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61.  バック・トゥ・ザ・フューチャー 好きなタイプの作品という訳ではないけれど、支持される理由は分かる。娯楽映画として本当に良く出来た作品です。配役は良いし、全体的に構成は見事だし、ちょこちょこと張った伏線の生かし方も上手い。そして何より、無駄に人も死なないし、必要以上に暴力的でもない。非常に良心的なエンターテイメント作品だと思います。8点(2004-04-02 19:10:20)

62.  ガタカ 硬質な質感の未来。磨き込まれた石の床のように冷たい世界。取っ掛かりも慈悲もない無感情な社会システム。不適合者はただただ滑り落ちてゆく。ユマ・サーマンとジュード・ロウの端正で異質な美しさに酔い、ラストシーンのナイマンの音楽に耽溺する。たまらない。私は本当にナイマンの音楽に弱いんだ。いや、もう、本当に弱いんだ。8点(2004-03-26 22:09:51)

63.  悪魔のいけにえ 中途半端に狂うと生きてるのが辛いんだよねぇ。あいつらみたいに真性のガイキチになれば生きてるのも楽しいかも知れないねぇ。残酷描写をそのまま見せるのではなく、女性の怯える目を極限まで大写しにして恐怖を表現するなど、実験的で結果的に画期的とされた手法が随所に見られて感心したので、8点献上。低予算映画は名作の宝庫。8点(2004-03-01 19:59:43)

64.  A.I. 人間とロボットの違いは何か?と考えた時に、意外と明確な答えは出て来ない。「人間は自然物で、ロボットは人工物」?しかし詭弁ながらもこういう反論も出来る。“自然の産物である人間が進化の過程に必然的に作り出したものもまた、自然の産物であり、そういう意味で人間とロボットは同系列的な存在だ”と。では「ロボットはプログラミングが必要だ」?それも違う。人間にとっての教育と、ロボットにとってのプログラミング。それらは第三者の教育的介入、という点では何の違いもない。つまり人間とロボットの違いは、構成体が有機的か無機的かの違いだけなのだ。人間もロボットも、その精神の実体は脳内の電気信号の交換に過ぎない。人間の脳は有機的コンピューターで、ロボットの脳は無機的コンピューター。それだけだ。人工知能を持ったロボットの思考能力は、人間と何ら変わらない。だから私は、デイヴィッドは人間だったのだと思う。彼の、プログラムによる融通の効かない行動パターンは、人間の、偏狭なイデオロギーを前提とする自己満足的な行動と何ら変わらない。彼と彼が彷徨うこの作品世界。矛盾と破綻、消化不良と自己完結のこの作品世界の姿にこそ、「人間」というものがあるのかも知れない。「人間」を描く上でデイヴィッドはスケープゴートであり、知らず「人間」を体現していた。釈然としない展開、絶対的な破綻と引っ掛かりが観る者を戸惑わせる作品だけれど、好意的に観ればどんな解釈でも出来る懐の深い作品のようにも思える。要は、破綻は大きいけれど、この作品に残された思考ののりしろを私は否定しないということだ。タイトルはとても良い。誰もが気付いただろうけれど、日本人は「A.I.」を「愛」と読める。この稀有な偶然は、日本(だけ)でこの作品がヒットした1つの要因なのだろうと思う。[映画館(字幕)] 8点(2004-03-01 16:54:01)(良:1票)

65.  アイス・ストーム 《ネタバレ》 家族崩壊ものの中でもかなり印象的な作品。「家族」の意義とはなんぞや、ということを極めてネガティブで内省的な描写を以って静かに静かに問題提起する。そこに在るのは、個人と個人と個人と個人と…をただ1つの枠内に形式的に収めるだけの、便宜としての「家族」の姿。すでに形骸と化した、型だけ残した「家族」の姿。1つ、また1つ…と訪れる嵐の兆候、そして最後に訪れる容赦のない「アイス・ストーム」が、決定的な破綻を否応なく白日の下に晒し、それはもう誰もが目を逸らせないレベルにまで達してしまう。99%の崩壊、1%の希望。そんな絶望と言い切ってしまうには惜しい、あまりにも微妙な状態に物語は帰結する。決して万人受けはせず、多くの部分を観る者の思考に委ねる作品だけれど、それ故に観る価値はあると思う。独特の寂寥感が全編に漂い、寒々しい景色はどこか心象風景的。そういう作品が好きな方にお勧めしたい。10代のクリスティーナ・リッチ、イライジャ・ウッドも印象的。8点(2004-02-26 21:31:39)(良:1票)

66.  ダイ・ハード3 《ネタバレ》 マクレーン刑事とゼウス氏との掛け合いが最高だった。いや、素晴らしいよ、サミュエル。何気にカメレオンな俳優。毎回マクレーンの受難が楽しい物語だけれど、今回はむしろ、「ゼウス氏の受難物語」。そのコミカルさにいちいち笑ってしまいました。マクレーン刑事、前作で爆発する飛行機から脱出ポットで上空に飛び出したのには笑ったけれど、今回は地下から吹き出す水で空を飛んでくれた。そこにまた、テンション低めにゼウス登場。素晴らしい。シリーズ史上最高のナイスコンビです。実のところこのシリーズ、私的には3が1番好みだったりする。点を考えるのがこれまた難しく悩むので、このシリーズもシンプルに一律評価。8点。8点(2004-02-21 13:41:05)(良:1票)

67.  ダイ・ハード2 《ネタバレ》 マクレーン刑事の受難、第2弾。ほんとに死なない。ほんとにダイ・ハードなぢょん君。今回の舞台は空港、人質は上空の旅客機の乗客。舞台が巨大化しました。前作の閉鎖空間での孤立無援状態こそがキモだったのだ、と考える方にとっては地味に評価を落とす要因になるのではないかとも思うけれど、相変わらずの緊迫感と大袈裟な感じは良い。大袈裟で、大仰です。だって監督、レニー・ハーリンだもん。有名な馬鹿ですよ。いちいち「何でやねん」「有り得ないですやん」「いい加減死んで下さい」などと突っ込みつつ鑑賞。脱出ポットは笑った。飛びおった。空を飛びおった。8点(2004-02-21 13:36:59)

68.  ダイ・ハード 《ネタバレ》 私は派手な銃撃戦や爆発をどっぷり楽しめるタイプの人間ではないので、このシリーズは私の好みのテイストからは思いっきり外れている。じゃあどう楽しもうか、と考えた挙句、見方を変えて、シリーズを通してひたすらに主人公の受難っぷりを楽しむことにした。そうして観てみたらなかなかどうして笑えました。密かに唸るところも多々あった。ああ、腕時計の話はちょっとした伏線だったんだな、とか。色々。そしてやっぱりアラン・リックマンは上手かった。ほんとに“ドイツ人で名前はハンス”って感じでした。あと、どうでもいいことですが、リムジンの運転手の若造君、耳が物凄く小さいな~、と思いました。8点(2004-02-21 13:25:13)

69.  25年目のキス ああ、畜生、何て可愛いらしい映画なんだ。好きですよ。若手女優系のラブコメでは1番好き。ドリュー・バリモアなんてスレた人がこんな純な役を全く何の違和感もなく演じられるなんて、これはちょっとした衝撃ですよ。衝撃映像ですよ。ハリウッドってこういう部分では結構フェアなんですよね。とにかくドリューの可愛らしさに惚れた一篇。8点(2004-02-20 22:29:08)

70.  バーバレラ “60年代女の子もの”が大好き。私の中で最強の「ひなぎく」には勝てないけれど、これもなかなか可愛い。“60年代サイケ、キッチュ、ポップ”が沢山詰まっていて、目の保養になる。ジェーン・フォンダの美しいこと。「60年代は女性が1番美しかった時代だ」と言われるけれど、この頃の作品に出て来る女性達は、本当にことごとく魅力的。そういえば、こないだ読んだ雑誌での著名人達の対談で「この映画を日本でドラマリメイクしたかった」みたいな話が出て、「バーバレラは市川実和子、悪の女王は柴咲コウがいい」という意見が出ていた。面白そう。でも、うーん…多分…夢と消える企画だろうなぁ…。8点(2004-02-20 17:59:31)(良:2票)

71.  ぼくの美しい人だから 原作も映画も同じ位好き。好きだけれど、切なく辛いものがある作品。ちょっと乱暴に言い切ってしまうと、男は「男がいつまでも男であること」に自信満々なくせに、「女がいつまでも女であること」を許さない傾向がある。年をとっても自分のことを棚に上げて20も30も年下の女の子ばかり追い掛け回している男は山ほどいる。42歳の男と28歳の女のカップルの年の差を指摘する話はあまり聞かない(例えば「ロード・オブ・ザ・リング」のヴィゴ・モーテンセンとリブ・タイラーの年の差を指摘する人なんていないでしょう?)。でも、その逆のこの話は衝撃作にされてしまう。何だかなあ…。今の私はこの物語の28歳の男性よりも何歳も年下だけれど、それでも何だか42歳の女性の方に感情移入してしまう。色々思うに、男性が一般的にこの作品を否定したがる、というのはやっぱり予想通りながらも、どうも釈然としない思いが付きまとう。8点(2004-02-19 22:26:31)

72.  サンドロット/僕らがいた夏 少年野球もので、完全に小粒な作品だけれど、どこか「スタンド・バイ・ミー」を思い起こさせる。監督の、少年時代へのノスタルジー、失われたものや過ぎ去った時代に対する温かい畏敬の念を感じる作品。少年時代というのはやはり特別で、その特別な瞬間を何でもなく生きている少年たちも、やっぱり特別。原っぱですら冒険に満ちていて、そこにはいつも仲間がいて、1つの「生きる場所」があった、そんなノスタルジーに浸る一作。「狂犬」とのバトルなどは、本当にキングの作品のよう(チョッパーとかクジョーとか)。分かる。噂が噂を呼んで、どんどんモンスター化していくんだよね。あのシーン、大好き。思わず笑ってしまう。8点(2004-02-15 21:06:10)(良:1票)

73.  ターミネーター 小学生の頃に字幕版を観て、警察から友人が殺された事を聞かされたサラが「信じゅられない」と言っているように聞こえて(じゅ、と聞こえる)、自分の耳を疑ったことがある。中学生の頃に友人にそれを検証してもらおうと観てもらったことがあり、そいつも後日プチ狼狽して、「確かに言っていた…」と言って来た。それ以来ずっと観ていないけれど、それがやけに心に残っている。低予算ながらも新しいものを作ろうとする監督の試みと苦心が伝わって来る作品で、なかなか面白いと思います。大名作である続編を生み出してくれたということでも高評価。感謝。8点(2004-02-15 15:03:55)

74.  蜘蛛女(1993) 「悪女」という言葉が持つ絶対的耽美性を見事なまでに否定してくれる、ある意味快作。一般に蔓延する「悪女幻想」を見事なまでにぶち壊してくれる、レナ・オリン演じる「蜘蛛女」。もうあれは悪女ではなく化け物の範疇に入ります。私はレナ・オリンという女優の持つ“下品すれすれのセクシー”が大好きなので、彼女を語る上でこの作品は外せない。彼女以外のキャストもことごとくハマり役だし、好きですね。下品で大仰でグロく、却下寸前のやり過ぎ安物劇。B級の域を出ないけれど、その中でもかなり特異な位置付けにある。快作で、怪作。そんな感じ。8点(2004-02-10 21:33:36)

75.  ブギーナイツ 安っぽくも華美でエネルギーに満ち、そして虚飾に満ちた一時代が終わった、そんな「祭りのあと」的な余韻を残す作品。日本でのバブルの弾けた後のような空しさにも似て、うたかたの夢と何とも言えない喪失感と虚無だけが胸に去来するような、そしてどこかその時代に対する感謝と慈しみがあるような、そんな作品だと思った。8点(2004-02-04 20:38:18)(良:1票)

76.  白い家の少女 《ネタバレ》 少女時代のジョディー・フォスターがとても妖艶。若く、美しく、尊大で、卑怯な位に魅力的。全篇を包むショパンの調べと、少し粒子の粗い美しくミステリアスな映像。ディテールの1つ1つ全てが印象的。丘の上の一軒家。金髪の美少女。姿を見せない父親。地下室。アーモンドの香りの紅茶。私が初めてこの作品を観た時、主人公の少女は年上だった。だからこの作品の魅力が分からなかったのかも知れない。今はあの13歳の少女が随分遠い。だからこそあの時とは比較出来ない程にこの作品が美しく、魅力的に思える。あの少女は今もあの白い家で1人、年を取ることもなく、あの姿のまま暮らしているような気がする。8点(2004-02-03 23:58:06)

77.  インデペンデンス・デイ アメリカ万歳アホ映画で、根底に流れるものが決定的にアホなことは間違いないのですが、ここは大人になって、純粋にエンターテイメントとして評価してみます。するとこれ程そつなく出来ているものもなかなかないということで、結構高評価。展開はわくわくするし、いやらしくない程度に人間ドラマも入っている。そしてあの爆破シーンは映画史に残る位に上手く出来ていると思うし、全体的な流れもテンポもいい。論理は滅茶苦茶だけど、ストーリーは別に破綻していない。終始同じテンションを貫いています。非常にバカでいいですよ。全く何も考えずにアメリカンな感じにポップコーンとコーラを持って劇場で観るには最高です。アメリカ人になったつもりで。いや、むしろ無理矢理自己洗脳してアメリカ人の目線にでもなって観ない限り、こんな映画なんぞ腹が立ってしょうがない。8点(2004-01-21 21:06:02)

78.  エイリアン3 デヴィッド・フィンチャーの味。音楽ビデオという映像畑出身ゆえ、そのセンスは折り紙付きの当時27歳の新進気鋭。監督デビュー作としてこのシリーズを任された重圧はおそらく凄まじいものだったことは想像に難くないが、結果的に充分な仕事をしたと思う。後の「セブン」で固まる、良い意味で期待を裏切る斬新な展開。1はホラー、2はアクションと来て、3に宗教色を盛り込んだその意外性。そうだな、このシリーズ、もう宗教の部類だ。映像美についても、他の監督と比較しても遜色のない出来だったと思う。何はともあれ、完結して良かった…え!?…完結してない!?…いや、私は4なんか知りません。知りませんよ。8点(2004-01-21 16:32:14)

79.  エイリアン2 ジェームズ・キャメロンの味。妥協と躊躇を知らないダイナミックな娯楽第一主義。前作で見せ付けられた単体の恐怖から一転、今作では不遜なまでの物量作戦が繰り広げられる。流石にエンターテイメントの極意を知り尽くしたキャメロン監督、無駄と間隙のない一級アクション映画に仕上がっている。前作ではただ尊大なだけに映ったリプリーという女性が、今作では毅然とした姿の中にも他者に対する愛情を見せる。ただ相変わらず特定の者以外に対しては冷たかったですが(笑)。他人から親切を受けたらお礼位はちゃんと言おうね。やっぱりリプリーちゃんは性格的に問題がある。でも、あれ位でないと生き残れないのかも。8点(2004-01-21 16:22:49)

80.  エイリアン リドリー・スコットの味。流石に光と影の魔術師で、硬質で野暮な金属の構成体たる宇宙船内部すら、どこか高尚でありながらも色気の漂う映像空間に変えてしまうそのセンス。1つ1つの陰影全てが不敵なまでの計算の下に映し出される。美しい。閉鎖空間で繰り広げられる、これ以上はないというまでの心理戦。「宇宙人との対決」というテーマは、一歩間違えたらB級映画にまで陥落しかねないのに、この作品にはそこはかとなく高貴な雰囲気が漂い、圧倒的なまでに詩的。SFホラーの金字塔とまで昇華されている。ただ1つ指摘するなら、人物描写が物足りないような気がした。登場人物の背景が一切見えず、主人公のリプリーという女性の魅力すら伝わらない。残念ながら彼女は私には、ただ自己中心的で強気の女性、というようにしか見えなかった。まあ、主役はむしろエイリアンだからいいのかな。相変わらず私の好みのテイストの映画ではないけれど、このシリーズには、好き嫌いの範疇を超えた、その功績に対する1つの敬意としての高評価を呈示します。8点(2004-01-21 16:14:16)(良:2票)

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