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プロフィール
コメント数 292
性別 男性
自己紹介 PoorReviewにお付き合い頂きありがとうございますm(_ _)m
感動系・激情系・小説系・サスペンス系・お笑い系・ブログ系等々
色んな形のレビューがあってもいいと思う。

ここ最近のレビューは主観的な目線から客観的な目線に変わりました
例えば、【あれが嫌い】【これが好き】【何かの作品に似てる】
【何々を足して2で割った様な…】【現実的に有り得ない】
【脚本がバラバラ】【駄作】【クソ映画】等々、
ワザと狙ってコメしない限りはもうやらないですね┐(´~`;)┌

素人の目で批判ではなくレビューを心掛けますd(°-^*)⌒☆

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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12345678910
投稿日付順12345678910
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41.  ボーン・アルティメイタム 《ネタバレ》 1作目を見た時、正直けなしたんだけど本作を見て 3部作を総合的に評価するとこの点数が妥当である。 それほど今作のTHE ACTION!!は素晴らしいの一言に尽きる。 何しろ余りにも目まぐるしい映像のRUSHでありながら 少しも嘘が感じられず嫌味がなく 音・映像・演出・脚本と非常に練られた構成で・・・もはや唸る以外言葉が出ない。 確かにボーンのトレッドストーンに志願した経緯や ナゼあそこまで束の間の恋で結ばれたマリーを想い 自分をキルマシーンに仕立て上げた黒幕を追い続けるのか?と 穿った疑問も当然の如く噴出してくるが『そんなの関係ネェーー!!』 とばかりに雪崩の様に押しまくる☆COOL&STYLISH☆な映像に 弱りきった心臓をワシ掴みにされ完全に☆KNOCKOUT☆だ!! ・・と言う訳で本作は間違いなく新世紀の☆STANDARDACTION☆を確立した 記憶に残る作品として10点を献上したい所だが、 なにげにラストのニッキーのほくそ笑む姿に激しく同意しつつ あり得ない次作にチョッピリ期待して9点献上としたい!! ・・・そんなコメントを考えつつ劇中のボーンの如く 劇場を足早に去って行った俺。[映画館(字幕)] 9点(2007-12-08 00:06:20)《改行有》

42.  バイオハザードIII 《ネタバレ》 いやぁ~忍耐の連続でした。。 なんの?って勿論ネタ満載のこの作品にw 全て予定調和のアクションシーンには何の新鮮味もない。 しかも元がゲームだからと言って必要の無いシーンに 五月蝿いほどのBGMをブチ込んで分かり過ぎる程あざとく効果音入れて 『それっ!驚け!!』と言わんばかりの演出には欠伸しか出ないw それと一番やっちゃいけないのがアクションネタが尽きたからといって 超能力使って敵倒しちゃイカンでしょ。。 それとやっぱゾンビって暗い夜の密室空間が一番似合うと思うんですよ。 それを陽光煌く砂漠のど真ん中でマッドMAXもどきの アクションひけらかしたって映えるワケネェーちゅーの!! しっかし、どぉ~なんでしょうねぇ・・芝浦って。。 やたら中年太りのウェスカーが議員になって東京の地下深くで秘密会議w 最後の最後でコメディな姿勢に正直ワロタw 次もやるんですか、このヘタレなノリで・・。 もぉ~えぇがな。。┐(´~`;)┌[映画館(字幕)] 3点(2007-11-03 23:43:27)(良:1票) 《改行有》

43.  コラテラル コラテラルという言葉を英和辞書でひも解くと『二次的』『副次的』 とかいまいちピンと来ない言葉が出て来る。 こんな聞き慣れないタイトルつけたもんだから余計に考えちゃうじゃないの。 なんか他にないのかと思って詳しく調べてみたら『巻き添え』という言葉が出てきた。 なるほど~巻き添えねぇ・・・でもこれじゃあストレート過ぎるよねぇ。 2人の主人公の内の1人、タクシー運転手のマックス。 将来、独立して高級リムジンを購入し自分の顧客を得て金持ちになろうと 夢を見つづけて12年も経過してしまった所謂負け組の典型的な一例だ。 対してもう1人の主人公、トム君演じる殺し屋のヴィンセント (トム君にしては珍しい悪役でしかも実年齢より老けた役) は己の信念を貫き通し成功の為には手段を選ばない現実主義者であり 世に言う勝ち組のセオリーを体現している人物だ。 この負け組と勝ち組の象徴の様な2人がひょんな事から 一晩を共にしその結果その後の人生が『二次的』『副次的』に 変化するという事の暗喩として繋げているという訳なんですな。 プアな英語知識しか持ち合わせていない私の様な 一般的な日本人にとっては中々分かりづらいタイトルだったけど 邦題にアテてもこれ以外のタイトルはアテづらいというのが 全編を見通して納得しちゃいました。 いやぁそれにしても序盤に乗り合わせた女検事アニーとのプチロマンスが どんな風にストーリーに絡んでくるのかと思ったら 最後の最後で・・・まぁこれ以上は見てのお楽しみってやつですかね。 マイケル・マンって監督、前にも【ヒート】でデ・ニーロと パチーノの2大俳優を配したクライムアクション映画を撮ってたけど こういうタイマンを張った映画を創らせたら右に出る者はいないって感じですな。 久々に正統派クライム・サスペンスを堪能させて頂きました。 ・・てな訳で率直な評価として8点献上。[DVD(吹替)] 8点(2007-10-24 22:49:40)(良:1票) 《改行有》

44.  ホステージ B・ウィリス=DIE HARDという図式が どうしても外せないのはB・ウィリス本人が一番分かってる筈なのに こういった刑事サスペンスものに次々と出てしまうのだから 余程バカなのか自信があるのかのどちらかだ。 本作も例に洩れず忘れようと思っても観客の思考は 常にDIE HARD的アクションをB・ウィリスに期待してしまう。 特に冒頭のボサボサグジャグジャのヤンキーな交渉人姿をエピソードとして 観客の脳裏に焼き付けておきながら現赴任先(左遷先か?)の僻地の署長姿を まさに唐突にDIE HARDそのものの出で立ちにクラスチェンジ(?)しているのだ。 これを見せ付けられた時点で観客は『よ~し!来たぞぉ~!!』と DIE HARDモードに突入していると言うのに『あれ!?あれれ!?』 という違和感と虚脱感に徐々に侵されてそのギャップに拒否反応を示し 作品をどんなにホラーやクライム、はたまたサイコで脚色し演出しようとも 負のイメージしか生まれてこない。 むしろテーマを盛り込みすぎて風呂敷を広げ過ぎてしまった感があり どのような収拾をつけ幕引きを迎えるのかという 嫌悪感からの興味が増すばかりだった。 今更ストレートなネゴシエートサスペンスを見せたのでは近年、 客に飽きられてる感もあり敢えて承知の上でこの様なテンコ盛りの脚本と 演出方法に着地してしまったのであろうが過分に食傷を来たした。 現実に親娘共演を果たしたB・ウィリス (母デミ・ムーア似の長女ルーマー・ウィリスが娘役で初共演) 本人も製作に携わっていながら心中では察していたのではないか? そんな印象を強く受けた作品だ。[DVD(吹替)] 4点(2007-07-09 23:24:28)《改行有》

45.  16ブロック 汚職警官・黒白コンビ・ニューヨーク・逃亡劇・バスジャック ・相方のマシンガントーク・裁判前の悲劇・・・・とまぁベタもベタ、 ギザベタな展開に半ばうんざりしつつも最後まで見れてしまったのは やはりB・ウィリスの役者魂炸裂のなせる業と言った感じか。 だけどまぁ女性ウケは決して無いというか最初から狙ってないんだろうね。 思い起こしてみればダイ・ハード4で本作をパロった台詞喋ってたけど なるほどねぇという展開で妙に納得。 DVD特典については賛否両論あると思うが、 私的には特典のバッドエンディングの方が良いかな。 あれの方がより一層主人公が引立つし全体の脚本から想定すると何より納得できる。 B・ウィリスの演技が好きな人それも刑事ドラマものを じっくり腰を据えて楽しみたいと言う人にお奨め。[DVD(吹替)] 5点(2007-07-05 19:56:22)《改行有》

46.  Mr.&Mrs. スミス いやぁ・・こんなのアリ!?っていうくらいの2時間に渡るノロケ映画。 でも考えてみたんだけど実際、夫婦って相手の事どれくらい知ってんだろう。。 うちもコレの比じゃないくらい秘密あんなぁ~( ̄ー+ ̄)♪ 5~6年ていうのもちょうど倦怠期の時期で個人的にも考えさせられたぁ。。 お互いに見えない壁に気付きつつ何となく毎日を過ごしてるソコのご夫婦! 必見ですぞ(^_-)-☆ [DVD(字幕)] 7点(2007-06-26 23:18:31)《改行有》

47.  “アイデンティティー” 《ネタバレ》 いやぁまぁ何と云いますかぁ・・捻りに捻った挙句、 1回転しちゃいました・・・みたいな。 多重人格もののサイコホラーの見せ方としては すごく上手く出来てるし設定も上手いんだけど ゴースト(脳内)オチと言うのが気に入らない。 ただミスリードとしての使い方は正直卑怯ともいうべき 姑息な程使いまくり、何かおかしいぞと気付き始めた時に 精神異常者のゴースト(脳内)を見せ付けちゃいました・・・ ・・ってそりゃないだろ!ていう納得のいかない不条理さを 感じた時にタイムアウト!!みたいな逃げ切り方が何とも秀逸なつくり。 配役も秀逸でJ・キューザックとR・リオッタが出てくれば前者は善人で 後者は悪人という業界の常識的な配役で大体ストーリーが読めちゃうんだけど この作品はそこまでミスリードのひとつとして成立させている。 惜しむらくは鍵の№が10・9・8・7・6まできて いきなりオチで1が来ちゃった事。 あと4人はどないしたんねん!!・・って重箱の隅を突く事言っても 既にしゃーないか( ̄Д ̄)y-~~~ケッ!見事にハメめられたぜ! ・・てな訳で玄人好みのサイコホラーサスペンスとしては 高得点を上げたいところだが、素人の私としては7点献上![DVD(吹替)] 7点(2007-06-23 23:11:34)《改行有》

48.  ダイ・ハード4.0 コンビニで買うおにぎりの袋の開け方を年配者に説明する場合 普通は袋のタグを下ろすのだがジョン・マクレーンと言うキャラは 背部からむしり取る様に開けてしまうのではないか。 要は説明なんか何も必要なく知恵と勇気を振り絞り 己の体力を頼みに自らの運命を切り開くタイプだ。 この作品のデジタルに対するアナログの構図として 御齢52歳に達したB・ウィリスはまさにうってつけの役者だ。 つまり歴代の作品の中でキャラの成長を見事に踏襲し 娯楽作品として巧く昇華させている。 しかしまぁB・ウィリス、老体に鞭打ちながら良く頑張った。 本人のインタビューからも窺い知れるが、 やはり今回の撮影は相当ハードで生傷が絶えなかった様だがその甲斐もあり 極限状況からの生を勝ち取る伝統の姿は本作品でも充分表現されていた。 これもやはり娯楽作品の王道とも言うべき 勧善懲悪という枠を外す事なく上手く継承されているからだと思う。 B・ウィリスの脇を固める役者陣も中々個性的なキャラが揃っていて 良い味を出しているし主人公を潰す事なく巧く挽き立てている。 また邦題の4.0という付け方も見事に 作品の内容を連想させるキーワードでニヤリ♪とさせられる。 ・・という訳で大作の続編という名に恥じない見事な 娯楽アクション作品として没個性的で月並みな点数ではあるが7点献上。[映画館(字幕)] 7点(2007-06-23 22:25:33)《改行有》

49.  ドミノ(2005) 始まって10分頃、元から見る気もないのにカミさんが聞いてきた。 「これどういう映画?」答える俺「う~んアクション映画。。」 その時の俺はジャケ写に書かれていた賞金稼ぎがどーたらこーたらで 主人公のキーラがバリバリのニキータもどきに銃撃アクションをブチかまし ミッドナイトランもどきでロードムービーバリバリのデニーロの如く 珍道中イキまくりな作品なんかなぁと淡い期待を描いていたワケ。 約2時間後、その期待は見事に裏切られショボついた眼をこすりながら 序盤のキーラの半ケツを想い描く事しか浮かばなかった。 ・・・てな訳でカット割のウザさと複雑な時間割のストーリー、 無駄なフラッシュバックと早回しのカメラにウンザリして-8点。 しかし、2大ジジィ俳優の意外な活躍に敬意を評し+2点で4点とする。[DVD(字幕)] 4点(2007-06-19 20:53:50)《改行有》

50.  トゥモロー・ワールド いやぁ驚いた。何が驚いたって?映像技術以上のものに・・・。 確かにこの作品の最大の特徴でもある長回しの手法は 目を瞠る程のライブ感溢れる映像RUSHに帰結して正直腰を抜かされるが、 子供が生まれなくなったという恐怖感を煽りながら 十重二十重にも厚いオブラートに包まれたかの如く 主人公が神話的に放浪しながら最後の楽園に辿り着くという 見えにくいテーマの奥底に内包された尊大な宗教観が見えた時 『あぁ・・またか。。』という諦観と共に堪らなく嫌気が差す。 さすがは12世紀から800年以上も宗教戦争を繰り広げて来た国家である。 映画の中にまで宗教的プロパガンダを持ち込むなと声を大にして言いたい。 映像技術的には10点であろうが、テーマ的に最も嫌いなジャンルとして 『いろんな人に警告したい映画』の基に2点とする。[DVD(吹替)] 2点(2007-06-18 23:10:24)《改行有》

51.  テープ エイミー≧ビィンス&ジョンという構図。 口惜しいけど♀から見て♂という生き物は いつまでたってもガキなんだなと結論。 傑作と認めながらも♂のささやかな抵抗として-1点とし9点献上。[DVD(吹替)] 9点(2007-06-17 23:36:57)《改行有》

52.  イントゥ ザ ブルー まずジャケットを手にして一番最初に目に入るのがジェシカの水着姿。 この垂涎物のジャケ写だけで男性諸君のエロ魂をキャッチ!! こういう選び方をするのはエロDVDと音楽CDだけですな。 内容?まぁええですわ。。 語るほどのストーリーでもなし・・。 そこそこにジェシカの水着姿とポールのムキマッチョな裸体が拝めるので まぁそうだな・・・ラブホなんかで見れば結構イケるかな。 今回これと一緒にファンタスティック・フォーを借りちゃったのよ。 理由は言わずと知れたジェシカ見たさってやつ? でもねぇ、新作で借りちゃったからレンタル代高いのよ。 見事に散財しちゃったかなぁっていうそんな作品 (^ .^)y-~~~[DVD(字幕)] 4点(2007-06-17 21:02:40)《改行有》

53.  ザ・ロック マイケル・ベイの作品にしてはまともな作品だ。 特にエド・ハリスを筆頭にショーン・コネリー/ニコラス・ケイジ/ デヴィッド・モースそれにあのマイケル・ビーンがちゃっかりと出演してて 良い役者揃いだとストーリーがスカスカでも ちゃんと娯楽しているという不思議な映画だ。 まぁこの作品はエド・ハリスあっての映画なので 彼がいなければB級以下の作品になっていたであろう。 彼の演技に敬意を表し(通常ならばこの程度の作品は5点であるが) プラス1点加えて6点献上とする。[DVD(字幕)] 6点(2007-06-16 23:31:53)《改行有》

54.  ハイ・クライムズ ミステリーの醍醐味は最後まで犯人の分からない所にあるが 多少のミステリー好きならこの手の展開は先が読めてしまうのが痛い。 だが飽きる事なく見る事が出来たのは主演の二人、 モーガン・フリーマンとアシュレイ・ジャッドに因るところが大きい。 特に今回のA・ジャッドの熱演振りには万感の思いを込めて拍手を贈りたい。 それにコレほど青アザの似合う女優もハリウッド広しと言えどそうはいないだろう。 またM・フリーマンもこういう役は些か食傷気味ではあるが 逆にこういう役こそ彼以外には考えられない程 ハマリ役であるし安心してみる事ができる。 ラストの二人の身の振り方などベタではあるが非常に興味深い終わり方をしていて 良い意味で続編を期待してみたくなる。 という訳で自宅でポテチでも食べソファにもたれ掛る様な所謂 【ながら見】が出来る作品として、また主演二人の好演を祝して6点献上。[DVD(吹替)] 6点(2007-06-10 21:09:00)《改行有》

55.  300 <スリーハンドレッド> 斬新な映像美と戯曲的な演出それに史実の実写再現とくれば聞こえは良いが、 裏を返すとK1に代表されるガチンコ勝負と3D格闘ゲームと思しき 戦闘シーンをグラフィックアートの如く魅せつけて観客の視線を釘付けにする。 手法としては面白いが史劇スペクタクルとして期待すると思わぬシッペ返しを喰らう。 また某産油国から非難を浴び物議を醸し出したと言うのもナルホドと言うべき 間違った歴史認識と歪曲化された人物像をあざとくもフラッシュを焚くが如く リアルな映像で印象付け民主国家を守るべく野蛮な専制国家を打倒するといった 正義の戦争を美化するかの様なプロパガンダ的な要素を多分に含んだ 米国擁護映画としては凡そ評価するに値しない。 この手の路線の作品に真の史実作品として正当な作品を創る事が出来ない ハリウッド映画製作環境にはもはや未来はないのかも知れない。[映画館(字幕)] 4点(2007-06-09 23:44:19)(良:1票) 《改行有》

56.  アイ,ロボット 《ネタバレ》 個人的には浦沢直樹の【プルートゥ】的なストーリーを期待してたんだけど 手塚治虫の【火の鳥】のパクリなのね。 それにしてもサニーの役割がよく判らない。 カスタムであるが故に特別な筐体と人工頭脳を与えられ博士の計画した ロボットによる革命を阻止させる言わば致死遺伝子的な立場であろうが、 だったら始めから革命などプログラムするなと言いたい。 まぁウィル・スミスのキャラがそれなりに引き立っていたので これはこれで良しとするか。。 [DVD(字幕)] 6点(2007-05-28 00:12:28)《改行有》

57.  グラスハウス それにしても点数低いなぁ・・・。 確かに私もディープインパクトで少し目立ってた女の子が かなり具合良く成長し「少しエロ入ってる♪?」と言うカルい感じで入り、 画の撮りかたも「リリーのプロモ作品で終わるのかぁ?」 と思いきや意外や意外、通して見たら結構マジメに作られたサスペンスだった。 (言い方を悪くすれば、なんの捻りもない洋画版火サスという感じだけど・・・) 私も【まぶぜたろうさん】と同じ意見でリリーだけの作品と言う範疇からは かなり大きく一歩踏み出した感じで「サスペンス映画を見せるぞ!」 という製作サイドの意気込みがヒシヒシと伝わってくる作品であると思う。 ココ最近、無理に捻った作品を作ろうとして ものの見事に撃沈してる似非サスペンス映画が多い中 こういうオーソドックスなサスペンス作品もたまには良いのでは? それにしても2001年の時点でネットの接続音が『ピ~ヒョロロォ~♪♪』って ・・いくら何でも無いでしょ。。 ・・てな訳でテレ東の常連まではオチてないけど テレ朝の日曜洋画劇場辺りでサラッと流すには 丁度具合が良い作品として大甘に上げて7点献上![DVD(吹替)] 7点(2007-05-25 22:53:17)《改行有》

58.  容疑者(2002) 特別にサスペンスでもないし特別にヒューマンドラマでもないけど スゴく丁寧に作られているのが好感触。 のっけからJ・フランコ扮するシャブ中ダメ男が画面に現れた時 「コレ本当にサスペンスなのかぁ!?」と懐疑的な目で観ていたら その後ズルズルとありがちな刑事ドラマが展開していき そこにこの放蕩息子が絡んでくる時には自然と作品の中に惹き込まれていた。 それにしても残念というか的が外れているとしか思えないのが 他のレビュワーの方達も言われている様に【容疑者】という邦題。 この作品の本筋とすればデ・ニーロ扮する刑事一家の4代に渡る 親子愛が軸となっているヒューマンドラマを見せたい訳だから 原題通り【City by the Sea】でも良かったんじゃないかと思う。 まぁそれじゃ客が呼べないと踏んだ配給会社の戦略だとは思うけど 全編を通して観た感想からするといまいち的確性に欠ける邦題だと思う。 ・・てな訳で大してサスペンスでもなく大してヒューマンでもなく だけどTVで落ち着いてポテチを食べネットでもしながらと言う様な [ながら見]が出来る映画として5点献上(^ .^)y-~~~[DVD(字幕)] 5点(2007-05-19 13:37:58)《改行有》

59.  ブロークダウン・パレス 前に麻薬密輸の罪を着せられた女性を取材しノンフィクション小説として 世に売りだした元フジ女子アナ長野智子著作の「麻薬の運び屋にされて」 を彷彿とした社会派サスペンス作品だ。 本作はK・ベッキンセール扮するダーリーンとクレア・デインズ扮するアリスが 大学の卒業旅行にタイを選び単に無知で貧乏ながら 男の甘い罠に嵌められた所謂犠牲者だ。 そんな恐ろしい現実をリアルに再現しながら極限状況の中での 過酷な体験を経て2人の女性が自分を発見していく過程を 緊迫感溢れる演技で描いている。 ただ如何に因果応報な事象とは言えタイの麻薬に対する法律には厳しいものがある。 さらに主人公2人の濡れ衣は痛いほど分かるから余計に深刻。 実際にこのようなケースは結構多いらしく現在でも多数の人達が 言われなき罪により異国に収監されているという事を聴いた。 本当の意味での救済として人生の20代~30代という大切な時間を 無益に奪われてしまう人達を何とかしてやれないものかと 考えずにはいられない作品だ。[DVD(字幕)] 7点(2007-05-19 13:31:46)《改行有》

60.  ブレードランナー/ディレクターズカット<最終版> 後のSF作品に多大な影響を及ぼしたと言われる本作品の世界観は 背景や設定・美術等全てを含めて独自の路線を確立したと言える。 それもこれもリドリー・スコットの銀シャリ映像が成せる業。 2019年・・・今が2005年とすると14年後の世界であるが 流石にここまでの世界にはなってはいないと思うが 82年当時の感覚からすると21世紀はこのぐらいの進歩(?) を遂げていて当然と思われていたのだろう。 寧ろ現代の状況を鑑みれば科学の進歩はある意味停滞(低速)気味だ。 「人は記憶でのみ人と足り得る」 人とレプリカント(サイボーグ)を分ける重要なキーポイントとして 押井守監督作品【GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊】の 人形遣いがこの言葉を上げていた。 正に本作のレイチェルやロイもこれに相当する。 人より並外れた頭脳と体力を持ちながら寿命は4年。 劇中タイレル博士のロイに言った言葉「美しい火は早く燃え尽きる」 これは彼らにとって死の宣告以外の何者でもない。 この時のロイの心情は癌宣告を受けた患者以上の失望感と 絶望感と屈辱に苛まされた事だろう。 そして彼等に対する生きる目的は何なのか?という問い掛けはもはや愚問に近い。 生きるだけに足掻くことが唯一、生きる目的なのだと。[DVD(字幕)] 9点(2007-05-08 22:22:37)《改行有》

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