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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
41. アベンジャーズ(2012) 《ネタバレ》 昭和のセンスでオリジナル邦題をつけるならば、『オール怪獣大進撃』ならぬ『オールヒーロー大進撃』、または『ヒーロー忠臣蔵』。それ以上でも、それ以下でもない。 ▼これ、元々は2Dで撮影されたものを、ポスプロで3D変換したんだと後で知った。道理で3D効果が弱いはずだ。3D代金を損した…[映画館(字幕)] 7点(2012-09-28 04:05:49)《改行有》 42. ガリバー旅行記(2010) 《ネタバレ》 一言で言えば「なんで、ジャック・ブラック主役で、こんなヌルいもの作っちゃったの???」 ▼ジャック・ブラックの悪ノリが控えめかな? お下品ネタも今回はマイルドに抑えられている。JBの悪ノリが好きな人には、ちょっと物足りないかも? ▼もうひとつ物足りないといえば、主人公の映画オタク設定が本編中で上手く活かせてない。敵国との戦いの中で、名作映画のパロディぐらい出してくれないとなあ。 ▼巨人少女を小人国に連れてきちゃうとか、ヒロインとタッグを組んで大暴れしちゃうとか、もっとハチャメチャ感が欲しかったなぁ。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-04-14 01:34:25)(良:1票) 《改行有》 43. ザ・ソルジャー 《ネタバレ》 公開当時、高校生の私が映画館で「予告編に騙された!」と叫びそうになった作品。と、同時に「予告編の編集ってすげぇ… こんなに中身のない映画を、あそこまで面白そうにするなんて…」とプロの力量に脱帽した作品。 ▼面白いシーン、面白くなりそうなシーンは山ほどあるんですよ。でも、全体としてはしまりのないダラケたストーリー。テレビでなんとなく観たら、ひょっとしたら面白いかもしれませんね。 ▼ああ、あの予告編をまた観たい…[映画館(字幕)] 4点(2012-03-25 06:32:14) 44. BALLET アメリカン・バレエ・シアターの世界 《ネタバレ》 世界的バレエ団であるアメリカン・バレエ・シアター(BAT)のドキュメンタリー映画。 ▼題材が題材だし、ドキュメンタリーでもあるので、誰にでも勧められる作品ではありません。しかし、バレエが好きであるなら、観て損は絶対にない。 ▼特に興味深いのが舞台裏。前半のスタッフ達と稽古風景がとても面白かったですね。[DVD(字幕)] 8点(2012-03-25 06:25:08) 45. キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー 《ネタバレ》 アベンジャーズ予告編シリーズw ▼『マイティ・ソー』を劇場で観てガッカリしたんで、レンタルで済ませたんだけど… 失敗だった! 劇場に行けば良かった! ってなわけで、擁護させてもらいます! ▼【コスチュームへのエクスキューズ良し!】 アメリカン・ヒーロー=ど派手な全身タイツ。それだけで現実感が失われるわけですが、この作品は「なぜ、あんな星条旗柄のど派手コスなのか」という理由付けを、ドラマに絡ませています。この点はひじょうに高評価です。 ▼【シナリオがしっかりしてる】 アベンジャーズ予告編シリーズは、アイアンマン以外のシナリオがグダグダ。本作は、やや地味な展開ですが、シナリオは極めてマトモです。アイアンマン=Cap.Am>佳作の壁>ソー>駄作の壁>インクレ・ハルクって感じです。 ▼【Cap.Amの人間らしさが良い】 Capは強靱な肉体で「盾を振り回してるだけの男」なんです。が、本当のCapの強さというのは、人間性の部分なんですね。ザ・正義の人なわけです。その精神性の高さを描こうと努力している面が多々あり、ここも高評価です。 ▼【他のアベンジャーズ予告編シリーズとの連結が巧い】 ハッキリ言っちゃいますけど、アベンジャーズ予告編シリーズはアイアンマン2と本作だけを観てればいいです。ソーとインクレ・ハルクを観る必要はありません。スターク父のキャラが美味しいです、ハイw[ブルーレイ(字幕)] 8点(2012-03-18 04:39:18)《改行有》 46. ハルク 《ネタバレ》 今、TV実写版「超人ハルク」観たら、そのチャチさに笑っちゃうんだろうけどさ… でも、TVハルクには、まだマトモなストーリーとドラマがあった。 だから、今でも思い出と共に語られる価値がある。 それら共感できるストーリーとドラマが本当にないんだよね、このハルクには。 だから、5年後に作り直されちゃうんだよ。 [映画館(字幕)] 3点(2012-03-18 04:20:53)《改行有》 47. インクレディブル・ハルク(2008) 《ネタバレ》 2003年の『ハルク』がコケたんで、2012年航海予定のアベンジャーズのために作り直してみました…ってだけの作品。 ▼'03よりもストーリーはマシになってるんだけど、ヒーローものとしての爽快感はアクション面のみ。ストーリーやドラマは相変わらずかったるい。 ▼そのアクションもCGによるもので軽いんだよなあ。カエルみたいにピョンコピョンコ跳ね回ってる印象しか残らない。ここらは'03版と大差なし。 ▼最大の問題は、ハルク=憤怒のヒーローなのに、憤怒の凄さが全然描けていないこと。原作ハルクの根幹にある「理性と憤怒のせめぎ合い」がぜーんぜん無い。観客がビビって引くぐらいにハルクの怒りを描けないんだったら、スクリーンにハルクを登場させる意味なし! [映画館(字幕)] 4点(2012-03-18 04:14:25)《改行有》 48. ストーカー(2002) 《ネタバレ》 アメリカの俳優は、プロダクションに所属して仕事を貰うのではなく、エージェントを雇って契約交渉をします。エージェントは、出演やギャランティの交渉だけでなく、俳優の将来的なキャリア・プランニングをしたり、台本を読み込んでどんな作品に出演させるかまで影響を及ぼします。 ▼ロビン・ウィリアムズの1980年代から'90年代の栄光は、本人の演技力もさることながら、優秀なエージェントの存在もあります。そして、ロビンのファンであれば、1999年の『アンドリューNDR114』の後、ロビンが休業(充電期間)したのを覚えてるでしょう。 ▼さて、この作品、休業後の本格復帰第1作なのです。ファンであれば、なんでロビンほどの名優が、こんな駄作に出演したのかと目眩すること間違いありません… ▼この作品後、皆さん、ご存知のようにロビンは今も低迷し続けています。おわかりでよう。駄目なエージェントと組んでしまうと、ロビンほどの名優ですらマトモな作品には出演できないのです…[映画館(字幕)] 4点(2011-12-02 05:27:57)《改行有》 49. X-MEN:ファースト・ジェネレーション 《ネタバレ》 映画館にて字幕鑑賞後、レンタルDVDにて吹き替え鑑賞。 ▼『ダークナイト』にせよ、『スタートレック(2009)』にせよ、『猿の惑星:創世記』にせよ、マジでこういう作品をつくってしまうアメリカの【本気】にはかなわないなあ。 ▼未来(結論)がわかってるストーリーなのに、途中に一切のダレがない。説得力のあるシナリオが素晴らしい。 ▼この作品、新三部作の第1部とのこと。第2部にも期待してます![映画館(字幕)] 8点(2011-12-02 05:05:57)(良:1票) 《改行有》 50. マイティ・ソー 《ネタバレ》 映画館3D字幕の後、レンタルDVD2D吹き替えにて鑑賞。 ▼一言でいえば『アベンジャーズ』予告編シリーズ第?弾 ▼シナリオは凡庸だが、映像の作り込みは丁寧なので退屈しない。 ▼鑑賞後の感想…「子育てって難しいんだねえ」 [映画館(字幕)] 6点(2011-12-02 04:50:43)《改行有》 51. 猿の惑星:創世記(ジェネシス) 《ネタバレ》 第1作の【謎】を、まさか40年以上経った今になってエクスキューズするとは思わなかった。 ▼邦画におけるリメイク作品でなにが一番不愉快かと言えば「旧作に対する敬愛」である。本作は、第一作への敬愛に満ちている。特に嬉しかったのは、政治などに聡いチンパン族・マッチョで好戦的なゴリラ族・賢く学者肌のウータン族の「人種(猿種?)の性格付け」がしっかりと描き分けられているところ。旧作ファンとしては、この丁寧さが嬉しい! ▼中盤からの成長したシーザーの表情が凄い。これ、CGはCGでも、人間の演技を基にしたものだから、人間の演技力がそのまま出ている。CG全盛の現代に、ハリウッドの俳優への敬意が感じられ、ここが個人的にとても嬉しい。(youtubeのメイキング動画を是非ともご覧いただきたい) ▼細かいところを言えば、問題点もある。「治療薬の効果、早すぎ! 絶対に副作用あるだろ」「ウィルス型の治療薬の新薬が、そんな簡単に開発されるの?」「チンパンジーの握力300kgって知らないの?」とかとか… そこで★2つ減点せざるを得ないが、それでも面白い作品として、友人に勧められます。[映画館(字幕)] 8点(2011-10-21 20:26:12)《改行有》 52. ザ・クラフト 《ネタバレ》 観終わった後、 「邦画『エコエコアザラク』って、すっごく頑張ってたんだなぁ」 と、正直に思った。 ▼全体的に暗さはないし、シナリオもまあまあ。ただし、途中から先が見える展開。 ▼前半の願望(呪い?)が叶っていくシーンは軽くてもいいんだけど、後半からが甘い。【3倍返し】については、ナメてるとしか思えなかった。 [DVD(吹替)] 6点(2011-09-03 03:37:13)《改行有》 53. Gガール/破壊的な彼女 《ネタバレ》 エロチック・ネタが多めのラブ・コメディ。ライトマン監督らしいアメリカン・コメディの王道作品。本当は8点あげてもいいんじゃないかと思ったんですが… ▼納得いかないのは、プロフェッサー・ベッドラムの扱い。このヒト、悪人じゃなかったの? 贖罪もしてないし、罰も受けてないし… 実は犯罪を冒していないなら、そこんところも描いてほしかったなぁ。 ▼スーパーマンのパロディ作品としても、なかなか面白いことしてくれています。空中SEXとか、ベッド破壊とか。そんなクダラネー部分をあと2シーンぐらい増やしてくれたら最高でした。[DVD(吹替)] 7点(2011-06-26 05:02:09)《改行有》 54. シン・シティ 《ネタバレ》 好き嫌いがはっきりと別れる作品。私は「好き」ですが、他人に薦められるかというと…難しいですねえ。 ▼まず、殺す側にも、殺される側にも、【人権】【良識】なんてもんはカケラもありません。悪徳の町でしか生きられない人間の屑どもの「命の消耗戦」。ヒーローたちも「自分勝手な正義」の為に殺しているだけ。 ▼それでも、好きな人は好きでしょう。この作品もまた、「フィクションの在り方」「フィクションでなければ描けない世界」だと私は思うのです。[映画館(字幕)] 8点(2011-06-26 03:05:36) 55. エスター 《ネタバレ》 かなり面白いんです。ただ、いくつか「もったいないっ!」ところがあっての7点です。 ▼母親が異変に気付くのが早過ぎる。もっとエスターを信じた挙句の…って展開の方が、シナリオ的には面白かった。 ▼エスターの怖さを、直接的な単純暴力ではなく、もっと知的な残虐さの方が… ▼父親を口説く伏線がもっと欲しかった&もっと妖艶に…危うく落ちかけるところまで描いてほしい。 ▼以上、怖さの表現が全体的に大味なのが気になりました。[DVD(吹替)] 7点(2011-06-26 02:39:27) 56. ラブリーボーン 《ネタバレ》 ストーリーラインは、ミニシアター系の平板な物語。映像は、ハリウッドのCGバリバリの大作。秀逸だったのは、犯人役(スタンリー・トゥッチ)の演技。 ▼「立派な店構えのレストランに入ったら、オーガニック野菜のサラダしか出てきませんでした。でも、ウェイターの接客は良かったです」[DVD(字幕)] 4点(2011-06-25 23:54:31)《改行有》 57. エアベンダー 《ネタバレ》 2010年度ラズベリー賞に8部門ノミネート、5部門受賞作!(最低映画賞、最低脚本賞、最低監督賞、最低助演男優賞、最も3Dの使い方が間違っている映画賞) ▼シャマランにいつまでも大作を撮らせ続けるハリウッドの「デカさ」には、日本は永遠に追いつけないと、心の底から思わせる大作! ▼冒頭から、なぜカタラ・サカ兄妹がアンを助けるのかの動機が薄っぺらなまんま、ストーリーは観客を置いてきぼりにして一本調子でサクサクッと進行して、最後まで一度も納得することなくエンドロールへ! シャマランに一片の迷いナシ! いいのか、それで? ▼それにしても、一番信じられない事実は、現在、シャマランは「ハリウッドで最もギャラが高い脚本家」の一人ということだ… [ブルーレイ(字幕)] 3点(2011-05-08 02:09:10)(笑:2票) 《改行有》 58. サバイバル・オブ・ザ・デッド(2009) 《ネタバレ》 ゾンビ映画というジャンルで観てしまうと、最近流行の刺激的なゾンビを見慣れた方には物足りないでしょう。しかし、ロメロ監督のLiving Deadモノという括りで観ると、なかなか興味深い作品だな、と。 ▼ロメロ監督は、ゾンビと共に人間のエゴを描き続けていますが、前々作「Land…」ではかなり大きな舞台にて描いたにもかかわらず、前作(Diary)と本作で随分と舞台を小さくしちゃいましたね。これがガッカリ感を醸し出しているんでしょうねえ。 ▼本作の舞台である島というのは、ゾンビが蔓延する世界ではかなり理想的な環境なんですが… エゴVSエゴによって、都会と変わらぬ生き地獄というのが悲しいですねえ。「イナカモンの偏狭さ」がイヤーな感じでよく描かれています。 ▼本来であれば5点が精一杯なんですが、ラストカットで+1点します。ロメロさん、70歳を過ぎてるんですよねえ。まだまだ撮れますよ、頑張ってください。 [DVD(字幕)] 6点(2011-04-23 02:59:54)《改行有》 59. ドゥームズデイ 《ネタバレ》 この映画さ、一般作の棚に置いちゃダメでしょ? 原題を無視して『スコットランド2035』とか『エスケープ・フロム・スコットランド』とか『新マッド・マックス 暴走スコットランド!』ってタイトルで、アルバトロスからDVDレンタルしなくっちゃ。ぜひとも、隣には『トランス・モーファー』とか『アイ・アム・オメガ』を置いてやってください♪[DVD(字幕)] 5点(2011-04-16 03:30:21) 60. ゾンビランド 《ネタバレ》 ゾンビ映画好きならクスリと笑わせるポイントがいくつかあるし、映画ネタも散りばめてあるのが楽しい。陰惨とか陰鬱としたムード皆無なコメディ・ゾンビ映画。▼ツッコミどころは色々あります。電力供給どうなってるの? クルマの給油はどうなってるの? まあ、そういった現実感を排除してるから、明るくカラッとした世界観になるでしょう。そこらへんが気になる人には、あの世界に集中できないかも。▼ビル・マーレイの扱いがいいですね。ご本人様がこの作品に出ちゃうところも流石。メインキャストの4人にゾンビ・メイクさせて、ハリウッド観光させてくれていればなあ。▼他の方も仰っていますが、遊園地シーンが物足りない… アトラクションをつかったアクションがもっと欲しい。ちなみにドラマ本編は83分弱程度。あと5分増やして、ラストのアクションを増やすべきだった。[映画館(字幕)] 8点(2011-03-13 03:27:11)(良:1票)
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