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41. イン・ザ・ベッドルーム 息子を殺された夫婦の、決して癒されることの無い深い喪失を描いている。感情を剥き出しにするシーンはそれ程多くなく、それ故にラスト近くでの夫婦の言い合いと結末は、揺れ動く心情を巧みに描写していて、重い。最後の父親の行動は意外でもなければ衝撃的でもなかったが。指のケガが象徴的である。6点(2003-12-29 03:20:11) 42. デスペラード 妙に人間臭いマリアッチ(ヒーローっぽくない所)は好きだし、あら、ギターからミサイルが!とかっていうコミカルさ、B級臭さはすごい好きなんだけど、何か物足りない、中途半端な印象。バカならバカで、もっとバカになって欲しいし。そういう意味では、逆に割とシリアスさを押し出した“レジェンド・オブ~”の方が好き。音楽の使い方も、後者の方がシンプルだが渋い、と思った。こういうのが好きな人にはたまらない映画なんだろうけど、僕はこの点数、という感じです。それにしても、タランティーノはホントにチョイ役なんだなぁ。5点(2004-03-11 11:15:08) 43. コール おすぎのおせじ(?)にそそのかされたわけではないのだが、かなり期待して見に行った。だが、正直後半は眠くて眠くて仕方が無かった。手持ちカメラを使ったり、映像はとてもいいと思う。特に、冒頭のシーン。だが、この映画にはクライムサスペンスとしては決定的な、緊張感が全く無い。子供が喘息持ちであったことだけであからさまにうろたえる犯人を見て、どこにサスペンスを感じれば良いのだろう。喘息の兆候を見て慌ててコーヒーを作ってあげるヒューマニズム溢れる犯人の、どこに気迫を見出せるのだろう。逆に、他のレビュアーの方も仰っているように、自分勝手な医者のどこに感情移入すれば良いのだろうか。後半明かされる真相も全く予想通りだったし、最後のアクションシーンには興ざめ。良い役者が揃っているだけに本当に残念。5点(2004-01-15 17:54:49) 44. バッドボーイズ(1995) アクションは(少なくとも今見ると)中途半端で特に見せ場は無いし、かと言ってストーリーにさしたる魅力も無い。せっかくのウィル・スミスとマーティン・ローレンスのコンビも生きていないように思えて仕方がない。しかしマイケル・ベイって本当にストーリーテリングが下手なんだなぁ。彼の映画の音楽は好きなんだけど。4点(2004-04-16 19:57:14)
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