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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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41.  恋におちて 見直すたびに良いところが発見できる「待ち合わせ映画」の決定版。携帯電話が普及した今となってはもうこのような作品は作れない。「泥棒成金」とか「トップガン」とか女の人が車を運転するシーンが妙に記憶に焼きつく私としては、土砂降りの雨のなか遮断機が降りてくる踏切で急ブレーキをかけたメリル・ストリープが忘れられない。あそこで止まったということは、つまりは「踏切」れなかったということ。の、はずだったんだけど、、、。 9点(2003-12-26 19:31:48)《改行有》

42.  フェイス/オフ  入り方がうまい。冒頭の聖歌隊の若い女性と主人公の片方とのやりとりでインモラルな内容の映画だということを予告し、また、離陸直後で燃料満タンの飛行機に大爆発が起きなかったことで、リアリテイを追求した作品でないことを観客にほのめかす。その後の展開も、冒頭での予告どおり、全篇、インモラルでリアリテイのかけらもないシーンで首尾一貫する痛快なアクション・コメディ(コメディとしたのは主人公二人の役柄設定はコメディの古典をアレンジしたものだから。そのほかブラックなジョークが随所に見られる)。  しかし、インモラルなのは大人だけで、登場する子どもにはモラルを求め、インモラルな部分をできるだけ見せないようにしているのが、この作品に流れる倫理観。その意味では保守的であり、インモラルな内容でありながら安心してみることができるという奇妙なバランスが出来あがっているように思った。銃撃シーンで子どものヘッドフォンから漏れ聞こえる音楽にあの名曲を持ってきたセンスには脱帽。[CS・衛星(字幕)] 8点(2007-03-21 12:25:46)(良:1票) 《改行有》

43.  海外特派員 ハラハラドキドキシーンが寄せ鍋の具のように豊富な映画。新聞社の屋上の地球儀、アムステルダム郊外の風車、飛行機のプロペラなど、回るものづくしの遊び心が発揮されている節もある。主要な登場人物が使う乗り物は、ロンドンのタクシー、アムステルダムでの自家用車、ケンブリッジへ向かうオープンカー(ヒッチコック作品に頻出するが、この映画でもクールビューティ系がオープンカーを運転するシーンがある)、ドーバー海峡を渡る船、イギリスからアメリカへ飛ぶ飛行機、大西洋の荒波を走る軍艦と多種多様。暗殺あり、カーチェースあり、危険な場所への潜入あり、落下あり、砲撃あり、墜落あり、漂流ありと息をもつかせぬ展開が国境を越えたスケールで繰り広げられ、上映時間の長さをほとんど感じさせない。当時なかった言葉ではあるが、ジェットコースタームービーの元祖的な作品と呼んでもよいのではないかと思う。[ビデオ(字幕)] 8点(2005-12-18 19:40:16)(良:1票)

44.  カサブランカ 最初に見たのは多分中学生の時。当時流行っていた「ベルサイユのバラ」で今のフランス国歌がどのようなものなのかをかじっていたので、歌合戦のシーンで熱くなったのを覚えている。その後何度も観ているが、現在の私にとっては、これは、俳優ではなく、酒場が主役の映画。個人的な感触では、酒場の映画と聞いてこの映画をあげる店主が開いている店にはまずはずれがない。突っ込みどころとしては、確かに美人なのだがスウェーデン出身の大女をどのように撮っているかが面白い。バーグマンはボガートより身長が若干高いはずなのだが、フランスにいたころの回想シーンなど、二人が並び立つシーンでは、ボガートの方が背が高く撮られている。多分、上げ底の靴を履かせたか、「雪洲」させたか、何がしかの工夫がされたのだろう。ラズロ役に身長190cm以上の役者を配したり、最後の飛行場のシーンのように、男二人はまっすぐに、女は斜めに帽子を被らせたりなど、なんとかしてバーグマンの背の高さを目立たせないような演出をしているところに作り手の苦労の跡が見える。[ビデオ(字幕)] 8点(2005-09-11 16:54:05)(良:1票)

45.  黄金(1948) 落語のようによくできたストーリーであり、また、心理劇として秀逸。飯場仕事の手配師を追い込んだときに、財布の中身を全部取らずに、200ドルだけ抜き取って、酒場にも迷惑料を置いていく金にきっちりした男としてドブズを描いていたのが後半の展開を考えると非常に巧い。ただ、私にとってこの映画で一番印象に残るのは、いい味を出している爺さんでも、大金を手にし人間が変わっていくドブズでもなく、ドブズが落盤事故にあったときに、すぐに助けに行くと思いきや、一瞬事故現場に背中を向けてしばし思考をめぐらした後に、きびすを返したカーティンの場面。あのほんの少しの間に、彼は一体何を考えていたのだろうか。「ここで助けにいかなければ、一人減って自分の取り分が多くなる」と考えたに違いないと私は思っているが、映画はその部分は何も説明せず、完全に観客の想像にゆだねている。あの場面でカーティンをすぐ助けにはいる善玉一辺倒の人物として描かなかったことが、この作品にいろいろな余韻を与えているように思える。[ビデオ(字幕)] 8点(2005-04-29 01:13:50)(良:1票)

46.  サンセット大通り 《ネタバレ》 払わないと車を差し押さえられる290ドルがどのくらいの金額なのかがわからないので困ったな、と思っていると、新聞社の編集の仕事が週給35ドルとわかり、なるほど、290ドルは2か月強の給料なのかとちゃんとわかる仕掛けになっている。そして、週500ドルとはずいぶん吹っかけたものだと観客に思わせ、そんな金額は問題ではないと女主人公に一蹴させることで、彼女の金満家ぶりも窺える、という一連の流れは、貨幣価値が製作当時と全く違った時代に生きているわれわれにとってはありがたい。中盤、主人公と閲読係との間で、「陳腐な脚本だが、人物像が魅力的なのは、実在の人物にもとづいているから」というような会話を交わすくだりがあるが、この部分がスパイスとして非常に効いている。この映画自体、金持ちの年上の婦人と仕事にあぶれ金に困っている男、という陳腐な設定ですすむのだが、この部分が挿入されたことで、観客は女主人公と執事についての予備知識がなくても、実在するモデルにもとづいた人物像だと知らず知らずのうちに思って見入ってしまい、ただでさえ鬼気迫るラストの怖さが、いっそう増幅されるつくりになっている。ただ、テーラーの場面と、邸宅の天井や調度品を説明する場面がモノクロ画面のためか、科白に頼りすぎてしまっていたのが少々残念。8点(2005-03-09 00:09:54)

47.  飾窓の女 5000ドルのやりとりがある映画にハズレ無しと個人的には思っていて、これもやっぱり面白い。ただしこの作品は、自分がシャレが通じる人間かどうかのリトマス試験紙のようなストーリーなので、怒ってしまう人もいるかもしれない。1944年といえば、大戦中で、こちらが一億火の玉とかなんとかいっているときに、あちらではこんな映画がつくられていたんだ、と考えると、勝てる理屈はなかったと思う。お産で実家にしばらく引っ込むとか、海外への出張とかで夫を家に一人にしておくときに、この映画を見るようさりげなく目立つところに置いて出かけるのが、現代的な賢夫人のたしなみといえるだろう。8点(2005-02-24 00:20:43)

48.  駆逐艦ベッドフォード作戦 冷戦時代の駆逐艦対潜水艦の映画。どういうわけかモノクロである。しかも、潜水艦側の艦内は全く映されず、従って、乗員の人間ドラマは駆逐艦側のものだけ。それで面白くなるわけが、とも思うが、どっこいこれが緊張感にあふれ滅法面白い。艦長を演じたリチャード・ウィドマークにはしびれた。また、各乗員の視線の演技、特に、後半、艦長の視線をまっすぐにうけとめず、微妙に目を合わさないようにかわってくるのがうまかった。この艦長は、「もし~だったら」という仮定法を使うのがしゃべるときの癖で、そういう人物造形にしたことが、最後の最後に効いてくるようになっているところが、この脚本のすぐれたところ。軍隊における命令は、短く、誰にとっても明瞭で誤解の余地を与えないような文、できれば単語だけで発せられるのが基本なのはいうまでもない。「白鯨」との類似が指摘されるが、艦長がソ連に対して個人的な恨みをもつ理由がないので、似ているようでもあり、そうでないようでもあり、どちらにもとれる。8点(2005-01-19 01:53:44)

49.  ボビー・フィッシャーを探して 勝つこと、ナンバーワンになることが尊ばれるアメリカで、このような脚本が書かれたことに驚く。古い話で恐縮だが、観終わった後、北の富士と貴ノ花との名勝負で「かばい手」か否かで物言いがつき、長いこと協議がまとまらなかった一番をひょっこりと思い出した。中盤、父親と母親とコーチが対立する関係になったのが、あっさりと解決してしまっているのがやや不満に感じられたものの、最後のトーナメントの真剣な雰囲気があまりにも圧倒的でそんな不満は吹き飛んでしまった。チェス盤の市松模様と白黒のコントラストが対照的な立体駒は、それだけで絵になる。最後に戦う二人が、映画の途中で目線を合わせてお互いの存在を意識しあっていたものの、そのときは言葉はかわさず、クライマックスシーンになって初めて言葉を交わらせる演出が見事。チェスクロックの叩き合いの迫力には鳥肌が立った。チェスのルールを知る知らないにかかわらず、何かしらひとつ以上のスポーツ、ゲームに打ち込んだことがある方、または、自分の子供が打ち込んでいる方にはお勧めの作品。8点(2004-12-10 18:39:59)(良:1票)

50.  ゴスフォード・パーク この時代になって、雉撃ちのシーンを撮ったのは良い悪いは別として天晴れだろう(いろいろ抗議をしてくる団体があると推察する)。撃ち落とされた雉がまとめて戦利品としてぶら下げられていたが、貴族にとっては、雉を撃ち落とすのも、メイドを猟色するのも、ほとんど同じようなものだという前振りになっていたようなのが哀しい。確かに登場人物は多く、誰が誰だかわからないまま観ていくことになるが、最後のほうになるにつれ、だんだん主要な人物が誰で、どういう役回りかがわかるようなつくりになっている。全員を区別できるようになったわけではないが、十分堪能できた。使用人同士の間でも、微妙な序列があるらしいのが面白かった。8点(2004-12-07 22:02:11)

51.  情婦 渡米して才能に磨きをかけた驚異のハイアベレージヒッター、ビリー・ワイルダーが「レーザービーム」で観客を唸らせた作品がこれ。ラストシーンについて語ってはいけないらしいので「勝負は下駄を履くまでわからない」とだけ申しておきましょう。いやはや、攻・走・守、三拍子揃ったいい脚本です。8点(2004-11-23 09:50:42)

52.  シャーキーズ・マシーン 《ネタバレ》 覗き見願望を満たしてくれるという点では「裏窓」をしのぐのではないだろうか。はっきりいって後から振り返るとご都合主義だらけのストーリーなのだが、とにかく徹底的に科白と説明的なシーンを省いているため、観客は頭の中で場面と場面の間に何があったかうまくつながるように想像するよりなく、観ているときにストーリーの粗まで気を回す暇を与えていないのが作り手の勝因である。また、このレイチェル・ウォードをみて密かに1000ドルならばと思った方は多いのでは。ハードボイルドな展開と女優の魅力の合わせ技で出来上がったバート・レイノルズの会心作。ただ、彼女は役柄上さげまんなので、ラストシーンを見てもあまりハッピーエンドだとは思えず、この先、たいへんだろうな、などといらぬおせっかいな感想を持ってしまった。8点(2004-10-28 20:54:37)

53.  ヒート 一対一の対決というと、自分の頭の中の参照標準は、潜水艦対駆逐艦か、殺し屋対刑事の映画ということになる。それら二作品は、対決する二人の狐と狸の化かしあいに妙味があり、二人が実際に顔を合わせたら終わりとなる。この作品は、化かしあいの面白さはさることながら、対決する二人が顔を合わせても終わりにならないところが最大の魅力である。特にデ・ニーロ演じる犯人役が、ここまでだったらまだ警察は手を出してこないはず、と間合いを見切っていて全然びくびくしたところがない不敵なところが素晴らしい。アル・パチーノが海の近くで「奴らが何を見ていたのか」わかったという場面では、観ている自分もまんまと騙されたのが快感だった。8点(2004-09-25 10:00:01)

54.  12人の怒れる男/評決の行方(1997)<TVM> 1957年のオリジナルと脚本が同じだと噂のこの作品、レビューも同じで通用するか試してみる。4番陪審員が夫婦で見た映画の共演者を思い出せなかったシーンがあり、「なにしろ低予算の三流映画でね」という言い訳を、、、あれっ、言ってないね。若い頃とは違って今の私が一番感情移入するのは、って、昨日観たのが初めてなんだよこの映画。やはり、レビューまで同じでは通らない。というわけで気がついたのは、こちらはセリフ回しから何から随分ゆっくりに感じられたこと。22分もオリジナルより上映時間が長い。おそらく、ジャック・レモンもかなりの歳だったし、高齢者の観客に観て貰う事を意識したのだろう。ところで、陪審員に黒人が入ったことがよく言及されるこの裁判所、場所がニューヨークで製作も1997年なのだから、人口構成からして、オリエンタルアメリカンも陪審員に居ていいんじゃないだろうか、と、一人の東洋人としてはひとこと言いたくなる。8点(2004-04-23 13:23:29)(笑:1票) (良:1票)

55.  恋人たちの食卓 《ネタバレ》 女房と死に別れた、年老いた台湾料理の凄腕の料理人の父親と、一緒に住んでいる独身三人姉妹の物語。長女は30歳前後で、学校の化学の先生でクリスチャン、次女は航空会社のやり手キャリアウーマンで翔んでる女でありながら料理の腕もなかなか、三女は料理人の娘のくせになぜかファースフードの店で働いている、という人物設定。誰が最後まで父親の面倒をみるのか、という重い命題を抱え、お互いに牽制し合いながら、一人、また一人と軽いノリで結婚して家を出て行くのである。そして最後に残ったのは、、、。さすがこの父親、一流の料理人だけあって、最高の「食わせ者」だった。料理のシーン、台湾茶の喫茶シーンなど、自国の文化に誇りを持っているのが感じられる映画は、みていてすがすがしい。8点(2004-04-08 12:07:50)(良:2票)

56.  ニューヨーク・ニューヨーク 《ネタバレ》 第一印象は良いのだが、つきあってみるとハズレの男は世の中に多いらしい。だが、第一印象が悪くて、つきあってみたらやっぱりハズレの男はたぶんもっと多い。この映画は、第一印象がすこぶる悪いのに、つきあってみたらオオアタリの男だったという、きわめて幸運な女が主人公の物語。しかも、彼氏だけではなく、彼女のほうも才能に恵まれている設定。これだけの条件が揃っていても、幸せな人生を送るのは難しかった、というオハナシ。観終わって、心地よいホロ苦さが残った。よく、建前と本音が違うのは、日本人の専売特許のようにいわれるが、妻に「こどもができたの」と告げられたときのロバート・デ・ニーロの反応は、まさにそれをうまく表現していて強く印象づけられた。なんだ、女を前にして、建前と本音が異なるのは、日本の男だけじゃなかったんだと、少し安心した。(いけねえ、つ、ついホンネが、、、)8点(2004-04-06 16:54:34)(良:1票)

57.  天国は待ってくれる(1943) 落語好きにはこたえられない作品。主人公は、若旦那そのもの。落語ならば親のスネをかじって放蕩の限りをつくした若旦那が、勘当され、はじめて世間の人の苦労を知り、人情の機微に触れて、真人間になっていく、という噺になるところだが、この映画の主人公は死ぬまで若旦那気分が抜けないところが、妙に憎めなくて好い。そのあたりが、東西の違いというところか。説明するのは野暮だが、二度目の駈落ちのときに、一度目で学習したのか、荷物をまとめてから逃げ出すのがやたらにおかしい。駈落ちを手助けする、粋なはからいができる召使いを、両家に配したのがよく効いていた。観終った後、温泉旅館にいって極楽気分を味わいたくなる。どんな旅館かって?もちろん「離れ」のあるところです。8点(2004-03-30 16:34:34)(良:2票)

58.  恋愛適齢期 ダイアン・キートンの、科白と科白のあいだの沈黙の間の取り方、表情の変化の豊かさにただただ魅了されました。素晴らしい映画なんだろうとは思います。が、この映画を語るには私はまだまだ青二才過ぎます。二十年経ったら出直してきます。願わくはそのときまでJTNEWS が発展的に続いていることを。 8点(2004-03-29 23:18:28)(笑:1票) 《改行有》

59.  シンシナティ・キッド スタッドポーカーをやったことがあるかないかでまったく趣が異なる映画。最後の手の組み合わせは、めのこで勘定してざっくり4900万回に1回の出来事。大勝負中の大勝負。いつのまにか自分の部屋がラファイエットホテルのプレーイングルームになり、町の人々と一緒に二人の勝負を息を詰めて見つめている自分に気づく。ものすごい緊迫感。「十二人の怒れる男」の、陪審員の顔をひとりずつアップで順繰りに映していく手法と似た撮り方が抜群の効果だった。 8点(2004-03-26 11:17:34)(良:1票) 《改行有》

60.  I am Sam アイ・アム・サム 《ネタバレ》 今日はじめて鑑賞。これほど他人がどうレビューしているか気になった作品は珍しい。予想通り百花繚乱の模様。自分の中でも途中まで結構点数が上下したが、あ、コレは結局、ミッシェル・ファイファー演じる銭ゲバ弁護士が、与太郎と関わっているうちに、「仕事をするのは金じゃねえぜ、心だぜ」という、江戸っ子の心意気を思い出すというストーリーの落語なんだと割り切ったときから俄然面白く観ることができた。そう思ってみていると、馬鹿野郎、乗りかかった船じゃねえか、ここであきらめたら江戸っ子の名折れだ、てなところがあり、そこで期待通り引き返してドアを思いっきり蹴破るシーンなどは、そうでなくっちゃいけねえぜと、拍手喝采の名場面。与太郎噺は耳で聴いて頭の中で想像しているほうが楽で、映像を見せられるのは結構シンドイかなとも思ったのだが、そんなでもなかったということでこの点に。 8点(2004-03-01 01:00:04)《改行有》

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