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プロフィール
コメント数 617
性別
自己紹介 監督はスタンリー・キューブリック
俳優はジャック・ニコルソン
原作はスティーブン・キングが好きです。
要はシャイニングがドンズバなんです。

ホラーが一番好きだと思っていたんですが、自分の評価を見直すとどうも感動系が好きらしい。

9点以上は余程面白くないと付けません。

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61.  ツリー・オブ・ライフ 《ネタバレ》 監督の憂鬱に、2時間超、長々と付き合わされました。何でそんな物哀しげに展開してるの?ってくらい、鬱々としている。弟の死を除けば、至って平和な家庭で育っているのに。ショーン・ペン演じるジャックが、そんなに虚無感に囚われる必要がどこにある?神に懺悔するような物言いが多いけど、ジャックは別に悪い事してないし...。それに、父親と息子がバチバチになるのはどこの家庭でも大体そうだしさぁ。ブラッド・ピット演じる父親は、そこまで悪い父親に見えないのが残念な所。飲んだくれで借金まみれでバリバリDVし放題とか、世にはもっと悪い父親が山ほどいるでしょう。映像が綺麗なのは綺麗で良いとして、そこ特に求めてないんだよね~、こういう映画には。映像最優先じゃないから。もっと人間ドラマを期待してた。[映画館(字幕)] 3点(2011-08-12 23:06:07)(良:1票)

62.  めぐり逢えたら 《ネタバレ》 相性よりも運命なんだという構図→【相性<運命】。そして、現実主義よりも理想主義なんだという構図→【現実主義<理想主義】。この2つの構図が描かれている作品です。要するにロマンチックっな話です。価値観が合っていたり気が合うことよりも、「理由は分からないけど気になって仕方が無い」という、理屈抜きの考え方。ある種の霊感や占いなど、オカルトチックな方向を重きに置いている。アニーの婚約者のウォルターからして見ると、たまったもんじゃないでしょう。相性良く見えてるのに、別れを告げられるなんて。よくすぐに納得できたなぁって思います(笑) 結末としては、サムとアニーが結ばれていますが、これって実は、サムの息子ジョナとアニーが結ばれているんですね。ジョナとアニーは、どちらも運命を信じ、理想主義でもある。同じ人種です。[DVD(字幕)] 7点(2011-08-08 19:47:35)(良:1票)

63.  恋におちたシェイクスピア 《ネタバレ》 上っ面なフィクション性が終始付き纏ってた。と言うと批判的に聞こえるかも知れないけど、そうではないです。この映画自体が、作品内で演じられている劇と同じように、どこかフワフワとしている。例を挙げると、ヴァイオラが男装していても周りが誰も気付かなかったり、ベタな展開でヴァイオラのカツラが取れたり、エリザベス女王がひっそりと劇を見に来ていても最後まで誰も気付かなかったりと、普通に考えると滑稽とも捉えられるシーンをちょいちょい入れている。そうすることで、フィクション性がアピールされている。そのアピールがあるお陰で、「この映画という作品」と「ロミオとジュリエットという作品」この2作品が、縦ではなく横に同列で並んでいるような、ある種リンクしている感覚というのが生じる。巧妙だと思います。そして、シェイクスピアは終始目が血走っていて気合入りまくり。勿論、作り手はシェイクスピアというキャラクターに対し愛情を注いでいると思うので、作り手の人達もシェイクスピア同様、この映画を作ることに対しても気合が入っていたんだろうな~と窺い知れます。[DVD(字幕)] 7点(2011-08-01 23:41:04)

64.  トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン 《ネタバレ》 夏の風物詩、花火大会です。あっちでドカーン、こっちでドカーン、連続してドカーン。もしくは、歌舞伎です。ここ一番でオプティマスが登場すると、瓦礫の下からサムが待ってましたとばかりに「オプティマ~ス!!」って必ず大声で合いの手を入れます。「中村屋!」みたいなノリ。もう理屈じゃないです。マイケル・ベイとスティーブン・スピルバーグのやる気・パワーみたいな物が解放されて、超ド迫力の映像と化しています。圧倒的。ストーリーは相変わらずおバカ映画ですが、前作までと比べると若干良くなっています。敵側の言い分にも筋が通っていましたから。もう一つ、主人公のサムにはアンバランスなセクシー女優が彼女役に付く、というこの映画のお約束もしっかり守っていました。「ダイ・ハード」っぽさを感じ、「博士の異常な愛情」のオマージュも見受けられました。この製作者たち、映画が好きなんだな~って思います。[映画館(字幕)] 8点(2011-07-29 19:48:29)

65.  トランスフォーマー/リベンジ 《ネタバレ》 お色気やギャグ要素を差し込むことで、フィクション性をアピールし、ストーリーの欠陥を指摘する意見に対する措置を取っている。なので、「地球じゃなくて別の星から太陽狙い撃ちすればいいじゃん」とか揚げ足を取っても仕方が無い。ヒーロー物のロボットアクションとして見るだけにして下さい、と作り手に言われているかのよう。逆に言えば、いかに悪者の行動理由を説明する重要性というのが大事か、ということも言える。尺のうち10分でも15分でも使って、悪者側の理由付けをもっと分り易く確固なものとして提示すれば、映画としての質がぐっと上がるのにな~。とは言え、この作品は前作もそうだが、とりあえず映像のクオリティーの凄さに尽きる。まるでコンクリートをスケートリンクに見立てたような、アイススケートさながらのなめらかな動き、ヌルヌルした変形シーン、工業製品でも動物でもお構い無くロボットで表現しちゃう所など、有無を言わせない圧倒的な表現能力には感服。そしてこのグラフィック技術は、諸刃の剣でもある。そっちに重点を置いてしまうと、先述の通りストーリーが疎かになってしまうという罠がある。オプティマスを生き返らせることもできるし、太陽を破壊することもできる、そう、まるでサムとディセプティコンが取り合いしていたマトリクスのような危うい輝きが、VFXの技術にはある。[DVD(字幕)] 7点(2011-07-22 22:42:38)(良:1票)

66.  マイティ・ソー 《ネタバレ》 全ては、アスガルドの王であるオーディンが悪い。国全体をあげてオーディンに対し責任追及した方がいいと思う。ソーが我儘に育ったのも、ロキが不幸な人生を歩むことになったのも、元凶はオーディンだ。ソーを追放する前に、オーディンが追放されるべきだ。一国のあるじが、大事な所で狸寝入りするなんて・・・国会で党首討論中に総理大臣が寝てるようなもの。都合良くなったらちゃっかり起きるしw 他国の赤ん坊を勝手に拝借し、自分の子供のように育て、挙句の果てに「上野動物園のパンダのように、国交の道具として使えるかもって思ったからお前を育てたんだよ」と、当の本人に赤裸々告白しちゃう無神経さ。ひどいでしょ。アスガルドを焦点にあててみると、国民は動物を食べたり、果物を食べたりしている。いわゆる、狩猟と農耕が混じった民族。それに対し、地球は産業や情報が発達した世界。ソーが住むアスガルドを「旧アメリカ」、氷の巨人が住むヨトゥンヘイムを「旧ソ連」、ジェーンが住む現代を「現アメリカ」と補助線を引いて考えてみる。まず、アスガルドって、ヨトゥンヘイムよりもかなり強い。だってロキが一掃しようと思えば出来るくらいなので、ヨトゥンヘイムはけっこう弱い。「旧アメリカは旧ソ連よりもかなり強かったんだ!」と言ってるように見えてくる。そうすると、前述した「全ては、アスガルドの王であるオーディンが悪い」っていう自分の発言と照らし合わせて見た場合・・・全ては、旧アメリカの大統領が悪いってことを言いたいのかな?マーベル・コミックの原作はWikipediaによると1962年。当時の世相を風刺したのでしょうか。[映画館(字幕)] 6点(2011-07-15 22:56:28)(良:2票)

67.  アイ・アム・ナンバー4 《ネタバレ》 「これからも映画界でバリバリやっていくからね!」っていう製作者たちの想いを感じました。スティーブン・スピルバーグが後ろ盾に付いたこの映画。1~9までのナンバーが付いた仲間達は、製作者たち作り手自身が投影されている。とすると、敵対するモガドリアン(侵略者)が、どうもスター・ウォーズに出てくるダースモールに見えてきちゃって、「ライバルはジョージ・ルーカス!ルーカスなんかに負けないよ!」って言いたいのかなぁ…なんて思ってしまいましたw モガドリアンの武器は光線銃みたいので、全然弱いしさぁ。ナンバー付いた仲間達の方が圧倒的に強い。要するに「自分たちの方が才能あるからね!」って誇示してるみたいです。ナンバー付いた若者を、やたら守護する役割が存在するのも興味深い。途中で死んでしまった父親替わりといい、キマイラに変身した犬といい、これは「マイケル・ベイとスティーブン・スピルバーグが守護神です!」と言ってるようなもん。監督のD・J・カルーソーがまさに主人公ってことだ。この監督は、きっと「映画作るのはすごく大変なんだ、見る側(受け手)の方がよっぽど楽なんだ」って思ってるに違いない。何でそう思うかというと、「パラダイス」って街が出てきて、カメラ好きな女子や、ガキ大将的ないじめっ子がいる世の中、そんな平凡な世界の方が、映画作ってる自分達のいる世界よりもよっぽど「楽園」なんだ、って言ってるように見えたからです。[映画館(字幕)] 6点(2011-07-09 00:00:27)

68.  スカイライン-征服- 《ネタバレ》 バカ映画です。ほんっと馬鹿。どんだけバカ映画なのか分り易くするために、エイリアンを「製作者」、逃げ惑う人間を「見ている私達」、エイリアンが放つ青い光を「VFXの映像技術」と置き換えて捉えてみます。まずエイリアンについて。エイリアンは、どこから来たか分からないし目的も分からない。要するに、製作者どこの人かよく分からないし、この映画作った目的も分かんない。でもエイリアンは圧倒的に強いんです。「製作者の圧倒的な技術=エイリアンの強さ」として投影することで、自分たちの凄さを誇示したくてしょうが無いのでしょう。「うちらはこんなに凄いんです!」って感じで。エイリアンは人間を沢山吸い込んで「人間狩り」してます。要するに見ている私達に圧倒的な技術を誇示することで「ひれ伏せろ!そして賛同しろ!」って言いたいんでしょう。脳味噌取ってまでね。エイリアンの武器として青い光があります。青い光を見ると人間は魅了されてしまいます。製作者は「俺達のVFXの技術に魅了しろ!」って言いたいんでしょう。まとめると、製作者は、エイリアンに自分たちのプライドを投影しているようですが、見ている私達は、エイリアンに感情移入できないんです。だって人間だもん、人間を応援するでしょう。だから、見た後に感動も何もしないんです。製作者は、自分たちを客観視できてないから、ただただ強さ(技術)をアピールすることしか出来ない。L.A.以外の地域がどうなっているのかが全く映されていないのがまさにその表れです。 [映画館(字幕)] 3点(2011-07-01 16:56:59)《改行有》

69.  SUPER8/スーパーエイト(2011) 《ネタバレ》 少年ジョーが、不慮の事故で亡くなった母の死を受け入れ、大人の階段を1つ登り、そして希望を見つけるお話です。「ジョー=空軍」「ジョーの亡き母親の面影=エイリアン」「アリス(ヒロインの子)=希望」と仮定すると、とても理解し易くなります。①なぜジョーはゾンビ映画を作ってるのか?→生死の判断がよく分からなくて、死を受け止められなく、死を理解しようと苦悩してる心の表れです。②なぜ空軍は列車でエイリアンを運んでるのか?→列車は「ジョーの心の殻」。母親の面影(エイリアン)は、ジョーの心の殻(列車)を破ることで、ようやく母の死を受け入れる出発点に立つことができました。もし脱線しなかったら、ジョーはいつまでも母親の死を受け止められなかったでしょう。脱線を試みた先生の存在は、大きいです。ジョーの父親の弱点でもある「息子を理解する気持ち」をサポートしてくれてます。③空軍はなぜ、町を焼き払ってでも必死にエイリアンを見つけようとするのか→まさに、ジョーが母親の面影を探して彷徨い続けている様が表れてます・・・。④ジョーの父親は必死に空軍と戦っている→父親もまた、息子を理解しようと、息子と戦っているんですね~。⑤ジョーがアリスを助けに行った時、ジョーとエイリアンの意思が一瞬通うシーンがあります→エイリアン(母親)はそこで、ジョーが親離れしたことを悟ったんですね。それに気付いたエイリアンは、自分の星へ飛び立っていきます。そう、それはまさに、少年ジョーの心の中にずっと残っていた母親が、ようやく成仏して天国へ行けたんですね。泣けます・・・(T_T)[映画館(字幕)] 8点(2011-06-24 20:52:35)

70.  ブラック・スワン 《ネタバレ》 演出家の髪型が、マッチ棒みたいでした。マッチ棒のくせに色づきやがって・・・。まぁ、それはどうでもいいです。前評判で「面白いよ!」と聞いていたせいか、期待値が上がっている状態で見てしまったのが反省点。正直、そこまで圧倒されませんでした。クライマックスに近づくにつれて、スクリーン上では盛り上がってくるんですが・・・。たぶんストーリーの「土台」が弱いから、その上に積み重ねてる台詞や演出をいかに作り込んでも、7分咲きくらいにしかならないんじゃないかと。もっと、伏線や不条理さをバンバン注ぎこんでもいいんじゃないかと。B級・C級ホラーのほうがよっぽどストーリー性あるんじゃないか?w 展開はジワジワと緩い。渦を巻くような狂気をどうしても期待してしまった。実際は、ニナの小宇宙の中での話w このくらいの小宇宙なら、今の現代にドロップしなきゃならないような作品とは感じられない。ナタリー・ポートマンを抜擢したのはとても良かったです。処女性は感じられませんでしたがw[映画館(字幕)] 5点(2011-05-20 23:28:02)

71.  愛する人 《ネタバレ》 親子三代に渡り、女優さんの顔立ちが似ていました。また、頑固な性格も血の繋がりを感じました。 虐待する親のもとで育った子供が大きくなると、自分の子どもに虐待してしまうというニュースを聞いたことがあります。 この映画でも、子供が孤児になる連鎖が起きていて、寂しく感じました。 最後、成長を見れずに他界してしまった娘の写真を見つめるシーンで号泣。 いい映画でした。[映画館(字幕)] 8点(2011-02-25 15:17:05)《改行有》

72.  ソーシャル・ネットワーク 《ネタバレ》 エレクトロ・ミュージックをBGMに、主役のマークが詭弁をまくし立てるスピード感が楽しかった。後半は、企業としての収益獲得への苦悩、それによる友達との摩擦が中心で、facebook云々からはちょっと外れる。SNS未体験の人が見たら、よく分からないだろうし、ナップスターって何?っていう人が見ても、ピンと来なかったりするだろう。ある程度予備知識が合った方が楽しめる。万人向けではありません。[映画館(字幕)] 7点(2011-01-25 19:11:01)(良:1票)

73.  インセプション 《ネタバレ》 現実と夢の世界がミルフィーユ状態に折り重なっていく様が面白くて目が離せなかったです。どんどん込み入った展開になっていって、見ている側の頭が混乱していくようで・・・。ただ、そのミルフィーユな光景を見ていくにつれて、もっと作り込めるんじゃないか?っていう期待が膨らんできちゃいましたw 監督!もっとできるはずでしょ!っていうw まぁ、あんまり作りこみすぎちゃうと本当に視聴側が話についていけなくなっちゃいそうだから、このくらいが妥当だったのかもしれないな~と思いました。時間が経ったら再度見てみたい映画です。[映画館(字幕)] 8点(2011-01-15 15:52:28)

74.  トロン:レガシー 《ネタバレ》 前作は見ていません。バトルはとても楽しいです。ただストーリー展開が釈然としない。ストーリー説明に入ると、退屈になる。雰囲気はとてもかっこ良かったので、そこで救われている。[映画館(字幕)] 6点(2011-01-04 23:26:45)

75.  スペル 《ネタバレ》 「死霊のはらわた」好きな人のために作ったんじゃないか?ってくらい、見ててニンマリしちゃうことがいくつかありました。お婆さんの存在自体がまずそうだし、霊媒師の弟子みたいな男性にラミアが乗り移った時の空中浮遊っぷりもまさに!でした。ぶっちぎりの不条理オンパレードで、血肉は控え目だけど、とっても楽しかったです。主役の女優さんの眉毛が太くてブス可愛いかったのも高得点。[DVD(字幕)] 8点(2010-09-03 23:48:16)

76.  ファインディング・ニモ 《ネタバレ》 ドリーから学ぶことが大きかったです。物忘れが激しいけど、それに勝るポジティブシンキング。それによって、どれだけ運気が回ってきたことか。ニモとマーリンが再開できて、良かった!![DVD(字幕)] 7点(2010-08-16 19:55:14)

77.  ショコラ(2000) 《ネタバレ》 小さな村だと、異文化を排除しようとする力は、必然的に生まれてくる。レノ伯爵がバリアとしての象徴となってはいるが、きっとこれは自然現象として発生する仕組みなんだろうと思う。小さな村でなくても、日常的に私達が暮らしてる世界でも、良くあること。学校だったり、職場だったり、家族だったり。村も不完全だったけど、ヴィアンヌも、人間として不完全な部分もある。勿論、見ている私達も同様だ。それを全て踏まえても、ヴィアンヌの人間性から学ぶべきことは、沢山ある。俳優、演出、音楽、脚本、全てが混ざり合い、完璧な状態で仕上がっている。まるでヴィアンヌの作るチョコのようだ。[DVD(字幕)] 9点(2010-08-06 19:46:24)

78.  いまを生きる 《ネタバレ》 「教科書なんて破いちゃえ!」など、型破りな授業で生徒の興味を引き、「自由」を崇拝する思想。 自分のやりたいようにやれと。ワガママに生きろと。枠にはまるなと・・・。 その授業がどこまで影響があったのかは分からないが、結果を見てみると、一人の生徒が自殺するまで追い込まれてしまった。 自殺したニールの父親は、この作中では鬼のような悪者役として映っている。 子供の意思を聞かず、家来のように命令する父親なんて、最低な親だ、っていう設定。 いや、まてよ。何かが引っ掛かります。 こういうシーンって、ドラマでも小説でも良くあるシーンです。 でも、子供が自殺まで追い込まれちゃうってのは、聞いたことがない。 大抵、家を飛び出すとか、暴力で対向するとか、「無理とは分かっているけど抵抗したい!」っていう程度のもの。 何かがおかしい。 ニールの父親や学校全体の思想で共通しているのは、お受験ママと同じように「上流階級のコミュニティに入る為の最短・最適な手法」を重んじている。 そこには、個性や自由を捨てでも、成功者となって欲しいという思いが含まれている。決して子供を殺すまで追い込みたいとは思っていない。 キーティングの思想は、その逆。人間らしさ、自分らしさとか、自由を掲げている。 その2者の思想の根底は、パラダイムが異なるので、どちらが良いとか悪いとかは、杓子定規で測れるものではない。 その時代・その国・その家族などなど、様々な要因が含まれることで、2者の優劣は全く変わってくる。 その異なる2者の狭間で苦しんだニール。 一見、キーティングの思想は、人間らしく見えます。 しかし、「個」を重要視する考え方のみだと、狂気の沙汰となる末路が待っているだけです。 「社会」との関係を踏まえて授業していれば、ニールの自殺は防げたかも知れない気がします。。。[DVD(字幕)] 5点(2010-07-16 18:30:04)《改行有》

79.  ウォンテッド(2008) 《ネタバレ》 薄っぺらいストーリーに、奇抜で痛快なアクション。いつもだと辛いけど、たまに見るんだったらいいです。鼠が可哀想。[DVD(字幕)] 5点(2010-07-06 23:10:44)

80.  マディソン郡の橋 《ネタバレ》 人妻のフランチェスカが欲情しちゃって抑えきれなくなっちゃったのが良くも悪くも一番の原因。ロバートは結局振り回されているだけ。短時間しか一緒に過ごしていないのに「これが本当の愛」とか分かるもんかな?詐欺師っぽい台詞に聞こえてしまいました。一つ言えるのは、女性は現実的で、男性は未練たらしいということ。女性の方が男々しく、男性の方が女々しい。中年の不倫愛の燃え上がり方が良く理解できず、後半は鼻くそほじりながら見ました。あと印象的なのはメリル・ストリープの泣き顔が素敵だったこと。あの表情にはめっぽう弱いです。[DVD(字幕)] 5点(2010-07-02 20:07:57)

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