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41. ラッキーナンバー7
《ネタバレ》 殺し屋グッドキャットはなぜ依頼(少年スレヴン殺害)を途中放棄をしたのか?そして依頼を途中放棄したはずが殺し屋を引退せずにその後ものうのうと殺し屋を続けていたのか?そしてなぜスレヴンの復讐に協力したのか?複数の理由を夢想したがどうにも考えがまとまらない。殺し屋にだって殺し屋なりの職業倫理というものがあるはずで、この映画はそこの所に一本筋が通っていない様に感じてしまう。また他の映画と似ていると感じる部分も多々あり、タネが割れた時の驚きも少ない。わざわざミステリー形式にするほどの話でなかった様に思う[CS・衛星(吹替)] 3点(2013-10-11 21:37:36)
42. バベル
本作の形式は、オムニバス映画に似ている。ただし通常のオムニバス映画は、一つの題材を複数の監督によって捉えた複眼的な映画になる。それに対して、本作は、複数の題材を一人の監督によって、無理矢理に、同一の視線上に置いた極めて単眼的な映画であった。世界を繋げる一丁のライフル銃、そしてバベルという一点に還元される物語という感じである。はっきりいって、主張ばかりが三重四重に強調された凡作以下の映画であった。そもそもな話、世界と言うものは広大かつ曖昧であり、一人の作家の視点からは理解以前に全容の把握すら難しいというのが、超々々大前提の現代人の共通認識だと思っていたのだが・・・[CS・衛星(字幕)] 3点(2013-08-11 18:42:57)
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