みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
621. 泥棒成金 ヒッチコック作品が好きで、ケーリー・グラントも好きなんですが、この映画はやや面白味に欠けます。ドキドキ感が少なく、金髪美女(この映画ではグレース・ケリー)との駆け引きもあまりありません。全体的に緊迫感がないんですよね。命を狙われてるとかじゃないと、登場人物も必死になれないんですかね。[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-12-24 17:17:03) 622. ロビン・フッド(2010) ロビン・フッドを調べると、必ず義賊やアウトローと紹介されています。この映画でも最初のナレーションで、無法者(アウトロー)と語られていました。映画を見た限りでは、この言葉には当てはまらず、正義の味方としか思えません。活躍はしていても、皆を率いる能力が長けていたとは考えづらく、弓の名手という一般的な知識も意味を持たなくなります。これまでとは違うロビン・フッドを作りたかったと思えますが、せっかくの魅力を消してまで、新しい人物像を作り出すメリットが感じられません。映画にはお金がかかってますし、臨場感もあってそれなりにすごさを感じるのですが、物語自体がつまらなくて、これで終わっちゃうの!?、という感じの終わり方でした。R・クロウとC・ブランシェットの競演、すごく楽しみにしていたのに、結構ガッカリでした。[映画館(字幕)] 5点(2010-12-24 17:08:25)(良:1票) 623. キス&キル アクション・コメディなんですけど、アクション要素とコメディ要素のバランスが悪いんです。アシュトン・カッチャーがアクション部門、キャサリン・ハイグルがコメディ部門担当といった感じに分かれていて、A・カッチャーが一生懸命にシリアスな演技をしていても、K・ハイグルがコメディエンヌ魂全開で無茶をします。このバランスに関しては、演出上の失敗と言わざるを得ません。主役2人の演技も極端すぎました。ただ、アクションとして、コメディとして、それぞれの観点で見れば、それなりに面白いのです。上映中はまるっきり退屈することはありませんでした。それと、有名人はあまり出ていませんが、映画やTVドラマの脇役で、よく見る顔の俳優が結構いたので、そんな人たちを探すのも面白いと思います。[映画館(字幕)] 5点(2010-12-03 17:51:18)(良:1票) 624. バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2 BTTFの1作目を境に、大スターになってしまったマイケル・J・フォックスとそれ以外のキャストの格の差が、この映画の配役に響いてしまったと思えます。フォックスが必要のない一人複数役を演じたため、1作目のパロディ映画のようになってしまいました。映像技術は今でこそ古くさく感じられますが、当時の最先端を駆使して、驚くほどの効果をあげていました。[映画館(字幕)] 5点(2010-11-14 00:14:13) 625. ある日どこかで 時を超えて、美青年と美女が恋に落ちます。というお話でしたが、それ以上でもそれ以下でもないと言いましょうか、何のために時を超え、どういうところに惹かれあったのかが、説明不足だと思います。ファンタジー映画と思えば、それなりに不思議な現象が起きても納得できますが、ラブ・ストーリーには必然性が必要だと思うんです。時間の壁を越えた愛はロマンティックですが、それ以上は感じられませんでした。[DVD(字幕)] 5点(2010-11-13 23:59:33) 626. クロッシング(2009) 「バベル」や「クラッシュ」のようなオムニバス形式の映画でした。しかしながら、面白さはこれらに比べると落ちます。主役3人はいずれも警察官ですが、それ以外の共通性が見あたらないのです。これまでのオムニバス映画にあった、人間の不条理さへの警告や神の怒りに触れたための戒めなど、人間社会全体の警笛のようなものがありません。同じ内容の映画を作ることはないと思いますが、あまりにもテーマに一貫性が感じられないので、見終わってからも、頭の中には"?"がいっぱいです。3つの話を1本にするのではなく、3本の映画にした方が、よほど面白くなったんではないでしょうか。[映画館(字幕)] 5点(2010-11-12 16:57:09)(良:1票) 627. クレイジー・ハート 《ネタバレ》 恋に落ちる過程、主人公の落ちぶれ具合、破局の原因などなど、そのどれもがそんな程度なの?と思えるほど物語が中途半端です。落ちぶれた初老の男が、いかにして這い上がるかを描きたかったのでしょうが、恋の話ばかりに焦点が移ってしまい、映画としても中途半端。長い原作を頑張って短い脚本にした感じでしょうか。出来自体が悪くないのは、原作がいいからでしょう。[映画館(字幕)] 5点(2010-07-16 00:09:51) 628. レッド・ツェッペリン/狂熱のライブ この映画はライブ・ツアーのドキュメンタリーという位置づけです。普段のステージでは絶対に見ることの出来ない、メンバーの素顔が伺えて貴重です。しかし、そこまでのフィルムにしかなっていません。ライブは最高に良かったのですが、合間に挿入される映像は、貴重な資料ではあっても、それ以上にはなりません。もっと、彼らが体験していたツアーの楽しさ、辛さ、苦しさ、喜びを、こちら側へ訴えて欲しかったです。ツェッペリン・ファンには楽しめても、ツェッペリンの曲だけが好きな私には、全て見終えるのは辛かったです。[DVD(字幕)] 5点(2010-06-27 00:16:27) 629. ワンダー・ボーイズ 登場人物達はそれぞれが「特別」だから、タイトルが「ワンダー・ボーイズ」なんだと思うのですけれど、それ程「特別」だとは思えません。大人になりきれない3人が、イタズラを隠すために騒動を起こしてるという印象です。見ていて退屈というほどではなかったのですが、特にワクワクもしません。[地上波(字幕)] 5点(2010-06-12 22:28:06) 630. グリーン・ゾーン 「つまらない脚本から面白い映画を作る達人」ポール・グリーングラスをもってしても、この映画はここまでしか面白くなりませんでした。戦闘シーンは緊張感が漂っていて、とても良かったんですが、話の展開がね、つまらないんですよね。黒幕はすぐアッサリと分かってしまうし。[映画館(字幕)] 5点(2010-05-28 22:41:55) 631. プレシャス オスカーの作品と監督候補になっていたので、ものすごく期待してましたが、思いもよらぬ結果となってしまいました。虐待、貧困、10代の妊娠、教育、などなど、いろんな社会問題を取り上げていますが、制作者側が何を意図しているのか、本当に伝えたいことが何か、はっきりしません。いろんな要素を集めすぎて、1つ1つが薄味になってしまったかのようです。[映画館(字幕)] 5点(2010-05-21 23:26:22) 632. ナイアガラ 予備知識なしで見たので、てっきりモンロー主演のコメディだとばかり思ってました。かなり本格的なミステリーになってます。ただ、登場人物達の考えにまとまりがありません。何でそんなコトするの?と問いたくなるような行動が多々あり、物語として食い違いがあります。それにしても、この時のモンローは美しい。[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-04-30 23:39:53) 633. 紳士は金髪がお好き(1953) 美人女優の2人に頼った映画と言えます。この2人の魅力なしには、映画自体が成り立たないでしょう。ミュージカルとしては曲の魅力に欠けますし、コメディとしては可笑しさが今一つ。しかしながら、あまりにも魅力的なJ・ラッセルとM・モンローのお陰で、とても華やかな映画となってます。[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-04-24 23:02:20) 634. NINE(2009) なんて豪華な出演者なんでしょう。これだけ出ていれば、多少ストーリーがつまらなくても、誰がどんな役柄で出てくるのか想像するだけで退屈しません。実際のところ、この映画はストーリーはあまり感心できません。それでも、誰がどんな歌を披露してくれるのか、スクリーンを見ながら期待しているだけでも2時間がアッと言うまでした。けれど、1度見てしまえばそれで充分。ミュージカルとしても、歌もダンスももう一つです。[映画館(字幕)] 5点(2010-04-10 00:06:37) 635. シャーロック・ホームズ(2009) この映画で1番感心したのは、映像です。ロンドンの町並みや港をリアルに見せてくれます。ただ、モノクロっぽく統一されているので、華やかさには欠けます。映画の前半はとても退屈です。つまらないジョークを会話に混ぜています。中盤の爆破シーンからは、打って変わって面白くなります。それまでのつまらなさはどこに行ったのだろうと思えるくらいです。[映画館(字幕)] 5点(2010-04-02 23:50:15) 636. ウェイトレス おいしい人生のつくりかた 主人公がウェイトレスなんですけど、この物語は主人公が違う職業でも成り立ちますし、パイ作りが得意である必要がないんですよね。一応笑えるところもあって、それなりに後々の展開が期待できそうなストーリーになってますが、特に驚くことなく結末を迎えてしまいました。[DVD(字幕)] 5点(2010-01-10 23:36:33) 637. イングロリアス・バスターズ 《ネタバレ》 どこを切ってもタランティーノ映画。火薬と血しぶきが好きじゃないと、見ていられません。基本的な物語は面白いと思うのですが、集団で銃を打ち合うところなど、他の映画と代わり映えしません。教訓めいたものも感じられません。先にも書いたとおり、火薬と血しぶきでドキドキしたい人には勧めます。[映画館(字幕)] 5点(2009-12-04 16:51:04) 638. ダンシング・レディ この時代特有のストーリー展開でした。特にこれといった特徴のある映画ではありませんでしたが、見ていて時間を忘れてしまいました。ところで、この映画は資料的価値の方が高いと思われます。後で知ったことですが、フレッド・アステアのデビュー作だそうです。その他にも、K・ゲーブルよりもJ・クロフォードの名前が上にあったりとか、些細なことに感心してしまいました。[DVD(字幕)] 5点(2009-10-24 23:58:45) 639. 正義のゆくえ/I.C.E.特別捜査官 移民問題のみを扱った「クラッシュ」と言ったところでしょうか。オムニバス形式で、主演となっているH・フォードが全てのエピソードに関わっているわけではありません。現代のアメリカが抱えている、大きな問題の一つを扱った意義のある映画です。とてもドラマティックに作られているものの、シンプルで飾り気がないため、一度見れば、再び見たいとは感じられません。もっと人物の心情を観察して欲しかった。[映画館(字幕)] 5点(2009-10-05 15:35:11) 640. 帰郷(1978) 《ネタバレ》 ベトナム戦争の帰還兵を扱い、問題提議をした映画でした。サリーとルークが恋に落ちるまでは、ベトナムの問題が中心だったのに、恋に落ちた途端、つまらない恋愛映画になってしまいました。また、問題提議はしているものの、これといった主張が見あたりません。記録映画としても、生温いと感じます。[DVD(字幕)] 5点(2009-09-27 18:26:59)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS