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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
41. I am Sam アイ・アム・サム カメラがあまりにひどい。もっと素直に撮れよって感じ。裁判のシーンなんかカット割りまくるし、折角のショーン・ペンの熱演もあれじゃ台無しじゃん。泣ける泣けない以前の問題。おれが脚本家だったらブチ切れると思うぞ。5点(2003-06-18 23:05:12) 42. クレイマー、クレイマー ラストシーンが上手いですね。エレベーターのドアが閉まったところでジ・エンドになるんだけど、そのドアの閉まる方向が、メリル・ストリープが出ていく時に閉まる方向とは逆なんです。あ、もしかしたらこの二人はヨリを戻すのかもしれないな、と観客に期待を抱かせつつ映画は終わる。余韻が残るんですよ。脚本ではあの後に公園で父親と子供が楽しそうに遊んでるっていうシーンが用意されていたみたいなんだけれども、カットして大正解でしたね。10点(2003-06-18 22:39:31)(良:1票) 43. クルーレス どっかで聞いたような話だな・・・って思ってたら、ジェーン・オースティンの「エマ」の翻案なんだそうな。オースティン、流行ってたもんね。7点(2003-06-18 22:15:43) 44. ガープの世界 原作読んでなかったら、なんだこりゃ? って映画だよ。「ホテル・ニューハンプシャー」のほうが良かったなんて言うとバカ扱いされんのかしら。4点(2003-06-18 22:06:52) 45. 情婦 「マレーネ・ディートリッヒとタイロン・パワー? ヘンな組合わせ」と思いながら観ていたら、あのラストシーンがきて、なるほど、これ以外のキャスティングは考えられないわい、と納得。10点(2003-06-18 19:23:59) 46. 俺たちに明日はない なんといっても編集の妙ですね。ラスト、鳥がバサバサーっと飛び立って、フェイ・ダナウェイのハッとした顔のクローズアップ。次にウォーレン・ベイティがフェイ・ダナウェイを見つめるカット。そうすると次のフェイ・ダナウェイのカットでは表情に諦念が・・・。10点(2003-06-17 00:49:55)(良:1票) 47. 真夜中のカーボーイ ラッツォが死んで騒然としてる車内で、ひとり淡々と化粧を続けている婆ぁのカットが入るところがなんといっても。なんだか「他人様が不幸でもあたしゃ別に不幸じゃない」って言ってるみたいで。10点(2003-06-17 00:37:02) 48. ヘアー ほとんどスタンダード化してるといっていいぐらいの名曲のオンパレードで、物語そのものもしっかりしてるし、演出も破綻がない。だけどこれ、1979年の作品なんだよね。反戦映画ってあんた、戦争とっくに終わっちゃってんじゃん。なんでこんな突拍子もない時期に映画化されたのか、それがとにかく不思議で仕方ない。6点(2003-06-17 00:30:24) 49. ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ 画面に奥行きがなさ過ぎるわ、スタンダードサイズで狭苦しいわで不満も多いのだけれど、ストーリーも、それから楽曲も良かった。ジギースターダストの頃のデヴィッド・ボウイの匂いを感じました。ってリアルタイムで体験してるわけじゃないんだけどね。ったく偉そうに(^^;8点(2003-06-17 00:18:24) 50. 昼下りの情事 現時点での平均点数7.5。解せない。ひょっとしたらビリー・ワイルダーの最高傑作かもしれないっていうぐらい良く出来た作品なのに・・・。10点(2003-06-16 23:51:51) 51. パルプ・フィクション ビデオ+DVDで繰り返し繰り返し見過ぎてしまったせいか、正直、長い・ワイドスクリーンをもてあましてる等々アラもだいぶ目につくようになってしまったのですが、劇場公開当時の衝撃度を考慮して満点採点にしてみました。ティム・ロスの「ギャルソン・コーヒー!」には「やられた!」って感じでしたね。ついでに劇場ではトラボルタとエリック・ストルツの注射器をめぐるやりとりのシーンでは大爆笑だったんですよ。でもビデオだとそんなに面白く感じなかった。やっぱり映画は映画館のデカいスクリーンで観なくちゃね。10点(2003-06-16 23:23:52) 52. メリーに首ったけ 「人生は祭りだ」っていうのが実はこの映画のモチーフなんじゃないかって気がするんだけど。エンディングもそんな感じでしょ? ま、下品で耐えられないとおっしゃる方がいらっしゃるのは承知しておりますが、数え切れないほどのグラビアページを糊付けしたかつての少年にはこの程度の下ネタなど、まったく気にならないのです。9点(2003-06-08 22:40:17) 53. 普通じゃない 「シャロウ・グレイブ」「トレインスポッティング」でみせた絶妙なリズム感はどこへやら。ロードムービーにはロードムービーなりのリズムってもんがあるでしょうが。どうしたダニー・ボイル?って感じ。たしかに「普通じゃな」かった。普通以下だった(泣)3点(2003-06-07 19:32:42) 54. アイズ ワイド シャット え? なんであの夫婦なわけ? って訝しく思ったのは自分だけじゃないと思うんですが、考えるにキューブリックは「実際にヤってる間柄のふたり」を使いたかったのかもしれませんね。もうちょっと若かったらポール・ニューマン&ジョアン・ウッドワードあたりに出演オファーがいってたかも。しかしマフィア映画とはねぇ・・・。そういう話きくともう一度見てみようかなって気になりますね。6点(2003-06-02 22:57:16) 55. ハンナとその姉妹 ウディ・アレン流「三人姉妹」ですね。なんでもウディはチェーホフを崇拝しているんだそうな。でも本家のチェーホフは結構退屈だったりするんですけどね。じっさい「退屈な話」なんて作品もありましたな。10点(2003-06-02 14:27:35) 56. アパートの鍵貸します これは教科書的作品ですね。伏線の張り方の鮮やかさといい、登場人物の描かれ方の品の良さといい、もう文句なしの大傑作。こういう映画はもうつくれないでしょうね。観客がひねくれちゃってるから。おれもそうだけど。10点(2003-06-02 14:21:00) 57. マグノリア プログラムに載ってるインタビューによると、ポール・トーマス・アンダーソンはこの作品を「ショート・カッツの姉妹篇」と位置づけているんだそうな。あのね、群像劇ってのはね、自分の好き嫌いでキャラクター動かしちゃいけないの。画面が「乱れ」る原因になるから。作家的資質としてはもっとミニマルな映画のほうが向いてるんじゃない?2点(2003-06-02 14:05:48) 58. シカゴ(2002) ダンスシーンで、どうしてもキャサリン豚ジョーンズにワンテンポ遅れをとってしまうレニー・ゼルウィガーの姿が歯痒かった。「ベティ・サイズモア」以来のファンなんだけど。ただハスキーな歌声はとっても良かった。ドリー・パートンみたいでね。意外な収穫はジョン・C・ライリー。役柄広げましたな。6点(2003-06-02 13:54:39) 59. アニー・ホール エスプリのきいた台詞。あえてクロノロジーを解体した構成。スプリット画面を飛び交う会話。すべてが一級品。お子ちゃま向けSF映画なんぞにオスカーやらなかったアカデミーは絶対的に正しい。10点(2003-06-02 13:30:39)(良:1票) 60. テルマ&ルイーズ 「俺たちに明日はない」のフェミニズム解釈ってところですかね。女・女って言わないでよ。そんなのフェアじゃないわ。でもエッチはイカせてくれなきゃいやっ♪ ってところがすっげぇ身勝手に感じられるんですけどね、男としては。というわけで、マイナス三点。それにしてもリドリー・スコットはホント雨が好きだねー。「あめふらし」って呼んだげる。7点(2003-06-02 12:44:44)
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