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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
641. バックドラフト 最初見たときは映画の迫力に圧倒されたのだけど、後で繰り返し見てみると何だこんな映画だったのかと評価が下がる。消防士の物語だから火災シーンが多いのは仕方ないけど、だんだんうんざりしてくるし、不謹慎なシーンも目につく。[DVD(字幕)] 5点(2013-10-12 21:37:01) 642. スーパーマン(1978) 子ども時代にTV放送のスーパーマンシリーズを何回か見ていたせいか、映画は最初違和感があった。白黒とカラーの違いもあるだろうが、大平透吹き替えのスーパーマンと違ってクリストファー・リーブはどうもなじみにくい印象を受ける。そして映画もSF的だ。それだけ時代が進歩したということなのだろうが、スーバーマンがスーパーすぎるとおもしろくなくなる。マーロン・ブランドや ジーン・ハックマン、グレン・フォードの役者陣は豪華。[DVD(字幕)] 5点(2013-10-08 06:33:39) 643. 雨に濡れた欲情 《ネタバレ》 よくまあこういうタイトルを付けたものだ。さぞ原作者サマセット・モームは苦笑いをしてるのでは・・・。モームの短編「雨」の主人公サディは、過去にグロリア・スワンソン、ジョーン・クロフォードという名だたる女優が演じてきた。そして今度はリタ・ヘイワース、グロリア・スワンソンは未見なので何もわからないが、私の持っているDVDのジョーン・クロフォードのそれとは随分雰囲気が違う。映画がモノクロとカラーの違いということもあろうが、クロフォードの妖しげな魅力に対して、リタ・ヘイワースの明るく開放的なサディに大変驚いた。もちろんこの方がヘイワースらしいのだけど・・・。特に前半は別のドラマを見ているようで、これでは宣教師の心情、特になぜ自殺とい疑問が出るのではなかろうか。[DVD(字幕)] 5点(2013-09-16 20:20:43) 644. 大統領の陰謀 ウォーターゲート事件によって、時の米国大統領ニクソンが辞任に追い込まれたことくらいは知っていたが、映画を見た当時はほとんど無知の状態。事件内容や人物構成、政治背景などわからずじまいで本当に退屈な2時間だった。後年DVDが出た折、ネットなどでいろいろ調べてようやくどうにかという状態になった。謎の人物ディープ・スロートも政府高官の内部密告らしいということも・・・。この映画が公開された頃、日本ではロッキード事件に関する証人喚問が新聞やテレビを賑わしていたが、そっちの方がよほど興味深かった。[映画館(字幕)] 5点(2013-08-13 21:41:50) 645. チャップリンの勇敢 チャップリンの短編はドタバタすぎるのが目につくが、これもその一つ。いくら叩いてもびくともしない大男を運良く逮捕できるのは良いが・・・。[DVD(字幕)] 5点(2013-05-28 19:25:56) 646. チャップリンのスケート スケートをスーイスイ滑るのは良いけど、仕事ぶりはハチャメチャすぎてうまく笑えない。[DVD(字幕)] 5点(2013-05-28 17:23:46) 647. アンナ・カレーニナ(1997) トルストイの長編なのだが、映画はまるでダイジェスト版であるかのように細切れに進む。良く言えばテンポがいいと言うことなのだろうが、これで人物関係やストーリーがわかるのかしらと心配になる。ガルボやビビアン・リーの過去の映画、栗原小巻の舞台、そしてそもそもの小説、どれかひとつくらいは馴染んでないと・・・。だが後半はアンナとヴロンスキーの不倫に焦点が定まり、ようやく映画らしくなる。私はアンナ・カレーニナの映画は4本目だったが、まだこれこそという映画にぶつからない。5作目のキーラ・ナイトレイにも挑戦はしてみるが・・・。[DVD(字幕)] 5点(2013-05-13 07:22:03) 648. 刑事コロンボ/死の方程式<TVM> 子どものような軽い性格と博士号をいくつも取った天才的頭脳のアンバランスがおもしろい。このロジャーを演じたロディ・マクドウォールの怪演が光る。だが、犯罪の方は天才的頭脳より子どもじみた性格の方が出てしまっていささかお粗末。原題の"Short Fuse"は短気とか,かんしゃくという意味だが、ラストのロープウェイシーンはまさに言えてる。[地上波(吹替)] 5点(2013-02-21 06:54:51) 649. 黄色いリボン 老兵は静かに去っていくという終わり方かと思ったらそうではなかった。残された4時間を上官の命令に背いてまでも大尉として任務を遂行する。そこから後の展開がよくわからなかった。何が何でもジョン・ウェインを英雄にしたかったのだろうか。それでも主題歌を初めとする音楽が良かったのと、酒飲み軍曹の人間味で加点。[映画館(字幕)] 5点(2013-02-10 08:57:52) 650. 北海ハイジャック 二代目ジェームズ・ボンドが出演ということで期待されたのだが、ひげのロジャー・ムーアはすこぶる地味、映画もいささか消化不良気味で穴が多い。そもそも油田基地の乗っ取られ方があっさりしているし、結末もなあんだという感じ。アクション好きな方はさぞ不満だろう。この頃の英国首相はサッチャー女史、鉄の女として名高いがこの頃はなったばかり(もちろん映画の中の首相はサッチャーかどうかはわからない)だが、女性も男性と同等に扱うべしというメッセージが伝わってくる。ところで時々思うのだが、外国人名を日本語になおす際、映画の字幕やパンフなどで違うことだ。たとえばアンソニー・パーキンスのLou Kramerだが、字幕ではロウ・クラマーとなっているし、発音を聞いているとルー・クレイマー、allcinemaではリューなどまちまちだ。しかし同一人物だとわかるからさほど気にもむことでもないだろう。もちろんどれが正解でどれが間違いというものではない。ロジャームーアも字幕ではフォークス。[映画館(字幕)] 5点(2012-12-30 11:05:39) 651. 悲愁(1959) 晩年のフィッツジェラルドとシーラ・グレアムの恋物語なのだが、前半はともかく酒浸り男のみじめさは好きになれない。逆にグレアムの方は前半はハリウッドのゴシップコラムニストと評判悪かったのに、後半はすっかり影をひそめ献身的に・・・。本人が書いた回想録だからかな。[DVD(字幕)] 5点(2012-12-15 15:24:34) 652. 肉体と悪魔 グレタ・ガルボの映画として評価は高い(特に淀川長治さんがべたほめ)が、私にはどうもストーリーが馴染めない。夫のある身で一度ならず二度も裏切る魔性の女としか思えない。サイレントなので音楽が入るのは仕方ないのかもしれないが、だんだん耳障りなってくる。[DVD(字幕)] 5点(2012-12-07 20:11:22) 653. 恋しくて(1987) 昔見たときはもっといい映画だと思ったが、改めて見てみるとさほど感動がわかない。やはり若いうちに見る映画なのだろう。心理の微妙なところがいまいち理解できない。[DVD(字幕)] 5点(2012-12-01 20:17:27) 654. 真実の行方 どうもよくわからない映画だ。動機もピンとこないし、第一マーティンがなぜ頼まれもしないのに弁護を引き受けたのかとか。本当に敏腕弁護士なのだろうか、自分でそう言っている事自体おかしいし、ただの売名家、単純な事件を複雑にしただけに思える。それはそうとドゥルス・ポンテスが歌う「Cancao do Mar」が印象深かった。[DVD(字幕)] 5点(2012-11-23 22:14:35) 655. エイリアン2 エイリアンの続編だが、原題を見れば"Alien"だったのが"Aliens"になっている。たくさんのエイリアンが出てくるということは1匹の力はたいしたことないということか。SFホラーからアクション娯楽映画に変身し、いかにも米国的になった。好みに合う人もいれば私のように「なあんだ」と思う人もいるだろう。[映画館(字幕)] 5点(2012-11-18 16:47:05) 656. プラクティカル・マジック 期待して見ると空振りに終わってしまうかもしれないけど、期待せずに見れば意外とおもしろいかも・・・。[DVD(字幕)] 5点(2012-11-10 06:24:41) 657. ファミリー・ゲーム/双子の天使 原作の格調高い雰囲気が失われ、大衆的な雰囲気になってしまっているように思う。元はと言えばケストナーの児童文学で、離婚した夫婦の関係を修復させようとする感動の物語なのだが、この映画はタイトルのように入れ替わりゲームの感覚だ。感情面の趣や伏線など味わいに欠けているのではなかろうか。むろんバックに流れる音楽がヒット曲というせいもあるだろう。好みの問題かもしれないが、私はドイツ映画の方が好き。 だが双子の姉妹を一人二役でこなすリンジーは立派。[DVD(字幕)] 5点(2012-09-30 06:52:31)《改行有》 658. ジェーン・エア(2011) 若いミア・ワシコウスカを起用したことで、昔見たジョーン・フォンテインとはまた違うジェーン・エアを見た。これはこれで決して悪くない選択だと思う。だがロチェスター役となるとオーソン・ウェルズにはまったくかなわないし軽すぎる。むしろフェアファックス夫人を演じるジュディ・デンチの存在感が大きいのはさすがだ。 また子役についても昔のマーガレット・オブライエンやペギー・アン・ガーナーとは比べるよしもない。この映画後半はセント・ジョン等の人物の登場により、原作に近くはなっているが、その分まとまりがないように思われ、原作や前作ほどの感動がわかない。[映画館(字幕)] 5点(2012-09-04 19:11:23)《改行有》 659. キリマンジャロの雪(1952) 《ネタバレ》 冒頭に出てくる謎「豹は何を求めてあの高い山頂まで行ったのか」が妙に引っかかる。これは映画の途中にも、なぞなぞとして出てくるのだが、私にはその豹が主人公のハリー自身に思えてくる。足が壊疽になってあのまま死んでいたら本当にそう思ったことだろう。しかし映画は原作とは違っていた。この方が映画向きなのかも。 個人的には、主人公のハリーがどうも好きになれなかった。シンシアの気持ちは良く伝わってくるのに・・・。それにヘレンもシンシアに似ていたからというのも・・・。 余談だが、キリマンジャロの雪といえばヘミングウェイに決まっていたと思っていたが、ネットで調べてると最近別の映画が作られたらしい。[DVD(字幕)] 5点(2012-08-26 21:01:42)《改行有》 660. ポワゾン 見始めてから、昔見たド・ヌーブの「暗くなるまでこの恋を」によく似ていると思ったらやはり同じ原作だった。つまりこの映画はリメイクということになるのだが、前半はストーリー的に同じでも、途中からオリジナルと雰囲気がまったく違ってくる。こちらはあくまで悪女でだます女である。そしてまた悪女と知りつつだまされる男の方は、愛情というより肉欲に負けたただの男にすら見える。そう何もかも安っぽい、しかしこれが現実に近いのかもしれない。 [DVD(字幕)] 5点(2012-08-10 10:36:20)《改行有》
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