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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
821. ブロークバック・マウンテン 《ネタバレ》 始まりは1963年、牛飼い-カウボーイ-2人が出会い、愛し合うことから始まります。巷では、"ホモセクシャルのカウボーイ"という言われ方をしているようですが、私はあえてこの言い方をしません。なぜなら、H・レジャー演じるイニスは、J・ギレンホール演じるジャックだけを愛しているからです。愛し合いながらも、他人の目を気にして、年に数回山奥で会うことしかできません。普段の生活では、お互いに家族を持ち、ノーマルな生活を送っています。そんな生活を20年ほど過ごしたあたりから2人の関係にヒビが入ります。他人に知られないよう逢瀬を重ねていた2人ですが、最初の雇い主とイニスの妻には現場を見られ、ジャックの両親には気付かれているようです。長い間2人の関係を隠してきたつもりだったのに、永遠の別れを迎えてから、最初から知られていたことに気付き、2人で時を過ごしてこなかったことに、深い後悔を感じました。監督のA・リーのインタビューをまだ全然読んでいませんが、あくまでラブストーリーとして作ったのではないでしょうか。アブノーマルな関係であることには変わりませんが、決して許されることのない、困難な愛として描かれています。[映画館(字幕)] 7点(2006-06-05 21:29:45) 822. クラッシュ(2004) 《ネタバレ》 アメリカという名の多民族国家には、実に様々な人種や民族が暮らしています。物語の舞台となるロサンゼルスには、特に多くの人々が共存しています。しかし、共生ではないのです。白人、黒人、アジア系、アラブ系、スパニッシュ系、数えたらキリがない程です。そんな街で起こる、様々な差別と偏見の物語をつづった映画です。映画は絶望感に満ちあふれており、様々な悲劇を引き起こします。その理由が、外見の偏見だったり、人種間のトラブルだったり、身分の差だったりと、多種多様です。これらがアメリカでは、日常的に起きている事実を考えると、いかに映画が悲劇的な内容でも、目をそらすことは出来ません。私にとってあまり得意でないジャンルですが、深く印象に残る作品になりました。出演者にはそれぞれ役名がついていますが、字幕では殆ど出てきませんでした。実際の台詞でもあまり強調されていないようです。ストーリーも画面に出ている人物主体の進め方になっています。これは一個人に起こる特殊な出来事ではなく、いつ誰にでも起こり得る話として、印象づけたかったからではないでしょうか。[映画館(字幕)] 9点(2006-06-05 21:27:46)(良:1票) 823. ウォーク・ザ・ライン/君につづく道 いろんな賞を獲って、アメリカでの評判はいいみたいです。でも、そこまで面白いかなぁ。時代の流れがつかみにくく、登場人物の気持ちがどう移り変わっていくのか、私にはあまり理解できませんでした。ジョニー・キャッシュという人物を良く知らないせいかもしれません。[映画館(字幕)] 4点(2006-03-04 23:45:35) 824. ウェディング・シンガー 出来としてはあまりよろしくないのですが、見終わったときに何故か見て良かったと思えました。元々ドリュー・バリモアのファンなんですが、80年代風に言えば、彼女が1番キュートだった頃です。ドリューの笑顔や泣き顔を見ているだけで、映画に引き込まれてしまいました。[地上波(字幕)] 7点(2006-03-04 23:39:10) 825. モロッコ 《ネタバレ》 ディートリッヒの男装や仕草、クーパーとの会話の洒落っ気がすごく格好良い。鏡に口紅で書く別れの言葉も粋ですね。[映画館(字幕)] 10点(2006-02-02 00:45:07) 826. いまを生きる この映画で伝えたかったのは、「目標を見つけ自分を磨くことの大切さ」ではないでしょうか。生徒達それぞれの生き方に、誰もが自分自身を重ねてしまうことでしょう。[映画館(字幕)] 10点(2006-02-02 00:44:47) 827. アルマゲドン(1998) 《ネタバレ》 SFの主人公が格好良くない映画って、初めて見ました。普通、あーゆーストーリーなら、隕石壊しに行くのは、宇宙船のパイロットでしょ。穴掘り屋が、「地球を救うために穴を彫ってやる」と言っても、全然格好良くない!緊迫感もないしね。ただ、ラストで爆弾のスイッチを押す瞬間に、幼かった日の娘をフラッシュバックさせるのは反則技的な演出です。娘のいる身としては、涙なしに見られませんでした。でも、映画自体の評価は×××。[映画館(字幕)] 2点(2006-02-02 00:39:22) 828. ビフォア・サンセット 永遠と続く2人の会話では、共感したり喧嘩になったり、落ち込んだりなぐさめたり、いろいろな話が聞けます。同じ経験をしたわけじゃないのに、台詞に出てくるエピソードに、見ている自分が共感できたりして、のめり込んでしまいました。[DVD(字幕)] 9点(2006-02-02 00:12:02) 829. SAYURI なかなか良かったと思います。芸子の派手な世界を、セットの色彩を原色中心にしていたのが、少し気になったかな。誰よりも、コン・リーがすごい!と思ったのは、私だけでしょうか。[映画館(字幕)] 7点(2006-02-01 23:55:54) 830. 風と共に去りぬ これだけの娯楽性ドラマ性を兼ね備えた映画は他にありません。ヴィヴィアン・リーの存在感と、撮影技術は特に最高です。リメイクされないのは、オリジナルを越えられないと思われているからではないでしょうか。出来るだけ大きいスクリーンで見てほしい。[映画館(字幕)] 10点(2006-01-23 17:41:16)
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