  とまあ面白かったのは認めますが、見た後の満足感は正直いまいちなものでした。[DVD(字幕)] 7点(2020-11-07 01:11:34)《改行有》

491.  13日の金曜日・完結編 《ネタバレ》  このシリーズは全部見ていたつもりだったのですが、完結編だけ見ていなかったみたいです。  さすが完結編だけあって、過去最多の犠牲者数。更に、前半のエロシーンで結構尺を取られちゃったせいで、ジェイソンがかなり忙しそうでしたね。『こりゃあてきぱきやらんと、終わらんぞ』とジェイソンの心の声が聞こえてくるかのようです。  とゆうことで、今作のジェイソンの働きっぷりといったらもはや職人芸。流れ作業のようにかたっぱしから標的を片付けていきます。どうやらジェイソンはまたまた少しレベルが上がったようですね。マッチョ度、タッパ、過去最高。パワーも申し分なし。  それにしてもこのシリーズ、『遊びに来た若者』だけでなく、現地の人々も結構犠牲になるのが不思議。じゃあそこに住んでいて今まで無事だったのはなぜ?という素朴な疑問が浮かんできます。まあ、いいか。  今作は魅力的なおねーちゃんもいっぱい出てきますし、子供も戦います。妹の敵討ちの人も登場します。キャラも豊富なら、殺し方のバリエーションも豊富。ここまでの4作品の中では一番エンターテイメント性があるかもしれませんね。  とは言え、やはりこのクオリティに8点はつけづらいので『3』と同じ7点。でも個人的にはこちらのほうが面白かったです。[DVD(字幕)] 7点(2020-11-06 23:07:03)《改行有》

492.  13日の金曜日PART3 《ネタバレ》  子供の頃見たときはトラウマになるほど怖かった作品。おそらく当時は『最後1人になってしまう』というシチュエーションがたまらなく苦手だったんだと思う。終盤にみんな殺されちゃって、クリスとリックが戻ってきたときにはすでに2人だけ。異変に気付くも頼りのリックは早々と殺されちゃって、ジェイソンとタイマン。これが凄く怖かったのです。  今となってはベタですが、『いくらアウトローでもこんなやつらいねーよ。』ってゆうバイカー達にからまれ、その人たちが腹いせに車のガソリンを抜いちゃうのが伏線に。もしかするとこーゆー『ホラーの定石』みたいなもんは昔からあったのかもしれませんが、それを世に広く浸透させたのはこのシリーズかもしれません。だとしたらとても偉大なシリーズですね。  ジェイソンは少しレベルが上がったようです。  ジェイソンはデブオタクを倒した。  ジェイソンはLv.2になった。  ムキムキ度が2上がった。  身長が3上がった。  デブオタクは何かを落としたようだ。  ジェイソンはホッケーマスクを手に入れた。  今見ると怖さより懐かしさのほうが先に感じられちゃうのですが、子供の頃に見たときの衝撃そのままにこの点数。  最後湖から現れたジェイソンに襲われるシーンは頭がおかしくなったクリスの妄想ってことで良いのかな?[DVD(字幕)] 7点(2020-11-06 09:07:00)《改行有》

493.  テラー トレイン(2008) 《ネタバレ》  幽霊系かと思ったらスラッシャー系。それもホステルタイプの理不尽サスペンス。旅人を誘っては列車に連れ込み、臓器を勝手に抜き取ってお客さんに移植しちゃう。怖い怖い。  とは言え、今作の主人公御一行様、ちょっと自業自得な側面があったりします。そもそも試合前に規則を破って夜遊びし、結果乗るはずだった電車に乗り遅れちゃったのが事の発端です。  一番かわいそうなのはコーチ。規則を破った人たちのために、乗るはずだった列車に乗れず、最初の犠牲者になっちゃうわけですから、この人だけマジでなにも悪くない。お悔やみ申し上げます。  この映画は『悪魔のいけにえ』や『ホステル』と同じで、9割はやられっぱなしバイオレンスなのでフラストレーションはたまります。ただし最後に復讐を遂げるので、一応のカタルシスが得られます。  ただ仲の良い女友達の一人がわけのわからん兵士たちに拉致られたままなのが後味が悪い。死んじゃった人たちはもう仕方がありませんが、生きている人は救ってほしいものです。  いっそ国際問題に発展させて、アメリカという国の力を使い、この違法な組織とどこぞの腐れ兵士達をまとめて粛清するくらいの面白さがあっても良かったかもしれません。[DVD(字幕)] 7点(2020-10-23 14:16:30)《改行有》

494.  13日の金曜日PART2 《ネタバレ》  ジェイソンLv.1って感じですね。  装備は『布の服』と『紙袋』。体はひょろひょろ。こいつなら勝てます。  特にジェイソンが姿を現してしまうと恐怖が半減しちゃいますね。姿が見えないときの緊張感はなかなかだと思います。  若者たちがキャンプ地に集まる。一人ずつジェイソンに殺される。これこそが13日の金曜日のストーリー。理由なんていらないんです。有無を言わさない殺人鬼のほうが恐怖を感じるものです。  『2』ではキャンプ地に集まってくる殺され要員が前作の倍以上に。ジェイソンがんばれって思っていたら、あれあれ、半数以上は街にくり出しちゃいました。そして惨劇を免れてしまいます。うーん、これは良くもあるし、悪くもあるなー。  ここで運命が分かれてしまう残酷さを感じられるのは良い。ですが多くの人が助かっちゃうので、肩透かし感は否めません。  それでも私はこの作品『1』より好きです。  ファイナルガールのジニーの登場シーン。車のエンジンがかかりません。この伏線に思わずニヤニヤ。これが『肝心なときにエンジンがかからない。』というホラー映画の常套手段の先駆けとなったのでしょうか。  このシーンを子供の頃見たときはいっしょになってめっちゃ焦ってハラハラした記憶があるんですが、今回はなんだか嬉しくなっちゃいました。[DVD(字幕)] 7点(2020-10-11 01:03:57)《改行有》

495.  スペル 《ネタバレ》  コメディタイプのホラーとしては及第点。しっかり怖がらせながらも、鼻血ブーや悪霊のダンスでちょっと休憩。びびらせすぎない、悪ふざけし過ぎない。シリアスとユーモアのバランスが良い。これが中途半端と受け取られる場合もあるでしょうが・・・。  個人的にはしっかりホラーとしてドキドキしながら鑑賞し、それなりに楽しい時間を過ごしました。  ただ、『怖がらせる』というよりは『びっくりさせる』ことでそれを怖さと錯覚させるちょっと卑怯な感じ。そもそもアメリカ製のホラーはお化け屋敷的演出が多いんですが、今作は特にその傾向が強いように感じられます。  それから、グロいのは平気なんですが、気持ち悪いのはちょっと苦手。おばあさんの登場シーンとか。ハエinノーズとか。ハエinマウスとか。生理的な嫌悪感が半端ない。  批判を並べちゃいましたが、そんなことを含めながらも見ている間はずっと面白い。理屈抜きで楽しめる感じ。あまりに理不尽すぎる逆恨みに、運が悪すぎる主人公をずっと応援できたのが良かった。  他の人に呪いを押し付けることもできない主人公。大口案件を潰したライバルにさえ情けをかける主人公。気は強くとも根は優しい。そんな主人公が『ブス』という批評がある中、私はちょっと好みのタイプだったりするわけで。うん、かわいい。そんな主人公が死の呪いをかけられちゃうあまりに理不尽すぎる導入。そしてあまりにひどい数々の仕打ち。ラストくらいはハッピーエンドで終わっても良かったんじゃないかと思うわけです。こんな心優しいチャーミングな女性を地獄に落としてバッドエンディングにするような映画かね。バッドエンドが受け入れられる映画とそうでない映画がありますが、これは完全に後者。  あとついでに言うと、ボタンの入った封筒が車の中に置き去りになっちゃっているのは容易に想像できるわけですが、てっきり彼氏にボタンをあげたことになって、彼氏が犠牲になっちゃうのかと思っていましたが、そうならなかったのは逆に驚きです。[DVD(字幕)] 7点(2020-10-01 12:08:38)(良:1票) 《改行有》

496.  ゾンビスクール! 《ネタバレ》  パニックものとして、ゾンビ映画として、なかなか面白い作品です。  評価が低かったのであまり期待はしていませんでしたが、悪くないんじゃないでしょうか。  最初はコメディ色強くてどーかなと思ったのですが、後半になるにつれて真面目に逃げよう、戦おう、協力しようという姿勢になっていくのが悪くないです。パニックが起きるまでがスピーディなのもプラス評価。三輪車こいでる女の子のシーンとか、恐怖演出もまあまあ。こーゆー作品でよくあるイライラさせられるような行動もそんなになく、考えて、走って、戦って、みんなよく頑張ったと思います。  惨殺シーンが序盤のみってのは、ゾンビファンからしたら物足りないところかもしれないですね。  私は『サバイバル』『脱出』『反撃』のカタルシスをゾンビ映画に求めるので、惨殺描写の少なさってのが、そこまで気にはならなかったです。  学校から脱出した後のひと悶着は正直蛇足。だったら学校内でのパニックエピソードを増やし、学校内でのサバイバルに徹したほうが良かったと思います。  あと内容とは関係ありませんが、個人的にイライジャ・ウッドのような有名な俳優さんが、こーゆーバリバリのB級映画に出演してくれることが結構好きだったりするので、その辺はプラス評価です。[DVD(字幕)] 7点(2020-09-28 01:28:25)(良:1票) 《改行有》

497.  ケース39 《ネタバレ》  『エスター』が比較対象になるようですが、個人的には『オーメン』を思い出すオカルト作品。  ストーリーとしては保護対象者だった少女がすべての元凶というよくある話。少女が自身の幸せのために邪魔な人間を殺していくというのであれば、ドラマに深みが出るかもしれません。実際は、少女=悪魔みたいな設定で、少女は無関係な人間も無差別に殺していきます。しかも特別な理由はなさそうです。実の両親の兄弟姉妹でさえ皆殺しにしています。そんなことをすれば自分の身だって危うくなりそうなものですけどね。  最初の両親が実の両親にも関わらず、自分達やエミリーが『つなぎ』みたいな発言をしていたのが謎。わかるはずないんですけどね。  とまあつい粗探しをしてしまいましたが、オカルト系サスペンスとしてはなかなかの秀作。  『幻覚を見せる』『千里眼』このたった二つの能力だけで多種多様な恐怖演出の数々。終始飽きることなく楽しめます。  ですので、途中で少女が怪力を発揮したりするのは興が醒めます。ついでに言うと、ずっと少女の姿のままでいてほしいものです。終盤になるとちょいちょい悪魔の姿を見せるので興醒めです。アメリカ映画の悪い癖。なんでも視覚化しようとする。絶対少女のままのほうが怖くて不気味なのに。その姿のまま海に沈めてしまえば、変な後味の悪さだって感じることができたかもしれないのに。もったいない。それにこーゆーテイストでいくならバッドエンディングでも構わないと思いますよ。少女が次の里親のところでにっこり笑うところでエンディングにしたほうがこの映画のテイストに合っている気がしますけどね。[DVD(字幕)] 7点(2020-09-22 03:25:17)《改行有》

498.  サブウェイ123 激突 《ネタバレ》  思っていたより面白かったです。ここでの評価が低かったので、どうかなと思っていたのですが。  オリジナルがあってこその低評価。なるほど。どうしてもリメイク作品は厳しい目で見られがちになるものですから、多少低評価になるのは致し方ないかもしれないです。  パニックムービーとしてもクライムムービーとしても及第点。これ単体で見れば悪くない作品じゃないでしょうか。  演出がパワー不足なのか、やや盛り上がりに欠ける気はします。ですが最初からずっと、それなりの緊張感を絶やすことなく、最後まで楽しませてくれます。  私怨をはらし、利益も追求する。激情家に見せてその実計算高い。そんなクレバーな人物を流石の演技力で魅せるトラヴォルタ。  一方、一般人でありながら、存在感のある主人公を見事に演じていたデンゼル・ワシントン。  この2人が主演を務めたからこその面白さもあるかもしれません。  面白けりゃなんでもよい私にとって、この作品とは相性が良かったみたいです。  唯一難点を挙げるなら、暴走する無人列車そっちのけでライダーの追跡をしちゃうガーバーはキャラに合っていない気がしました。違和感を感じます。人命最優先ではなかったのでしょうか。だったらすぐ本部と連絡をとって状況を説明するのが先決ではないかと思うのですがね。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-09-19 09:07:49)《改行有》

499.  復讐捜査線 《ネタバレ》  緊張感あふれるサスペンス。メル・ギブソン世代なので、彼が頑張っているだけで嬉しい。  今作はエンターテイメント作品というにはストーリーは重いし暗い。タイトルに『復讐』の2文字が入っている以上は、なんらからの悲しいエピソードは予想されるのですが、それにしてもオープニングの悲劇はけっこう辛い。  ただ暗い話ながら、黒幕とは全員きっちりカタをつけるので、復讐のカタルシスは得られます。  そしてすべての真実は新聞社のもとへ。ラストにこのシーンがあるかどうかで見終わった後の感想がまるで変わってくるでしょう。  中盤までは謎ばかり。ヒントも少なめ。ですが最後は点と点がつながって線になり、画になり、ちゃんと全体像をきれいに見せてくれます。  かなり真面目に作られているので、その分ややテンポが犠牲になっている部分があるかもしれません。だれそうになることもしばしば。しかしだれそうになるとショッキングな事件が起きるので、緊張感が途切れることはありません。  小さい頃の娘の幻影がたびたび出てくるのが悲しい。これがドラマとして悲しさや深みを与えています。クレイブンの最期のときには娘が迎えに来てくれるのが救い。  政府側だったはずの証拠隠滅係みたいな人の最期が壮絶。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-09-10 13:33:36)《改行有》

500.  ウォッチメン 《ネタバレ》  『ウォッチメン』だけならまだしも『ミニッツメン』とやらまで過去にいたようで、その両方が冒頭の回想シーンに登場。これは混乱します。  『暗い』『グロい』は映画の味なのでまだ良い。  ですが『わかりにくい』『不親切』はだめでしょう。  特に『ヒーロー』やら『超能力』やらが存在する、まさに架空のSF世界であれば、その世界観の認識がとても大事。そこを断片的な映像情報の羅列で済ませて『はい、本編』はいささか不親切。もちろん本編のほうで説明不足の部分を補いながら進行してくれるのであれば問題ありませんが、本編は本編で謎の元ヒーロー殺しの謎でいっぱいいっぱい。  更にはまだコスチューム姿とヒーロー名さえ一致していないのに、元ヒーローの方々の本名までばんばん出る始末。覚えるのが大変です。  とまあ、文句ばかり言っちゃいましたが、じゃあ嫌いなのかというと、結構好きだったりします。こーゆーの。  規格外のDr.マンハッタン。No.2はオジマンディアス。この二人は人間離れしています。  ナイトオウル、ロールシャッハ、コメディアンが強さ的には横一列でしょうか。ラストがシルクスペクター。  結構強さのバランス感覚が良くて、見ていて確かに面白い。  黒幕はオジマンディアス。なのですが、全員が手法は違えど『平和』という同じベクトルを向いているのが救い。  最も正義に対して潔癖だったロールシャッハが、合理的平和を最優先するDr.マンハッタンによりその命を散らしてしまうのは衝撃的であると同時にとてもドラマチック。  そしてすべての真実が闇に葬られたかのようにみせかけて、ロールシャッハの手記が出版社のもとに届く結末。  真相が分かった今、もう一度最初から見てみたいとも思いますが、見返すにはちょっと時間が長すぎるのが欠点。  時間を長くしすぎている原因のひとつに、Dr.マンハッタンの哲学の講義があります。この辺りをばっさりカットして、もう少しテンポよくしてくれたら8点以上の価値があります。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-08-23 02:25:42)《改行有》

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