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プロフィール
コメント数 161
性別 男性
自己紹介 兵庫県在住。
現在大学1年生。
小学6年の頃に地上波で見た「ダイ・ハード」がキッカケで映画好きになる。基本的に映画鑑賞は字幕もOKだけど、どちらかと言うと吹き替えの方に非常に強い興味を抱いています。
趣味 映画鑑賞。音楽鑑賞。
血液型 A型
星座 かに座

2月6日・・・
メッチャ久しぶりにレビュー書きました(笑)
随分長い間サボってましたが、これからまたちょくちょくレビュー書いていきたいと思いますので改めてよろしくお願いします!m(_ _)m

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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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61.  ゴッドファーザー 《ネタバレ》 現時点で16歳。高校1年で映画歴もまだまだ浅い俺がこんなことを言うのはどうかと思うが、今まで観てきた中で最高の映画に出会えた気がする。本格的に映画を観始めてずっと気になり、観たい観たいと思い続けた本作を今回、DVDがレンタルされたことで初めて鑑賞に至りました。冒頭の圧倒的な演出で繰り広げられる結婚式。そこで明らかにこれまで観てきた映画とは雰囲気が違い、静かに淡々とした空気が流れ俺は一瞬でこの映画に魅せられました。3時間と言う長尺ながらも全く飽きさせない流れで印象に強く残るシーンも数多くある。ビトーが果物屋で狙撃される衝撃的なシーン、警察とグルになった敵のマフィアの襲撃計画をかわす見事な病院でのシーン。有料道路の料金所でソニーがマシンガンで蜂の巣にされるシーン。マイケルが対抗マフィアのボスと仲間の刑事を射殺するまでの緊迫感溢れるくだり、ラストの洗礼・・・など挙げたらキリが無いほど思い浮かぶ。マーロン・ブランドも話さなくても十分貫禄が感じられる凄まじい存在感。アル・パチーノの前半の一般人から後半のマフィアの冷酷なドンに変わる素晴らしいまでの演技力。ジェームズ・カーンも短気な兄貴で存在感を十二分に出していた。この映画の魅力はこの先、鑑賞を続けていけばまだまだ見つかると思う。これからも俺は何度も繰り返し鑑賞し、この名作の醍醐味を深く強く感じ続けていきたいと思う。もちろんPARTⅡ、Ⅲも鑑賞しゴッドファーザーの世界観によりハマっていきたい。この映画をリアルタイムで、尚且つ劇場で観たかった・・・そこだけが本当に残念です。 次のリバイバルはいつになるのやら(泣)10点(2004-09-29 18:56:21)(良:1票)

62.  真夜中のカーボーイ 《ネタバレ》 60年代のアメリカ社会風俗の中で、夢を持ち田舎から都会へやってきたが、それをどう実現すればいいか分からず、都会の孤独感に押し流される2人の若者を描いた本作。35年も前の映画なのにも関わらず、この映画から非常に強いメッセージを感じました。明るいカントリーミュージックに乗せて爽快にニューヨークへ向かうカウボーイ姿のジョン・ボイド。清々しすぎます。これまでカッコいい役が多かったダスティン・ホフマン。この映画での彼は今まで俺が見てきた彼とは全然違いました。そりゃカッコいい役でのホフマンも十分良いんですが、意外にもこういう役のほうがより彼の魅力を強く感じました。特にラスト20分での彼の演技は凄すぎです。これほど素晴らしい演技なのにオスカーを取れなかったのは非常に残念ですね。この映画のテーマは主役2人が出逢った事に大きな意味があると思います。もしこの2人が出逢ってなかったら、ジョーはラッツォと同じ運命を辿っていたかもしれないし、ラッツォもジョーが居なければ独り弱っていき、寒いニューヨークの廃れた家で孤独に死を迎えていたかもしれない。だからラッツォはジョーと出逢えて幸せだったと思う。固い絆で結ばれた友人と夢であったフロリダに行けて安らかに死を迎えることができたのだから。その他、良い点もたくさんあります。だけど、唯一悪かったのは随所で入る回想シーンや妄想シーン。あの映像は俺にとって生理的に合わなかったので減点対象になりました。8点(2004-09-24 21:49:11)

63.  ピッチブラック 《ネタバレ》 前々から気になっていた作品ですが、なかなか手が伸びず最近になって「リディック」が公開したことで観てみようと思い、鑑賞しました。正直言ってこの映画を甘く見すぎていましたね。予想以上に完成度が高かったです。最近面白い題材が出尽くしたのかと思われるエイリアンとの戦いを描いたSF映画。けど、この「ピッチブラック」ではそんな事はありませんでした。冒頭から迫力ある不時着シーン。ここで一気にこの映画の世界観に興味をそそられ、いきなり唐突的に襲われる最初の犠牲者や荒廃と化した研究所。エイリアンの強大な恐ろしさを大いに見せつけられ、観ている俺もますますワクワクさせてくれます。日食して辺りが暗闇になってからも、この映画のテンポは失われません。むしろ、余計にテンポが高まりこの先どうなるのか全く分からなくなります。エイリアンに対抗できる武器が全く無いままリディックを中心に生還を目指し、ただひたすらエイリアンだらけの暗闇を駆け抜ける生存者たち。途中、極限状態の中、正気を失うオッサンや生存を神に託す神父さんや脇役の俳優たちの演技もお見事。そして何より最も良かったのがリディックにビン・ディーゼルを起用したこと。彼のおかげで映画自体の魅力をより引き立てていたと思います(ただ、ディーゼル自体があまり凶悪犯罪者に見えないのは痛かったが・・・)クライマックスもかなり意外な人物の退場にも驚かされ、全編通じて全く飽きを感じませんでした。この映画の影響で初めから観る気の無かった「リディック」も少し観てみたいと思いました。8点(2004-09-13 19:44:29)(良:1票)

64.  シンドラーのリスト 《ネタバレ》 今まで俺はスピルバーグ作品を本当にたくさん観てきた。時には「ジュラシック・パーク」や「インディ・ジョーンズ」などのシリーズでワクワクさせてくれて、「ジョーズ」や「プライベート・ライアン」では自然・戦争の恐怖を教えてくれた。この「シンドラーのリスト」は、これらでは後者のほうに当たるが、映画自体はそれまでのスピルバーグ作品の風習とは全く違っていた。ほぼ全編モノクロで当時の実写映像を見ているかのような感じでリアルさがより伝わってくる。この手法は大正解だったと思う。ユダヤ人虐殺を題材にした映画は、俺はこれまで「戦場のピアニスト」しか観た事は無かった。勿論あの映画も非常に良い仕上がりで衝撃も高かったんだがこの映画での衝撃はそれを超える。特に「赤いコートを着た少女」。モノクロの映像の中で1人カラーで逃げ回る彼女が後に死体焼却の場面で死体となって現れる姿を見て、普通の全編カラーで観る時よりも遥かにショックが高かった。あの所長のアーモン・ゲートだが、劇中で彼がやっている事は決して大袈裟な表現ではなく全て事実。暇つぶしとして気に障るユダヤ人を次々と撃ち殺すと言う信じられないような行為も平気で行う姿には、当時のユダヤ人の人権がどれだけ無視されてきたのかが痛烈に感じ取れた。俺も含めて誰もがシンドラーの行動は正義の行動と思われていたが、ラストで彼が「もっと多くの人を救えたはず」と叫び泣き崩れるシーンには、「自分のした事を決して偉いとは称えず、自分がもっと早く行動を起こしていれば更に多くの人が助かるはずだった」と自らを責める姿勢に心を揺さぶられ、俺自身も涙が出た。最後にシンドラーの墓を大勢の生存者が参拝するシーンを見て、このユダヤ人虐殺は何百年も前の事ではなく、本当に最近起きた出来事なんだと改めて感じた。この事件を風化させまいとノーギャラでこの映画を製作したスピルバーグの不屈の精神に敬意を表して10点を捧げます。10点(2004-08-28 13:07:02)(良:3票)

65.  ペイチェック 消された記憶 元々この映画に対してそんなに期待してなかったのが幸いしたのか、結構楽しみながら観れました。「マイノリティ・リポート」らしい近未来的演出に、「ボーン・アイデンティティー」らしいストーリーにアクション映画の巨匠ジョン・ウーらしいダイナミックなアクションが(ついでに鳩も)加わり、良い意味で期待を裏切ってくれました。車やバイクでのチェイスシーンでは、見事な演出とカメラワークを考えたスタッフにしても、実際に演じるスタントマンの実力にしても非常に層が厚い事を感じます。ベンの窮地に陥りながらも人を殺さない役柄も良かった(ただ、あの走り方は・・・)悪人のワルぶりも宜しい。だけど、一番のミスキャストはユマ・サーマンだと思う。「キル・ビル」観て以来、彼女が普通に見えないのが痛すぎ・・・劇中での暴れっぷりを見ていたら、いつ日本刀を振り回すんじゃないかと(略)7点(2004-08-24 21:35:38)

66.  シービスケット 物語の導入部分(前半)は登場人物像がそれぞれ分かりにくい上に、テンポも良くなく、妙に長く感じて眠気に襲われ「これで2時間半近くの間、ちゃんと寝ずに鑑賞できるのか?」とまで思ったほどでした。大恐慌時代の影響でそれぞれ大切なものを失った3人の男たちが一頭の馬、シービスケットを通じて再生していく姿には、観ている俺にも物語が進む度に深く感情移入していきました。キャストの演技や音楽が素晴らしいのはもちろんの事、レース中での撮影手法にも本気で驚かされました。騎手目線やスピード感溢れる横からのカメラワークは今まで見たことが無く、鳥肌が立ちました。ただの感動系映画なら絶対誰かを死なせてまで感動させようとするけれど、この映画に至ってはそんな演出は無くともここまで目頭が熱くなるような素晴らしい物語に仕上がる事が出来るんだって事を見事に証明してくれました(っていうかこの映画での出来事が実話って事が1番凄い!)誰にでもこの映画での登場人物のように挫折や絶望が訪れるかもしれない。けど、決してそこで気を落とし消極的にならず、常に顔を上げて前向きに生きなければならないと俺はこの映画に強く教わった気がします。最初にも言ったように前半の出来が少しイマイチだったのが、ヒジョーに惜しいところですが、そこを差し置いてもオスカー7部門ノミネートは十分納得の結果だと思います。(でも出来れば1部門ぐらい受賞して欲しかった気も・・・)8点(2004-08-19 16:47:33)

67.  マイティ・ジョー この映画が言いたいことは、1.勧善懲悪 2.動物(自然)を大切にしようって事。 3.作り手がクライマックスに「キングコング」やりたかったって事。 この映画2回観たけど未だにこれぐらいしか思いつかないな・・・5点(2004-08-16 15:29:32)

68.  北北西に進路を取れ 最近の映画ばかりじゃなく今度は何か昔の映画も観てみようと考え、名匠と呼ばれるヒッチコック監督のこの「北北西に進路を取れ」をレンタルしました。まず今から半世紀近くも前の作品でありながらも、観る側を全く飽きさせないテンポの良さには感服します。アクションも極力少なく、サスペンス重視のストーリー展開もなかなかのもの。誰が味方で誰が敵なのか分からない、そんな感じが全編に漂い、各場面の雰囲気を盛り立てる音楽も上出来で、昔の作品とは思わせない演出が満ち溢れていたと思います。でも、あのヘナヘナなラストはどうにかならなかったんでしょうか?敵2人に森の中で追われてるまでは良かったんですが、あの歴代大統領の顔が彫られた崖(地名忘れました・・・)を降り始めた辺りからテンションダウン。まぁ降りて激しい格闘してくれるんならまだ良いんですが、その後の格闘も呆気ないもので拍子抜けしましたね。でもこの時代の映画にしては、かなり上質的なサスペンスに仕上がってると思うんで7点。追記・・・っていうか、何でこの映画のジャンルに「コメディ」が入ってんの?思わず笑っちゃいましたよ。7点(2004-08-16 15:01:26)(良:1票)

69.  007/ダイ・アナザー・デイ ボンド誕生40周年&シリーズ20作目で、雑誌などでもシリーズ最高傑作と各方面で大好評に加え、初めて予告編を観た時あまりの面白さに期待が沸点に達したまま鑑賞しました。確かにタブル記念作なだけにアクションは凄まじかったです。でも・・・その派手なアクションは冒頭やカーチェイスぐらいしか無いと思うんですね。あとは、ザオとの格闘やグスタフとのフェッシング対決とかがありましたが、それらは前者のアクションと比べたら小競り合い程度にしか見えない。もう少し工夫するなり大規模アクションを増やすなりして欲しかった。それと、あの衛星イカルスの威力も恐怖感も全然。残念と言うか過去作と比べて突っ込み所がやけに多いんだよな、この映画。ボンドもジンクスと出会って間もないのにいきなりあんな事しちゃってるし、ザオもあんな所をオープンカーで走って寒くないのか?と疑問に思うし、まぁここまできたら今回の007は贅沢なコメディ映画だと思って観てもいいってことですかね?>リー・タマホリさん8点(2004-08-13 20:59:51)

70.  フェイス/オフ Q:俺がもしある日、目を覚まして自分の顔がニコラスになってたら? A:発狂する。(髪型も同じだったらは発狂度倍増) あっ・・・映画は面白かったですよ(笑)。9点(2004-07-29 14:20:15)(笑:1票)

71.  レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード アントニオ・バンデラス、ジョニー・デップ、ウィレム・デフォー、ミッキー・ロークと汗臭(略)豪華なキャストに加え、スタイリッシュでかっこいい予告編に公開前まで俺のこの映画に対する期待はかなり大きかったです。でも・・・公開してからはあまり良い評判は聞けず、今日観るまで期待が心配に切り替わったままでした。しかし、実際鑑賞してみると悪くは無かった。いや、むしろ十分合格範囲でした。「エル・マリアッチ」シリーズ前2作と比べて金が掛かっているためか、アクションが予告編どおりダイナミック。前作と同じくお馴染みのギター銃にかっこよすぎる弾の装填シーン。ロドリゲスならではのアクション演出がよく表れていたと思います。確かにアクションは悪くなかったんだが、ストーリーがゴチャゴチャしすぎてるのとバンデラス以外のキャストはもう少し何とかならなかったのかと疑問に思います。ジョニデもデフォーもロークも別に彼らじゃなくてもよかったのでは?彼ら俳優それぞれの持ち味が全く活かされてなく、「ただそこに居るだけ」みたいな感じになっていると思いましたね。さらにそれぞれのキャラも「存在感」は確かに有るものの「存在価値」がヒジョーに薄かった。ジョニデ演じるサンズは別に居ても居なくても物語自体に大して差し支えなかったんじゃ?それと最後にデフォー演じる悪玉殺すシーンも妙にあっさりしていて興奮できずに消化不良。えー色々言いましたが、とりあえず楽しめる事は楽しめるって事で7点で。最後に1つ、ギター欲しくなりました(笑)7点(2004-07-28 18:02:41)

72.  プレデター2 どうせならメル・ギブソンも入れて、いっその事「リーサル・ウェポンVSプレデター」にするってのはどうよ?5点(2004-07-27 14:24:46)(笑:2票)

73.  エンド・オブ・デイズ 「ターミネーター」でマシーンになって「コマンドー」で私設軍ぶっ潰して「プレデター」で宇宙人と戦って「トゥルーライズ」では国際テロリスト叩きのめして、もう相手が居ないから今度は丁度ミレニアムだし悪魔と戦おうって感じで作られたんでしょうね(多分違う)この映画結構評価は低いですが、俺としてはそれなりに楽しめました。心臓手術からの復帰1作目にしてはシュワちゃんもかなり体張ってアクションしていたので良かったと思います。つーか、展開が微妙に「ターミネーター」と似てると思ったのは俺だけですかね?キャラもサタンがターミネーターでシュワちゃんがカイルのような気がしたんですが(多分俺だけだな)この映画で1番痛いところはサタンに人間味を持たせすぎたことだと思います。ガブリエル・バーンの演技は悪くないんですが、何故か今ひとつ悪魔って気がしないんですね。まぁ別にいいですけど。7点(2004-07-27 14:22:40)

74.  ハード・トゥ・キル 凄まじい勢いで回復するセガール。凄まじい勢いで相手を殺しまくるセガール。無敵である彼ならではの映画ですな。コレは。5点(2004-07-27 14:12:04)

75.  パール・ハーバー コレを初めて観たのは、当時中1の頃で友達5人ほどで映画館へ観に行きました。映画開始10分経ってソッコー俺の右に座ってる友達が寝てた(比較的デカイいびき付きで)。左隣の奴は、やたら俺に話しかけてくるし、まぁ映画前半自体も詰まらなく、さらにヒロインが二股すると言う最悪な内容だったけど環境も最悪な状態だったのを今でも憶えてます。さすがに真珠湾攻撃シーンは迫力があり、友人全員も真剣に観てたんでそこはまだマトモに鑑賞出来た。でも後半からまたどうでもいいドラマが冴え渡り、ふと左右の座席を見ると今度は友人全員寝てました(爆死)。俺自身も真珠湾攻撃以外は殆どあくび出っ放しだったし、ケツも痛かったのでヒジョーに苦痛でした。普通だったら2時間前後に収まりそうな内容を無駄に3時間まで延ばし、史実とは全く違う描写を連発したり、ヒロインに二股させるし、もう最悪な出来。ベンとジョシュの2人がゼロ戦を撃墜しまくるシーンでは(←ここも史実とは違う)「戦争はかっこいい物では無い」と言うスピルバーグとは正反対にベイさんは「戦争を娯楽」と考えているのが(俺には)見えるような気がした。本来なら0点にしても良いんですが真珠湾攻撃シーンが史実に間違いまくりなものの唯一迫力があったのに免じて1点おまけしておきます。1点(2004-07-27 14:06:18)

76.  ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 《ネタバレ》 2年前の春休みに観に行った「第1部」以来、ずっとこのシリーズが持つ力に魅了され続けた俺にとってはこの最終章「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」への期待はもの凄く高く、「コレを観るまでは絶対死なない」と思うまでになり(←大袈裟)この最終章への思い入れは鑑賞直前まで常に最高潮に達していました。第1部を観るまでこのシリーズについての知識はゼロに等しかった俺がここまでこのシリーズに夢中になれたのも、ピーター・ジャクソン監督の原作への深い愛情と観る者をその映画の世界観へ引き込む演出力があってからこそだったと思います。 ここで本編感想ですが、この第3部へ大いに期待を残してくれた第2部のラストからどう始まるのか鑑賞直前まで気になってましたが、ゴラムの忌まわしい過去から始まるオープニングから意表を突かれ、この第3部のこれからの展開に更に大きな期待を抱かせてくれました。戦闘シーンも、第2部のヘルム峡谷での戦闘に負けず劣らずの大規模かつ壮絶な戦いに手に汗握り、心が熱くなりました。クライマックスでアラゴルンが「For Frodo!」と叫び敵陣へ突入していくあまりにもカッコイイシーンでは「ラスト サムライ」でもあった彼らの「信じるものがあるからこそ死を恐れず敵に立ち向かう事が出来る」精神が大いに感じられた。この第3部ではこのいわゆる自己犠牲が全編に渡って繰り広げられていたと思います。フロドとサムの前2作以上に熱く、感動的な友情に劇場のイスに縛り付けられたかのような感激を受け、ラスト30分は涙腺が緩みっぱなしでした。 ホビット庄へ戻ってきた旅の仲間たちの喜ぶ姿を見ていると、俺自身も嬉しくあったが同時に2年間俺を熱中させてくれたこの壮大な旅が終わってしまった事で哀しくもあった。 ただ、サルマンが登場しない事や多少あっさりし過ぎてたシークエンスもあり、そこが少し気になりましたが、それらは今冬発売予定のDVD「スペシャル・エクステンデッド・エディション」で解消されているらしく、そっちを購入して確かめたいと思います。 大変長いレビューになりましたが、俺にとってためらい無く10点付けられる最高の映画に3年連続(正確に言えば2年)、リアルタイムで出逢えたことは心の底から幸せに思い、これから先の俺の映画人生の中でこの「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズは永遠に輝き続ける存在になると思います。 10点(2004-07-23 22:45:26)《改行有》

77.  ミスティック・リバー 《ネタバレ》 少しラストに言及します。ラストのパレードでベーコン演じるショーンが家族と居るのを見たとき、これがあの3人の本来の在るべき姿じゃないかと思いました。ロビンス演じるデイブも妻や息子は居るけど過去の暴行を受けた事件がトラウマになり、決して幸せな感じとは言えない。ペン演じるジミーも今回の事件で娘を失った。過去の事件と現代の事件で複雑になり、互いの心身のすれ違いで起きてしまったラストの悲劇。彼らの運命が少しでも変わっていたら、ラストに勘違いでジミーがデイブを殺すというこの悲劇にはならなかったかもしれないし、ジミーが(名前忘れたが)あの少年の親父を殺しておけば、この娘の殺人事件自体起こらなかったかも知れなかった。それらを全て集約して考えると「運命」というのはやはり残酷で、複雑な物だと感じさせてくれる。映画自体も過度な演出は少なく、比較的静かな雰囲気で物語が進み登場人物の心情に焦点を置いたカメラワークに音楽。それぞれの俳優の個性を引き出す演出も多く、イーストウッドならではの手法が全編に渡って冴え渡っていたと思います。最近何かと悪役が多かったベーコンも本作でまた新たな一面を見せてくれたような気がするし、オスカー受賞のペンもロビンスも観る側に感情移入しやすい迫真の演技で終始感嘆するばかりでした。最近娯楽映画ばかり観てきた俺にとってはこういう社会派ドラマは、あらゆる意味で深く考えさせてくれる物になったと思います。8点(2004-07-22 20:43:27)(良:2票)

78.  リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い めっちゃ正直な話、レンタル店で何も観るものが無くてたまたまこの映画が1つだけ置いてあってそれに加えて吹替えキャストも良質だったので何気に借りてみました(この映画が好きな方、本当にごめんなさい/汗)えー俺の場合、この映画に登場する超人方には誰一人大した思い入れが無く、そんな状態でこの映画を本当に楽しめるかどうか不安でした。でも予想以上に楽しめましたね。アクションも思ってた割には楽しめたし、テンポも良かったし。でもCGが殆ど丸見えなのは痛すぎた。キャラクターもそれぞれしっかりとした存在感はあったものの、キャラクター自体の説明がゼロに等しいのも痛い。でもこの映画を1番支えていたのは何と言ってもショーン・コネリーでしょう!70歳超えてんのにあそこまで頑張る方は日本にいらっしゃいますか?(いたら教えてください/笑)自分より遥かに若い奴を軽々と殴り倒したり銃撃戦もお見事。役柄も007にオマージュを捧げているかのようで007ファンである俺には思わずニヤリとさせられます。まぁそれぞれのキャラクターの小説読めばまた点数上がったかも知れませんがとりあえず今は6点で。(ちなみに鑑賞は日本語吹替え版推奨)6点(2004-07-19 17:46:24)

79.  エイリアン3 結構評価が低いこの「エイリアン3」ですが、俺としてはこの出来はまだ合格範囲だと思います。前作の戦争アクションから一転して1作目であったようなホラー的要素が中心になっていて、原点に戻ったような感じでした。エイリアンも本作では1匹しか登場せず1作目と同じように囚人たちが次から次へと襲われる展開が俺としては緊張感や恐怖感が程よい感じに表れてかなり良い雰囲気で鑑賞できたと思います(かと言ってアクション中心の「2」が悪かったと言うワケではありません)。衝撃的なオープニングとエンディングにエイリアン目線のカメラワークや武器無しで戦う全く新しい戦闘スタイルと当時にしてはかなり斬新な手法を用い、当時27歳で新人だったデビット・フィンチャーにしては素晴らしいまでの腕前だったと思います。だけど、この映画は全編に渡って暗く、ストーリーも少し救いようの無い雰囲気に仕上がってしまっていた上、前作で有り得ないほど感情移入させまくられたニュートとヒックスを「死亡」の一言で退場させたのは痛すぎた。それにはさすがに堪えたので減点せざるを得なく、1点マイナスで6点。6点(2004-07-15 18:35:33)(良:1票)

80.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち 公開時~DVD発売あたりまでがもの凄く高評価だったんで、かなり期待してたんですが・・・期待はずれ。アクションは予想以下だったしテンポもあまり宜しくない。でもジョニデのジャック・スパロウ役は完璧なキャスティングだったと断言したい。彼のクセのある演技がこの映画を1番支えていたんじゃないかと思わせるほどでオスカーノミネートも納得。続編も既に決定してるんだから、シュワちゃんのターミネーターやイーストウッドのダーティハリーみたいにこのジャック・スパロウがジョニデの定番キャラになると思うな(俺には)。しかしその彼の強烈なキャラクターでブルームもナイトレイも存在感をかなり省かれたと感じたのは俺だけなんでしょうか?つーか、ナイトレイ19歳か・・・若いねぇ。俺と3歳差(以下略)まぁこの映画は純粋娯楽なんだから何度か観れば本格的に楽しめるかもしれないけど2時間半近くもある映画を何度も観る気にはなれないし、それだったら別の映画観るし・・・複雑だな。地上波で放送されたら観るかもしれないけど。5点(2004-07-11 20:10:05)

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