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年齢 62歳
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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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81.  ニューヨーク・ニューヨーク 《ネタバレ》 第一印象は良いのだが、つきあってみるとハズレの男は世の中に多いらしい。だが、第一印象が悪くて、つきあってみたらやっぱりハズレの男はたぶんもっと多い。この映画は、第一印象がすこぶる悪いのに、つきあってみたらオオアタリの男だったという、きわめて幸運な女が主人公の物語。しかも、彼氏だけではなく、彼女のほうも才能に恵まれている設定。これだけの条件が揃っていても、幸せな人生を送るのは難しかった、というオハナシ。観終わって、心地よいホロ苦さが残った。よく、建前と本音が違うのは、日本人の専売特許のようにいわれるが、妻に「こどもができたの」と告げられたときのロバート・デ・ニーロの反応は、まさにそれをうまく表現していて強く印象づけられた。なんだ、女を前にして、建前と本音が異なるのは、日本の男だけじゃなかったんだと、少し安心した。(いけねえ、つ、ついホンネが、、、)8点(2004-04-06 16:54:34)(良:1票)

82.  幌馬車(1950) 観た後に、英和辞典で"snake"というコトバの意味を確かめてみたくなる映画。「陰険な人」という意味がありました。なるほど、旅の途中の夜に一家五人が登場したときに、彼らの目つきが陰険そのものであることを、強く印象づけるような撮り方だったのを覚えています。最後のキメぜりふは、掛けことばになっていたのだと思います。6点(2004-04-05 17:19:59)

83.  セルピコ 筋の通らない金はビタ一文受け取らない、というのが落語における江戸っ子の典型的なキャラクターだが、そういう潔癖な生き方を押し通せるのは、彼らが大工などの職人という、基本的に個人単位の仕事をしているから。組織の一員になる、ということは、よいわるいは別として、組織のものさしに自分を合わせていくことが求められるということ。それを受け入れらず、我を押し通していくには、大変な犠牲とエネルギーが必要ということがうまく表現されていた。また、上層部の事なかれ主義的態度など、警察にかぎらず、あらゆる組織内変革を妨げる共通のメカニズムを明らかにもしている。よく、日本は外圧がないと変われない、といわれるが、アメリカだって変革には外圧を使っているのがわかる。すこぶる後味は苦い。それだけこの映画は人生の良薬だということだろう。9点(2004-04-03 20:53:10)

84.  ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ 四月一日のレビューということで、この映画を選択。しかし、途轍もなくヤバイねー、この作品。こんなの撮って、関係者とその一族郎党はみな21世紀を無事に迎えられたのだろうか。一人消されたとかいう穏やかならぬ話も漏れ聞こえてきているがどうなのだろう。くわばらくわばら。前半、うまく練りこまれているなと思えたストーリーが、後半やや破天荒な展開で妙に恐ろしく、話を作り過ぎているのではと感じたが、実話だったと聞かされれば引き下がるよりしかたがない。事実は小説より奇なり。私に云わせれば、この作品は、映像プロデューサーという現代の魔法使いが、米国大統領選で、一世一代の秘術を尽くしたのを描いた、A級ホラーの傑作、ということになる。もっとも巷では、B級法螺映画とのウワサがもっぱらのようだ。真相は藪の中。観て判断していただくよりない。 9点(2004-04-01 02:14:25)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》

85.  バージニア・ウルフなんかこわくない 社交生活が何事も夫婦単位で行われる社会って、息苦しい。酒くらい気楽に気のおけない奴と飲んでいたい。我がニッポンはいい国だと再認識できる作品。ジョージが長いものを持ち出したシーンは、それまでの流れで十分説得力があり、本当に怖かった。 6点(2004-03-31 12:46:56)《改行有》

86.  天国は待ってくれる(1943) 落語好きにはこたえられない作品。主人公は、若旦那そのもの。落語ならば親のスネをかじって放蕩の限りをつくした若旦那が、勘当され、はじめて世間の人の苦労を知り、人情の機微に触れて、真人間になっていく、という噺になるところだが、この映画の主人公は死ぬまで若旦那気分が抜けないところが、妙に憎めなくて好い。そのあたりが、東西の違いというところか。説明するのは野暮だが、二度目の駈落ちのときに、一度目で学習したのか、荷物をまとめてから逃げ出すのがやたらにおかしい。駈落ちを手助けする、粋なはからいができる召使いを、両家に配したのがよく効いていた。観終った後、温泉旅館にいって極楽気分を味わいたくなる。どんな旅館かって?もちろん「離れ」のあるところです。8点(2004-03-30 16:37:30)(良:2票)

87.  恋愛適齢期 ダイアン・キートンの、科白と科白のあいだの沈黙の間の取り方、表情の変化の豊かさにただただ魅了されました。素晴らしい映画なんだろうとは思います。が、この映画を語るには私はまだまだ青二才過ぎます。二十年経ったら出直してきます。願わくはそのときまでJTNEWS が発展的に続いていることを。 8点(2004-03-29 23:18:28)(笑:1票) 《改行有》

88.  恋するための3つのルール ヒューの出演作はこれを含め4本しか観ていないので、確としたことはいえないのですが、イギリスが舞台で、市井の普通の人々が脇役で出ていないとこの役者は活きないのかな、という気がしてしまいました。主人公がオークション会社の雇われで、その婚約者がマフィア関係者の娘という設定は悪くはないのですが、面白いとは感じられませんでした。多分、主人公の役柄がそんなに優柔不断でないところがそう思わせる原因なのかもしれません。4点(2004-03-29 03:06:38)

89.  地上最大のショウ 御都合主義的、展開が強引、女の描き方が馬鹿っぽくみえる、サーカスの説明が多い前半部分がかったるい、など、ストーリーについて穴を見つけるのはたやすい。また、古い映画のため、事故の場面も「カサンドラ・クロス」よりもさらに見劣りがする。しかしながら、それを補って余りあるほど、主な登場人物が粋で、 無性に意地っ張りで、しかもカッコイイ。名科白と名場面のオンパレード映画。ブランコ乗り同士の意地の張り合い、セバスチャンが荷物を取りにきたときの言い訳、道化が真剣に治療をしているときの、座長とセバスチャンのやりとり、刑事が道化に握手を求めるところ、などなど、いちいち書き出していけばキリがな い。見終わった後、浮かんだコトバは「芸人魂」の三文字。人を楽しませるための「芸人魂」とはどういうものかが、見事なまでに描かれていた。9点(2004-03-28 00:40:07)(良:2票) 《改行有》

90.  シンシナティ・キッド スタッドポーカーをやったことがあるかないかでまったく趣が異なる映画。最後の手の組み合わせは、めのこで勘定してざっくり4900万回に1回の出来事。大勝負中の大勝負。いつのまにか自分の部屋がラファイエットホテルのプレーイングルームになり、町の人々と一緒に二人の勝負を息を詰めて見つめている自分に気づく。ものすごい緊迫感。「十二人の怒れる男」の、陪審員の顔をひとりずつアップで順繰りに映していく手法と似た撮り方が抜群の効果だった。 8点(2004-03-26 11:17:34)(良:1票) 《改行有》

91.  フィラデルフィア物語 ケーリー・グラントとジェームズ・スチュワートが共演しているのが珍しい。キャサリン・ヘップバーンは若い頃から演技がうまかったのもわかる。ただ、この脚本、最初は舞台で当たりをとり、映画も当たったようなのだが、どこがそんなに当時の観客を惹きつけたのか全くピンとこない。ヒロインが、翌日記憶が飛ぶほどまで酔っ払ってしまう話は、好みでない。5点(2004-03-24 19:03:07)

92.  ゴシカ 幽霊モノとしては、結構オーソドックス(怨みを晴らすために幽霊が出てくる、という意味)な展開なので、思っていたよりも見られる映画だった。しかし、幽霊が出てくる場所やタイミングの必然性が全くといっていいほど考えられていないのが、潔いといえば潔いのだが、やっぱりもうちょっと考えて作ってほしい。女の人が車を運転するシーンが妙に記憶に焼きついてしまう私としては今日からしばらく寝床でうなされて、観たのを後悔することになるかもしれない。 5点(2004-03-23 19:33:09)《改行有》

93.  レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード 原題は Once Time Upon A Time in Mexico というらしいが、どういうわけか携帯電話が登場する現代の話。どれだけ血が流れても、何人死んでも私としては一向に構わないが、この手の勧善懲悪モノは、見終わったときにスカッとした気分になれるかどうかが勝負だと思う。これはスカッとしなかった。鎖で繋がった男女が高い建物から、その繋がりを活かして逃亡するシーンはなかなかアイデア賞ものだった。3点(2004-03-23 19:28:34)

94.  トプカピ 小さいころ「アリババと四十人の盗賊」などを読んで、将来は大泥棒になろうと思ったことが一度や二度ではない人は結構楽しめる映画。また、グランドバザールやトルコ国技のオイルレスリングなどが見られるイスタンブール観光映画でもある。物語は、大帝国時代を謳歌したオスマン・トルコの秘宝が収められたトプカピ博物館の、施錠されたガラスケースの中に展示されている大粒のエメラルドをどのように盗み出すか、という話。もちろん、当時の最先端の警報装置で守られて、床上から近づいて盗み出すのはまず不可能という設定である。アニメや小説ならば、自然科学の法則に反しているような盗みの手口も可能だが、映画なのでそれは許されない。ホールドアップや、爆薬などを一切使わずに、ブツを盗み出すシーンは、まるでサーカスのようで、泥棒映画中の名場面。大仕事を一緒にやれる仲間がいるのは素敵なことだ。ロープにつけた蛍光塗料の目印が視覚効果抜群だった。7点(2004-03-22 11:27:59)

95.  風と共に去りぬ 普通にレビューしようと思ったのですが、書きたいことが既に十分すぎるほど書かれてしまっているので、実用面についてちょっとだけ。この作品、実はダイエットをやめようかどうしようか迷っていて、やめる方向に背中を押してもらいたいときに最適の映画です。ばかばかしくてダイエットなんかやってられるか、という気分になれること必至です。昭和の昔、この映画の劇場帰りに、あんみつをおかわりした乙女がかなりたくさんいたのではないかと私はにらんでいるのですが、、、。9点(2004-03-09 01:23:33)

96.  ダイ・ハード アクションシーンだけなら「ベン・ハー」の戦車競争や、「駅馬車」の応戦場面の方がはっきりいって一枚上。アクションがウリですが、それだけの映画ではありません。皆さんは、大人になってから、損得抜きで一生涯つきあっていける友達に何人出会ったことがあるでしょうか。正直、私は少ないです。ラストシーンを見るまでもなく、この映画は、そんな友達に偶然出会えたことの素晴らしさが謳われています。だからこそ心に残る名画なんだと、私は思います。10点(2004-03-08 11:45:02)(良:1票)

97.  明日に向って撃て! 冒頭「これは実話に近い物語である」と訳された英語フレーズだけの場面がある。男の主人公二人の役柄は確たる根拠はないが実話に近いのだろうと感じる。では実話に近くないのは一体何か。私はエッタの役柄だと思う。整理してみるとこの作品の時代背景の19世紀の女性とは思えない。学校の先生という職業をもっており、どうやら一人住暮らしできるほどには経済力があって、外国語であるスペイン語をしゃべることができる26歳の独身女性として描かれている。すなわち今の言葉でいえば、キャリアウーマンであり、自立した女性である。そう考えるとサンダンスとベッドを共にしたその朝にブッチと自転車遊びをしていいムードになってしまうほど奔放なのも、結婚とかを言い出さずにボリビア行きを即決するのも、また、行く先見込みが無いと悟ればあっさりと男を捨てられるのもエッタが男に依存しなくても生きられる現代女性の象徴とみればすべてが腑に落ちるのである。まったく手強い映画だ。(以下2004/3/7追記)エッタ以外のことも少し。この作品がわれわれの心をうつのは、平家物語だから。おごれるものは久しからず。二人はどうみても「落武者」です。壇の浦が現代まで日本人の間で語り継がれてきたように、このラストシーンも、映画ファンの間でずっと語り継がれていくことでしょう。9点(2004-03-07 09:54:21)

98.  引き裂かれたカーテン 《ネタバレ》 「たまやー」「かぎやー」「なりこまやー」など、「やー」で終わるコトバを群集の中で勇気を出して大声で叫ぶのが快感であることを子供のころに覚えた。とても気持ちがいい体験だった。だが、この映画のマネだけは、やったことがない。本当にあんな絵に描いたようなパニックが起こるのかどうか、実験してみたい衝動に今でも駆られるが勇気が出ないでいる。いや、勇気なんか出さなくていい。それが大人というものだ。7点(2004-03-03 10:45:42)

99.  チャップリンの独裁者 《ネタバレ》 断言するが、これはコメディではない。あえていえばニュース映画。彼はなぜ、6分間ものベタな長演説をぶったのか?笑いの作り手として世界最高峰にあった彼が、あの長演説が観客に野暮ったく聞こえることをわかってなかったはずがない。また彼は、あの演説を披露したところでヒトラーを止められないことも百も承知であった。ではなぜあの6分間のシーンをわざわざ撮ったのか?きっと「練達のコメディアンがコメディアンの文法を使わず、真面目なことを正面玄関から言わなければならないようになったときは、事態は取り返しのつかない深刻な段階まで進んでしまっている」ということをニュース映像として後世に残しておきたかったのだと思う。すなわち、練達のコメディアンがコメディアンらしく振舞える段階はまだ望みがあるが、そうできなくなってしまったときは、悲劇的な結末が待っているだけ、ということがこの映画のメッセージなのだ。今、日本のコメディアンは、まだまだ充分コメディアンしていられるように私には感じられる。ただ、彼らが、チャップリンほどの「練達な」コメディアンかどうかについてはあまり自信がもてない。そこが怖いところではある。10点(2004-03-03 03:27:58)(良:3票)

100.  ラブ・アクチュアリー とにかく悔しい。今日まで日本人として生まれたことを良かったと思ってきたが、この映画だけはイギリス人として観たかった。共同記者会見の場面の「やってくれたぜ、プライム・ミニスター」感などはどうしたってイギリス人のほうが入りこめる場面。というわけでこれは国粋ラブコメ映画(こんな言葉あるのか?)の大傑作。乳首が映ったとかどうとかで大騒ぎしている子供の国とは俺たちは全然格が違うのだよ、とでもいいたげなのがビンビン伝わってきて可笑しい。普通、ラブコメというのは、観る人の境遇を選ぶものが多いが、これについては、今、自分がハッピーであろうとなかろうと、とにかく一人は感情移入できる人物が登場するつくりになっているのがうまい。外国の女に求婚するのは、現地の言葉を習得してからというのも、米国人に対する皮肉になっているような気がした。ビデオになったらじっくりと再見したい。 10点(2004-03-01 17:17:27)《改行有》

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