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性別 女性
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自己紹介 After shutting down my former blog, I'm writing some boring stories at new site. Anyone who's interested in, come along if you'd like to.

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581.  さよなら、さよならハリウッド 《ネタバレ》 今月は衛星でウッディ・アレンをやたらに放送している。レンタル屋に置いていなかった作品がたくさんあるので、見る。置いていなかった理由もなんとなく理解できたりする。 「スコルピオンの恋まじない」では、枯れ木のようなウッディ・アレンを飼って、部屋の隅に置いておきたいような気持ちにもなったのだが。 他のレビュワーさんがご指摘されているように、本作では映画業界や批評に対する内輪ウケを意識した面が大きく…というか、ほとんどそんな感じだった。 たとえば、これを、ハリウッドやヨーロッパの映画事情などとんと関わりの無い国や地域で上映したら、どんな寒いことになるだろうか。「スコルピオン」なら、それでも結構イケそうな気がするけれども。 「比喩」とか「揶揄」とか「あてこすり」だけでは、観客を「面白い」と言わすことはできないのだ、やっぱり。 「自虐ネタ」が生きるためには、もっと映画そのものに観客が惹きつけられていなければ。それは、「スコルピオン」の場合はヘレン・ハントとの絶妙なかけあい、CWのキャラが確立されていたこと、などで担保されていたと思う。 今回映画監督ヴァルという、自身に最も近いキャラを演じるにあたって、彼はプロとしての客観性を保てなかったように思う。CWの時と比べると、どうしてもそう思ってしまうのだ。 「監督ウッディ・アレン」の役柄で出演するのでないのだから、「落ち目の監督ヴァル」としての、キャラが存在しなければならなかった。だけど、ここにいるのは「ウッディそのもの」でもないし、「ヴァル」という確かな人物でもない。…だから、ストーリーが破綻していることを棚上げしたとしても、自虐ネタも「いまいちおもしろくない」し、「寒い」気持ちにすらなってくる。 あとなあ…ティア・レオーニという女優さんは、すっごくキレイだけど、ソツなくやっているけれど、ウッディ・アレンと絡んでどうなのかというと、合わない気がする。この人ねえ、本当は、ウッディ・アレンのようなチビでハゲで老人は嫌いでしょう。なにせダンナはXファイルだ。 ヘレン・ハントの時と比べると、すごーく冷たい感じがしませんか。元夫婦になんて、全然見えませんね。なんかワタシは、台本読みのお相手を務めているかのように見えたんですが。どうでしょう。 まあこの作品は個人的には没にするしかないです。波があるということで。[CS・衛星(字幕)] 4点(2007-09-15 12:42:33)《改行有》

582.  硫黄島からの手紙 《ネタバレ》 …ひとことでいうなら、「ハリウッド映画ですね」だ。 だってさ、作り手に日本人が一人も入っていないじゃないの。脚本は2世だか3世だか、どうせ味噌汁の味も知らないようなアメリカ人でしょ。で、ハギスだスピルバーグだ。 やはり、よその国の兵隊のことを勝手に描く、ということで、かなり遠慮しいな内容となっているのは仕方ない。「ラストサムライ」よりはなんぼかマシという程度であって、これはれっきとしたメイドインアメリカ。なじみの日本人俳優が出ているからといって、ごまかされてはいけない。 まずもって、二宮演じる西郷の、その振る舞いおよびメンタリティーの有り得なさ。下っ端の日本兵が、こんな生意気なワケがない。これは、まんまアメリカの兄ちゃんの感覚を「若いやつはどこでもだいたいこんなもんやろ」と持って来ただけ。 ケン・ワタナベ。これはもう、見事なまでにハリウッド受けすることだけを考えたそのまんま。大正もしくは明治生まれの日本人将校が、こんなハタから見てわかりやすいかっこよさを発散するワケないじゃないか。ダメ。映画「東京裁判」でも見て、「本物」の振る舞いをちょっとでも勉強してみたのか、ケン・ワタナベよ。それとも国内受けなんてことは、もはや関係なしか。 本物に見えたのは最後まで付き従った「藤田」のみだった。 で、ひとつだけ、イーストウッドが「勝負」に出たな、と驚いたシーンは捕虜虐殺。これを入れるというのは、アメリカ国内の逆風を計算に入れているということだから。 さて、太平洋戦争末期、北方領土のどこかの島で、似たような実話があったという。それは、陸軍中野学校(スパイ養成所として有名)卒業生の士官が指揮をとった最後の戦いで、弾薬も兵力も乏しい中、中野学校得意のゲリラ戦法を駆使して、ソ連軍に対し驚異の粘りを見せた。そして、無駄死にを防ぎ、決して玉砕を許さなかった、という。 私は、「硫黄島」を見ながら、その実話を思い出さずにいられなかった。その防衛戦のことを思うと、栗林の指導者としての優秀さが全く伝わってこないような、盛り上がらない脚本にはがっかりだ。(かといって、〝有終の美〟を追求する所までいってるワケでもなし) …クリントはさあ、「硫黄島」は日本の製作サイドで作ってもらって、対抗作で「星条旗」を当てる、というふうに、なんでできなかったのだろ。クロサワが死んでいるせい? ↓花守湖さん、同感です。[DVD(字幕)] 4点(2007-06-29 01:00:11)(良:3票) 《改行有》

583.  ソウ3 《ネタバレ》 「2」鑑賞後にバウズマンはセンスが足らんと書いたのだったが、「3」鑑賞後、それをさらに確信した。 「3」は非常に残念な仕上がりだったと思う。なぜなら、「1」のワンが脚本に参加しており、脚本そのものは悪くなかったからだ。やはりワンの才能はあなどれないと思う。 冒頭に、デンロン医師と「男性」の不仲シーンを見せることによって、あたかも夫であるかのように思わせる手法などは、あざといが、きちっと常道をおさえている。また、ジョンがことあるごとに「ルールを守れ」とアマンダに諭すことも、後になって効いてくる。繰り返されるアマンダの暴走ぶりも、ラストになって、ジョンがゲームを仕掛けた動機となってちゃんと効いてくる。 また、ジョンとアマンダの異常な師弟関係についても、二人の間には切っても切れない葛藤を含む結びつきがあったことを、脚本はちゃんとセリフを通して伝えようとしている。 そうなのだ、もしもこれをバウズマン以外のセンスある監督が撮って編集したなら、高校生を興奮させるだけでなく、大人の鑑賞にも耐えうる格調高いサスペンスになったかもしれない。 バウズマンのセンスの無さがいったいなんなのか、それは「3」によりはっきりした。 それは「観客の想像力に対する想像力の不足」だと思う。よって、その作品は「すべてをはっきり見せきる」というサービス過剰な状態となる。 「観客の想像力」だけで充分おなかいっぱいになる場面までも、ちゃんと見せないと気がすまないのだなあ。サービス過剰なのか、律儀というのか。どっちにしたって、センスはない。 だいたい、緊迫の場面がずーっと続いている話だというのに、「さあ、ここはもっと緊迫だよ!」とばかりに激しい音楽、手ブレ映像、フラッシュバックをお約束のように毎度毎度出してくる。だから、緊迫してるのはもう分かったって。 こういうのを「芸がない」というのだ。 バウズマンの作品というのは、高校生レベルの観客を興奮させるのがせいいっぱいである。 「1」のことを思うととても残念だが、バウズマンのおかげで「SAW」というのは「グロい」の代名詞になってしまうだろう。「SAWすごかったよなー」という会話が交わされるのは、男子高校生かオタク青年の間だけで、その意は「グロいという意味において」の「すごい」、でしかない。 私は「グロ」においても「格」や「品」は存在する、と思っている。[DVD(字幕)] 4点(2007-06-14 11:04:36)(良:2票) 《改行有》

584.  さよならゲーム 《ネタバレ》 年下の男を調教するイケている年増女役が十八番となってしまった(もう無理をしているような気もする)サランドンが、後の夫ティム・ロビンスと共演する。 スーザン・サランドンにそういうものばかりを求める映画界というものに対しても、男性側の隠れた欲望を感じてしまい多少げんなりしてくるというものだ。 アニーというのは、「トップガン」の女性教官の跳んでるバージョンでしかなく、サランドンがやっているからそう見えにくいというだけで、ようするに「都合のいい女」でしかない。 サランドン以外の女優がアニーをやったとしたら、どう考えたって、そうとしか見えないだろう。 疲れた男が癒しを求めて訪れる場所。身過ぎ世過ぎを忘れたい時に思い出す女。それがアニー。 中野翠がひいきの映画だといっていたので一応見てみたが…なんにしても、ティム・ロビンスとケビン・コスナーがどうしても野球選手に見えない。野球選手どころか、どんなスポーツ選手にすら見えない体型である。ダメである。 だいたい野球なら尻がデカくなくてはダメだろう。コスナーの悲惨なほどの下半身の貧弱さ。肩幅の狭さ。私のような素人だって、「俳優さんが野球の演技していますね」以外には思いつかないというものだ。ダメだ。 さらに、クールで知的な野球選手を演じるコスナーというのが…あんまりにもキザに過ぎると思うのだなあ。いくらハンサムだといってもなあ、ここまでキザだと、ほとんどの日本人女性は「寒い」としか思えないだろう。あちらでは、こんな男でもフツーにモテてしまうのだろうか。 そういうわけで、ほとんど見どころというべきものはなく、ぬるーい映画である。 単に、サランドンかコスナーかロビンスのファンなら楽しめるのでは、という程度のお寒い出来であった。[DVD(吹替)] 4点(2007-03-24 19:28:03)《改行有》

585.  デッドマン・コーリング<TVM> 《ネタバレ》 これってテレビムービーじゃないのかなあ。 アン・ヘッシュはけっこうキレイだけど、わりと胸が小さい。 婚約指輪を古道具屋で買ったりするあたりが、「ありえない」気もするが、文化の違いなのだろうか。ましてや、その持ち主が殺されていたりしたら、日本だったら「破談」間違いないであろう。かなり期待以下の作品だった。[DVD(字幕)] 4点(2006-11-03 14:50:10)《改行有》

586.  すべてはその朝始まった 《ネタバレ》 もう、謎の女が電車で足を見せびらかしているところからオチ割れしているじゃないかあ。甘ーい! 脚本がイカん。演出もイカん。平凡な生活をしている男が、アリ地獄にはまっていく様をリアリティをもって描くなら、もっと演出を抑えないと。だいたい狭い部屋でドンパチドンパチやって、5人中4人が死んで(ように見えて)素人のチャールズだけが勝ち残るなんて、あり得ないじゃないかあ。しかもそのあとすぐ冷静?こいつはボーンアイデンティティの元工作員とか特殊部隊なのかあ。こういうとこがダメなんだよなあ。 クライブ・オーウェンのチャールズがこれまた全然合ってないのよ。殴られるだけのひ弱なサラリーマンをやっても「なんで〝クライブ・オーウェンなのに〟こんなに一方的にやられる?」と変だし、かといって、スパイ並みの働きをしても「ホントに単なるサラリーマンなのかあ?」だし、病気の娘を看病しても「なんか作ってるよなあ。まるで義理の娘みたいじゃん。」の有様だ。ダメだ今回は。こいつはヘタレサラリーマンをやるには向いてない。 おかしいかもしれないけれど「ニコラス・ケイジとの力量の差」を感じてしまいました。シェークを投げつけられて、仕返しもできずに困っているだけのサラリーマン、その姿には、これほどの違和感は感じなかった。あんな立派な図体なのにさあ。クライブ・オーウェンは、殴られたり泣かされたりするのは向いてない。S顔なんだよ。なんでこいつが殴られてるの、と思わせる俳優さんはそういうのはダメ。殴ったり刺したり撃ったり泣かしたりするしかできない。 ニコラス・ケイジ本人を鑑賞しているときは、好きじゃないどころか積極的に嫌いかもしれないというのに、クライブ・オーウェンを見てその良さに気付くなんて。ごめんねウェザーマンで嫌いになっちゃったりして。あんなバカまるだしの笑顔、オーウェンにはプライドが邪魔してとても無理であろう。何かと持ち上げられる彼だが、この作品で馬脚を現した。 カッセルは凄みがあったけど、ジェニファー・アニストンとは全く合わない。空気が違いすぎる。 ウィンストンだけは味があって良かったです。ミュージシャンなのね。その割りにうまいわー。(音楽出身の人は割り引いて見てもらえるからいいよね。そういう点からもクライブ・オーウェンはもう一皮むけなければいけないと厳しい目で見てしまう。)[DVD(字幕)] 4点(2006-10-28 21:58:35)《改行有》

587.  ヴァージン・スーサイズ 《ネタバレ》 なんかこう、キャストが水増しされている感じが。 キルスティン・ダンストが美人に見えるようにと、他の姉妹には控えめなルックスの子(まあ冴えない子ばっかだ)を揃え、ジョシュ・ハートネットがモテモテの遊び人に見えるようにと、他の男の子はどうでもいいのを揃え。そんなことしたって、無駄だよなあ。二人とも脇役クラスのルックスでしかないんだもの。私は絶対にキルスティン・ダンストを主役級の美人とは認めない。 ソフィア・コッポラはよっぽど過保護な家庭が不満だったのだろうなあ。門限、外出や男の子との接近制限、着る物の制限、その他その他。両親の描き方も非常に皮肉であり、親に対する暖かい視線が感じられない。だってソフィア、あんたなんか七光りで売り出してるクセにねえ。そう言われるのがイヤだったら、芸名で身元を隠して監督やりなさいよ。ついでに言えば女優もさ。特に母親に対する恨みが深いことが感じられる。それとカソリック教会に対する怨念も。 この作品は、厳格だった親に対するソフィアの怨念であり怨念でしかないかも。 私を閉じ込めないで、私を縛らないで、好きな服を着させて、という彼女の恨み節が聞こえてくるようだ。あてつけに自殺してやりたくなるほど、嫌だったのよ、ということでわざわざ姉妹を自殺させたりする。…題名といい、かなりくだらない。[DVD(字幕)] 4点(2006-10-28 15:25:17)《改行有》

588.  エリザベスタウン 《ネタバレ》 ダメだ不細工だ。 こういう顔で主役が張れる時代とはいったいなんなのか。容姿における階級革命価格破壊か。キャメロン・ディアスがいい女呼ばわりされたころから「おかしいなー」と危機感を覚えていたが。 そのうえ白人にしては足も短くスタイルもよくない。こういう子がいいというのは一部のマニアな男性だけでしょ。誰がこういう女の子になりたいと思って映画を見ますか。スーザン・サランドンとかダイアン・キートンクラスの強烈な個性があるならともかくさあ。 オーランドはカイル・マクラクラン似だがご本家ほどの哀愁はなく、あまりにもツルッとしたその顔にややホモくささあり。アレック・ボールドウィンのデブ化には驚いた。すでに色気のかけらもなく、やはり美人の妻に捨てられたことは大打撃だったのだろう。 それにしても、かったるいこの話。「癒されたいんだ僕」ですか。絶望して死のうかというときに、不思議な女の子が現れて自分に好意を寄せたうえ、進むべき道を示して救ってくれるだとー!なんつう他力本願なふぬけた根性の男だ。なんかこう、ヘタレな男の子の隠れた願望爆発て感じで辟易だ。これが男性ウケがいいとはなあ。意外に女性に救われたいと思っている依存心まんまんの男の子っているんだな。 固有の登場人物間のエピソードを極力省いたり、長電話とか、ラストのドライブといい、「映画をご覧のヘタレな男性の皆さん、どうぞオーランドになったつもりで疑似体験なさってくださいませ」て感じだな。まっ私には無縁の世界。…映画を見ていて眠くなることはあまりない私のはずなのに。どこをどう楽しんだらいいの。キャメロン・クロウとも相性は良くないみたいだ。 [DVD(字幕)] 4点(2006-10-08 23:41:01)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》

589.  イーオン・フラックス(2005) 《ネタバレ》 なんにしてもこういうのを見るとマトリックスの1とつい比べてしまう。 作り手とて同じ思いだろうなあ。 ストーリーの核である「イーオンはキャサリンのクローンで元はトレバーの妻」というのをサラッと出しすぎる。そんで「400年間キャサリンへの思いを引き継いできたというトレバーの悲しみと苦しみが生み出す重み」がゼロ。 ついでに「妹を殺されたキャサリンの悲しみと恨み」も全然描けていない。 もっとついでに「あんな地べたから遠いとこで400年間も人間離れした生活をし続けているキーパーの精神世界と重み」も、ポッスルウェイトという怪優を使っていながら猫に真珠豚に小判。 とにかく軽いですねー。 セロンはわりとお尻が大きいのでアクションには向かないのではないかと思った。[DVD(字幕)] 4点(2006-10-07 21:05:15)《改行有》

590.  フライトプラン 《ネタバレ》 だめだ。 思いつきに後から足していった感じがアリアリだ。 保安官が子供をさらうときになぜ誰も気がつかないのか? ジョディを犯人に仕立てるために夫を殺すなんて不自然だ? 夫が死んで子供がさらわれてももしジョディがイカれた行動をとらなかったらなんの意味もないじゃないか? そもそもジョディがあの機のチケットを取ってから「よしよし。俺もこれに乗り込むぞ。」って都合がよすぎないか?しかもあのスッちゃんまで一緒に? ああこんな脚本ダメダメだ。 天下のジョディ・フォスターを、こんな脚本で無駄遣いして。安売りしないでほしい。 最近バカ売れのサースガードも、こんだけ出まくっているとニコール・キッドマンのように見飽きてくる。 「フォガットン」とかぶっているじゃないかあ。テーマの「母性愛」はそのまんまだし。 [DVD(字幕)] 4点(2006-08-11 22:46:29)《改行有》

591.  愛についてのキンゼイ・レポート 《ネタバレ》 …。…。これは失敗だ。 と思う理由それは、まずリーアム・ニーソンとローラ・リネイという俳優としては地味な二人組を中心に据えたこと。ほんとうに画面に華が無いのよね。サースガードが入ると少しは毒気がしてマシにはなるが、彼一人ではとてもじゃないがもたない。「エミリー・ローズ」でも思ったけど、ローラ・リネイは悪くないけど主役を張る女優さんではないと思う。彼女の一挙一頭足に目が釘付けになりますか? それにリーアム・ニーソンのつまらなさ。この人も主役を張る人ではない。しかもキンゼイという稀代の変人を演じるにはあまりにも「フツー」っぽい。もっともっともっと変な人だったと思うのよ、本物は。見てくれだけのことでなく。 そんな「フツー」っぽい二人組に無理して「乱交」だの「絶頂ウォッチング」だのさせるから、見てるほうは「いくらなんでも」とついていけなさを感じざるを得ない。 それと、同性間の性交だのスワッピングだの家族の異常な団欒風景だのの描き方がすごく意地悪だったと思う。これは映画をつくってる人間が、キンゼイの行動のうち、こういった部分を理解も受容もできていないがかといって批判もできないというものすごく中途半端な状態であることをあらわしている。キンゼイ先生は墓の下でどう思っているだろうか。 あまり関係ないが、故中島らも先生は「アマリタ・パンセリナ」の中でこんなことを言っていた。 「必要なのは受容と同化」「観察でも研究でもなく受容と同化」なんと深みのあるお言葉。もちろんこれは各種嗜好品について語っているのであるが。私はキンゼイの異常な行動を見るに、この言葉を思い出してしまうのです。そこのところを単に、「あーあ、学者センセイは世間知らずで変な方向へ突っ走っちゃうからなあ」っていうふうに撮ってたのがこの作品だと思う。だから、キンゼイに対する理解が足りないまま、キンゼイの行動のみを羅列しただけみたいになっちゃって、彼に失礼じゃないかあ? …キンゼイという上ネタを料理したというのに映画としてはやっぱり失敗だ。 [DVD(字幕)] 4点(2006-08-05 23:38:59)《改行有》

592.  悪魔の棲む家(2005) 《ネタバレ》 お約束どおり。あと女優さんがスタイルいいのにブス。(男優さんもマッチョだった) シャイニング後の映画界においては、「一家の主がとりつかれる」てのは、まんまやってくれてもほとんど喜びはない。例えば「エコーズ」では夫婦の機微を細かく描くとか、ケビン君の「掘り芸」を見せるとか工夫をしていた。(それでもパッとしなかったな)マイケル・ベイが得意気にからんでいるからいけないのだろうか。[DVD(字幕)] 4点(2006-07-23 01:14:50)《改行有》

593.  デューン/砂の惑星(1984) 《ネタバレ》 なんといっても浮かぶデブ。興奮すると急上昇だ。 おおまじめにヒーローとして立ち上がるマクラクラン。しかしその鼻にチューブ。 あまりにも陳腐なストーリーゆえ、「画づくり」に力を入れるしかなかったのであろう。登場人物全員超シリアスに演じているにもかかわらず、どうみてもコントにしか見えず終始クスクス笑う。 しかしなあ。前半もたもたして、後半急に「予告編か?」と思うほどのドタバタした話はこび。どうなっちゃってるの。そんであのフグみたいなのはなんなのかしら。 「女には、決して辿りつけない境地があるのだ」って、字幕で言われてもなあ。さいざんすか。 ストーリーがひどすぎる。よって皮肉にもリンチのわけわからなさが薄まる結果となって、いいような悪いような。でももうリンチは見ないし。(また言ってるけど) [DVD(字幕)] 4点(2006-06-18 20:34:03)《改行有》

594.  ムーンウォーカー 実はビデオを持っている。実は彼に対して深く関心を持っており、過去2回の「マイケルジャクソン期」を経てDVD複数を所有して現在に至る。「次に何をやらかしてくれるか」という点で、昔のダイアナ妃より興味がある。それでこれ、SF映画になっている部分、いろいろ問題ありますね。ラトーヤが「自分の虐待された時代を思い出させる」と非難したり。全知全能で子供のアイドルなマイケル、こんなもの臆面もなく公開してしまうところが病んでいる。マイケルの場合、すでに「病んでいる」状態を超越して「個性」で通してしまおうというのもすごい。(別の)映画の主題歌になった「CHILD HOOD」では堂々と「みんな僕が病んでるというけど、非難する前に僕を愛そうと努力してくれよ」なんてこと、もはや仮面と化した顔で歌うし。これかなり怖かったです。ともあれ「ムーン ウォーカー」では、己の稚拙な内面を恥ずかしげもなく映像化して誰もに「病んでいる」ことを分からせてくれたマイケル。ちなみに個人的にはスリラーのころの顔が最も美しいと思っていますが。あのころの顔のまま行った方が、彼の芸能生活は有利になったに違いない。[ビデオ(字幕)] 4点(2006-03-04 23:56:27)

595.  プリティ・ブライド 前々から疑問に思っていることがある。なぜハリウッド映画には、「好きな男につっぱっていた女が心を入れ替えて自分をさらけ出してダラダラとコンプレックスを告白してなおかつ求愛して男がそれを受け入れハッピーエンド」なるパターンの話が多いのか?どこらへんにどんな需要があるのか?ドラマとしてはちっとも興味を持てないのだが。タカビーな美人をへこませてやりたいという製作男性陣の復讐心なのか?それとも女から求愛しないといかんというお約束でもあるのか?いいかげんにしてくれないか?ラスト近くでこのテの告白場面が始まると、またかよー、と心の底からうんざりして早送りに励むのであった。[ビデオ(字幕)] 4点(2006-02-22 22:56:17)

596.  ハウス・オブ・ザ・デッド Uボートの船長さんを起用しているところが味あり。「海の男」ぽさあるよね。なんでこれに出たんだか。無茶苦茶という意味ではけっこう記憶に残りそうな一品。船長のとこだけをチョイスして見ればそんなに悪くないかも。[DVD(字幕)] 4点(2006-02-05 14:08:47)

597.  理想の恋人.com 《ネタバレ》 このキャストでここまでダメダメ感を出すとは逆にすごいかも。ダイアンレインが主演なら「ユーガットメール」のような楽しく上品な大人のラブコメかと期待していたら、脚本も演出も編集も全部ダメ。特に脚本のお粗末さには恐れ入る。ロブライナーとかエフロン姉妹にあこがれている製作陣が、真似をしてはみたが、モノマネにすらならなかったという結果に。このテの映画で大外れは少ないと思っていたが、ここまで外されるとは。なんとか作品として成立させようと必死の演技が、すべて無駄になり悲しみのダイアンレイン。豪華キャストでダメダメ感を出し切ったトンデモ映画。[DVD(字幕)] 4点(2006-01-29 18:13:49)

598.  ティアーズ・オブ・ザ・サン だからフークアってのは「トレーニングデイ」の監督さんで。 この2作を見る限りどうにも露悪趣味を感じる。 例えて言えば「ガラスをキキーッとひっかく」のが好きな人、みたいな。 もしくは「生ゴミのバケツの中を見せたがる人」とか。 もしくは「おむつの中身を見せたがる人」とか。きりがないな。 それがゲージュツなのかどうか、もうよくわからん。 だからリドリーのS趣味だったら、「いじめている行為を見せる」ことで表現されているみたいだが、この人の場合は、「行為が終了した直後の悲惨な状況」をこれでもかと見せることによって趣味が発揮されているように思える。 つまりどうにも自分にとってはあのシーンは「芸術」でもなく「娯楽」ではもちろんなくリアルな「再現フィルム」でも某国の海外派兵の言い訳ですらなく…監督さんの悪趣味の発揮としか受け取れん。 いちおうハリウッド映画なんだからなあ。これが無修正海賊版のSMフィルムであったならべつにかまわない。こういうのを見せられると「ジャンルという言葉は死語となったのか」と思うなあ。 [DVD(字幕)] 4点(2006-01-09 21:29:47)《改行有》

599.  おまけつき新婚生活 《ネタバレ》 誰もコメントしてないのにこういうこと言ってなんだけど、借りて後悔しきり。 名優ダニーデビートの余技であろうが、個人的には全く受け付けません。ダニーデビートは嫌いじゃないよ。バーサンが憎たらしすぎる。日本的には、年寄りには「かわいげ(多少の赤ちゃん返)」とか「(煩悩から解放されて)枯れた感じ」をどうしても求めてしまうんだな。笠智衆みたいなさあ。西洋の年寄りは枯れにくいとは聞いてたけどさあ。そんでまた、このカップルがやられっぱなしで、やることなすことバーサンにかなわないので、ものすごくストレスたまります。それは私が非Mであるせいかもしれないが。そんで最後までいっぱい食わされていたんじゃ、どこでストレス発散すればよいのじゃあ。こんな状況を楽しめるのは真性Mの方のみでしょうか。非Mの方にはおすすめしませぬ。バリモアはめずらしくダイエットに成功したのか美人に見えた。[DVD(字幕)] 4点(2005-12-23 23:06:25)(良:1票) 《改行有》

600.  将軍の娘/エリザベス・キャンベル 《ネタバレ》 身も蓋もない話だなあ。「すごくひどい目にあった女の子がいました」って言われてもなあ。 だからなんなの。そういう場面を映像化しなくてもいいじゃん。品がないじゃん。もはやレイプはステレオタイプの悲劇でありますから、こうも繰り返し映画の題材にしなくてもいいんじゃないでしょうか。食傷気味。[ビデオ(字幕)] 4点(2005-11-20 17:37:28)《改行有》

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